あ、本題に入る前に、このページは「ニュー・シネマ・パラダイス」についてネタバレを含んでいるので、まだ見てない方はちょこっと覚悟が必要です。
で、こちらがそのサイトページ(英語)ですが、色々調べた中でもかなり信頼性のある回答をしていると思いました。
キャプラの「素晴らしき哉、人生!」やチャップリン映画も登場してるんですよ~☆
ただ、まだ不明のところはあるみたい・・・なかなか全部は難しそうですね。
今度、自分でも再チャレンジしてみよっと☆
以下がそのデータです。ほとんど上記のサイトからの引用になっちゃいますが、僕なりに邦題も調べて付け加えてみました。番号はシーンが登場する順番です。
01.「にがい米」Riso Amaro (1949 伊) (Bitter Rice)
02.「ヒズ・ガール・フライデー」His Girl Friday (1940)
03.「ならず者」The Outlaw (1943)
04.「カルメーラ」Carmela(1942)
05.不明
06.「にがい米」Riso Amaro (1949 伊) (Bitter Rice)
07.「郵便配達は二度ベルを鳴らす」Ossessione(1943:伊ver)
08.「黄金狂時代」The Gold Rush (1925)
09.「ロビンフッドの冒険」The Adventures of Robin Hood (1938)
10.「にがい米」Riso Amaro (1949 伊) (Bitter Rice)
11.「年上の女」Room at the Top (1959)
12.「熱砂の舞」The Son of the Sheik (1926)
13.「素晴らしき哉、人生!」It’s A Wonderful Life (1946)
14.不明
15.不明(俳優はトト・ミニョネ?アントニオ・デ・クルティス?)
16.「ベリッシマ」Bellissima(1952)
17.「揺れる大地」La Terra Trema (1948 伊) (The Earth Trembles)
18.「白夜」Le Notti Bianche (1957 伊) (White Nights)
19.「道化の晩餐」La Cena Delle Beffe (1942 伊)
20.「道化の晩餐」La Cena Delle Beffe (1942 伊)
21.「どん底」Les Bas-fonds (1936, 仏)
22.不明
23.不明 (おそらく15と同じ。俳優はトト・ミニョネ?アントニオ・デ・クルティス?)
24.不明
25.不明
26.不明
27.「武器よさらば」A Farewell to Arms (1932)
28.「素晴らしき哉、人生!」It’s A Wonderful Life (1946)
29.「夏の嵐」Senso (1954 伊)
30.「どん底」Les Bas-fonds (1936, 仏)
31.不明
32.「神秘の騎士」Il Cavaliere Misterioso (1948 伊)
33.不明 (おそらく25と同じ作品)
34.不明
35.「自由の魂」A Free Soul (1931)
36.「夏の嵐」Senso (1954 伊)
37.不明 (おそらく34と同じ作品)
38.「熱砂の舞」The Son of the Sheik (1926)
39.不明
40.不明
41.「ベリッシマ」Bellissima (1952 伊)
42.不明
43.「ロビンフッドの冒険」The Adventures of Robin Hood (1938)
44.「グランドホテル」Grand Hotel (1932)
45.「ジキル博士とハイド氏」Dr. Jekyll and Mr. Hyde (1941)
46.不明
いや~イタリアの映画も結構入っていたりして、なかなか全部を知るには時間がかかりそうです。不明はあと12、3本あります。
ただ、これだけわかっただけでも、かなり嬉しいし、知らない映画は観てみるという楽しみがまた1つ増えました!
にしても、最後のキスシーンがよく見えないような傷まみれというか、水まみれというか、まるで噴水ごしに見ているような幻想的なキスシーンを持ってきたところにセンスを感じるじゃありませんか♪いつ見ても素敵な映画だなぁ~☆
仮にジュゼッペ・トルナトーレ監督が意図的にあの幻想的なキスシーンをラストに持ってきたとしたなら、皆さんは、なぜだと思いますか?
僕は主人公のトト(サルヴァトーレ)が青年時代にエレナに恋をして、雨の中でキスをしますよね。あの時の体験が忘れられないという意味合いを持たせているのだと思います。たとえ片思いでも最初の恋は忘れられないものですよね。
もしくは、大人になり2児の母となったエレナが久しぶりに再開したサルヴァトーレに告げたように、「あれは素敵な夢だったんだ」という淡い思い出として、よく見えないようなボケ味のかかったキスシーンにしたのかな。
それにしても、いつの世も、どこの国でも女性は男性よりも大人(現実的)だな~と思いませんか?(笑)
トトが町を出てから映画界で成功し有名になるまでの物語も、ぜひ見てみたいですね!
トリビアとして1つ、実はこのキスシーンのモンタージュを劇中で映写室から上映するよう支持された映写技師役として監督のジュゼッペ・トルナトーレさん自身がエキストラとして出演してます。
さて、そんなわけでラストのキスシーンについて見てきましたが、皆さんはいくつ知ってましたか?不明となっているところがわかっている方は、僕のホームページのお問い合わせフォームから、ぜひ教えてくださいませませ☆
余談ですが、山田洋次監督の「虹をつかむ男」と「虹をつかむ男2 南国奮闘編」は、この「ニューシネマ・パラダイス」のオマージュ的な要素を作品に取り入れていますよね☆
このラストシーンと同じような場面が「虹をつかむ男」にもあり、そこでは西田敏行さんが映画館で涙ぐみながら映画「男はつらいよ」の第1作を見ています。
そしてエレナと再開したトトが車の中で一夜を過ごすシーンは「虹をつかむ男2 南国奮闘編」で西田敏行さんと松坂慶子さんが船の中で一夜を過ごすシーンで表現されています。翌日にフラれるところまで忠実に(笑)
「虹をつかむ男」に登場した映画もいずれ全部ご紹介したいな~♪
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