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倉本聰のすべて

 

倉本 聰(くらもと そう、1935-)は、日本・東京都出身の脚本家・劇作家・演出家です。

東京生まれですが、1977年からは北海道の富良野市に住んでいます。

テレビドラマ「北の国から」「前略おふくろ様」「優しい時間」「拝啓、父上様」などで有名ですね☆

僕は、「優しい時間」と「拝啓、父上様」で、倉本ワールドにハマりましたヽ(´▽`)/

 

■「優しい時間」は、

寺尾聰と、嵐というジャニーズグループの二宮和也が主演で、ヒロイン役には長澤まさみ。そのほか、大竹しのぶ、余貴美子などが出演しているドラマ。

たまにゲストで時任三郎、佐々木蔵之介、小日向文世、北島三郎、小泉今日子、高橋克実などが出演しています。

主題歌は、平原綾香が歌う「明日」♪これが最高に合ってる曲で、冬の夜に温かいココアでも飲んでいるような優しい気持ちになれますよ☆

ドラマの内容は、悲しい物語のハズなのでうすが、それでも色々な人間が様々な思い出交流を交わす中で、心の中のモヤモヤが雪解けしていくような気持ちにしてくれる優しい内容でもあります。

 

■「拝啓、父上様」は、

こちらも二宮和也が主演で、その他、関ジャニ∞というアイドルグループの横山裕、八千草薫、黒木メイサ、高島礼子、福田沙紀、梅宮辰夫、高橋克実、岸本加世子、奥田瑛二など豪華キャスト陣が出演しています。

神楽坂の老舗料亭を舞台にした、様々な人間模様を描いています。

ドラマの世界観をつくる大事なテーマソングには、森山良子が歌う「パピエ」を起用。これが最高にドラマをオシャレにしてくれているんですよ~♪

ちなみに、このドラマは「前略おふくろ様」の続編的な要素を兼ね備えていて、八千草薫や梅宮辰夫は「前略おふくろ様」にも出演していたばかりか、役柄は「拝啓、父上様」でも両作品とも同じで、おかみさん役と板前役です。

2作とも主演が二宮くんということで、俳優としての彼の今後の成長がますます楽しみです☆



■ 「北の国から」

そして、やはり倉本聰といえば、一番有名なのは「北の国から」でしょう!

テーマ曲の、さだまさし「北の国から〜遥かなる大地より〜」も、日本一有名なインストゥルメンタル曲と言ってもいいくらい有名になりました♪

さらに主演を務めた田中邦衛も、世代によっては(特に若い人にとっては)映画「若大将」シリーズよりも、こちらのイメージが強いでしょうね。

1981年から1982年まで全24話がフジテレビで放送されたのですが、その後も1983、1984、1987、1989、1992、1995、1998、2002年にスペシャル特番が放送。なんと21年間にも渡って続いた人気ドラマです。

スゴイのは映画「男はつらいよ」と本作の両方のロングラン作品に主要キャストの1人として出演していた吉岡秀隆。一体彼の代表作は、満男なのか純なのか(笑)

あとは、いしだあゆみ、中嶋朋子、竹下景子、岩城滉一、大滝秀治、地井武男、原田美枝子などが出演しています。

またスペシャルではゲストで、横山めぐみ、緒形直人、裕木奈江、宮沢りえ、内田有紀などの女優が出演しています。

ちなみに実生活で、内田有紀さんは、吉岡秀隆さんの元妻ですね。

「北の国から」は、アメリカのテレビドラマ「大草原の小さな家」をヒントに作られたそうです。

海外ドラマ「大草原の小さな家」もロング作品で、1974-1984年まで、シーズン8+新シーズン1+スペシャルが放送されています。



■ 映画

テレビドラマ以外にも映画「駅 STATION」(1981)では、高倉健を主演に迎え、倍賞千恵子、いしだあゆみ等も出演しています。

1986年には脚本を担当した「時計 Adieu l’Hiver」という映画を監督もしています。キャストはいしだあゆみ、中嶋朋子、永島敏行、石田えり、陣内孝則、岡田眞澄など。

映画は他にも「ブルークリスマス」「君は海を見たか」など何本か脚本を担当しているみたい。あと、ラジオや舞台、それともう閉じてしまいましたが俳優や脚本家を育てる富良野塾という養成学校を26年間に渡り主宰していたそうです。

■ 最近の活動



倉本聰は、最近では日本の人気脚本家10人がそれぞれ1話ずつ担当するという企画のTBSドラマ「おやじの背中」(2014年7月~9月)に参加。

第3話の西田敏行さんが主演を務めた「なごり雪」で脚本を担当しました。

実は2003年にNHKで放送されたドラマ「川、いつか海へ 6つの愛の物語」で、三谷幸喜や野沢尚と一緒に仕事をしています。

また、WOWOWの開局20周年記念ドラマとして、「學」(がく)を仲代達矢主演で公開しました。

このドラマは、倉本が1992年に脚本を書き上げたものの発表されることがなかった、まさに幻のオリジナル脚本をドラマ化した作品。ほかに八千草薫、勝村政信らも出演しています。

WOWOW

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TVドラマ「拝啓、父上様」は最高でSHOW?


「拝啓、父上様」は、2007年1月にフジテレビで放送されたドラマで、「前略おふくろ様」で有名な倉本聰 脚本、嵐の二宮和也 主演です。
 
ニノ(二宮和也)&倉本聰のタッグは、長澤まさみも出演したドラマ「優しい時間」以来になります。「優しい時間」は少し重めでシリアスなドラマでしたが、今回は東京は神楽坂の老舗料亭を舞台にした軽やかで楽しいドラマです。
 
「拝啓、父上様」では、黒木メイサ、八千草薫、高島礼子、横山裕、福田沙紀、梅宮辰夫、高橋克実、岸本加世子、奥田瑛二ら豪華キャストが共演です。
 
主題歌の森山良子さん「パピエ」も、すごくおしゃれな曲で好きだったなぁ~!思わずCD買っちゃいました♪洋風な感じなのに、なんとなく懐かしい日本的な感じもする、まさに神楽坂の石畳って感じですヽ(´▽`)/
 
ちなみに「拝啓、父上様」は、倉本さんの大ヒットドラマ「前略おふくろ様」(1975年)をオーマージュ的に継承していて、随所に面影がみえる憎い演出になっています。
 
たとえば、毎回ドラマの中で主人公の一平(二宮)が つぶやくナレーションの口調や、「前略おふくろ様」に出演していた梅宮辰夫や八重草薫さんは2作とも同じ職業で登場しています。このあたり、ファンにとっては32年ぶりに見ることができて嬉しかったでしょうね☆
 
本作以外にも「北の国から」や「優しい時間」、「前略おふくろ様」など倉本さんのドラマは素晴らしいものが多いですね!
 
Wikipediaによると、製作総指揮を務めた中村敏夫さんという方は、「北の国から」「優しい時間」でも倉本さんとタッグを組んだ方らしいです。あと、演出の宮本理江子さんという方は、山田太一さんの娘さんらしいです。
 
山田太一といったらドラマ「ふぞろいの林檎たち」などで有名な脚本家で、よく倉本聰、山田太一、向田邦子の3人は「シナリオライター御三家」と呼ばれていたそうです。
 
ちなみに、今作の「拝啓、父上様」で一番印象に残っているセリフというか場面は、一平(二宮)がナオミ(黒木メイサ)とバイバイした後に、足取りも軽く帰宅しながら「拝啓、父上様。人生は、時々素晴らしいです!」と嬉しいそうに言ったところです☆
 
あと、このドラマ見てたら、何度か登場した神楽坂(飯田橋)のお堀にある川沿いのレストラン「カナルカフェ」に行きたくなりました☆
 
なんていうか、職人さんのドラマでもあり、おしゃれな町で真剣な恋をする若者のドラマでもあるので、見ていると背筋がピンと伸びて、さわやかな気分にしてくれる、そんな素敵なドラマです♪
 
 
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