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ゲイリー・デヴィッド・ゴールドバーグのすべて

 


ゲイリー・デヴィッド・ゴールドバーグ(1944-2013)は、米ニューヨーク州ブルックリン出身のTV・映画プロデューサーです。脚本も書いていたようです。父親は郵便局の職員。

代表作は、ダントツでこの海外ドラマ2作でしょう!「ファミリー・タイズ」と「スピン・シティ」ですね。

どちらもマイケル・J・フォックスが出演しているシットコム。僕は特に「スピン・シティ」が大大大好きですヽ(´▽`)/

ちなみに自伝のような本も出版していて、表紙には、おそらく彼が飼っている犬であろうと思われる黒い大型犬がフリスビーらしきものをくわえている姿が写っています。

この本、タイトルが面白くて「Sit, Ubu, Sit: How I went from Brooklyn to Hollywood with the same woman, the same dog, and a lot less hair」と大変長いタイトルになっています。

直訳すると、「ウブ(犬の名前)!お座り!:私がどのようにしてブルックリンから、同じ女性と、同じ犬とともにハリウッドへやってきたか。髪の毛はたくさん失ったけどね」って感じかな。

意訳すれば、「(頭髪が薄くなりながらも)幸せな家庭を維持しながら、ハリウッドで成功した私の秘訣」という邦題はどうでしょう(笑)

ちなみに、タイトル冒頭の「Sit, Ubu, Sit!」というのはゴールドバーグ自身が本当にプライベートで飼っていた犬の名前で、ゴールドバーグが設立した自分のTV番組製作会社の名前も「UBU Production」にしています。

Amazonで買ったアメリカ版の「スピン・シティ」を観てみるとエピソードの最後で何社かのロゴマークが登場する中に、この本とおなじUBUと思われる犬の表紙写真が登場します。その際、「Sit, Ubu, Sit!Good Dog」と男性の声が聞こえていますね。ゴールドバーグの声なのかな?

ちなみに「スピン・シティ」のエピソード後に毎回流れる会社のロゴは、ゴールドバーグの「UBU Production」と、マイケル・J・フォックスの制作会社「Lottery Hill Entertainment」、そしてスティーヴン・スピルバーグが共同設立者の「ドリーム・ワークス」です。

この声を聞きたい方は、実はゲイリー・デイヴィッド・ゴールドバーグの公式サイトがありまして、そこを開くと音声が鳴るようになっていますよ♪TOPの写真では、奥さんのダイアナ・ミーハンさんと一緒に写ってます。

あと彼の顔が知りたい方はIMDbに写真が何枚か載っています

とっても陽気そうな、親しみやすそうな顔をしていますよね。2013年に亡くなってしまったニュースを聞いた時には大変悲しかったです(享年68才)。もっとたくさんのシットコムを作ってほしかったなぁ。。。
 
 
それでは、ゲイリー・デビッド・ゴールドバーグの作品を振り返ってみましょうか。


まず「ファミリー・タイズ」は1982年から89年まで全7シーズンも続いた大ヒットドラマシリーズです。

家族の絆というタイトルどおり、ある家族の物語を描いているシットコム。まあ、フルハウスに近いテイストですね。

出演していたのは、何といってもマイケル・J・フォックス。マイケルは本作でエミー賞も受賞しましたし、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」出演への足がかりにもなりましたし、何より実生活で妻となったトレイシー・ポランと出逢いました。

トレイシーは、マイケルが演じていたアレックスの初期の頃の恋人役でした。1988年に結婚してるので、最終シーズンをまたずして結婚したんですね!

あと、最終シーズンでアレックスの恋人役で登場したのは、海外ドラマ「フレンズ」モニカ役で超有名なコートニー・コックスです。

その他ゲストとして、トム・ハンクスやリバー・フェニックス、「サインフェルド」のジュリア・ルイス=ドレイファスなど豪華キャストが駆け出しの頃に出演していたんですね!

(左から)トレイシー・ポラン、コートニー・コックス、ジュリア・ルイス=ドレイファス↓

 
 


さらに、その後、知らなかったのですが、1991年から1993年にかけて、ゲイリー・デヴィット・ゴールドバーグの半自伝的なTVシリーズもあったんですね。

タイトルは「Brooklyn Bridge」(ブルックリン・ブリッジ)。実在する橋の名前で、彼が生まれた街にあります。残念ながらこちらはシーズン2で終了しています。

出演していたのは、

海外ドラマ「ギルモア・ガールズ」や「ザット ’70s ショー」等にゲスト出演していた女優マリオン・ロス、

海外ドラマ「あなたにムチュー」や「新・刑事コロンボ」などに出演していたルイス・ゾリック、

映画「ワーキング・ガール」や海外ドラマ「ER」「フェリシティの青春」「名探偵モンク」「メンタリスト」「glee/グリー」などめちゃくちゃたくさんのドラマにゲスト出演している女優エイミー・アキノ、

海外ドラマ「LAW & ORDER ロー&オーダー」や映画「ラブ&ドラッグ」などに出演している俳優ピーター・フリードマン

などです。あまり知らない人ばかりかも・・・。でもシーズン1だけでもいいから観てみたいなぁ~。

 

その後、再びマイケル・J・フォックスを主役にすえたTVドラマシリーズ「スピン・シティ」が1996年から2002年まで、シーズン6まで続きます。

厳密にいえばシーズン4をもってマイケル・J・フォックスがパーキンソン病のために途中降板。代わりにご指名されたのは、今やアメリカNo1のコメディ俳優となった、ご存知チャーリー・シーンですね(笑)

キャストは他にも、

映画版「ロッキー・ホラー・ショー」のバリー・ボストウィック、

映画「アルゴ」「プロデューサーズ」など今や多数の映画に出演しているリチャード・カインド、

映画「フェリスはある朝突然に」のアラン・ラック、

海外ドラマ「ナッシュビル」や「Friday Night Lights」のコニー・ブリットン、

海外ドラマ「サマンサ Who?」や「ブルーブラッド」などで知られ、ブラッドリー・クーパーの元妻でもあるジェニファー・エスポジート、

海外ドラマ「ダイナスティ」や「メルローズ・プレイス」で有名な女優ヘザー・ロックリア、

などなど、結構有名どころが出演していました。

ジェニファー・エスポジート、コニー・ブリットン、ヘザー・ロックリア↓

 
 

さらにゲストには、マーティン・シーンやデニス・リチャーズ、ロリ・ロックリン、ダコタ・ファニング、クリストファー・ロイド、ホルヘ・ガルシア、ルーク・ペリーなどが豪華なキャスト人らが出演しています。

ちなみに、「スピン・シティ」の製作にはゴールドバーグともう1人、海外ドラマ「フレンズ」などで脚本を書いていたビル・ローレンスも参加しています。

あと、テレビドラマ以外にも映画「理想の恋人.com」や「晩秋」などで制作・監督・脚本を手がけています。

映画「晩秋」(DAD:1989)は、製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ、監督・脚本・製作がゴールドバーグです。

キャストは、なんと映画「お熱いのがお好き」で有名なジャック・レモン、

海外ドラマ「チアーズ」のテッド・ダンソン、

ケヴィン・スペイシーなど大物が多数出演。

残念ながらAmazonでは日本版がVHSしか見つかりませんでした。

映画「理想の恋人.com」は、2005年公開の映画です。

主演は「運命の女」や「リトル・ロマンス」で知られる女優ダイアン・レインと、映画「2012」や「推理作家ポー」などで有名な俳優ジョン・キューザックです。

この映画の公式サイトがかろうじて残っているようで、そこにゴールドバーグの紹介文が載っています。

それによると、複数の大学に通い、なんと1975年、31歳の年になってようやく卒業しています。その後、脚本家を夢見てハリウッドへ渡り、76年にMTMという制作会社で脚本家として職につきます。そこでプロデューサーまで昇進した後、1981年に独立してUBUプロダクションを設立という経歴みたいです。

学生時代に何があったんですかね?(笑)

ちなみに、「ファミリー・タイズ」では脚本家としてエミー賞に輝いています。そして、「Brooklyn Bridge」ではゴールデングローブ賞を受賞しているみたい。結婚して子供は2人。(インタビュー動画

ああ、ますます「Brooklyn Bridge」が観たくなっちゃった(笑)

映画「理想の恋人.com」は、Hulu(フールー)で観ることができますよん♪

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残念ながら一番のオススメ「スピン・シティ」はなぜかなぜかなぜか、日本でDVD未発売なんですね・・・。

以前、TBSと、スカパー!(Super! drama TV)で放送されていたみたいです。

またやってくれないかな~!もしくは、やっぱり海外ドラマといえば現在最強のHulu(フールー)で配信開始されるのを期待ですね!こまめにチェック♪
 
 
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