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宮崎 駿のすべて

 


宮崎 駿は東京都文京区出身の映画監督、アニメーション作家です。

宮崎監督といえば、ご存知スタジオジブリに映画監督、取締役の1人として所属している人気アニメーション作家ですね。

代表作は、

「風の谷のナウシカ」(1984)
「天空の城ラピュタ」(1986)
「となりのトトロ」(1988)
「魔女の宅急便」(1989)
「紅の豚」(1992)
「もののけ姫」(1997)
「千と千尋の神隠し」(2001)
「ハウルの動く城」(2004)
「崖の上のポニョ」(2008)
「風立ちぬ」(2013)

などなど、数多くの名作を発表し一時代を築き上げた巨匠です。




 
意外なところでは、モンキー・パンチ原作の漫画「ルパン三世」シリーズの劇場版映画「ルパン三世 カリオストロの城」で脚本・監督なんかも務めています。

宮崎アニメはアメリカでも人気が高く、吹替え版の声優を担当する人が毎回豪華なキャスティングです♪

例えば、「となりのトトロ」のサツキとメイの声はダコタ・ファニング姉妹がやりましたし、「もののけ姫」のサンはクレア・デインズ、「魔女の宅急便」のキキはキルスティン・ダンストが、「崖の上のポニョ」ではマット・デイモンやケイト・ブランシェット、「風立ちぬ」ではジョセフ・ゴードン=レヴィットやエミリー・ブラントが担当しています。

実際に、宮崎監督はアカデミー賞も今回の名誉賞の他、長編アニメ賞を「千と千尋の神隠し」2003年のアカデミー賞受賞式で受賞していたりします。

ちなみに、2014年8月、ジブリの宮崎駿 監督がアカデミー賞名誉賞を受賞することが決定したというニュースが流れました!ヽ(´▽`)/ワォ☆受賞式は2014年11月8日とのこと。

※2014/11/10追記 ここから↓

ついに2014年11月8日、宮崎駿監督にアカデミー名誉賞が授与されました。授賞式でのスピーチの様子が早速アカデミー賞公式チャンネルで配信されていましたのでご紹介しておきますねん♪

ちなみにプレゼンターは、ディズニー・アニメーションと、ピクサーの両社でチーフ・クリエイティブ・オフィサー(執行役員)という役職を務めているジョン・ラセターという方でジブリの大ファンでもあるそうです。



↑2014/11/10追記ここまで↑

アカデミー名誉賞ですが、これはアカデミー賞の中に設けられた特別賞の1つで、第1回のアカデミー賞(1929年に授賞式)から存在しています。

栄えある第1回の受賞者をご存知ですか?

チャールズ・チャップリンです!

チャップリンと一緒の賞を授与されるなんてスゴイ!羨ましいですね☆

ただし、この時はチャップリン個人が受賞というよりもチャップリンが製作、脚本、監督、主演した「サーカス」という映画に対して与えられた意味合いが強いです。

しかし、チャップリンは、個人としても第44回の名誉賞を受賞しているんですね。アメリカを国外追放された後に、だいぶ経ってからアメリカから招かれた感動の瞬間でした。




そして日本人として個人が受賞するのは、史上2人目です。1人目は、誰だと思いますか?

黒澤明 監督です!

しかもこの時、黒澤明を壇上に招き入れたプレゼンター2人は、スティーヴン・スピルバーグとジョージ・ルーカスでした。




黒澤明 監督は、スピルバーグやジョージ・ルーカスの他にもトム・クルーズなど多くのハリウッド映画人から慕われていますが、なんと名誉賞を受賞したばかりでなくアカデミー賞受賞式で、あのビリー・ワイルダー、ジョン・ヒューストンの3人でプレゼンテイターも務めています。



ちなみに、1948年から1956年に行われた受賞式では、名誉賞(一時期は特別賞とも称していた)は外国語映画賞の意味で授与されるようになり、人ではなく作品に対しての意味が大きくなっていました。

なので厳密には、黒澤明監督の「羅生門」、衣笠貞之助監督の「地獄門」、稲垣浩監督の「宮本武蔵」も受賞しています。

ということは、黒澤監督は、個人でも受賞し、「羅生門」でも受賞しているという、まさにチャップリンと同じように2度受賞しているんですね!

しかし現在の名誉賞は、人生を映画に捧げた、生涯を通して映画に貢献したなどの意味を持っています。今回の宮崎監督も、既に引退を表明しているので、この意味が強いでしょう☆

あ、あと今回名誉賞には、宮崎監督意外にも、女優のモーリン・オハラ、脚本家・俳優のジャン=クロード・カリエールの3人が受賞みたいですね。モーリン・オハラといえば「わが谷は緑なりき」「三十四丁目の奇蹟」「荒野のガンマン」などの名画に数多く出演した伝説的な女優です。

ちなみに名誉賞を他に、どんな人が受賞しているか紹介しておきます♪

ウォルト・ディズニー
シャーリー・テンプル
D・W・グリフィス
シャルル・ボワイエ
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
ダグラス・フェアバンクス
エルンスト・ルビッチ
ローレンス・オリヴィエ
ジーン・ケリー
ゲーリー・クーパー
メアリー・ピックフォード
オーソン・ウェルズ
リリアン・ギッシュ
ハワード・ホークス
ジャン・ルノワール

などなど、そうそうたるメンバーですよね!
 
 
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歴代の日本アカデミー賞 受賞一覧


このページでは、日本版アカデミー賞の歴代全受賞作品を一覧にしてみました。

1978年からやってるんですね~。結構、歴史がありますね。なかなか冒険した作品も選ばれてます。たまにコメディ作品も取り上げられてますね。

第1回は山田洋次監督の作品で、その後も3回くらい選ばれてますな。さすが~たしかに最高にいいです。「幸福の黄色いハンカチ」「息子」「学校」「たそがれ清兵衛」。ちなみに「男はつらいよ」はランクインされてないんですね(笑)不思議。

あと黒澤明が脚本を書いて結局生前には作れなかった映画「雨あがる」が受賞していますね。これも最高のエール映画。

アニメではジブリの「千と千尋の神隠し」が受賞した年もあったんですね。こうしてみると受賞作品には、たしかに良い映画が多いなー☆

あ!北野武監督の映画がまだ選ばれてないんですね。「菊次郎の夏」とか「HANA-BI」とか良かったけどな。

あら!あと三谷幸喜さんの映画も選ばれていませんね。「ラヂオの時間」とか傑作だったけどな~☆

日本ではいまいち評価されてないけど、世界では評価されている作品もたくさんありますからね。文学で言えば、太宰治みたいな(笑)

公式サイト見ると、だいたい毎年3月に授賞式が開催されているみたい。

※カッコ内の年は受賞が発表された年です。

第37回(2014) 「舟を編む」
第36回(2013) 「桐島、部活やめるってよ」
第35回(2012) 「八日目の蝉」
第34回(2011) 「告白」
第33回(2010) 「沈まぬ太陽」
第32回(2009) 「おくりびと」
第31回(2008) 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
第30回(2007) 「フラガール」
第29回(2006) 「ALWAYS 三丁目の夕日」
第28回(2005) 「半落ち」
第27回(2004) 「壬生義士伝」
第26回(2003) 「たそがれ清兵衛」
第25回(2002) 「千と千尋の神隠し」
第24回(2001) 「雨あがる」
第23回(2000) 「鉄道員(ぽっぽや)」
第22回(1999) 「愛を乞うひと」
第21回(1998) 「もののけ姫」
第20回(1997) 「Shall we ダンス?」
第19回(1996) 「午後の遺言状」
第18回(1995) 「忠臣蔵外伝 四谷怪談」
第17回(1994) 「学校」
第16回(1993) 「シコふんじゃった。」
第15回(1992) 「息子」
第14回(1991) 「少年時代」
第13回(1990) 「黒い雨」
第12回(1989) 「敦煌」
第11回(1988) 「マルサの女」
第10回(1987) 「火宅の人」
第9回(1986) 「花いちもんめ」
第8回(1985) 「お葬式」
第7回(1984) 「楢山節考」
第6回(1983) 「蒲田行進曲」
第5回(1982) 「駅 STATION」
第4回(1981) 「ツィゴイネルワイゼン」
第3回(1980) 「復讐するは我にあり」
第2回(1979) 「事件」
第1回(1978) 「幸福の黄色いハンカチ」

 
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