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オードリーなど歴代15人しかいないエンタメ界の万能天才EGOTって?

EGOT(イーゴット)なんて聞いたことがナイ。そんな人がほとんどかもしれませんね。

それもそのはず、EGOTと呼ばれる人は2014年現在では、歴代12名+3名(後述)しかいないんですもん。

EGOTは、アメリカの主なエンタメの賞名の頭文字をあわせたもの。すなわち、

・エミー賞(Emmy)
・グラミー賞(Grammy)
・アカデミー賞(Oscar)
・トニー賞(Tony)

そう!EGOTととは、これら4つの賞をすべて受賞したことがあるというスーパー・エンターテイナーのことなのです☆

テレビ界のエミー賞、音楽界のグラミー賞、映画界のアカデミー賞、そして舞台・ミュージカル界のトニー賞。

この4つともで何らかの賞を受賞するなんて信じられます?そんなに万能な人といえばダヴィンチぐらいしか思いつきませんでした(笑)

あ、ちなみにアカデミー賞は受賞者にオスカー像が授与されますので、オスカーの頭文字である「O」をとったようです。

語呂がよかったんですかね?「A」にしなかった理由はわかりませんが、早速、歴代のEGOT12人+3人を挙げてみます。

おっと!そうそう、その前にナゼ15人じゃなく、12人+3人かというのを説明しておきますね。

12人は文句なしのEGOTなのですが、後の3人は特別賞とか名誉賞という、具体的な作品やパフォーマンスに対してではない賞も入れた場合に、はじめてEGOTを達成できてる人なんですね。まあ、個人的には十分すごいのでEGOTとして挙げて全く問題ないかと思いますが(笑)

では、まず12人。

・リチャード・ロジャース
・ヘレン・ヘイズ
・リタ・モレノ
・ジョン・ギールグッド
・オードリー・ヘプバーン
・マーヴィン・ハムリッシュ
・ジョナサン・チューニック
・メル・ブルックス
・マイク・ニコルズ
・ウーピー・ゴールドバーグ
・スコット・ルーディン
・ロバート・ロペス

オードリー・ヘップバーンが入ってるんですね。驚きですか?
 
 
参考までにオードリーは、

エミー賞 情報番組個人業績賞
オードリー・ヘプバーンの庭園紀行

グラミー賞 最優秀子供向けスポークン・ワード・アルバム賞
「オードリー・ヘプバーン 魅惑の物語」

アカデミー賞 主演女優賞
「ローマの休日」

トニー賞 最優秀演劇女優賞
「オンディーヌ」

でEGOT達成しています。
 
 
あと日本でも有名な人で言えば、

映画と舞台版「プロデューサーズ」を手がけたメル・ブルックス、

映画「卒業」、「ワーキング・ガール」、「心の旅」、「バードケージ」、舞台「おかしな二人(演出)」などを手がけたドイツ出身の映画監督マイク・ニコルズ

映画「天使にラブ・ソングを」や「ゴースト」で有名な女優ウーピー・ゴールドバーグ

あたりかな?

そしてロバート・ロペスという人は、今年2014年に「レット・イット・ゴー」(ディズニー・アニメ映画「アナと雪の女王」の主題歌)でアカデミー歌曲賞を受賞してEGOTを達成した人です。日本でもなぜか大流行してますね(笑)

ちなみに、EGOTの4賞+ピュリツァー賞の5つの賞を受賞してる、さらにスゴイ人も歴代2人いるらしいです。それがリチャード・ロジャースとマーヴィン・ハムリッシュの2人です。ピュリツァー賞って写真や報道に対しての賞かと思っていたんですが、それだけじゃなく文学や作曲に対しても与えられる賞なんですね。

さあ上記12人に加えて、特別賞や名誉賞なども含めた場合にEGOT達成となる3人は↓

・バーブラ・ストライサンド
・ライザ・ミネリ
・ジェームズ・アール・ジョーンズ

バーブラ・ストライサンドは世界的にかなり有名な方です。歌手としては「追憶」などが代表的で、映画スターとしては「スター誕生」が有名かな。元夫は海外ドラマ「フレンズ」でモニカのお父さん役だった俳優エリオット・グールドです。

ライザ・ミネリも超有名な女優さんですね。映画「キャバレー」やミュージカル「シカゴ」が代表作です。

ジェームズ・アール・ジョーンズは「スター・ウォーズ」シリーズのダース・ベイダーの声のみ担当してる人として有名かも。映画「博士の異常な愛情」や「星の王子 ニューヨークへ行く」にも出演してます。

EGOTの発音が知りたくて、YouTubeを探していたら↓のようなEGOTを説明しているニュース動画を見つけました。

この動画でも言ってますが、あとトニー賞を受賞できたらEGOTになるよって人もいるそうで、その中には、

映画「タイタニック」のヒロインとして大ブレイクした女優ケイト・ウィンスレット

もう1人は映画「タクシードライバー」「ディパーテッド」で有名な映画監督マーティン・スコセッシ、

あとは歌手で女優のシェール(グレッグ・オールマンの元妻)や、映画「グッド・ウィル・ハンティング」など大人気の俳優ロビン・ウィリアムズなどがいるそうです。

しかし、僕的にはチャップリンが入ってないのが不思議なくらいです。「スマイル」など名曲を作曲しているし、もともとは舞台出身だからトニーだって狙えそうなものでしょ?(笑)

だから1952年にアメリカを追放されて20年も米国外にいなければ、間違いなくチャップリンもEGOT達成していたんじゃないかなぁ?なんて思うわけです。

ついでに言えば、チャップリンがEGOT入りしてれば、EGOTという言葉も、きっともっとメジャーな言葉になってたろうに(笑)
 
 
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ジュディ・ガーランドのすべて

ジュディ・ガーランド(Judy Garland、1922年6月10日 – 1969年6月22日)は、アメリカのミネソタ州出身の女優です。
 
彼女の代表作は「オズの魔法使」や「スタア誕生」「若草の頃」「イースター・パレード」「ニュールンベルグ裁判」など、まさにこの頃はミュージカル映画の全盛期ですね。
 
ジュディ・ガーランドは「オズの魔法使」で一躍大ブレイクしアカデミー子役賞まで受賞するのですが、実はこの作品の主人公ドロシー役は、シャーリー・テンプルという当時の大人気子役の代役として急遽きまったというから運命って面白いですね。
 
ちなみに、シャーリー・テンプルはその後もアイドル女優として成功し続け、さらに後年、外交官としても素晴らしい業績を重ね、生涯、名士として85年の幸福な人生を送っています。
 
ジュディ・ガーランドは「スタア誕生」ではゴールデングローブ賞主演女優賞に輝いており、さらに後年にはセシル・B・デミル賞も受賞しています。
 
もちろん、ミュージカル映画で主演をはるくらいなのでジュディ・ガーランドは歌唱力も素晴らしく、カーネギー・ホールで開催したコンサートを収録したライブ・アルバムはグラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーに選出。さらに最優秀女性歌唱賞にも選ばれています。実際、彼女の歌声を聞いてみるとわかりますが、たしかにジュディ・ガーランドは歌がうまいんですよ。しかも子役の時から♪
 
そんなジュディ・ガーランドですが、実は私生活は波乱万丈で特に性的なことに関してかなりオープンだったと言われています。
 
まず、結婚はなんと5回しており、2回目の結婚相手は映画「若草の頃」「巴里のアメリカ人」「恋の手ほどき」等で有名な映画監督ヴィンセント・ミネリです。この夫との間にできた子が女優・歌手のライザ・ミネリです。
 
ライザ・ミネリは映画「キャバレー」でアカデミー主演女優賞に輝いてますし、映画「ニューヨーク・ニューヨーク」やミュージカル「シカゴ」も有名です。最近では映画「セックス・アンド・ザ・シティ2」に本人役で出演もしています。
 
結婚回数が多いスターとしては、チャップリンが4回、クラーク・ゲーブルが5回ですね。女優ではハンガリー出身のアメリカ人女優ザ・ザ・ガボールがなんと9回だそうです(笑)続いて、エリザベス・テイラーが7人の相手と8回結婚しています。
 
Wikipediaによるとジュディ・は両性愛者だったようで、男性と結婚もしていたし、女性とも交際していたようです。
 
さらに衝撃的なのは、映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)時代にはプロデューサー全員と性的関係を結んでいたらしいです。チャップリンも自身の映画で主演した多くの女優に手を出したなんて話を聞いたことがありますが、まさに「英雄色を好む」ですね。しかもジュディは当時まだ13歳だったにもかかわらず、「雨に唄えば」の作詞家でプロデューサーとしても有名なアーサー・フリードと関係を持っていて、それがきっかけでMGMの契約をこぎつけたということです。
 
ジュディが性に対してオープンだった理由としては、ジュディの父親と元夫のヴィンセント・ミネリも両性愛者だったことが影響しているのではという説もあるようです。
 
ジュディ・ガーランドは同性愛者の間でアイドル的な存在だったようで、同性愛解放運動の場では彼女が「オズの魔法使」の中で歌った「虹の彼方に(オーバー・ザ・レインボー)」が必ず歌われ、同運動の象徴であるフラッグの色は虹の6色で「レインボー・フラッグ」と呼ばれているそうです。
 
僕もたしか学生時代にサンフランシスコへ初めて旅行したときにレインボー・フラッグを見て「あれは何ですか?」と聞いたような記憶がありますね。
 
あと大好きな歌手でルーファス・ウェインライトという男性がいるのですが、ルーファスはジュディ・ガーランドの1961年のコンサートを再現するというライブを行って彼女のレパートリー曲を歌っています♪メチャうまいですよ☆
 
ルーファス・ウェインライトが歌う「虹の彼方に」↓

ジュディ・ガーランドが歌う「虹の彼方に」↓

 
ルーファス・ウェインライトが歌う「San Francisco」↓

ジュディ・ガーランドが歌う「San Francisco」↓

 
ルーファス・ウェインライトが歌う「Get Happy」↓

ジュディ・ガーランドが歌う「Get Happy」↓

ジュディ・ガーランドほどの才能の持ち主を早死にさせたのは、クスリでした。ジュディは睡眠薬の過剰摂取で47歳という若さでなくなっています。当時はまだ様々な薬物についての知識が広まっておらず、本当に惜しい人をなくしてしまったように思いますよね。
 
というのも、なんとジュディは13歳にしてMGMから極度のダイエットを命じられ、覚醒剤(アンフェタミン)を常用するようになったそう。さらにスケジュールが過密になるにつれ睡眠薬(セコナル)を常用。当時はまだこれらのクスリが推奨されていたみたいです。信じられませんよね。
 
当然、健康面がおかしくなり、ジュディは遅刻や出勤拒否が目立ちはじめ、映画会社には怒られ、役も降板させられたりします。やがて精神病院へ入院するようになり自殺未遂まで起こしてしまったそうです。
 
葬儀の時には、娘であるライザ・ミネリが「母を殺したのはハリウッドだ」と発言したようで、葬儀はニューヨークで行われました。マリリン・モンローも36歳という短命でしたが、いかに映画スターが大変な職業だったのかが、うかがえますね。。
 
最後に、ジュディ・ガーランドというのは芸名で本名はフランシス・エセル・ガム。両親は父親がボードビリアン(チャップリンのように舞台で歌やマジックなどを行う喜劇俳優のこと)で、母親はピアニストだったそうです。
 
3人姉妹の末っ子で、彼女達を見たボードビリアンたちが「花の輪(ガーランド)のようだ」といったことからガーランドという名前にしたとか。「ジュディ」は彼女が好きだった歌のタイトルからとられたそうです。
 
↓その他何枚かジュディ・ガーランドの写真を探してみました♪

 
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