エディ・マーフィ(Eddie Murphy, 1961-)は、アメリカはニューヨーク州出身の俳優です。
ジャック・ニコルソン(Jack Nicholson, 1937-)は、アメリカ・ニュージャージー州出身の俳優です。
2014年現在、77才という年齢でありながら今なおバリバリの現役。しかも実力、人気ともに非常に高い俳優なんですね。
かなり たくさんの名作映画に出演してきています。
生まれは神戸ですが、父親の仕事の都合で幼くして北海道に転勤、その後は神奈川県に住んでいたようです。
お兄さんの慎太郎は一橋大学法学部卒業ですが、裕次郎は慶応義塾大学法学部に入学。大学在学中の1956年に、お兄さんの慎太郎が発表した「太陽の季節」という小説が芥川賞に輝き、同年、映画化されるんですが、その映画「太陽の季節」で裕次郎は俳優デビューします。
この時、兄の慎太郎とプロデューサーだった水の江滝子(みずのえたきこ)の推薦で、裕次郎は主人公の友人役として出演。以後、俳優として日活に入社して、慶應大学は中退します。
ちなみに、「太陽の季節」の主演は、女優の南田洋子と、俳優で津川雅彦の兄でもある長門裕之です。長門と南田の2人は、この作品がきっかけで出会い、後に結婚します。ほかには岡田眞澄さんかも出演してます。
この映画「狂った果実」で、やはり慎太郎の強い推薦のもと、いよいよ裕次郎が主演をはります。共演は、後に裕次郎の奥さんとなる、北原三枝(結婚後は石原 まき子)。共演者には、ほかに前作に主演した長門の弟、津川雅彦などがいます。
さらに映画と同題の主題歌「嵐を呼ぶ男」も裕次郎が歌いヒット。石原裕次郎の初ヒット曲となり、歌手としても成功していきます。
その中でも特に有名なものを紹介しておくと、1962年の映画「銀座の恋の物語」、同年の「憎いあンちくしょう」、翌1963年の「何か面白いことないか」と「太平洋ひとりぼっち」、1967年の「夜霧よ今夜も有難う」、1968年「黒部の太陽」、1970年「待ち伏せ」と、結構かいつまんだんですが、それでも結構ありますね(^^;
主演は石原裕次郎と浅丘ルリ子。この2人が主演している映画は数多くあります。
ちなみに、僕が初めて観た裕次郎の映画は、この「銀座の恋の物語」でした。WOWOWで裕次郎特集やってたのか、テレビで放送してたのを見たんだったかな?
「太平洋ひとりぼっち」は、実際に海洋冒険家の方が出版した手記を元にした映画です。監督は市川崑で、主演はまたまた裕次郎と浅丘ルリ子のコンビです。ほかには田中絹代やハナ肇なんかも出演しています。
僕がこのタイトルを知ったのは、たしかテレビでchage and ASKAのチャゲさんがギャグがスベッた時に「俺だけ太平洋ひとりぼっちじゃんか」みたいなことを言っていて、知りました(笑)たしか当時は他にも同じように使っていた人がいたような気がします。まあ、このタイトルにかけたのかどうかは不明ですが、それだけ認知されたタイトルということなんでしょうね。
今は石原軍団といえば、渡哲也、舘ひろし、神田正輝、徳重聡などが代表的ですが、石原プロには当時、浅丘ルリ子や黛ジュン、寺尾聰なんかも所属していたんですね。もちろん、かつては裕次郎の甥にあたる石原良純も所属していました。
さて、1967年には裕次郎のヒット曲の1つ「夜霧よ今夜も有難う」というタイトルの歌謡曲が発表されてヒットします。その1ヶ月後には同題の映画「夜霧よ今夜も有難う」が公開。こちらも面白い映画でした。
主演はまたまた石原裕次郎と浅丘ルリ子。面白いのは、この映画、実は1942年にハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマン主演で公開されたアメリカの名作「カサブランカ」の日本版リメイクなんですね!
比較しながら見るのも楽しいでしょう♪たいていハリウッド映画を日本版にリメイクすると陳腐な感じになるのですが、この作品は裕次郎のカリスマ性があったのか、結構よくできていて楽しめました♪もちろん原作映画には敵いませんが。
ちなみに、この「夜霧よ今夜も有難う」は僕が知っててカラオケで歌える唯一の裕次郎ソングです(笑)
実は、三船敏郎の作品もWOWOWでたくさん観て、録画してブルーレイ化できましたが、こういうふうに、黒澤明とか裕次郎とかの特集をやってくれると、これまで観たかった人の映画が買わなくても一挙に録画できて、ブルーレイやDVDにダビングしてコレクションに加えることができるから、お得ですよね~☆
さあ、石原裕次郎については、あと2作に触れておきましょう。まずは1968年に公開した映画「黒部の太陽」ですね。
主演は、あんと三船敏郎と石原裕次郎という日本の2大スターが共演を果たしています。三船プロダクションと石原プロモーションの共同制作ですね。あまりに費用がかかるため、裕次郎は俳優の宇野重吉に助けを求めたところ、全面協力を得られたため裕次郎は宇野重吉を後々まで慕ったといわれているようです。ちなみに宇野重吉は寺尾聰の実の父親ですね。
ほかに宇野重吉、寺尾聰、志村喬、高峰三枝子らが出演しています。興行的にも大ヒットだったようですが、いかんせん製作費がかさんで石原プロの財政を圧迫したとも言われているようですね。
その後、1970年には、今後は三船プロダクションが製作の映画「待ち伏せ」に石原裕次郎が出演します。
さらにこの映画には、勝新太郎、浅丘ルリ子、中村錦之助、北川美佳(タレント三船美佳の実の母)ら、そうそうたるメンバーがキャスティングされて話題になりました。
その後、(一部報道では映画での経済難を脱出するために渋々承諾した)テレビの世界にも進出し、ドラマ「太陽にほえろ!」シリーズ(1972~1986年)や、「大都会」シリーズ(石原裕次郎×渡哲也×倉本聰)、「西部警察」シリーズ(1979~1984年)が人気を博しましたね。
特に「太陽にほえろ!」シリーズは、今でもよくお笑い芸人がネタにしていたりしていますね。特に出演していた松田優作(ニックネームはジーパン)の「なんじゃこりゃ~!」というセリフはよく聞きます。
「西部警察」も渡哲也、舘ひろし、寺尾聰、峰竜太、三浦友和、古手川祐子など豪華キャストが出演していた大人気シリーズでこちらもテーマソングやポスターを見ればすぐにわかると思います。
何といっても、叔父が映画監督のフランシス・フォード・コッポラというのは有名な話。ニコラス・ケイジの父親の弟がフランシス・フォード・コッポラです。
父親は大学教授で小説家、母親はバレエ・ダンサー、2人いる兄のうち1人は映画監督、いとこには女優のソフィア・コッポラなどがいるみたいです。芸能一家ですね。
ただ、若い頃はオーディションなどでニコラス・コッポラという本名を出すと、叔父のフランシスのことばかり聞かれたので、後にニコラス・ケイジという芸名で俳優をやることにしたのだそうです。ちなみにケイジはアメリカのコミックの主人公の名前からとったらしいです。
ちなみに、Saturnとは悪魔のサタン(Satan)ではなく、土星という意味ですので、お間違いなく(笑)
代表作は、まず1986年の「ペギー・スーの結婚」で女優キャスリーン・ターナーと共演します。この映画、監督はフランシス・フォード・コッポラだったんですね。この作品、なかなか良かったなぁ~☆
ストーリーは、宝くじで大金が当たった警察官男性が、いきつけのレストランのウェイトレスをしている女性に恋をするというもの。実は、ニコラス・ケイジの2014年現在の妻は、元ウェイトレスの女性なんですね。不思議な偶然ですよねヽ(´▽`)/
同じく1994年の映画「不機嫌な赤いバラ」にも出演しますが、共演者はなんとシャーリー・マクレーンです。ビリー・ワイルダー監督の映画で「アパートの鍵貸します」など複数本の主演を務めた、あの女優さんですね。
ちなみに、この映画は最高傑作です。ニコラス・ケイジ出演作の中でも、一番好きな作品の1つですね☆
笑えて、ドキドキして、最後は感動できて、ガッツポーズしちゃいますよ(笑)
さらに同年「ザ・ロック」という映画で、ショーン・コネリーと共演。マイケル・ベイが監督ということもあってエンタメ性の強い面白い作品でした。他に「アポロ13」や「トゥルーマン・ショー」などの俳優エド・ハリスなんかも出演しています。
1997年には、映画「コン・エアー」に出演し、俳優ジョン・キューザックやジョン・マルコヴィッチらと共演。この時のニコラス・ケイジは、かなりマッチョでした。体を鍛えたのかな?
同じく2000年には「天使のくれた時間」に出演。この映画はフランク・キャプラ監督の「素晴らしき哉、人生!」をモチーフにした作品。もしもあの時違った選択をしていたら人生はどうなっていただろう?というのがテーマになっています。
共演のヒロイン役には女優ティア・レオーニ。「Xファイル」で有名な俳優デイヴィッド・ドゥカヴニーの元妻です。
2001年には、「コレリ大尉のマンドリン」でペネロペ・クルスと共演しています。ちょっと意外な組み合わせだな~☆
そして2005年には大ヒット映画「ナショナル・トレジャー」に出演。「キッド」「あなたが寝てる間に・・・」などで有名なジョン・タートルトーブ監督のディズニー映画。Wikipediaを見ると350億円近くの興行成績をたたき出したみたいですね!おそらくニコラス・ケイジ自身も最大のヒット作になったことでしょう。
そしてニコラス・ケイジ演じる主人公の父親役には、女優アンジェリーナ・ジョリーの実の父親ジョン・ヴォイトが、さらに祖父役は、名画「サウンド・オブ・ミュージック」のクリストファー・プラマーが担当するなど豪華なキャスティングです。
個人的にも、ニコラス・ケイジの作品の中でベスト3に入るくらい好きな作品です☆
この作品は続編も製作され、2007年に「ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記」が公開されました。
ちなみに、この作品のプロモーション活動の一環でニコラス・ケイジとジョン・タートルトーブが来日した際には、3作目は日本で撮るぞー!みたいなことを言っていたんですが、2014年現在、結局まだ製作されていません(笑)
そのかわり、同じジョン・タートルトーブ監督とタッグを組んで2010年に「魔法使いの弟子」という映画に出演しました。こちらも大変面白かったです。共演者にはモニカ・ベルッチなども出演しています。
同年2010年には、ブラッド・ピットが製作に参加した主演クロエ・モレッツの「キック・アス」にもビッグ・ダディ役として出演しています。
ただ、2009年頃に浪費癖から財政難になってしまい税金を滞納して所有していた何軒かの家を競売にかけたと報道されました。
たしかに、ニコラス・ケイジは大の車好きで、フェラーリやランボルギーニを何台も所有しているそうです。お城のような別宅を何軒も所有しているとか、恐竜の化石のコレクションなどかなり派手にお金を使っていたそうです。
そのせいなのか、最近はたくさんの映画に出演していますね。まあ、映画ファンとしては、たくさんの作品に出演してくれて嬉しい限りですね♪
「ゴーストライダー」「ゴーストライダー2」「デビルクエスト」「ゲットバック」などに出演しています。
プライベートでは、3度結婚しています。最初は海外ドラマ「ミディアム」で有名な女優パトリシア・アークエットと1995年から2001年まで結婚していました。
2度目は2002年に、なんとマイケル・ジャクソンとも結婚していた、エルヴィス・プレスリーの娘リサ・マリー・プレスリーと結婚してるんですね!
そして、3度目の結婚は、2004年に当時ロスの寿司屋でウェイトレスをしていた韓国系アメリカ人の一般女性と電撃結婚。前述したとおり、まさに「あなたに降る夢」のようなシンデレラ・ストーリーですね。2005年、2人の間には男の子も誕生しています。
何にせよ、今後もますます、たくさんの作品でニコラス・ケイジの活躍する姿が見られることを期待しています♪
願わくば、ジョン・タートルトーブ監督と「ナショナル・トレジャー」第3弾を日本篇で!もしくは「魔法使いの弟子」の第2作目が公開されたら嬉しいな~☆
あ、そーいえば、ニコラス・ケイジがシルヴェスター・スタローンやジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、アーノルド・シュワルツェネガーらが出演して豪華キャストが話題となった「エクスペンダブルズ」シリーズの第3弾に出演するかもという噂が流れていましたが、結局、ハリソン・フォードとメル・ギブソンがゲスト出演するということになりましたね。ちょっと残念。
ニコラス・ケイジとウィル・スミスなんて組み合わせはどうかしら?頭脳派と肉体派の2人が刑事役で相棒なんて面白そうじゃない?(笑)
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