「ザ・エージェント」タグアーカイブ

ジェームズ・L・ブルックスのすべて



ジェームズ・L・ブルックスは1940年生まれ、アメリカはニューヨーク州出身の映画監督です。(上の動画はアカデミー監督賞を受賞した時の公式動画)

この方もジョン・タートルトーブ監督同様、Amazonで写真入りの本が見つかりませんでした。

しかし、ものすごく有名な方であることには変わりなく僕の大好きな作品に、あれもコレモ関わってたの?と驚かされたほど数多くの名作に携わっています。
 
 
 
■ 監督した代表作 ■

 

映画「愛と追憶の日々」(1983)
アカデミー作品賞、監督賞、そして脚色賞に輝いた名作。さらにゴールデングローブ賞脚本賞も受賞。


主演は、あのビリー・ワイルダー作品「アパートの鍵貸します」のヒロインで有名な女優シャーリー・マクレーンと、人気俳優ジャック・ニコルソンです。

ちなみに、ジェームズ・L・ブルックスの代表作「愛と追憶の日々」はWOWOWで放送されたことがあります。

WOWOW

映画「恋愛小説家」(1997)
この映画がジェームズ・L・ブルックスが監督した映画の中で一番好きです♪最高!すごく勇気をもらえるし、笑えるし、そして優しい気持ちになれるエール映画☆
主演は再びジャック・ニコルソンと、海外ドラマ「あなたにムチュー」ヒロインでブレイクしたヘレン・ハント。なんと、2人そろってアカデミー主演男優賞と女優賞に輝きました。さらにゴールデングローブ賞作品賞も受賞。他にもキューバ・グッディング・Jr、グレッグ・キニアなども出演しています。

 

映画「ブロードキャスト・ニュース」(1987)

映画「ハリウッド・トラブル」(1994)

 

映画「スパングリッシュ」(2004)
アダム・サンドラー、ティア・レオーニ主演

映画「幸せの始まりは」(2010)
リース・ウィザースプーン、ポール・ラッド、オーウェン・ウィルソン、ジャック・ニコルソン、そして海外ドラマ「名探偵モンク」で有名な俳優トニー・シャルーブなど豪華キャスト陣が出演。




 
 
■ 製作を担当した代表作 ■

 

映画「ビッグ」(1988)
トム・ハンクス主演映画なんですが、トム・ハンクス主演映画の中でトップ3に入るくらい大好きな作品♪
12歳の少年が突然、体だけ青年になってしまい、おもちゃ会社で働くことになってしまうというコメディ映画。
コメディながら、ものすごく働くということについての気づきをもらえるばかりか、ライフワークについても考えさせられるエール映画です☆

映画「ザ・エージェント」(1996)
傑作中の傑作!仕事・ライフワーク・幸せについて、ぜひ一度は観ておきたい映画です。仕事を通して得る人と人とのつながりこそが大事なことだということ、それを分かち合う人がいなければ人生は完璧とは呼べないというのがテーマ♪
主演はトム・クルーズと、レニー・ゼルウィガー。また、キューバ・グッディング・Jrはこの作品でアカデミー助演男優賞を受賞。トム・クルーズはゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞しました。

映画「ザ・エージェント」はスカパー!で放送されたことがあります。

結局スカパー!は何チャンネルが何円で見れるの?

映画「サンキュー、ボーイズ」(2001)
ドリュー・バリモア、ブリタニー・マーフィ主演。
 
 
 
■ その他 ■

あとアメリカの長寿番組TVアニメ「ザ・シンプソンズ」の製作総指揮も担当。その他、テレビ業界でも数多くの番組に携わってきているようで、IMDbを調べてみたところ、なんとエミー賞を20回も受賞してるみたいです。すごいっ!




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レネー・ゼルウィガーのすべて

レネー・ゼルウィガー(, 1969-)は、米テキサス州出身の女優です。

 
 
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トム・クルーズのすべて

 


トム・クルーズ(Tom Cruise、1962- )は、アメリカのニューヨーク州出身の俳優です。

もう言わずもがなのトップスターですよね。彼ほど長い間ハリウッドの第一線で活躍し続けているイケメン俳優はいないんじゃないかというくらい数多くの映画に主演している1人です。

映画を作ることが大好きと公言するくらいの仕事人間で、もともとレスリングをやっていたくらい体もしっかりと鍛えています。

そのため50歳を超えてもアクション映画で主演を務めていたり、SF映画でスタントマンを使わずに自分できわどいシーンに挑戦したりもしています。

代表作は、トニー・スコット監督の映画「トップガン」(1986)で、アメリカ海軍の戦闘機のパイロットを演じ、世界的に大ブレイクしました。この作品にはメグ・ライアンやティム・ロビンスなんかも出演しています。

 


一躍スターとなったトム・クルーズは、翌1987年に女優ミミ・ロジャースと結婚します。

その後、1988年にはアカデミー作品賞とダスティン・ホフマンが主演賞を受賞した映画「レインマン」に出演。

1989年には、オリバー・ストーン監督のベトナム戦争を扱った映画「7月4日に生まれて」でゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞。この作品には女優キーラ・セジウィックなんかも出演してますね。

1990年にミミ・ロジャースと離婚。同年12月にニコール・キッドマンと結婚します。この時、トム・クルーズは28歳の年で、ニコール・キッドマンは23歳の年ですね。2人の養子をとっています。

ミミ・ロジャース(左)と、ニコール・キッドマン(右)↓

 


1992年には、ロブ・ライナー監督の映画「ア・フュー・グッドメン」でジャック・ニコルソン、デミ・ムーア、ケヴィン・ベーコン、キーファー・サザーランドらと共演。

1993年には、シドニー・ポラック監督の「ザ・ファーム 法律事務所」でジーン・ハックマンやエド・ハリスと共演。

1994年には、ブラッド・ピットと共演を果たした吸血鬼映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」に出演。キルスティン・ダンストなんかも出演してます。



そして1992年には、自身のエージェントも担当していたポーラ・ワグナーという元女優のキャリア・ウーマンと、クルーズ/ワグナー・プロダクションズという映画制作会社を設立します。

この会社は、パラマウント映画が出資してくれていたらしいです。第一弾の作品は、あの人気シリーズ「ミッション:インポッシブル」(1996)シリーズです。

そう!トム・クルーズと言えば、やっぱり近年はこのシリーズが一番有名な感じですよね。

 

「ミッション・インポッシブル」は、もともとはアメリカのテレビドラマで、原題は「ミッション・インポッシブル」。同題で映画化したということです。ただし、日本ではこのドラマの邦題として「スパイ大作戦」というタイトルにしていました。ややこしいですね(^^;

トム・クルーズ主演の映画「ミッション・インポッシブル」シリーズは2014年現在、すでに4作が公開されていて、いずれも大ヒットしています。さらに2015年12月にはシリーズ5作目も公開予定だと発表されています。

 

この第1作目では、トム・クルーズとポーラ・ワグナーがプロデュースもしています。トム・クルーズの初プロデュース作品です。監督はブライアン・デ・パルマ。共演者には、ジョン・ヴォイト、ジャン・レノなどがいました。

2作目は、2000年にジョン・ウーが監督を務め、3作目は、2006年にJ・J・エイブラムスが監督を担当しフィリップ・シーモア・ホフマン、ケリー・ラッセル、ローレンス・フィッシュバーンらが出演。トム演じるイーサンの妻役には、ミシェル・モナハンという女優さんが抜擢されました。4作目は、2011年に公開され、ジェレミー・レナーなどが出演しています。



この作品でトムはスタントマンではなく自身でワイヤーを使ったアクションシーンに挑戦したりして話題を呼びました。

さらに「ミッション:インポッシブル」第1作と同じ1996年には、映画「ザ・エージェント」が公開されました。



「ザ・エージェント」は個人的にはトム・クルーズ主演の映画の中でもNo.1に好きな作品かもです♪

監督はキャメロン・クロウで、共演者のキューバ・グッディング・Jrはアカデミー助演男優賞に輝きました。この時の喜びようがほほえましくて、受賞式でのスピーチも観ているこっちが嬉しくなってしまうほどです。

アカデミー賞の公式動画が公開されていますので、ご紹介しておきますね☆



他にも「ザ・エージェント」には女優レニー・ゼルウィガーやケリー・プレストン(ジョン・トラボルタの妻)も出演しています。また、トム・クルーズはゴールデングローブ賞主演男優賞に輝きました。

1999年には、カルト映画として有名な「マグノリア」に出演して、ゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しました。

さらに同年、あの伝説的な映画監督スタンリー・キューブリックの映画「アイズ ワイド シャット」に当時妻であった女優のニコール・キッドマンとともに主演を務めます。この時スタンリー・キューブリック監督はすでに70才で、映画が完成して試写会が行われた数日後に自宅で亡くなりました。

トム・クルーズ(左)と、キューブリック監督(右)↓

この映画はキューブリック監督の遺作になったということ、トム・クルーズとニコール・キッドマンが夫婦共演ということなどから世界中で話題になり大ヒットしました。



ただ中身が過激で、性的な描写が多々ある上に、都市伝説的に「秘密結社フリー・メイソンのことが描かれているのではないか?」など様々な噂が飛び交っているようです。

ちなみに、2年後の2001年にニコール・キッドマンと離婚。その後はペネロペ・クルスと交際していたみたいですが2004年に結局破局したと報道されました。

トムとペネロペの2人は2001年の映画「バニラ・スカイ」で共演しています。

2002年には、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画「マイノリティ・リポート」に出演し、コリン・ファレルらと共演。この映画は近未来を描いた作品で、トムが犯罪者扱いされ警察から逃げる物語なんですが、すごく面白かったですね☆

 

2003年はエドワード・ズウィック監督のアメリカ映画「ラストサムライ」で渡辺謙、真田広之、小雪らと共演しています。親日家ですなー。ちなみにこの映画がきっかけで渡辺謙さんや真田広之さんはハリウッドでも活躍するようになります。

2004年には映画「コラテラル」で、殺し屋の役を演じます。トム・クルーズは、あんまり悪役のイメージがなかったので結構新鮮でしたね。監督は「アビエイター」や「ハンコック」のマイケル・マン。共演者はジェイミー・フォックスです。ジェイソン・ステイサムもチョイ役で出演しているんだそうです。気づかなかった!序盤に登場する空港の男とのこと。

 

2005年には再びスティーヴン・スピルバーグ監督の映画「宇宙戦争」に出演。H・G・ウェルズという有名なSF作家の小説が原作。天才子役として有名なダコタ・ファニングと、ハリウッド版「ドラゴンボール」や海外ドラマ「シェイムレス」のジャスティン・チャットウィンの父親役をトムが演じています。ティム・ロビンスも出演。ナレーターとしてモーガン・フリーマンが参加してたんだそうです。知らなかった(笑)

2006年には、シーズン6まで続いたアメリカのTVドラマ「ドーソンズ・クリーク」に出演していたことで知られる女優ケイティ・ホームズと結婚します。この時トムは44歳、ケイティーは28歳の年です。2人の間にはスリちゃんという名前の女の子が生まれました。トムにとってもケイティにとっても初めての実子です。

ペネロペ・クルス(左)と、ケイティ・ホームズ(右)↓

 


スリちゃんは、よくアメリカのゴシップ誌などで、ブラピとアンジェリーナ・ジョリーとの間にできた女の子シャイロちゃんと比較されたりしていますね。
(2008年に「過去最高にキュートな表紙」と話題になったスター誌の表紙写真はこちら

まあ、いつもスリちゃんはセレブでお嬢様タイプの格好、シャイロちゃんはお転婆で着の身着のままな感じという対照的な扱いをされることが多いですね(笑)

数年後に、もしかしたら2人が女優として共演するなんてこともあるかも?

さあ、まだまだトム・クルーズの出演映画は続きます(笑)

と、その前に・・・実は2006年に先程ご紹介したクルーズ/ワグナー・プロダクションズというパラマウントと組んで設立した映画製作会社ですが、パラマウントが一方的に契約を解除してきたんですね。

原因は2005年頃にケイティへの想いをオプラ・ウィンフリーの番組で大声で叫んだり、番組セットのソファーの周りを飛びまわったりしたことが、あまりに奇抜だったと話題になってしまったり、新宗教のサイエントロジーの信者であることを公言して様々なメディアで論争したりしたため、マスコミの餌食になったみたいですね。ちなみにサイエントロジーには1番目の妻ミミ・ロジャースを通じて関わるようになったとBBCニュースが報じています。

まあ、色々と世間を騒がせたから、パラマウントが手を切ったということなのかな~?ただ結局は、クルーズ・ワグナー・プロダクションズは、フットボールチームのオーナーなどから投資してもらい晴れてパラマウントから独立できました。トムもワグナーもパラマウントの扱いには怒り心頭だったようで、後にパラマウントの親会社バイアコムの会長が謝罪に近い言葉を発しているものの、さすがに無視したようです。

ちなみに、先ほどのオプラ・ウィンフリーの番組で奇抜は行動をした様は、かなりの人やメディアでパロディー化されました。通常アメリカでは行き過ぎた行為をすることを「Jumping the Shark」(サメを飛び越える)というんですが、これをモジって「Jumping the couch」(ソファーを飛び越える)という言葉まで流行したそうで、意味はWikipediaによると「誰かが公の場で自分の名声を傷つけるのに十分に極端な形で見境を失う」ことだそうです(笑)

さらに同じ2006年に、トムとワグナーが、実質MGM傘下にあったユナイテッド・アーティスツ社の経営トップに就任しました。下火になっていたユナイテッド・アーティスツを再興しようというのが目的だったようです。

ユナイテッド・アーティスツといえば、1919年にチャップリン、メアリー・ピックフォード、ダグラス・フェアバンクス、D・W・グリフィス監督の4人のビッグスターによって設立された夢の映画製作・配給会社です。

チャップリンの作った映画会社のトップにトム・クルーズが就任するなんて、エンタメの歴史って面白いですね

ただ2008年にはワグナーが退任しています。トムは今も経営に携わってるのかなー?MGMは今後もユナイテッド・アーティスツから映画を発信していきたいといってるみたいです。

というわけでトム・クルーズにとって2006年は激動の年だったと言えますね。

翌2007年には、ユナイテッド・アーティスツ社から映画「大いなる陰謀」を発表。ロバート・レッドフォードが監督・製作・主演を務めた作品です。トムはメリル・ストリープ、ロバート・レッドフォードと共演しました。

 

続けて2008年にはアドルフ・ヒトラー暗殺計画を題材にした映画「ワルキューレ」を、やはりユナイテッド・アーティスツから発表します。「ラブ・アクチュアリー」で有名な俳優ビル・ナイなどが出演してますね。

でもってビックリしたのは、同年「トロピック・サンダー」というコメディ映画に出演しているんですが、この作品はパラマウント映画なんですね。パラマウントとは仲が悪くなったかと思いきや、大人な対応ですね。

ちなみにこの作品でトムはなんと中年太りして、頭のハゲている憎らしい金持ちオヤジというキャラをノリノリで演じています(笑)



トム・クルーズだって気づかない人も多いんじゃないかと思うくらいのメイクですよね。

2010年には映画「ナイト&デイ」で、キャメロン・ディアスと共演しました。こちらは、キャンペーン企画が面白くて予告編の他に↓のような面白動画も公開されて話題を呼びました。




ちなみに、たぶんこの映画のプロモーションでイギリスの有名な車の長寿番組「トップ・ギア」に、トムとキャメロンの2人が出演しています。

この番組では、有名人がレース場1週を何秒でまわれるかを競うのですが、そのレーシングになんとトム・クルーズとキャメロン・ディアスが挑戦しています。貴重です。さらに結果やトムのドライビング・テクニック(?)も驚きですよ!



2012年には、「ロック・オブ・エイジズ」という映画でロン毛のロック歌手を演じるという新たなキャラにも挑戦。

さらにクリストファー・マッカリー監督の「アウトロー」では、アメリカで人気のシリーズ小説の主人公を演じ、女優ロザムンド・パイクと共演しました。

来日した際には、生トム・クルーズを見に行きましたが、めっちゃカッコ良くて完璧でした(笑)

しかし2012年は、ケイティ・ホームズから突然の離婚を突きつけられます。原因は不明ですが、一部メディアではサイエントロジー関連なのでは?とか、トムの束縛に嫌気がさして、などと噂されていました。たしかスリちゃんは母親であるケイティと暮らすことになったほずです。

そんなショックな出来事があったにもかかわらず、トムは仕事に集中し続け、2013年は「オブリビオン」で近未来の世界を描いた映画に出演。



2014年には、映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」で「プラダを着た悪魔」の女優エミリー・ブラント(夫は海外ドラマ「ザ・オフィス」(米)のジョン・クラシンスキー)と共演します。



「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は日本の桜坂洋という人が書いた小説「All You Need Is Kill」が原作です。原作は英語なのに、映画の邦題がカタカナってどうなの?(笑)

ちなみにトム・クルーズは親日家としても知られていますが、黒澤明監督の「用心棒」とかも好きだと言ってました。

いやはや、トム・クルーズの紹介をかいつまんで書こうと思ったら、ものすごく長いページになってしまった(笑)

やっぱりトム・クルーズは俳優という仕事が大好きな人間なんだな~☆並外れた数の映画に出演してますね!

そしてトムのプロ意識に惹かれたのか、スター性をかわれたのか、様々な偉大な監督と仕事をしていてビックリします。今後もビッグなスターと共演してほしいなぁ~♪ディカプリオとか、ウィル・スミスとかと共演したら面白いですよねヽ(´▽`)/
 
 
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「ザ・エージェント」は最高のエール映画でSHOW?




「ザ・エージェント」は1996年に公開されたアメリカ映画です。
 
監督はキャメロン・クロウ。元メジャーな音楽雑誌「ローリング・ストーン」誌の記者で、22歳の時に書いた小説がベストセラーとなり、映画化された際に脚本を担当。
 
その後、映画監督となり2000年の映画「あの頃ペニー・レインと」ではアカデミー脚本賞を受賞しています。
 
キャメロン・クロウは「バニラ・スカイ」(2001)でもトム・クルーズと組んでますね。ただ、やっぱりキャメロン・クロウと言えば「ザ・エージェント」だし、もう1つ有名なのは元記者という手腕を活かして、あの伝説的な映画監督ビリー・ワイルダーに約1年間に渡り長期インタビューしたものをまとめた「ワイルダーならどうする?」という本が有名ですよね。
 
ちなみに、三谷幸喜さんもこの後テレビ番組の企画でワイルダーに直接会いにいってました。うらやましい~☆(この辺のことはワイルダー特集ページでどうぞ)
 
話しを「ザ・エージェント」に戻すと、主演はトム・クルーズ、ヒロインはレネー・ゼルウィガー、さらにキューバ・グッディング・Jrや、俳優ジョン・トラボルタの奥さんケリー・プレストンなんかも共演しています。
 
そしてそしてキューバ・グッディング・Jrは本作で念願のアカデミー賞助演男優賞に輝きました。

左がレネー・ゼルウィガー、右がキューバ・グッディングJr↓

 

この時の授賞式で喜び跳ねながら興奮してスピーチをした映像は有名で、まるで本作「ザ・エージェント」に出てくるシーンと同じ場面を見ているようで感動しました。
 
アカデミー賞を運営している団体の公式YouTubeチャンネルに公開されていたので紹介しておきますね↓こっちまで嬉しくなってきますよ(笑)


また、トム・クルーズはゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞。さらにWikipediaによると現在「ザ・エージェント」のワールドワイドな興業収入は270億円越えしてますね!
 
ちなみに、本作には何度かトム・クルーズのメンター(師匠)として成功したスーツ姿の年配男性が、人生の成功に必要な知恵や秘訣を語りかけているのですが、当初キャメロン・クロウ監督はこの役をビリー・ワイルダーにやってくれないかと依頼していたようです。その話を断られたという話から先述のインタビュー本「ワイルダーならどうする?」は始まっています(笑)
 
なお本作「ザ・エージェント」の原題は「Jerry Maguire(ジェリー・マグワイア)」で主人公の名前になっていますが、この男性が果たして実在の人物なのかは不明です。ただ、先程のメンター役の男性は英語版Wikipediaによると、実はソニー・エンターテイメント・ピクチャーズの知的財産部門のお偉いさんなんだそうです。たまたまキャメロン監督らと歩いていた時に出演を頼まれた素人さんとのこと。彼の役名はDicky Foxですが、こちらも実在のビジネスマンなのかどうかは、ちょっとわからないです。



ここまできてやっとですが、あらすじです(笑)。トム・クルーズ演じるジェリー・マグワイアはスポーツ・エージェント。スポーツ・エージェントとはプロのスポーツ選手たちに代わってチームや企業などと契約金などの交渉をする人のこと。
 
近年、高額な年棒ばかりを追いかけ選手との関係が悪化しつつあるエージェント業界に嫌気がさしたジェリーは社員全員に、もっと人と人との絆を大切にするビジネスモデルに変えるべきだと書いたレポートのコピーを配るが、それが原因であっけなく会社からクビを宣告されてしまう。
 
あせったジェリーは無理やり個人事務所を設立するが、社員はレニー・ゼルウィガー扮する秘書のドロシー1人。クライアントもキューバ・グッディング・Jrが演じるアメフトの中堅選手ロッド1人だけ。
 
最初はうまくいかないものの、粘り強く自分を信頼し続けてくれるロッドに次第に献身的になっていくジェリーは、ドロシーの支えとともに起死回生を目指すが・・・というストーリーです。



ちなみに、ジェリーがクビになった原因となった小冊子の内容はざっくり言うと下記のようなものです。
 
「ケガをした時も選手を守り抜くということ。最近はそれが忘れられてしまっている。もっと1人1人と親密な関係になって信頼し合うためには、どうしたらいいのか?答えは簡単。それは『クライアント数を減らす』こと。金額は低く、親身な配慮、自分とゲームを大切にすればいい」
 
そして、アメリカでは、この映画のあるセリフが2つほど大流行しました。
 
1つ目は「Show Me The Money!(金を見せろ)」です。これは、ロッドが俺が欲しいなら高額の契約金を提示してみせろ!という強気な交渉態度をとるシーンなどで、ジェリーに向かって叫ばれたセリフです。下の場面写真のように、ロッドはものすごく陽気というか強気というかうるさいくらいエネルギッシュでまっすぐな男なんですよ(笑)



もう1つは「You Complete Me(君が僕を完璧なものにする)」です。トム・クルーズがレネー・ゼルウィガーに向かっていう言葉です。789jun的に意訳すると「ただビジネスで成功するだけじゃ完全な幸せとは呼べない。それを一緒に喜んでくれる君のような存在が僕には必要なんだ。君がいて初めて完全な成功・幸せと言えるんだ」かな。これはロマンティックなセリフとして、結構有名で、よくパロディなどで登場します。
 
例えば、海外ドラマ「フレンズ」というシットコムでは、ロスという男性が片思い中の女性レイチェルに向かって「You Complete Me」と言いかけますが、反応が悪かったのを察知してすかさず「You Complete Me Kitchen」と言いなおします。「君のおかげで僕・・・の家のキッチンが最高のものになるよ」みたいな意味ですね(笑)
 
 
この映画をみると、結局、善人が懸命に努力すると幸せになれるんだという生きる希望が湧いてきます☆また、あきらめないことの大切さや、友情、信頼、愛情といった心の幸せをビジネスと結びつけることができるんだという気づきを得られました♪
 
ザ・エージェント」は元気が出る、超オススメのサクセス映画です。
 
最後に作中でジェリーのメンター役Dicky Foxが言う素敵なセリフを贈ります。
 
Hey, I don’t have all the answers. In life, to be honest, I failed as much as I have succeeded. But I love my wife. I love my life. And I wish you my kind of success.
 
「かくいう私も正直なところ、たくさんの失敗をしてきた。だが妻を愛し、自分の人生を愛している。願わくば、君も私と同じ種類の成功をしてほしい。できるはずだ」
 
 
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