かなりアクの強い、個性的な女優さんというイメージがありますよね。そこが魅力的ですごく好きな女優さんの1人なのですが、調べてみると実生活でも、かなり破天荒というか波乱万丈な方なんですね。
まず父親にずっと女優業を反対されていたようですね。そんな父親は国際政治学者で軍事アナリストだったとのこと。また母親は芸術家で、兄の1人は脚本家だそうです。
小さい頃からバレエを習っていて中学の時にイギリスに留学までしていたみたい。結局バレエはやめて1971年、市川崑監督の「愛ふたたび」という映画で女優デビュー。浅丘ルリ子の妹役だったらしいですよ。
さらに同年、「朝まで生テレビ」でおなじみの田原総一朗が監督した「あらかじめ失われた恋人たちよ」という映画でヒロインに抜擢されます。
で、この作品に出演したことで、両親に黙って女優デビューしていたことが発覚し(笑)、父親から勘当され、広島の飲食店で住み込みのバイトをして数ヶ月間、過ごしたそうです。
「あらかじめ失われた恋人たちよ」はまだ観たことがないのですが、作中でかなりヌードを披露していたらしく、そりゃーご両親はビックリしたでしょうね。でも結局は許してもらって、家には帰ったそうです。
で、22歳の時に腎臓結核という病気になり山道で倒れていたところをトラック運転手に発見され一命を取り留めたそうです。
さらに1977年には映画でも山田洋次 監督の「幸福の黄色いハンカチ」にヒロイン役として出演して、大ブレイクします。
なんですが1981年に、なぜかアメリカはニューヨークへ飛び立ち、その後4年程メディアからも姿を消して生活していたそうです。気分転換かな?ダンスや語学の修行だったんですかね?
すでに有名女優になっていたにもかかわらず、1からオーディションを受けて2005年スピルバーグ製作、ロブ・マーシャル監督、チャン・ツィー主演の「SAYURI」でハリウッド映画に初出演を果たします。ちなみにロブ・マーシャルは映画「シカゴ」や「NINE」で有名な監督ですね。
加えて翌2006年には、アメリカ映画俳優組合に加入します。すげー本格的ですね。渡辺謙さんといい、真田広之さんといい、日本人の俳優・女優さんたち、国際的に活躍しようと頑張ってますねー!
桃井さんは、その後、映画監督にも挑戦してますし、大学の客員教授にもなったり、雑誌を創刊したりもしているそうです。
僕はやっぱり、「幸福の黄色いハンカチ」、そして同じく山田洋次監督の映画「男はつらいよ」でヒロイン役を演じ、渥美清、布施明らと共演した際の印象も強いですね。
あと三谷幸喜 脚本のテレビドラマ「警部補 古畑任三郎」にも犯人役で出演していましたが、この時のラジオパーソナリティ役も強烈でした☆
プライベートでは、松任谷由実、後藤久美子らと仲良しらしく、萩原健一や、イッセー尾形らを尊敬しているみたいです。
個性的な女優で、今後もどんな風に活躍していくのか楽しみですねヽ(´▽`)/