フランク・キャプラ、チャップリン、ビリー・ワイルダーなど、映画史上たくさんの名画を残してくれた天才監督の作品を観ると、いつも思うことがあります。
それは、なんでこの人達はこんなに人の気持ちがわかるんだろう?人間の喜怒哀楽を細かく繊細に描いていて驚かされたと思ったら、一方では大胆不敵なアイデアで笑わせてくれる。
こんな場面や気持ちを細かく覚えているなんて、きっと波乱万丈な人生を送ってきたに違いない。と想像してしまいます。
それは俳優や女優にしても同じです。どうしたらあんなに素晴らしい演技ができるんだろう?など今なお興味は尽きません。
同時に、それだけ魅力的な人が世界中に何人もいるというのはある意味幸せなことだとも思っています。知る楽しみがたくさんあるわけですからね♪
僕が自伝本や自伝映画について知りたいと考え出したのは、そんな理由からでした。
そして、チャップリンやワイルダーの生涯を知れば知るほど面白く、さらに好奇心をくすぐられました。
また、自伝を読み、その人の生きた時代背景や人生を知るとより作品に対する理解や想いが伝わってきて映画やドラマを今までの何倍も身近に感じながら堪能することができるようになりました。
実際、読み物としてもすごく面白くて「え~!そうだったのか?」とか、「なるほどそういうことか」とつい声に出してしまう程ハリウッドの当時の映画業界のことが見えてきたり、舞台裏が覗けるような、はたまたスターの楽屋にこっそり招待されたようなそんな特別な気持ちも味わえる作品ばかりですので、ちょっとでも興味を惹かれた映画監督や俳優・女優、ドラマの制作者などと出逢ったら、ぜひ一度自伝本を読んでみてはいかがでしょうか♪
◆オススメ&ぜひ読みたいと思っている自伝本・自伝DVD
「ワイルダーならどうする?」 著:キャメロン・クロウ |
「チャップリン自伝」(上巻・下巻) 著:チャールズ・チャップリン |
「チャップリンのすべて」 著:淀川 長治 |
「チャーリー」(映画) 主演:ロバート・ダウニーJr. |
「ラッキーマン」 著:マイケル・J・フォックス |
「僕が大切にしている人生の知恵を 君に伝えよう」 著:デンゼル・ワシントン |
「ピーター・フォーク自伝」 著:ピーター・フォーク |
「淀川長治自伝」(上巻・下巻) 著:淀川 長治 |
「The Name Above The Title」(洋書) 著:フランク・キャプラ |