「ジェームズ・スチュワート」タグアーカイブ

ジーン・アーサーのすべて

 


ジーン・アーサー(Jean Arthur, 1900-1991年)は、アメリカのニューヨーク州出身の女優です。

元々はニューヨークでモデルをやっていたところ、映画会社20世紀フォックスに見出されたとのこと。

ただし、20代前半で映画デビューするも、なかなかブレイクしなかったために一時、舞台で活動後、30代になって映画界へ戻ってきてブレイクしたそうです。



代表作は、やっぱりフランク・キャプラ監督の映画「我が家の楽園」や「スミス都へ行く」での人気俳優ジェームズ・スチュワートとのコンビでしょう☆

あのコンビは、観ていて私生活でも付き合ったらうまくいくんじゃないかと思えてくるくらい、お似合いのカップルだと思うんだけどな~♪

 


実際にこのページの最後にも掲載していますが、ロケ地での2人の仲の良さを物語る写真も残っていますヽ(´▽`)/

純情でまっすぐなジェームズ・スチュワートと、知的で大人なジーン・アーサーのコンビ、好きですねー!

ジーン・アーサーはキャリアウーマン役がハマリ役として有名ですが、本当に似合っていて、少々、気が強いんだけど実は心の優しい美女という感じが本当に似合う(笑)

個人的には、「スミス都へ行く」での最後のほうでジェームズ・スチュワートの母親役の女性から電話がかかってきてお願いをされた際に、「OK.mam!」(了解しました、お母様!)と言うところがとっても印象に残っています。

 


ざっとキャリアを見ていくと、36オの年にフランク・キャプラ監督、ゲイリー・クーパー主演の映画「オペラハット」にヒロイン役として出演してます。ビックリ!あの時に、すでに36歳だったんですね!若く見えるなー!!

その後、「歴史は夜作られる」「コンドル」などにも出演してますが、なんといっても先ほど述べたとおり、38才の年に「我が家の楽園」ヒロイン、そして39才の年に「スミス都へ行く」にヒロイン役でキャプラ映画に出演。ジェームズ・スチュワートと共演しました!

この時のジーン・アーサーもとても40才手前には見えないけどなー!しかも当時の38才、39才にしては、なおさら若く見えますよね~☆

そして最後の映画出演は、なんとあの伝説的な西部劇映画「シェーン」にヒロイン役で出演しています。この時には53才の年ですね。

ジーン・アーサーの演技を見ていると、なんだか彼女から「細かいことなんて気にすることないわっ!」って言われているような気がして、いつもエールをもらえます。

ちなみに、↓の写真は撮影所でのジェームズ・スチュワートとの写真ですが、この2人がもうこの世にいないんだと思うと、なんだか涙が出てくる程ほほえましい写真ですよね。素敵な1枚です☆



 
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ドナ・リードのすべて

 

ドナ・リードほど完璧な容姿の女優さんは、もうこの先、現れないんじゃないか?そう思えてしまう程、早い話が好みなんです(笑)

知的な感じもするし、明るさや奥ゆかしさを兼ね備え、綺麗でカワイイ感じもしますよね~ヽ(´▽`)/

ドナ・リード(Donna Reed, 1921年1月27日-1986年1月14日)は、アメリカのアイオワ州出身の女優です。

やっぱり代表作といえば、映画「素晴らしき哉、人生!」でしょう。ドナ・リードは作中で賢く優しい一途な主人公の妻を演じました。



きっと、この素晴らしい良妻賢母な女性の役柄が、そのままドナ・リードのイメージとして定着しているため余計にドナ・リードが好きになっちゃうんでしょうね(笑)

もちろん演技もきちんと認められていて、映画「地上より永遠に」(1953)ではアカデミー助演女優賞を受賞。この作品では、フランク・シナトラやデボラ・カーらと共演しています。

また、TVドラマ「うちのママは世界一(ドナ・リード・ショー)」では主演を務め、なんと1958年から1966年の8年間もの間続くという大人気シリーズとなりました。

しかも、今の米ドラマは地上波でも1シーズン24話、ケーブル局なら10話前後なこともある中、IMDbを見てみると、なんと1シーズン37話とか38話、最終シーズンでも27話やってます!

これは相当ハードだったでしょうね。日本でも放送されてたみたいです。

輸入版(つまり音声が英語で日本語字幕なし)DVDは、Amazonで売ってます。

 

ちなみに私生活では、意外や意外、3度の結婚と4人の子供に恵まれたそうです。

気になる結婚相手は誰なんだろう?と調べてみましたが、1人目は22才頃にWilliam Tuttleというメイクアップ・アーティストさんと。この方とは2ほどで離婚してます。

そして、2度目は「うちのママは世界一」のプロデューサーTony Owenと。ただしドラマが始まる10年前に既に、この男性と結婚しています。この方との間に4人の子供が生まれています。結婚生活も長く、1945年から1971年の25年以上続きました。

そして、3度目の結婚はGrover Asmusという方で、この方は何をやっていた方なのか、いまいち調べきれませんでしたが、どうも「うちのママは世界一」に本人役でゲスト出演しているみたいです。1974年からドナ・リードが亡くなる1986年まで10年以上、夫でいました。

↓アメリカ映画協会(American Film Institute:AFI)にて、AFI生涯功労賞(AFI Life Achievement Award)を受賞したフランク・キャプラ監督に祝辞を述べているドナ・リードの姿が公開されています。1982年ですので、ドナ・リードは61才の年。この年でも綺麗ですね☆




他には、映画「ベニー・グッドマン物語」や、海外ドラマ「ダラス」にも24話ゲスト出演しています。
↓「素晴らしき哉、人生!」の一場面


 
 
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「我が家の楽園」は最高のエール映画でSHOW?

 


我が家の楽園」は1938年公開のアメリカ映画です。
 
天才フランク・キャプラ監督&アメリカの良心こと俳優ジェームズ・スチュワート主演の名作です。
 
他にも主要な出演者には、ライオネル・バリモア、ジーン・アーサー、エドワード・アーノルドなど名優ぞろい。
 
日本がバブル時代にソニーが買収した米コロンビア映画が製作・配給して、第11回(1938年度の映画が対象:授賞式は1939年に実施)アカデミー賞作品賞を受賞。また、フランク・キャプラはアカデミー監督賞に輝きました。原作はピューリッツァ賞を受賞した戯曲だそうです。
 
冒頭の方で登場する以下のセリフが大変印象的で、好きなことを仕事にしてライフワークを生きようと考えている人にとっては最高のエール映画となるでしょう☆
 
「どうして好きなことを仕事にしない?生活費は、野に咲くユリを大切にするような人が面倒みてくれるさ」(ちょっと編集しています)
 
あと時間に追われているビジネスマンに対して「目がケイレンを起こしているぞ。忙しく働きすぎだ」と注意しているシーンがあるのですが、これって、ブルース・ウィリス主演の2000年のディズニー映画「キッド」に登場した忙しすぎる主人公も、まったく同じ症状でしたよね。もしかして、この映画のオマージュだったのかな?
 
あ!そういえば、あの映画の主人公も最初は「他人に別人になりすましてウソをつかせる仕事」をしていて、やがて自分の夢だったパイロットになろうと思っていた少年時代を想い出すんだった!やっぱり絶対、意識してるよね?監督のジョン・タートルトーブ☆
 
ちなみに余談ですが、本田健さんという<お金と幸せの関係>についてや<ライフワーク>について、何冊も本を出版している方を知ってますか?「ユダヤ人大富豪の教え」がベストセラーになった作家さんで、お金の専門家です。
 
以前、その方のセミナーに行った時に、実際にお話させていただく機会がありましたので、その際に名刺を渡して「好きなことを仕事にしようというテーマの映画があるので、本田健さんにピッタリですよ」と言ったら、「名刺の裏にメモさせていただいてもよろしいですか?」と僕にことわりを入れた後、「我が家の楽園」というタイトルをメモしていました。勉強熱心な方だな~と感心したものですが、せっかくならDVD1枚くらい持っていってプレゼントしてあげれば良かったかな?(笑)
 
本田健さんといえば、著書「普通の人がこうして億万長者になった」で紹介されている神王リョウさんという方も、最近、爆笑問題さんやナインティーナインさんのテレビ番組等で紹介されてました。
 
神王リョウさんは現在、夢を叶える お金持ちになるための学校(通信講座)を開いているようですね。
 
さて話を戻しますと、「我が家の楽園」はフランク・キャプラ監督とジェームズ・スチュワートがタッグを組んだ最初の映画でもありますね。
 
フランク・キャプラをご存知ない方のためにチョコっとだけ紹介しておくと、ハリウッド黄金期の1920年代~1940年代に活躍したイタリア出身のハリウッド映画監督で、元気をくれる映画第1位に輝いた名作「素晴らしき哉、人生!」の監督でもあります。また「スミス都へ行く」や「群衆」といった名作も監督しています。
 
面白いのは、今言ったような名作はアカデミー賞を受賞していないんですね(笑) でもキャプラは無冠で終わるような監督じゃありません。いえ、それどころか、なんと3度もアカデミー監督賞に輝いているんですね。「或る夜の出来事」「オペラハット」そして本作「我が家の楽園」で。
 
キャプラ監督について、もっと詳しく知りたい方はこちらの「フランク・キャプラ」特集ページをご覧下さいね♪
 
ジェームズ・スチュワートは、その人柄や演じてきた役柄から「アメリカの良心」と呼ばれていてフランク・キャプラ監督とは「素晴らしき哉、人生!」や「スミス都へ行く」「我が家の楽園」など複数の作品で主演を務めています。加えてエルンスト・ルビッチ監督の「街角 桃色の店」、ビリー・ワイルダー監督の「翼よ! あれが巴里の灯だ」、ヒッチ・コック監督の「裏窓」「めまい」「ロープ」などでも主演を務めている、スーパー売れっ子俳優でした。

 

また本作のヒロイン役ジーン・アーサーという女優さんは、キャリア・ウーマン役をやらせたらピカイチと言われた女優さんで、キャプラ映画の常連でもありました。「オペラハット」や「スミス都へ行く」「我が家の楽園」などに出演しています。僕も大好きな女優さんで、とっても綺麗なのに愛嬌と度胸があります(笑)
 
あとはドリュー・バリモアのおじいさんのお兄さん(大伯父)にあたるライオネル・バリモアなんかも主要キャラとして出演しています。
 
原題は「You Can’t Take It With You」で、意味は、「どんなにお金を稼いでも墓場までは持っていけない」という意味の慣用句だそうです。
 
アカデミー作品賞に輝いた作品なんですが、日本版もアメリカ版も予告が見つからず・・・(汗)かろうじて米人気映画レビューサイト「ロッテン・トマト」にクリップ映像が公開されていました
 
本作は、やりたくもない仕事を、つまらなそうに毎日やる人生は幸せとは、とても呼べないというのが大きなテーマ。自分の好きなことに打ち込んでいる人たちが、1つの家に集まって暮らしています。そこのお嬢さんに大企業の跡取り息子が恋をしたから、さぁ大変というお話。
 
お金のためだけに、やりたくない仕事を機械的にこなしていると無機質な人生を送ることになる。また、権力者に対して、お金をいくら稼いでも墓場までは持っていけないのだから節度をわきまえなさいと諭している作品でもあります。基本的にはコメディなんですが、人生についての知恵や経験から生まれた気づきも、たくさんちりばめられている映画です。
 
お金と幸せの関係を学びたい方、好きなことを仕事にすることの幸福感を疑似体験したい方にもオススメの1本です♪
 
そして、「我が家の楽園」は、他のキャプラ映画と同様、人間愛にあふれていて、エールを送ってくれている応援歌のような作品に仕上がってもいます。まさに不朽のライフワーク映画の1本です!ぜひ1度、観てみてくださいなヽ(´▽`)/
 
 
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「街角 桃色の店」は最高のエール映画でSHOW?

 

映画「街角 桃色の店」は1940年公開のアメリカ映画で、天才映画監督エルンスト・ルビッチの作品です。
 
ちなみにページ上の2枚の写真は「街角 桃色の店」のイタリア版DVDのパッケージだそうです。なんかオシャレな雰囲気☆
 
主演は、ジェームズ・スチュワートとマーガレット・サラヴァン。その他フランク・モーガン(店主マトチェック社長役)やウィリアム・トレイシー(店の小間使いペピ役)なんかも、ものすごくイイ味だしてます(笑)
 
ジェームズ・スチュワートは、フランク・キャプラ映画の「素晴らしき哉、人生!」「スミス都へ行く」や、ヒッチコック映画の「めまい」「裏窓」などへの出演で有名な俳優さんで、“アメリカの良心”と呼ばれているくらい誠実なイメージが人気でした。
 
ヒロインのマーガレット・サラヴァンは作中では、とても明るく活発な女子を演じていましたが、1960年に50歳という若さで亡くなっているんですね。短命の美人というやつですか。往年の映画スター、ヘンリー・フォンダの最初の奥さんだった人で、フォンダと離婚後、「ローマの休日」や「我等の生涯の最良の年」の監督として知られるウィリアム・ワイラーと2度目の結婚、さらにその後、映画プロデューサーの方など2人と結婚しており、生涯で4度の結婚を経験しているようです。
 
「街角 桃色の店」、内容はというと、やはりルビッチ作品、ズバリ粋です。シャレてますし、温かい!人間愛で包みこんでくれます。ユーモアが随所にちりばめられているにもかかわらず、感動もして、単なるラブコメで終わらない、人生に希望を与えてくれるエールフルな元気をくれる映画です。(予告編、相変わらず日本語版は見つからず・・・英語版の予告動画はこちら
 
ちなみに上でリンクした予告編の中に、なんと監督のエルンスト・ルビッチが葉巻をくわえながら登場するというオチャメな場面も!この動画でルビッチの肉声を初めて聞きました(笑)「I Hope!」。4分以上もある予告編ってなかなかないですよね(笑)登場人物のマトチェック社長が役柄になりきって自分の店や従業員(すなわち映画の登場人物たち)を紹介していくという斬新なTrailer(トレーラー=予告編)になってます。

エルンスト・ルビッチ(左)と、ジェームズ・スチュアート(右)↓

 

原題は「The Shop Aroud the Corner」で、直訳すると「かどにある店」ですが、どうも慣用句的に「身近のなじみ店」「手近で手を打つ」みたいな意味もあるとかないとか。
 
本作の内容も、スクリューボール・コメディと言っていいのかな?つまり、初めはそれほど惹かれあってなかったり、いがみ合っていた2人が、ひょんなことから恋に落ちるという。そんな「灯台下暗し」的な内容なので「理想の相手が意外に近くにいた」という意味で「かどにある馴染みの店」というタイトルになっているのかな~?なんて思ったりもします。加えて、舞台となっているのは主人公2人が働いている街角にあるショップ内になってもいますから、かけてるのかな~。
 
ちなみに原作はチェコの劇作家ニコラウス・ラズロという人が書いた戯曲(舞台劇)だそうです。戯曲というのはwikipediaによると、演劇を上演するために執筆された脚本のこと、または、台本形式で執筆された文学作品だそうです。
 
ただ、邦題だけは解せません。なぜ「街角」だけをフューチャーしたのか、謎です。あとは「桃色の店」って・・・(汗)読み方は「ピンクの店」という説もあるようですが。。。まあ、ほっときましょう(笑)
 
あらすじは、(ネタバレを含むので読みたくない人は気をつけてね)舞台はハンガリー。文通を通して惹かれあっている2人が、実は同じ職場で働いていて、いつもケンカばっかりしている者同士だったという(笑) さて、どちらが先にそれに気づき、どうアプローチするのか?果たして仲良くなれるのか?という大筋(synopsis:シノプシス)です。なんだありがちという印象を持ってしまった方のために、もう少しだけ教えておくと、主人公は店をクビにされ、オーナー社長は自殺未遂をします。これで、どんな内容か見ないとわからなくなったでしょ?(笑)
 
「街角 桃色の店」ではないけどれど雰囲気はこんな感じということで↓(笑)
ジェームス・スチュワートとヴァージニア・ブルースfrom「踊るアメリカ艦隊」


ちなみに、この映画の一番好きなシーンは、店のオーナーであるマトチェック社長が仕事終わりに、クリスマスなのに1人で家に帰りたくなくて、社員を誘っておいしいものでも食べに行こうと誘うんですが、この社長、社員思いなところがありまして、家族が待ってる社員や恋人がいる社員には、それぞれ楽しいひとときを過ごせるようにと気をつかいます。
 
その結果、なかなか一緒に食事に行ってくれる人が見つからず半分あきらめかけていた時に、田舎から出てきたような、今で言えば学生のアルバイトのような、お金もなく、特に家に誰かが待っていてくれているわけでもないような若い社員を見つけます。この時の2人のやりとりが最高です。なぜか泣けてきて社会ってうまくできてるなと思えました。
 
この青年が1人で予定もないと知ったときの社長の幸せそうな顔といったら(笑)権力やお金を持っている人の喜びが、単なる1人の何もない青年が存在してくれていたために生まれるという、この構図がなんともいえない喜びをもらたしてくれます。わかりますかね?この粋な演出☆あまり説明してしまうと無粋なのでやめときますが、すごく調和的なシーンだと思います。何度観てもこのシーンで思わず「やってくれた!」と興奮してしまいます(笑)
 
あと、ラストシーンが男性の足のアップで終わるラブコメ・ロマコメが、今だかつてあったでしょうか?(笑)斬新だわー。
 
さて、「街角 桃色の店」ですが、1940年に公開された後、なんと1949年にジュディ・ガーランド主演でリメイクされたみたいです!お相手の男性はヴァン・ジョンソンという俳優さん。当時のアイドル的な青年で歌えて踊れる俳優さんみたいですね。フランク・キャプラの「愛の立候補宣言」にも出演しているみたい。
 
リメイク版の題名は「In the Good Old Summertime」。直訳すると「古き良き夏の日」。なんて素敵なタイトルなんでしょうか☆こちらはミュージカル映画になっていて、舞台となっているお店がルビッチ映画ではオルゴールやカバンを売っているセレクトショップみたいな感じでしたが、ジュディ・ガーランド版では音楽ショップに。店内に楽譜や楽器が置いてあり、主人公達が歌いながらピアノを弾いたりしていますね♪(予告編はこちらで見れます)
 
さらに、もう一度リメイクされてます。こちらはルビッチ版と同じく普通の映画として。ただ、内容や設定は現代版に大幅に変っていて、原作では文通をしていた主人公が、なんとパソコンを使ってメル友になってます(笑)
 
メールが届くとPCから「ユー・ガット・メール」という音声メッセージが鳴るという。そうです、もう1つのリメイク映画は1998年公開のトム・ハンクス&メグ・ライアン主演映画「ユー・ガット・メール」です。(英語版の予告はこちら。日本語版は見つからず・・・)
 
ただ、結末もセリフも雰囲気も結構変ってるので、ほぼ別物です。この映画も雰囲気いいし、大好きなのですが、やはり本家エルンスト・ルビッチ監督の「街角 桃色(ピンク)の店」の方が個人的には断然、好きです。
 
あとは、ブロードウェイ・ミュージカルで「She Loves Me」という作品があるのですが、こちらは「街角 桃色の店」にインスパイアされて作られたそうです。
 
 
街角 桃色の店」を観ると、「紅の豚」じゃないですが、“人間も捨てたもんじゃない”と思えます。まだ観たことがない方は、ぜひ一度☆オススメですよヽ(´▽`)/
 
 
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「素晴らしき哉、人生!」特集ページ

 

素晴らしき哉、人生!」は、1946年12月公開のアメリカ映画(配給はRKO)です。

アメリカでは不朽の名作としてクリスマスになると毎年のようにテレビ放映される定番のクリスマス映画。日本で言うところのお正月の寅さんみたいなものです(笑)

さらに、半世紀以上も前の映画なのに未だに好きな映画ランキングで上位に、元気が出る映画では1位になったりもするスゴすぎる作品なんですね!

原題は「It’s a Wonderful Life」。日本公開は、なぜか8年後の1954年だったみたい。しかもクリスマス映画なのに2月公開(笑)

■ 監督は天才映画人のフランク・キャプラで、主演は、僕の大好きなジェームズ・スチュアートという俳優さんと、ドナ・リードという女優さんです。

公式予告編↓

■ 出演者は他にも、ラブコメの女王ドリュー・バリモアの大伯父さんにあたる、ライオネル・バリモアや、映画「風と共に去りぬ」でヒロインの父親を演じたトーマス・ミッチェルなど豪華な顔ぶれ。

ライオネル・バリモアは映画「自由の魂」でアカデミー主演男優賞に輝き、フランク・キャプラ監督のアカデミー賞受賞映画「我が家の楽園」にも出演。さらにオールキャスト映画として有名な「グランド・ホテル」でも主要キャストとして出演しています。
 
一方、トーマス・ミッチェルという俳優は、海外ドラマ「刑事コロンボ」シリーズが始まる前の舞台劇「殺人処方箋」で刑事コロンボ役を好演したことで有名です。TVドラマ・シリーズが始まった時には既に亡くなっていたため結局ピーター・フォークがコロンボ役に選ばれました。

 

フランク・キャプラ監督やジェームズ・スチュアートは日本では意外となじみが薄いかもしれませんが、世界的には知らない人なんているの?というレベルの偉人です。

ジェームズ・スチュワートは「アメリカの良心」とまで言われた誠実さを絵に描いたような俳優さんですね。人柄が役にも出ていて好青年を演じることが多いです。生涯で悪役を1度も演じませんでした。

また、フランク・キャプラ監督は、ハリウッドではビリー・ワイルダー監督と並んで、現在ハリウッドで活躍中の映画監督たちからも愛され続けている映画監督の神様的存在です。

スティーブン・スピルバーグ監督なども、映画を撮る前にインスピレーションをもらうため何本かのお気に入り映画を観ると語っていて、その中の1本がフランク・キャプラ監督の「素晴らしき哉、人生!」とのことです。
 
日本でも、黒澤明 監督は雑誌の企画で行った「黒澤明が選んだ100本の映画」の中で本作を挙げています。
 
 
■ ちなみに「素晴らしき哉、人生!」は、フランク・キャプラが友人の映画監督2人(ウィリアム・ワイラー、ジョージ・スティーブンス)と設立した製作会社リバティ・フィルムズの記念すべき第1作目にあたります。

原作としては、アメリカの小説家フィリップ・ヴァン・ドーレン・スターンの短編小説「The Greatest Gift」にインスパイアされて作られた作品とのことです。
 
 
■ キャストの話に戻ると、ヒロインのドナ・リードも最高の女優さんです。

彼女はアカデミー女優なので演技力ももちろんあり、そのうえ綺麗でセクシーな一面と、母親のような母性あふれる優しさや可愛らしさも兼ね備えた、完璧な美貌の持ち主でもあります。
 
本作「素晴らしき哉、人生!」の12年後には、1958年にTVドラマ「うちのママは世界一」(原題:The Donna Reed Show)に主演。なんと1966年のシーズン8まで続いた人気の長寿番組となりました☆

 

そんな最強メンバーがタッグを組んだ究極のエール映画「素晴らしき哉、人生!」。

実は、公開されてから60年以上が経った今でも、人気が下がるどころか、ますます注目され続け、

⇒ AFIが選ぶ「元気が出るアメリカ映画ベスト100」第1位!

⇒ アメリカ人に最も影響を与えた映画 第1位! (AFI調べ)

⇒ イギリス人が最も愛するクリスマス映画第1位! (UK Amazon)

など時を経た現在なおファンを増やし続けているんです。だからアメリカでは不朽の名作としてクリスマスに毎年テレビ放映されているんですね☆
 
それもそのはず、この映画を見た後は自分を愛せるようになっているし、明日からの人生に希望と勇気をもらえるんですよね。幸せな気持ちや人間愛で胸いっぱいになっている自分に気づくはずですヽ(´▽`)/



あらすじは、ある青年が自殺をしようとしているところに2級天使だと名乗る老人が現れます。そして、どうせ死ぬ気なら、その前に自分が存在しなかったら世界がどのように変っていたか、知り合いの人生が、どんなふうになっていたかを特別に見せてあげよう、と言ってきます。
 
半信半疑で家に戻ってみると、本当に自分が生まれなかった世界に変っていた・・・。そこで自分1人が存在しなかっただけで、ここまで世界が変るものかと驚くことに・・・というお話。形式はSFですが、そんなこと、どうでもよくなるくらい内容が素晴らしいんです。
 
静かな水面を想像してみてください。そこに、ほんの小さな石を落としただけで、どこまでも ゆっくりと波紋が広がっていきますよね。そんなふうに1人の人間が投げた善意や愛が、どれほど他人の幸せに影響を与えているか実感できる映画なんです。
 
友情や家族愛、人間と人間の絆、小さな善意が与える影響力の強さなどなど、フランク・キャプラ監督の最高傑作といっても過言でないくらいエールフルな映画です。
 

      あなたの大事な人が落ち込んでいて、
      どんな言葉をかけたらいいのかすらわからない・・・
      そんな時、僕なら迷わずこの映画を贈ります。


      大切な人だからこそ、みせたい映画がある―――
      それが「素晴らしき哉、人生」という映画です。

789jun  

 

 
○この映画を観た人から寄せられた感想をちょこっとご紹介します☆

「素晴らしき哉人生」見させて頂きました。
 
なんだか心がほっこりして「生まれてきてよかった、今の人生でよかった」と
改めて“今”に感謝できました。
そのあと、ちょっと落ち込み気味の友人にDVDを貸したらすごく喜ばれて
「元氣が出てきた」といううれしい感想ももらえました。
素敵な映画を紹介してくれて本当にありがとう!感謝します!

感動、涙、涙。
じーこさん 男性
 
「素晴らしき哉、人生!」観ました。

むちゃくちゃ、感動しました。涙しました。

主人公のように誠実に生きたいと思いました。
自分も誠実に生きていきます。
ありがとうございました。

「素晴らしき哉、人生!」を借りて昨日観ました
Tさん 女性
 
とっても素敵なお話で、ラストでは私も泣いてしまいました。

いつか友達の家で目にした、
「あなたがいなくても世界は変わらないが、あなたがいることで世界はどれ程変わるだろうか」

という内容の言葉を思い出しました。

素晴らしき哉人生!
白井さん 女性
 
モノクロ映画を観るのはローマの休日ぶりくらいでとても久しぶりだったのですが、
観ているうちにすっかりストーリーに引き込まれてしまいました。

ラストにジョージの家に人々が集まる場面では涙が流れてきました。

普段は感謝することすら忘れてしまっているような失って初めて
気がつく大切なものを、改めて確認することができました。

こんなにも古い映画に人生の真理みたいなものが語られていることに改めて驚きました。
現代の映画は複雑なストーリーが増えているので案外昔の映画の方がシンプルなストーリーなのでその分ストレートに伝わるのかもしれません。

「感動しました!」
 
こんなに涙がとめどもなく流れたのは本当に久しぶりでした。

(ポロッとはよくあるのですが・笑)

主人公の生き方が素晴らしく、彼が本当に心の底から(父親から受け継いだ)自分と周りの人の境目がないんだなあ、と
自分のありたい姿をそこに見ました。

「この映画には思い出があります。」
なごみさん 女性
 
アメリカのホームスティ先に2年ぶりに訪ねたときのことです。
敬虔なクリスチャンの家族で、小さな貸家に住んでいました。

その年のクリスマスはいつもよりも質素でした。
ディナーもプレゼントも部屋のデコレーションも。
聞けば、その年経済状況が悪化し、子どもの学費さえ払うに困り、
見かねた町の人が寄付をしてくれてしのいだそうです。
そんな中で私を招待してくれたなんて。。。と心苦しい気持ちになりました。

さて、クリスマスの朝。
おじいちゃん、おばあちゃん、お隣さん、学校の友だち、、、、みんなが家族一人ひとりにくれたプレゼントは
ツリーの下にいったん置かれ、この日一斉に開封されます。
お父さんもお母さんも2人の子どももドキドキわくわく。
一つ一つ開けるごとに歓声が上がります。
そして、最後のプレゼントになりました。

ビデオつきの小さなテレビ(テレビデオ)でした。
宛名がありません。差出人の名もありません。

「わあ!ずっと前からベットで映画を観るのが夢だったのよ!ねえ、あなた」とお母さん。
ずっと欲しかった。いつでも子どもの洋服や学用品が先で、買えずにいたものでした。

「でも、いったい誰が。。。?」とお父さん。
夫婦はお互いに「あなたでしょ」「きみだろ」といいあいました。
テレビデオの夢を知っていたのは、彼らだけだったからです。

二人は次に大の仲良しのベスに尋ねました。
彼女は家の合鍵を持っていたので、知らぬ間にプレゼントを置くことができたからです。
彼女ではありませんでした。
遠く離れたおじいちゃん? 教会の友人? それともそれとも。。。?
結局誰からのプレゼントか、どうやって誰が運び入れたのか、いつからプレゼントがあったのかさえ
分からずじまいでした。

その晩、子どもたちが寝静まった後、夫婦とそして私はベットに入って映画を観ました。
そのとき観た映画が「素晴らしきかな人生」です。

じんわり温かいクリスマスの思い出です。

素晴らしき哉、人生は素晴らしい
いわちゃん 男性
 
出だしは淡々とした物語なのだが、後半になると、これでもかと山場があり、
こんなに心を揺さぶられた映画は今まで見たことないです。

こんなにいい映画を紹介していただいてありがとう。

早速観ました~!
わんちゃんの癒し人ドッグセラピストあやこさん 女性
 
ひとことではまとめられないのですが・・

ジェームズ・スチュアート演じる主人公の誠実さと思慮深さと勇敢さ。

ドナ・リードの演じる女性の人間としての強さと美しさ。

お金をたくさん持ちながら、ハピサクでないポッターの行為。

死んでしまったほうが価値がある。生まれなければよかったと思いつめてしまうシーン。

ありえない世界での経験を通しての焦燥感。

生きることを懇願するシーン。

共に生きる人々との交流。

守護天使の存在。

最後に『トム・ソーヤの大冒険』に書かれていた言葉。

などなど、とても印象的でした。

動かされた心!!
似顔絵作成していただいた、みかんさん 女性
 
素晴らしき哉、人生。
タイトルだけを見てよくあるストリーだろうな~と半信半疑で見始めました。

ストリーが始まった数分後、懐かしさがありました。
映画の技術力は今と比べて「雑」ではあるもののすごい「味」があります。昔、学生の頃に鑑賞したモノクロ映画を思い出し、
「何かいいなあ~」と物語に引き込まれていきました。

最後は涙、涙です。笑いながら泣いてました。笑いながら泣く(T^T)なんてあまりないことです。
自分は生きている、存在している「今」に幸せを感じた瞬間がすごく心地よかったです。
夫婦で鑑賞してましたが、お互いの涙をティッシュで拭いていました。

一人で見るのもいいですが、夫婦で見るのも幸せ度が違います。恋人や家族で見るのもいいと思いました。
この映画からいろんなことが学べます。その学んだものは「宝」になりますね!
最後に感じたことは「素晴らしき哉、人生、最高!!」でした。
あうがとうごさいました!(o^^o)

DVDを見せてもらった時。。。
hibiさん 男性
 
とても勇氣付けられました。
この世に絶望なんて存在しないのだと。

あのDVDはどんどん知り合いにリレーしていきます。
感謝しています。

温かい作品でした
カイさん 男性
 
ずっと他人優先の人生だったジョージ、最後には恩返しがあるわけですが、
作品中では結局旅行できていないのが気になります。
事業は(ちょっと心配ではありますが)叔父さんにまかせて、
少しのんびりさせてあげたいですね。

キャラとしては
2級天使のクレメンスの天使らしくない外見がいい味だしてますね。

ハピサクレッスンの終わりに「私は○○さんから○○をもらいました」
というワークがありましたが、
自分の存在が他の人にどんなプラスの影響を与えたかという気づきの点が
この作品との共通点ではないかと感じました。

「あなたに会えて良かった」と思ってくれる人がいるのって
双方にとってとても幸せなことです。

あわただしく過ぎる毎日に最近映画を観る機会も減りましたが、
今日は久しぶりにじっくりと鑑賞することができました。
ありがとうございました。

スピルバーグも同じ感性
がんちゃん 男性
 
数年前、S.スピルバーグがインタビューの中で映画撮影に入る前に必ず4本の作品を観る。それが
七人の侍」、「アラビアのロレンス」、「捜索者」、そして「素晴らしき哉、人生!」だと言ってました。

何気なくレンタルビデオ店で「素晴らしき・・・」を見かけて観たところ言葉に出来ないくらいの感動でした。

ジェームズ・スチュアートの誠実さ、ドナ・リードの可愛さ、2級天使のおじさんも良い味だしていて、
ラストはハッピーエンドなのに何故か涙が止まりませんでした。

私の生涯でこの作品を超える作品には、巡り合えないと思います。

ご感想をいただいた皆さん、どうもありがとうございます!

みなさんおっしゃっているように、本当に
この映画を観ることによってあなたへ贈られるギフトは計り知れません。


⇒ 人生に感謝できるようになる
⇒ 現在を心から楽しめるようになる
⇒ 誠実に生きていくことに対して希望を見出せる
⇒ 落ち込んでる友達や恋人にプレゼントして元気をあげられる


そして重要なことなので、あえてもう1度言わせてください。


    もしも、あなたの大事な人が落ち込んでいて、
    どんな言葉をかけたらいいのかわからないとします。
    そんな時、私なら迷わず「この映画を観て!」と言って
    DVDを手渡します。


    大切な人だからこそ、みせたい映画がある―――
    それが「素晴らしき哉、人生」という映画なんです。

 
 
※在庫切れになってしまう前に※
 
名画とはいえ「素晴らしき哉、人生!」は、いかんせん古い映画なため、いつ入手困難になっても不思議じゃありません。
 
なるべく多くの方に、この映画の良さを受け取ってもらいたいと願っておりますので購入される方は在庫切れになる前に!お早めに入手されることをオススメします。
 
今ならAmazonで、まさかの400円台にて購入できます☆ (2014年現在)




 
僕はエンタメ・エールをテーマに、このサイトRE:PLAYを運営しています。
 
すべてのエンターテイメントはあなたの人生を応援してくれるエールだと考えていますが、それを理解していただくために「素晴らしき哉、人生!」のDVDを大量に購入しておいて、よく初対面の方へプレゼントしていました。
 
そのくらい「エールをくれる映画」として心のサプリメントになってくれる代表的な作品の1つだと考えています。
 
この作品をきっかけに皆さんの人生がますます、エンタメ・エールに包まれて豊かになっていくことを願っています。
 
「素晴らしき哉、人生!」はこちらから購入できます。
 
蛇足ですが、1924年公開D・W・グリフィス監督の映画「素晴らしい哉人生(Isn’t Life Wonderful)」という名画も存在していますが、そちらと本作は別物ですので、ご参考までに。この映画も実は素晴らしいんですけどね(笑)
 
 
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おめでとうございます!

下記の、本作を観た方々と、ぜひ感動を分かち合ってみてください♪

そして、映画に限らず本や音楽などもそうだと思いますが、私達は常に現在の自分に必要な気づきやエールを作品から読みとるものです。

面白いことに、素晴らしい作品であるほど再度観てみるとまた違ったレベルのエールをもらえます(^-^)

寂しくなった時や不安になった時など、ふとこの映画のことを思い出したら、そんな時はぜひ、2度3度と観なおして新しい発見をしてみてくださいね。その時が自分のハートからのサインかもしれません。

 
 


さぁ!「素晴らしき哉、人生!」を観たあなたは、いよいよフランク・キャプラ監督というエール映画の宝庫への扉を開きました。
 
「素晴らしき哉、人生!」は最高の映画ですが、それ以外にもフランク・キャプラ監督はいくつかの素晴らしいエール作品を後世の私達に残してくれています。
 
それらをオンラインレンタルで観てもいいでしょう♪はたまたオンライン動画配信サービスのHulu(フールー)で探してみるのもいいでしょう☆

Huluで今すぐ視聴!今なら2週間 無料トライアル実施中!お早めに~☆


また、フランク・キャプラ監督の映画をまとめたDVD-BOXも2つ発売されています。

なかなか他では手に入らないような貴重なラインナップになっていますよ☆

 

1つ目は、「我が家の楽園」「或る夜の出来事」「オペラハット」「スミス都へ行く」「狂乱のアメリカ」「風雲のチャイナ」「プラチナ・ブロンド」「陽気な踊り子」「失はれた地平線」を収録したこちらのBOX

もう1つは、「其の夜の真心」「愛の立候補宣言」「花婿が来た」を収録したこちらの傑作BOXです。

収録されている作品は、どれも甲乙つけがたく素晴らしいですよヽ(´▽`)/

実は「素晴らしき哉、人生!」よりも、「スミス都へ行く」の方が好き♪という方もいるくらいです。

他にもDVD-BOXに収納されてる作品の中ではゲイリー・クーパー主演の「群衆」やライフワークと仕事とそして幸せについて描かれている「我が家の楽園」など、アカデミー賞受賞作品など、最高の映画ばかりで、とってもオススメのエール作品ぞろいです☆

ご興味のある方はぜひフランク・キャプラ監督からよりたくさんの応援メッセージを受けとってみてください。

ちなみに「素晴らしき哉人生」および、このDVD-BOXを観たあなたは、既に立派なフランク・キャプラ・マニアです(笑)
 
フランク・キャプラ監督をまだ知らない方に、ぜひ当サイトフランク・キャプラ特集ページや、この「素晴らしき哉、人生!」特集ページを、ページ下部のSNSボタンからツイートやFacebook投稿して、ご紹介くださると嬉しいです☆

 
 
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トム・ハンクスのすべて

トム・ハンクス(Tom Hanks, 1956年7月9日 – )は、アメリカのカリフォルニア州出身の俳優です。アクターの他にも「すべてをあなたに」や「バンド・オブ・ブラザース」など、監督やプロデューサーにも挑戦しているようですね。
 
アカデミー賞も2度、「フィラデルフィア」と「フォレストガンプ」で主演男優賞を受賞している実力派の俳優です。
 
トム・ハンクスの出演作を振りかえってみるとヒット作が多くて驚きます。これほど代表作が多い俳優も多いのではないでしょうか。あなたなら何が浮かびますか?
 
僕は「ビッグ」「ターミナル」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」「ダ・ヴィンチ・コード」がパッと浮かびました。どれも大好きな作品です。まだ見たことがない人は、ぜひ見てみて下さい。全部オススメです。
 
他にも有名なところでは「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メール」「フィラデルフィア」「フォレスト・ガンプ/一期一会」「グリーンマイル」「アポロ13」「キャスト・アウェイ」「プライベート・ライアン」などかな。
 
もともとはコメディアンとしてアメリカの有名なコメディ番組の「サタデー・ナイト・ライブ」にも出演していたトム・ハンクスですが、なんとなく誠実なイメージがありませんか?役柄が純粋だったり善人だったりするからかなぁ~?ジェームズ・スチュワートが「アメリカの良心」と謳われていましたが、僕的には、トム・ハンクスは「現代版アメリカの良心」という感じで信頼できそうなハリウッド俳優No.1です。
 
ちなみに「サタデー・ナイト・ライブ」にトム・ハンクスが出演した時のライブだけを集めた、日本版の傑作集DVDというのが発売されていてAmazonで購入できます。「サタデー・ナイト・ライブ」は今ではHuluでほぼリアルタイムで見ることができるようになっています。歴史のある番組で風刺やコントなどを、旬な映画スターやコメディアンたちが披露してくれる最高の番組です。
 
 
ではトム・ハンクスのキャリアを順に見ていきましょうか☆
 
初期の頃の映画で有名なのは、「スプラッシュ(原題:Splash)」(1984)、「ビッグ(原題:big)」(1988)、「メイフィールドの怪人たち(原題:The Burbs)」(1989)の3つです。
 
特に「ビッグ」は最高に面白いです!すごく元気と勇気と愛をもらえる大好きなエール映画です。管理人789junって誰?ページで「大好きな映画ベスト15」にも挙げました。絶対見たほうがいいですよヽ(´▽`)/ この作品でトム・ハンクスは、1989年のアカデミー賞で受賞こそ逃しましたが、主演男優賞にノミネートされたみたいですね。ゴールデングローブ賞では主演男優賞を受賞しています。
 
ちょっとだけあらすじを紹介すると、12歳の少年が突然、体だけ大人になってしまい、おもちゃ会社に入社。純朴で誠実な中身ゆえに出世をし恋もするが・・・という物語。あなたが、もし、周りは敵だらけと考えている大人だとしたら、きっとたくさんの気づきをもらえる映画です。
 
 
さて、中期の作品になると有名なのは、まずメグ・ライアンと共演した1993年公開の「めぐり逢えたら」ですね。この作品は1957年の映画でケーリー・グラントとデボラ・カー主演の「めぐり逢い」にヒントを得て製作された映画。さらにメグ・ライアンとは1998年の「ユー・ガット・メール」でも共演。こちらもエルンスト・ルビッチの「街角 桃色の店」のリメイク映画です。「めぐり逢えたら」も「ユー・ガット・メール」も大ヒットしました。
 
そして、いよいよアカデミー主演男優賞を受賞した2作品の登場。「フィラデルフィア」と「フォレスト・ガンプ/一期一会」ですね!この2作では、アカデミー賞のみならずゴールデングローブ賞男優賞も受賞しています。
 
めぐり逢えたら」が1993年で、「フィラデルフィア」も同じ1993年、さらに「フォレスト・ガンプ/一期一会」は翌年1994年公開というから驚きですよね。さらに言うとそのまた翌年1995年に「アポロ13」も大ヒットしています。この3年はトム・ハンクスの当たり年ですね。
 
フィラデルフィア」はトム・ハンクスとデンゼル・ワシントンという豪華共演作。
 
あらすじは突然、事務所を解雇されエイズを発症した元弁護士の主人公が、弁護士事務所を相手どり差別的な扱いを受けながらも正義のために立ち向かうという物語です。
 
本作では第51回ゴールデングローブ賞でも主演男優賞を受賞しています。監督は「羊たちの沈黙」で有名なジョナサン・デミ。
 
もう1作、ロバート・ゼメキス監督の「フォレスト・ガンプ」でもアカデミー賞主演男優賞を受賞。この映画も大ヒットして、作品賞、監督賞など6部門を受賞しました。
 
劇中に登場するシーフード店「ババ・ガンプ・シュリンプ」は映画公開後に本当にアメリカでオープンし今でも人気のお店となっています。日本にも東京に2店舗と大阪に1店舗あります。雰囲気としてはフライデーズアウトバックみたいな感じの佇まいです。
 
フォレスト・ガンプ」で登場した次のセリフは有名になりました。
 
「人生はチョコレートの箱と一緒。箱を開けるまで中身はわからない」
(Life is like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.)
 
僕なりに意訳すると、「人生はプレゼントしてもらったチョコレートの箱と同じ。生命を授かった瞬間に、どんな人生が待っているかなんて知るよしもない。実際に生きてみれば一見、暗く見えるものでも、案外甘かったりするものさ」かな。
 
余談ですが、「チャンス」という映画にストーリーが酷似しているのですが、関連についてはよくわかりません。「フォレスト・ガンプ」は原作が小説らしいのでリメイクではないのかな?
 
こうやってみるとトム・ハンクスは1993年、1994年、1995年の3年間で、エイズを発症した弁護士、波乱万丈な人生を送った純朴な男、そして宇宙飛行士と実に様々な役をこなし評価されていますね。
 
 
さてさてオスカー俳優として世界的スターとなったトム・ハンクスですが1996年には「すべてをあなたに」で監督・出演・脚本をこなし、さらに何作ものヒット作に出演していきます。
 
1998年には「めぐり逢えたら」で共演したメグ・ライアンと再び「ユー・ガット・メール」で共演、そしてスティーヴン・スピルバーグ監督の「プライベート・ライアン」に出演。
 
翌1999年には刑務所の看守役を務めた「グリーンマイル」、2000年には無人島に漂流した男のサバイバル姿を描いたロバート・ゼメキス監督の映画「キャスト・アウェイ」でゴールデングローブ賞主演男優賞受賞、2002年にはスピルバーグ監督作品でレオナルド・ディカプリオと共演した「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」、2004年には、またまたスピルバーグ監督の映画「ターミナル」に主演しキャサリン・ゼタ=ジョーンズと共演します。
 
そして、2006年にはロン・ハワード監督の「ダ・ヴィンチ・コード」に出演。これまた世界中で大ヒットして、2009年には続編の「天使と悪魔」も上映され3作目の製作も予定されています。
 
スピルバーグ監督やロバート・ゼメキス監督など一度タッグを組んだ監督と再び仕事をしているところをみると、トム・ハンクスの人柄というか、プロ意識というか、付き合いやすい人なんだろうなという感じがしますね☆このあたりがヒット作品の数の多さにも現れているのかな~♪
 
最近のトム・ハンクスはというと、2011年に久しぶりの監督を務めた「幸せの教室」でジュリア・ロバーツと共演したり、サンドラ・ブロックと共演したアメリカ同時多発テロを扱った「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」、2013年には「ウォルト・ディズニーの約束」では、あのウォルト・ディズニー役を演じたりしています。
 
全体的に多種多様な役柄に挑戦しているトム・ハンクス。「レディ・キラーズ」では殺人者の役を演じてますが、やはりあまり悪人を演じてはいませんね。あと「トイ・ストーリー」シリーズでは声優にも挑戦しています。
 
 
プライベートでは、トム・ハンクスは、なんとあのリンカーン大統領の遠縁にあたるんだそうです。
 
結婚は1978年に女優のサマンサ・ルイスと22歳の若さで結婚できちゃった婚だったみたいです。おそらく大学時代に結婚したと思われます。まだ映画デビューもしていない頃ですね。
 
この時生まれた息子が現在は俳優として活躍しているコリン・ハンクスです。サマンサとは1987年に離婚していますが、息子のコリンとはその後、共演したりトム製作の映画に出演させたりしています。その後、1988年に映画「ピース・フォース」で共演した女優のリタ・ウィルソンと結婚。今も夫婦生活は続いています。
 
トム・ハンクスには、これからも温厚で知的でユーモアにあふれたイメージのままでいて欲しいですねヽ(´▽`)/
 
 
↓その他何枚かトム・ハンクスの写真を探してみました♪結構サイン入り写真が多かったなぁ~(オートグラフ)

 
 
 
 
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ジェームズ・スチュワートのすべて

ジェームズ・スチュワート(James Stewart, 1908年5月20日 – 1997年7月2日)は、アメリカのペンシルベニア州出身の俳優です。
 
代表作はフランク・キャプラ監督の映画「我が家の楽園」「スミス都へ行く」「素晴らしき哉、人生!」、ヒッチコック監督の「裏窓」「めまい」「ロープ」、ビリー・ワイルダー監督の「翼よ! あれが巴里の灯だ」、エルンスト・ルビッチ監督の「街角 桃色の店」など有名監督の作品に多数出演し主演を務めました。
 
ジョン・キューかー監督の「フィラデルフィア物語」ではアカデミー賞主演男優賞に輝き、1984年にはアカデミー賞名誉賞にも選ばれています。ゴールデングローブ賞セシル・B・デミル賞も1965年に受賞しています。
 
フランク・キャプラ作品や「桃色 街角の店」などで演じたキャラのイメージが強いのか、個人的には、やっぱり正義の味方というか好青年、信頼できる人というイメージが強くて、好感が持てる俳優さんNo1ですね。
 
実生活でも、スキャンダルやゴシップとは無縁だったらしく結婚も1度きりで離婚暦なしです。これだけの大スターでありながら誠実に生き抜くというのは大変だったんじゃないかなと思いますよね。
 
そんな誠実な性格もあってか、「アメリカの良心」と呼ばれていたらしいです。納得のニックネームです(笑)
 
プリンストン大学で建築学を学んでいて、きちんと卒業しているという経歴もすごいなぁ~。プリンストン大といえばアメリカのアイヴィーリーグの1つで超名門大学ですよ。
 
ハリウッドには、ヘンリー・フォンダに誘われて行ってMGMと契約。その後、フランク・キャプラに見出されて「我が家の楽園」と「スミス都へ行く」の大ヒットでスターになったというから豪華な経歴です。
 
IMDbやWikipediaによると、一度も悪役を演じたことがないらしく、41歳で元モデルの女性と結婚して子供は2人の娘と養子をとった2人の男の子がいたそうです。
 
IMDbのトリビアの数がチャップリンを超えてるのには驚きますね。それだけ人気が高いということでしょう☆ただ日本では、おそらく、そこまでジェームズ・スチュワートの知名度はないでしょう。もっと人気出てもいい俳優さんですね。
 
 
↓その他何枚かジェームズ・スチュアートの写真を探してみました♪

 
 
 
 
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エルンスト・ルビッチのすべて

◆あのビリー・ワイルダーが生涯、敬愛し続けた天才監督エルンスト・ルビッチ
 
エルンスト・ルビッチエルンスト・ルビッチ(Ernst Lubitsch:1892年1月28日-1947年11月30日)は、ドイツの映画監督ですが、あの年収1億円を女優として初めて稼いだと言われている“アメリカの恋人”ことメアリー・ピックフォードから招待を受けてハリウッドへ渡米。
 
以来、世界的人気を博した作品をいくつも生み出した天才中の天才です。
 
その影響力たるや、有名な映画監督ビリー・ワイルダーが師匠として生涯、尊敬し続けた程でワイルダーの仕事場の壁には「ルビッチならどうした?(How would Lubitsch have done it?)」という言葉が飾られていたそうです。実際にワイルダーはハリウッドでルビッチと一緒に仕事をしており、ルビッチ監督作品の脚本を担当しています。
 
ただ、この壁にかかっていたとされる言葉なんですが、色々と調べてみると「ルビッチならどうする?(How would Lubitsch do it?)」としている方もいてどちらが本当なのかよくわかりません(^^;まあ、ニュアンスは一緒だからいいけど。
 
余談ですが三谷幸喜さんはビリー・ワイルダーがまだ存命中にテレビ番組で直接会いに行ってまして、その際に「私ならこうする。ビリー・ワイルダー」と書いてもらい、それを壁に飾っているということです。

ちなみにルビッチの映画については、WOWOWで以前、何作か放送されているようです♪



ワイルダーとルビッチが一緒に仕事をした際には、ルビッチからたくさんのことを教わっていたようです。代表的な作品としては「青髭八人目の妻(Bluebeard’s Eighth Wife)」がルビッチ監督、ワイルダー脚本の有名作品。
 
この作品はゲイリー・クーパーとクローデット・コルベール主演という夢のようなキャスティングですが、2人が初めて出会う場面をルビッチから注文されたワイルダーが、パジャマの上だけを買いたい男と、パジャマのしただけを買いたい女が偶然デパートで出会うというシナリオを考え採用されたといういいます。
 
このエピソードについては、実はナンシー・マイヤーズ監督の「ホリデイ」という映画の中で、イーライ・ウォラックという俳優さんがケイト・ウィンスレットに紹介するという場面で引用されたりもしています。
 
ルビッチに影響された監督はハワード・ホークスなど、まだまだ大勢いますが、日本人でも小津安二郎監督がその1人だったようです。

小津監督はルビッチを尊敬しており「東京の女」という自身の監督した映画の中で「エルンスト・シュワルツ」という架空の作家名が出てきます。これはエルンスト・ルビッチとハンス・シュワルツの名前の文字を組み合わせたものだそうです。
 
 
◆「ルビッチ・タッチ」と「ソフィスティケイテッド・コメディの天才」
 
街角 桃色の店ちなみに、ルビッチは最初ドイツでは舞台俳優として有名喜劇俳優に弟子入りして、いくつかの舞台に立っていたようです。
 
監督としては、登場人物の目線や立ち位置などで感情を表現するという「ルビッチ・タッチ」を確立したほか、「ソフィスティケイテッド・コメディの天才」などと称されていたようです。
 
ソフィスティケイテッド(sophisticated)というのは都会風に洗練されているという意味だと思いますが、僕個人的には洗練されているというよりは、ルビッチ作品には共通して「芸術至上主義的なカッコ良さ」があるという印象を受けます。登場人物の生き様がカッコ良いんですよね~♪
 
 
◆エルンスト・ルビッチの代表作およびオススメ作
 
代表作には「街角 桃色の店」「天国は待ってくれる」「生活の設計」「ニノチカ」「青髭八人目の妻」「結婚哲学」「極楽特急」など多数あります。
 
中でもジェームズ・スチュワート主演の「街角 桃色の店 (The Shop Around the Corner)」は、トム・ハンクス&メグ・ライアン主演の「ユー・ガット・メール」としてリメイクされているので有名かもしれませんね。個人的にも「街角 桃色の店」はルビッチ作品の中でもNo.1に好きかもしれません。
 
あとは「生活の設計 (Design for Living)」は、三谷幸喜さんのドラマで石橋貴明さん、飯島直子さん、西村雅彦さんが出演した「今夜、宇宙の片隅で」というドラマの中で紹介されていたと記憶しています。たしか(笑)というか、ほとんど「生活の設計」のリメイクといってもいいくらいですよね♪「生活の設計」は先程述べた芸術至上主義の色が濃い作品ですので、好きな人は大好きなんじゃないかなヽ(´▽`)/
 
天国は待ってくれる天国は待ってくれる」もかなりオススメの傑作です。
 
これは1943年製作とルビッチのかなり後期の作品ということもあってか、どこかルビッチの自伝的な半生記を振り返っているような感じもして、まさにルビッチ集大成的な作品という印象を受けました。
 
最高に泣けて、温かい気持ちになれる感動作品なので、こちらも僕の大好きな映画の1本です!
 
ルビッチを初めて観るという方は、まず上記3作品「街角 桃色の店」「天国は待ってくれる」「生活の設計」あたりを見てみるといいかもしれません。もちろん他の作品も最高なんですけどね☆

そうそう、以前スカパー!でもルビッチ特集をやっていたようですよ☆

作品1つ1つの解説や感想は別のページで書くとしても、ルビッチの作品を観ると、思わず「おおっ!」と立ち上がってしまうような面白さがあります。

そして、フランク・キャプラチャップリン作品のように、人間愛にあふれてり、人生を100%謳歌しようとしている人間の情熱やひたむきさに触れることができ、生きる希望をもらえます。まさに勇気をくれる映画、エールをくれる、元気をくれる映画の宝庫といえるでしょう。
 
 
◆エルンスト・ルビッチ監督の作品年表と人生年表☆

・エルンスト・ルビッチ作品年表


「出世靴屋」 (1916)
「カルメン」 (1918)
「男になったら」 (1918)
「舞踏の花形」 (1918)
「呪の眼」 (1918)
「パッション」 (1919)
「花聟探し」 (1919)
「花嫁人形」 (1919)
「牡蠣の王女」 (1919)
「デセプション」 (1920)
「寵姫ズムルン」 (1920)
「田舎ロメオとジュリエット」(1920)
「白黒姉妹」 (1920)
「山猫リュシュカ」 (1921)
「ファラオの恋」 (1922)
「灼熱の情炎」 (1922)
「ロジタ」 (1923)
「結婚哲学」 (1924)
「禁断の楽園」 (1924)
「三人の女性」 (1924)
「ウィンダミア夫人の扇」(1925)
「当世女大学」 (1925)
「陽気な巴里っ子」 (1926)
「思ひ出」 (1927)
「ラヴ・パレイド」 (1929)
「山の王者」 (1929)
「パラマウント・オン・パレイド」(1930)
「モンテ・カルロ」 (1930)
「陽気な中尉さん」 (1931)
「私の殺した男」 (1932)
「極楽特急」 (1932)
「百萬圓貰ったら」 (1932)
「君とひととき」 (1932)
「生活の設計」 (1933)
「メリィ・ウィドウ」 (1934)
「真珠の頚飾」 (1936)
「天使」 (1937)
「青髭八人目の妻」 (1938)
「ニノチカ」 (1939)
「桃色(ピンク)の店」(1940)
「淑女超特急」 (1941)
「生きるべきか死ぬべきか」(1942)
「天国は待ってくれる」 (1943)
「ロイヤル・スキャンダル」(1945)
「小間使」 (1946)
「あのアーミン毛皮の貴婦人」(1948)

作品年表については、もうひとつ、なんとエルンスト・ルビッチ監督が活躍した時期は偶然にもチャップリンとフランク・キャプラとビリー・ワイルダー監督という僕の大好きな、というか映画史上最も偉大な4人の天才が同時期に活躍したというすごい時期なんですね。
 
そういう意味でルビッチ監督だけでなく、チャップリン、フランク・キャプラ、ワイルダーも合わせた4人の代表作品年表も作成しましたので興味のある方はぜひ参考に見てみて下さい。
 
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

 

・エルンスト・ルビッチの人生年表

 
(画像をクリックすると拡大します)

 
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フランク・キャプラのすべて

◆フランク・キャプラは、元気をくれる映画第1位に輝いた名画「素晴らしき哉、人生!」の監督☆
 
フランク・キャプラフランク・キャプラ監督はハリウッドの黄金期に活躍し、映画史上最も多くの人々に愛され続けている名画を残してくれた、イタリアはシチリア島出身の天才映画監督です。
 
代表作には、アメリカ映画協会(American Film Institute, AFI)が2006年に選出した「元気が出る映画(100 Cheers)」で第1位に輝いた「素晴らしき哉、人生!」など、以下3作が特にオススメです。
 
ちなみに、このドナ・リードとジェームズ・スチュワート主演の「素晴らしき哉、人生!」はアメリカで今でも毎年クリスマスになると流れる程定番の大人気映画となっています。(AFI選定の映画100選シリーズについてはこちら
 
僕は落ち込んだ時や寂しくなった時には必ずと言っていい程、不思議とフランク・キャプラ監督作品の映画を手にとって観ています。そのくらい、元気をくれる映画がたくさんあり、希望をくれる映画、勇気をくれる映画が多いです☆
 
すごく不思議なのは、映画ファンでもない限りは、日本ではあまりこの映画監督の名前が有名ではないのですが、世界的にキャプラ映画は愛されており、スピルバーグをはじめ、現代巨匠と呼ばれているの映画監督のほとんどが尊敬しており、ファンでもあると公言しているくらいです。

素晴らしき哉、人生!
「素晴らしき哉、人生!」
原題:It’s a Wonderful Life
スミス都へ行く
「スミス都へ行く」
原題:Mr.Smith Goes to Washington
群衆
「群衆」
原題:Meet John Doe

 
少しだけどんなお話か紹介すると、
 
素晴らしき哉、人生!」(1946)は、とある男が絶望のあまり自殺しようとしているところを2級天使と名乗る老人に助けられます。そして、仮に自分が存在していなかった場合の世界を見せられ、1人の人間がいかに世界に影響を与えているかを知ることになるという感動の1作です。

僕は一番のオススメ映画は何ですか?と聞かれると、この作品を挙げています。
 
ちなみに、「素晴らしき哉、人生!」は、以前スカパー!で放送されたようですね☆

スミス都へ行く」(1939)は、同じくジェイムズ・スチュワート主演にジーン・アーサーという女優が加わった、政治家になりたての青年の物語です。

突然穴埋めとして政治家にさせられてしまった青年が自分の守りたい正義を貫くために海千山千のベテラン議員達を相手に奮闘する物語で、信念を貫く大切さを描いているサクセスストーリーのお手本のような感動作です。
 
ちなみに、「スミス都へ行く」は一時期Hulu(フールー)で配信されていました☆今後もキャプラ監督作品が配信されるかもしれませんね♪

群衆」(1941)は、アメリカの映画史上これ程パワフルなシーンを描いた映画はないだろうと言われている集会のシーンなど大衆の持つパワーと怖さを描いた、勇気と希望をくれる、とってもあたたかい映画です。

主演はゲイリー・クーパーとバーバラ・スタンウィックです。
 
その他、アカデミー賞受賞作品の以下3作品などもあります。

「或る夜の出来事」(1934)
原題:It Happened One Night
或る夜の出来事
作品賞、監督賞、脚色賞
主演男優賞、主演女優賞受賞
「オペラハット」(1936)
原題:Mr.Deeds Goes to Town
オペラハット
監督賞受賞
「我が家の楽園」(1938)
原題:You Can’t Take It With You
我が家の楽園
作品賞、監督賞受賞

 
ちなみにAFI(アメリカ映画協会)が公開してる映像で、フランク・キャプラが上記3度のアカデミー監督賞を受賞した際の映像も残っていますので下に動画で紹介しておきますね。
 
あ、動画の最初の男性はキャプラでなく「或る夜の出来事」で主演男優賞を受賞したクラーク・ゲーブルですよ。
 
「オペラハット(Mr.Deeds Goes to Town)」で受賞した際には、司会者がタイトルを間違えるというハプニングも(笑)



また、後期の作品としてはフランク・シナトラ主演の「波も涙も暖かい」(1959)や、コロンボ役で有名なピーター・フォークや伝説の女優ベティ・デイヴィスら主演の「ポケット一杯の幸福」(1961)などもあります。

また、ゲイリー・マーシャル監督、リチャード・ギア主演で「愛の立候補宣言」というキャプラ監督作品をリメイクするという話も一時期ニュースになったことがあります。
 
上記のとおり、キャプラ監督はなんとアカデミー監督賞を3度も受賞しているだけでなく出世作の「或る夜の出来事」では5部門も受賞しています。

ちなみにこのクラーク・ゲーブルとクローデット・コルベール主演の「或る夜の出来事」はスクリューボール・コメディの元祖として多くの映画に影響を与えています。

また、キャプラ監督は1935年から4年間アカデミー会長も務めています。

映画「或る夜の出来事」は、以前WOWOWのアカデミー賞特集の中で放送されたことがあるようです。

WOWOW

ちなみに「オペラハット」は突然莫大な遺産を受け取ることになった破天荒な田舎暮らしの男が、その純粋さゆえにお金で世の中に貢献できることは何かないかと考え、ある壮大な思いつきを実行に移すというこれまた人間の心理と幸せを描いた最高の物語です。ゲイリー・クーパーとジーン・アーサーが主演です。
 
そして「我が家の楽園」はライフワークがテーマになっています。つまり、自分が愛して止まない、大好きなことを仕事にしよう!というのがテーマでお金と幸せについての面白い映画となっています。この映画でジェイムズ・スチュワートとジーン・アーサーそしてライオネル・バリモアが主演です。
 
フランク・キャプラの偉大さはその作品を観れば一瞬でとりこになってしまう人が多いでしょう☆もちろん、僕もそうでした(笑)すべてに一貫して観終わった後に元気や勇気、希望をくれる映画ばかりで、上記に挙げた作品では特にすべての作品が人間愛にあふれています。
 
第二次世界大戦中は兵士向けの戦争広告的なフィルムも作っていたり「毒薬と老嬢」というブラック・コメディ的な作品もありますが、それでも僕はやはりフランク・キャプラが大好きです。
 
寂しくなったり、悩んだ時には必ずといってもいいくらいフランク・キャプラ監督の映画に癒してもらい、元気をもらっています。
 
 
◆フランク・キャプラ自身の人生を知りたい方へ☆
 
フランク・キャプラのアメリカン・ドリーム作品それぞれの詳しい解説はそれぞれの個別作品解説ページに任せるとして、さらにフランク・キャプラ監督自身の人生についてもっと知りたい!という方にオススメなのが「フランク・キャプラのアメリカン・ドリーム」というドキュメンタリー番組です。
 
この番組では、ナレーター役にロン・ハワード、ゲストとして登場するコメンテーターにはマーティン・スコセッシ、オリヴァー・ストーン、ピーター・フォーク、ゲイリー・マーシャルなど超豪華な映画人達がキャプラ作品を称えています。
 
キャプラの私生活についてや、悩み、結婚そしてもちろん映画作品の撮影秘話についてのエピソードも聞けちゃうのですごく面白い番組ですよ♪
 
あとは、晩年に出版した自伝「The Name Above The Title」があります。これは残念ながら2011年1月現在では日本語翻訳版は発売されていませんが、原本ならAmazonでも売っています。また、インタビュー本も英語版ですが、あるようです。自伝は英語でもいいのでぜひ読みたいと考えています!
 
フランク・キャプラ DVD コレクターズBOXまた、日本版DVDとしてはフランク・キャプラ DVD コレクターズBOXというのが発売されています。
 
このBOXにはアカデミー賞受賞の3作品「我が家の楽園」「オペラハット」「或る夜の出来事」の他に「スミス都へ行く」「失われた地平線」、そしてレンタルや販売している店をほとんど見かけない、入手困難の貴重な作品「狂乱のアメリカ」「プラチナ・ブロンド」「陽気な踊り子」「風雲のチャイナ」なども収録されています。
 
加えて、未公開映像を収録した特典ディスク「フランク・キャプラ ボーナスディスク」もついているという、ぜひ購入したい貴重なDVDボックスの1つです♪
 
さらにもう一本、2012年に新しく「巨匠たちのハリウッド フランク・キャプラ傑作選 DVD-BOX」というものが発売されました♪この中には「其の夜の真心」「愛の立候補宣言」「花婿が来た」の3作品が収録されています。どの作品も他ではなかなか見ることができない作品だったのでコレは嬉しいですね☆
 
特に「愛の立候補宣言」は先程も触れましたがゲイリー・マーシャル監督がリメイクするなんて噂もあったくらいなので、ぜひ見ておきたい1本です。
 
さて、ざっと書いてきましたがフランク・キャプラ監督についてはまだまだ知らないことが多いので、新しい発見があったら随時このページに追記していくつもりです。また「素晴らしき哉、人生!」については特集ページを作成しましたのでぜひそちらもご覧下さい。
 
 
◆フランク・キャプラ監督の作品年表と人生年表☆

・フランク・キャプラ作品年表


  「当りっ子ハリー」 (1926年)
  「力漕一挺身」 (1927年)
  「初恋ハリイ」 (1927年)
  「Say It with Sables」 (1928年)
  「So This Is Love?」 (1928年)
  「サブマリン」 (1928年)
  「闇を行く」 (1928年)
  「呑気な商売」 (1928年)
  「陽気な踊子」 (1928年)
  「渦巻く都会」 (1928年)
  「空の王者」 (1929年)
  「ドノヴァン」 (1929年)
  「The Younger Generation 」(1929年)
  「Rain or Shine」 (1930年)
  「希望の星」 (1930年)
  「大飛行船」 (1931年)
  「奇蹟の処女」 (1931年)
  「プラチナ・ブロンド」 (1931年)
  「たそがれの女」 (1932年)
  「狂乱のアメリカ」 (1932年)
  「風雲のチャイナ」 (1933年)
  「一日だけの淑女」 (1933年)
  「或る夜の出来事」 (1934年)
  「其の夜の真心」 (1934年)
  「オペラハット」 (1936年)
  「失はれた地平線」 (1937年)
  「我が家の楽園」 (1938年)
  「スミス都へ行く 」(1939年)
  「群衆」 (1941年)
  「毒薬と老嬢」 (1944年)
  「素晴らしき哉、人生!」 (1946年)
  「愛の立候補宣言」(1948年)
  「恋は青空の下」 (1950年)
  「花婿来たる」 (1951年)
  「波も涙も暖かい」(1959年)
  「ポケット一杯の幸福」(1961年)

 
作品年表については、もうひとつ、なんとフランク・キャプラ監督が活躍した時期は偶然にもチャップリンとエルンスト・ルビッチとビリー・ワイルダー監督という僕の大好きな、というか映画史上最も偉大な4人の天才が同時期に活躍したというすごい時期なんですね。
 
そういう意味でキャプラ監督だけでなく、チャップリン、エルンスト・ルビッチ、ワイルダーも合わせた4人の代表作品年表も作成しましたので興味のある方はぜひ参考に見てみて下さい。
 
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

 
 
・フランク・キャプラの人生年表
 
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

 
 
◆フランク・キャプラ監督に関するトリビア☆

・貧しい家庭に育ち、6歳で家族と共にロサンゼルスに移住するも、バンジョー弾きや新聞の売り子、大学卒業後は詐欺まがいの職業など様々な職歴を経て映画監督への道へ歩みだす。

・フランク・キャプラ監督作品では、ハッピーエンドが多く甘い感じがするという特徴から、よく’キャプラ・コーン’などといって批判する人もいたそうです。

・まだあまりハリウッドで監督として有名でなかった頃に「或る夜の出来事」の主演女優クローデット・コルベールがキャプラを批判するようなことをクラーク・ゲーブルに話したところ、ゲーブルは非常にキャプラを買っていたらしく「何を言っているんだ!?あのイタリア人監督はなかなか素晴らしいよ!」と言い返したらしい。

・「或る夜の出来事」で使われたセリフに”ジェリコの壁”という単語が出てきますが、同じ単語がエヴァンゲリオンでも出てくる。まあ、もとは旧約聖書にも出てくる世界最古の町の名前で「絶対に崩れない物」の喩えとされているそうですので2つの作品に関連はないかもしれませんが。

・「素晴らしき哉、人生!」が登場する映画としてエディ・マーフィ主演「デイブは宇宙船」、三谷幸喜監督「ステキな金縛り」等がある。

・「或る夜の出来事」がアカデミー賞をとった際のことが話題として出てくる映画にアンジェリーナ・ジョリー主演、クリント・イーストウッド監督の「チェンジリング」がある。

・カリフォルニア工科大学時代にはエンジニアリングを学んでいる。

・息子さん(フランクキャプラJr)は映画プロデューサー。

・ジョージ・スティーブンス、ウィリアム・ワイラーらと共に製作会社リバティ・ピクチャーズを1945年に創設したが後にパラマウント映画に吸収された。

・戦後という時代の波長と合わなかったためか「素晴らしき哉、人生!」は実は公開当時、興行的には失敗という結果だった。

・1925年に、あのチャップリンの映画デビューにも関わった人物でコメディ映画の巨匠マック・セネットと出会っている。

・キャプラ作品の「失われた地平線」に出てくるシャングリ・ラという街の建物セットは、著名な建築家フランク・ロイド・ライトのコンセプトをもとにして作られたらしい。

・東京の帝国ホテルにて淀川長治さんと対談しているんですね。チャップリンとも個室で2人きりで逢ってたりしてるみたいだし、淀川さん凄すぎ(笑)

・フランク・キャプラの出生地であるイタリアのシチリア島は同じく映画監督のジュゼッペ・トルナトーレ(「ニューシネマパラダイス」「海の上のピアニスト」などの監督)の出生地でもある。

「黒澤明が選ぶ100本の名作」(文藝春秋の企画)の22位に「素晴らしき哉、人生!」がランクインしています。

・スティーブン・スピルバーグはあるインタビューの中で映画撮影に入る前に必ず4本の作品を観る。その4本とは「七人の侍」「アラビアのロレンス」「捜索者」そして「素晴らしき哉、人生!」だ、と言っていたそうです。

インタビューを受けるフランク・キャプラの動画はこちら

・第10回AFI功労賞(AFI’s Life Achievement Award)の受賞スピーチをするキャプラ↓


参考:WikipediaIMDb & more…

 
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