「フォルティ・タワーズ」は、1975年と1979年に各6話ずつがイギリスの放送局BBC2で放映されたコメディ番組。
製作・主演は元モンティー・パイソンのメンバーだったジョン・クリーズで、当時の妻だったコニー・ブースも共演しています。
舞台は、イギリスのデヴォン州トーキーという町にあるホテル「フォルティ・タワーズ」。このホテルのオーナーをジョン・クリーズが務めており、様々客や従業員たちとのドタバタ劇を約30分で描いたシットコムです。
長いときには2ヶ月もかけて1話の脚本を練るそうで、現代においても未だに根強い人気がある伝説的なコメディ番組としても知られています☆
↓WatchMojo.comによる「フォルティ・タワーズ」の傑作シーンTOP10
あまりにも人気があり有名なので見たいと思っていたところ、なんと
Hulu(フールー)で全12話が配信されることになったので、さっそく楽しんじゃいました(2014年現在)
いつまで配信されているのかわからないですが、他にもたくさんの貴重なコメディが見られるので、配信が終わってしまう前にHulu(フールー)へ加入されることをオススメします。
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当時の奥さんコニー・ブースは妻役でなく従業員の1人を演じていて、妻役はプルネラ・スケイルズという女優が、また英語ができないスペイン人従業員をアンドリュー・ザックスという俳優が演じています。
このドラマのホテル設定は、実際にジョン・クリーズがモンティ・パイソン時代に体験したことから思いついたとのこと。イングランドに実在するトーキーという町で泊まった宿のオーナーがヒドく粗暴だったことからヒントを得て製作されたそうです(笑)
ちなみにモンティ・バイソンというのは、イギリスを代表するコメディ・グループの名前でジョン・クリーズを含む6人で構成。コメディ界のビートルズなんて呼ばれていたくらい爆発的な人気を誇っていました。
イメージしやすいように例えるなら、イギリスのドリフターズみたいなものですね(笑)ただ、ドリフは子供向けの単純明快なネタが多いのに対して、モンティ・パイソンはもっと大人向けで複雑なものや挑発的なものも多いのが特徴です。
もちろんフォルティ・タワーズでも、ドイツ人に対して戦争ネタを連発しまくったり、女性に対してブサイクだ美容外科が必要だぞなどといった暴言を吐くなど、かなりキツいジョークが登場します。
さらにフォルティ・タワーズのストーリーは、短い時間の中で様々な登場人物と伏線が交差して最後につながるという「グランド・ホテル」形式的な展開のものが多く、よく練られた内容のコメディとなっています。
主演・製作のジョン・クリーズは、2005年にイギリスで行ったベスト・コメディアンを決めるランキングで第2位にランクインするなどいまだに人気が高いコメディアンです。
映画「ワンダとダイヤと優しい奴ら」(1988)では、なんと英国アカデミー賞主演男優賞を受賞までしちゃってます。
その他にも、映画「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」「007 ダイ・アナザー・デイ」ではボンドに秘密兵器を授ける研究者Qの後継者であるR役を演じていたり、「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」「ハリー・ポッターと賢者の石」「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(ほとんど首無しニック役)への出演など、精力的な活躍ぶりをみせています。
また、テレビ界でもアメリカの人気ドラマ「チアーズ」にゲスト出演を果たし、なんとエミー賞で最優秀ゲスト賞を獲得。私生活では、これまでに4度も結婚しています。
「フォルティ・タワーズ」のDVDは日本版も発売されていて、全12話が収録されているだけでなく、特典映像としてNGシーンなどの舞台裏の様子も収録されているようです。
さらに嬉しいことに、なんと全12話をHulu(フールー)で配信中です♪(2014年12月現在)
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