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淀川長治が選んだ名作映画(究極のベスト100)

 

テレビ朝日で放送していた「日曜洋画劇場」の映画解説者として有名だった淀川長治(よどがわ ながはる)さん。

彼の独特な語り口調と、最後に言う決まり文句「サヨナラ、さよなら、サヨナラ」も日本で知らないくらい有名ですね。

チャップリンや、フランク・キャプラと言った伝説的なハリウッド映画人たちともインタビューをしたり交流があったというから驚きですよね。

このページでは、そんな淀川長治さんと30年来の付き合いがあったという映像作家の岡田喜一郎という人が、淀川さんの許可を得て完成させた「淀川長治 究極の映画ベスト100」という本で紹介している名画100本を参考に、何本かピックアップして一覧にしています。

 

岡田さんは淀川さんに晩年、これまで淀川さんが解説してきた名画の辞典のようなものを出版できたらいいなと思っているんですよ的な話を持ち込んだことがきっかけで、まず「淀川長治映画ベスト1000」を淀川さんの死後数年経ってから出版。

その後、さらにその中から淀川さんだったらこれを選ぶんじゃないかなという考えのもと、1,000本から100本を厳選して「淀川長治 究極の映画ベスト100」を発表しました。

スゴイのは、この2冊の本には、1作品ごとにきちんと淀川さんの解説がついているんですね!まさに名画辞典としてオススメの1冊です(´ー`)
 
 
それでは、以下がピックアップした一覧表になります。

もちろん全100本をここで紹介はしていませんので、淀川さんの解説+100本が知りたい方は、ぜひ「淀川長治 究極の映画ベスト100」をご購入くださいね☆

作品名 監督名
キッド」 (1921) チャールズ・チャップリン
黄金狂時代」 (1925) チャールズ・チャップリン
街の灯」 (1931) チャールズ・チャップリン
独裁者」 (1940) チャールズ・チャップリン
ライムライト」 (1952) チャールズ・チャップリン
或る夜の出来事」 (1934) フランク・キャプラ
イントレランス」 (1916) D・W・グリフィス
散り行く花」 (1919) D・W・グリフィス
大いなる幻影」 (1937) ジャン・ルノワール
セブン・チャンス」 (1925) バスター・キートン
嘆きの天使」 (1930) ジョセフ・フォン・スタンバーグ
」 (1932) ルイス・マイルストン
駅馬車」 (1939) ジョン・フォード
風と共に去りぬ」 (1939) ヴィクター・フレミング
市民ケーン」 (1941) オーソン・ウェルズ
レベッカ」 (1940) アルフレッド・ヒッチコック
疑惑の影」 (1943) アルフレッド・ヒッチコック
大人は判ってくれない」 (1959) フランソワ・トリュフォー
太陽がいっぱい」 (1960) ルネ・クレマン
エデンの東」 (1955) エリア・カザン
七人の侍」 (1954) 黒澤明
死刑台のエレベーター」 (1958) ルイ・マル
」 (1954) フェデリコ・フェリーニ
甘い生活」 (1959) フェデリコ・フェリーニ
「かくも長き不在」 (1961) アンリ・コルピ
西鶴一代女」 (1952) 溝口健二
禁じられた遊び」 (1952) ルネ・クネマン
サンセット大通り」 (1950) ビリー・ワイルダー
我が道を往く」 (1944) レオ・マッケリー
コックと泥棒、その妻と愛人」 (1989) ピーター・グリーナウェイ
ニュー・シネマ・パラダイス」 (1988) ジュゼッペ・トルナトーレ
シザーハンズ」 (1990) ティム・バートン
テルマ&ルイーズ」 (1991) リドリー・スコット
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」 (1993) ヘンリー・セレック

 
 

やはり淀川さんは、チャップリンがお好きなんですね~♪

特に「黄金狂時代」を絶賛しているのを、このサイトで見たのを覚えています。

黄金狂時代」は黒澤明監督も名画の1つに数えていましたね☆

ちなみに、上記で挙げた映画のうち「ニュー・シネマ・パラダイス」や、黒澤明監督の数本の作品などはHulu(フールー)で観る事ができますよ☆

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黒澤明が選んだ100本の映画

 

黒澤明監督が生前、「文藝春秋」の企画で100本の映画を選んでいます。

そして、その記事に黒澤明の娘である黒澤和子が、父親から伝え聞いたことや写真などを加え新書「黒澤明が選んだ100本の映画」として発売されているんですね!

このページでは、黒澤明さんが選んだ映画100本のうち、25本を紹介しておきます。(参考:NAVERまとめ【巨匠】黒澤明が選ぶ100本の名作

ちなみに、「黒澤明が選んだ100本の映画」は、ここで挙げる作品の他にも名作ばかりを取り上げているので読み物としてだけでなく「色んな映画を洋画・邦画わけ隔てなく観てみたいけど何から見ればいいのかわからない」という方にもオススメです。

作品名 監督名
散り行く花」 (1919) D・W・グリフィス
カリガリ博士」 (1919) ロベルト・ヴィーネ
ドクトル・マブゼ」 (1922) フリッツ・ラング
黄金狂時代」 (1925) チャールズ・チャップリン
アッシャー家の末裔」 (1928) ジャン・エプスタイン
アンダルシアの犬」 (1928) ルイス・ブニュエル
モロッコ」 (1930) ジョゼフ・フォン・スタンバーグ
会議は踊る」 (1931) エリック・シャレル
三文オペラ」 (1931) G・W・パプスト
未完成交響楽」 (1933) ヴィリー・フォルスト
影なき男」 (1934) W・S・ヴァン・ダイク
隣の八重ちゃん」 (1934) 島津保次郎
百萬両の壷」 (1935) 山中貞雄
「赤西蠣太」 (1936) 伊丹万作
大いなる幻影」 (1937) ジャン・ルノワール
ステラ・ダラス」 (1937) キング・ヴィダー
「綴方教室」 (1938) 山本嘉次郎
「土」 (1939) 内田吐夢
ニノチカ」 (1939) エルンスト・ルビッチ
イワン雷帝」 (1946) セルゲイ・エイゼンシュテイン
荒野の決闘」 (1946) ジョン・フォード
素晴らしき哉、人生!」 (1946) フランク・キャプラ
三つ数えろ」 (1946) ハワード・ホークス
自転車泥棒」 (1948) ヴィットリオ・デ・シーカ
青い山脈」 (1949) 今井正

 
ちなみに、吉永小百合が女子高生役を演じたバージョンの「青い山脈」であれば、Hulu(フールー)で観ることができますよ☆(2014年現在)

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だから「今夜、宇宙の片隅で」は最高だって言ったでSHOW?

 
 
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ついに!チャプリン映画が500円台で発売開始ー☆

ああ、ついに!ついに!チャップリンの安いDVDが発売になったぁ~!!!

古典映画に関しては大部分の作品が500円とか300円で売られるようになっているのに、著作権の問題なのかなんなのか、チャップリン作品についてはなぜか50年以上経った作品も今までは高額でした。

しかし!ついにAmazonで1枚500円台で売られています!!!絶対買いだぜ!!待ってたぜぃ~!しかも、発売されたのは「これだけ観ればチャップリンは十分」というくらいの代表作ばかりです☆

 
ライムライト
 
街の灯

独裁者
 
ニューヨークの王様
 
黄金狂時代

モダン・タイムス
 
サーカス
 
キッド

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「殺人狂時代」は最高のエール映画でSHOW?

映画「殺人狂時代」は1947年公開のチャップリン映画です。

 
 
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ジブリの宮崎駿 監督がアカデミー名誉賞受賞☆

 


ワォ☆ジブリの宮崎駿 監督がアカデミー賞名誉賞を受賞することが決定したそうです!ヽ(´▽`)/

※2014/11/10追記 ここから↓

ついに2014年11月8日、宮崎駿監督にアカデミー名誉賞が授与されました。授賞式でのスピーチの様子が早速アカデミー賞公式チャンネルで配信されていましたのでご紹介しておきますねん♪

ちなみにプレゼンターは、ディズニー・アニメーションと、ピクサーの両社でチーフ・クリエイティブ・オフィサー(執行役員)という役職を務めているジョン・ラセターという方でジブリの大ファンでもあるそうです。



↑2014/11/10追記ここまで↑

宮崎監督といえば、ご存知スタジオジブリに映画監督、取締役の1人として所属している人気アニメーション作家ですね。

代表作は、

「風の谷のナウシカ」(1984)
「天空の城ラピュタ」(1986)
「となりのトトロ」(1988)
「魔女の宅急便」(1989)
「紅の豚」(1992)
「もののけ姫」(1997)
「千と千尋の神隠し」(2001)
「ハウルの動く城」(2004)
「崖の上のポニョ」(2008)
「風立ちぬ」(2013)

などなど、数多くの名作を発表し一時代を築き上げた巨匠です。




 
意外なところでは、モンキー・パンチ原作の漫画「ルパン三世」シリーズの劇場版映画「ルパン三世 カリオストロの城」で脚本・監督なんかも務めています。

宮崎アニメはアメリカでも人気が高く、吹替え版の声優を担当する人が毎回豪華なキャスティングです♪

例えば、「となりのトトロ」のサツキとメイの声はダコタ・ファニング姉妹がやりましたし、「もののけ姫」のサンはクレア・デインズ、「魔女の宅急便」のキキはキルスティン・ダンストが、「崖の上のポニョ」ではマット・デイモンやケイト・ブランシェット、「風立ちぬ」ではジョセフ・ゴードン=レヴィットやエミリー・ブラントが担当しています。

実際に、宮崎監督はアカデミー賞も今回の名誉賞の他、長編アニメ賞を「千と千尋の神隠し」2003年のアカデミー賞受賞式で受賞していたりします。

さてさて、今回宮崎監督に授与されることが決定したアカデミー名誉賞ですが、これはアカデミー賞の中に設けられた特別賞の1つで、第1回のアカデミー賞(1929年に授賞式)から存在しています。

ちなみに栄えある第1回の受賞者をご存知ですか?

チャールズ・チャップリンです!

チャップリンと一緒の賞を授与されるなんてスゴイ!羨ましいですね☆

ただし、この時はチャップリン個人が受賞というよりもチャップリンが製作、脚本、監督、主演した「サーカス」という映画に対して与えられた意味合いが強いです。

しかし、チャップリンは、個人としても第44回の名誉賞を受賞しているんですね。アメリカを国外追放された後に、だいぶ経ってからアメリカから招かれた感動の瞬間でした。




そして日本人として個人が受賞するのは、史上2人目です。1人目は、誰だと思いますか?

黒澤明 監督です!

しかもこの時、黒澤明を壇上に招き入れたプレゼンター2人は、スティーヴン・スピルバーグとジョージ・ルーカスでした。




黒澤明 監督は、スピルバーグやジョージ・ルーカスの他にもトム・クルーズなど多くのハリウッド映画人から慕われていますが、なんと名誉賞を受賞したばかりでなくアカデミー賞受賞式で、あのビリー・ワイルダー、ジョン・ヒューストンの3人でプレゼンテイターも務めています。



ちなみに、1948年から1956年に行われた受賞式では、名誉賞(一時期は特別賞とも称していた)は外国語映画賞の意味で授与されるようになり、人ではなく作品に対しての意味が大きくなっていました。

なので厳密には、黒澤明監督の「羅生門」、衣笠貞之助監督の「地獄門」、稲垣浩監督の「宮本武蔵」も受賞しています。

ということは、黒澤監督は、個人でも受賞し、「羅生門」でも受賞しているという、まさにチャップリンと同じように2度受賞しているんですね!

しかし現在の名誉賞は、人生を映画に捧げた、生涯を通して映画に貢献したなどの意味を持っています。今回の宮崎監督も、既に引退を表明しているので、この意味が強いでしょう☆

あ、あと今回名誉賞には、宮崎監督意外にも、女優のモーリン・オハラ、脚本家・俳優のジャン=クロード・カリエールの3人が受賞みたいですね。モーリン・オハラといえば「わが谷は緑なりき」「三十四丁目の奇蹟」「荒野のガンマン」などの名画に数多く出演した伝説的な女優です。

ちなみに名誉賞を他に、どんな人が受賞しているか紹介しておきます♪

ウォルト・ディズニー
シャーリー・テンプル
D・W・グリフィス
シャルル・ボワイエ
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
ダグラス・フェアバンクス
エルンスト・ルビッチ
ローレンス・オリヴィエ
ジーン・ケリー
ゲーリー・クーパー
メアリー・ピックフォード
オーソン・ウェルズ
リリアン・ギッシュ
ハワード・ホークス
ジャン・ルノワール

などなど、そうそうたるメンバーですよね!

アカデミー賞受賞作一覧ページはこちら

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「ライムライト」は最高のエール映画でSHOW?




「ライムライト」は、チャールズ・チャップリンが監督、脚本、音楽、主演、製作した1952年のアメリカ映画です。
 
チャップリンと言うと、無声映画の中で帽子&スティックにヒゲをたくわえた浮浪者役が思い浮かぶという方が多いかもしれませんが、それは若い頃のチャップリンの姿。たしかにコメディ映画で一躍有名になりましたが、実は晩年に製作した数本のトーキー(有声)映画こそがチャップリンの真骨頂ともいえる名作・傑作ぞろいだと個人的には考えています。
 
そんな晩年の映画の1つが「ライムライト」で、もうチャップリン映画の中でもベスト3に入ることは間違いないでしょう☆
 
チャップリンのセリフ・名言としても有名な、あの金言(後述)も登場する人生の応援歌的な映画。あの天才チャップリンがあなただけに向かって生きる意味と希望を熱く語ってくれているんです。なんと贅沢な映画でしょうかヽ(´▽`)/
 
あらすじは、チャップリン扮する落ちぶれたコメディアンが偶然、部屋でガス自殺しようとしている若く美しいバレリーナの女性を発見して助け出し、看病をすることに。彼女は足を怪我したことから、もう踊れないのだと落ち込み生きる気力を失っています。それを見たチャップリンは、彼女を励ましながら、次第に自分ももう一度奮起してコメディを本気でやってみようと決意します。そこへ、若い売れかけの男性ピアニストが現れバレリーナの女性に恋をするが・・・というお話。
 
ちなみに、Wikipediaでは本作「ライムライト(原題:Limelight)」はチャップリンが初めて素顔で出演した長編映画と書いてありますが、1947年に公開された「殺人狂時代」の時のチャップリンもほとんぼ素顔と言っていいんじゃないかと思います。まあ、どちらも有名な浮浪者スタイルではないということはたしかです。
 
あと、タイトルのライムライトというのは、電球発明以前に使われていた舞台の照明の呼び名で、同時にライトに照らされる=スターということから「名声」という意味もあったそうです。

 


では、気になっている方も多いと思うので早速、作中に登場する名言を3つだけチョイ編集して紹介しますね。
 
1つ目は、一番有名なセリフ。すこし長いので編集して紹介します。
 
All it needs is courage, imagination and a little dough.
 
「人生に必要なのは、勇気と想像力、それと少しのお金だ」
 
Yes, life can be wonderful. if you’re not afraid of it. Life is a beautiful. magnificent thing. To be lived, suffered, enjoyed!
 
「人生は必要以上に怖がらなければ、美しく素晴らしいものなのだよ。だから、人生そのもののために戦うんだ。生きて、苦しみ、楽しむんだ!」
 
there’s something just as inevitable as death and that’s life. Life! life! life! Think of the power that’s in the universe. Moving the earth, growing the trees. And that’s the same power within you.If you’d only have courage and the will to use it.
 
「君は病気と死についてばかり考えているが、避けられないものは死だけじゃない。生もそうだ。人生!命!生命さ!宇宙にあるパワーを思い浮かべてごらん。それは地球を動かし、木を育てる。同じ力が君の中にもあるんだよ。その力を使うだけの勇気と意志を持つんだ」
 
 
2つ目は、女性が「All life motivated by love.How beautiful!(すべての生は愛から生まれる。なんて美しいの) 」と言ったことに対して、
 
「By no means beautiful. It certainly is. No, it’s vile, wicked, awful! But wonderful.」
 
「決して美しくない。間違いなく醜い。愛は下品で不道徳でヒドイものだ。だが、素晴らしい!」
 
 
3つ目は、すべてが虚しく何をしても意味がないと言う少女に向かって次のようなことをチャップリンは言います。
 
「What do you want a meaning for? Life is a desire. Not a meaning.」
 
「人生に一体どんな意味を求めてるんだい?人生というのは願望なんだ。意味じゃない」
 
 
以上、紹介したすべてのセリフは本作「ライムライト」の前半部分だけの中に登場します(笑)どれだけ多くの人生の知恵がこめられた映画なのでしょう!
 
酸いも甘いも知り尽くした晩年のチャップリンが情熱的に、ユーモラスに、そして真摯に語りかけてくれるんです。贅沢なエール映画でしょ☆
 
なお、残念ながら不思議にも「ライムライト」の予告編は英語版も日本語版も見つかりませんでした。
 
ちなみに1つ目のセリフは、三谷幸喜さんのドラマ「今夜、宇宙の片隅で」でも紹介されてます。
 
 
チャップリンのすごいところは、監督も主演も音楽もこなしてしまう万能なところ。エンタメ界のダヴィンチみたいで(笑)、映画音楽も作曲しています。例えば、チャップリンが作曲した曲で一番有名なのは、映画「モダン・タイムス」で使われた「Smile」という曲でマイケル・ジャクソンなどもカバーしているくらいです♪
 
「ライムライト」の音楽も素晴らしくて、「The Spring Song」などのコント用のオモシロ曲から、感動的でスケールの大きいテーマ曲まであります。中でも、「テリーのテーマ」という曲は、とても素敵ですよ☆テリーというのはヒロインの役名です。
 
なおこの曲は、1972年度(授賞式は1973年開催の第45回)のアカデミー作曲賞を受賞しています。え?なんで1952年の映画音楽が20年も経った1972年度のアカデミー作曲賞に輝くの?と思うでしょうが、実はアメリカで公開されたのは1972年だから。
 
理由は「ライムライト」を作り終え、ロンドンでのプレミアを行うためイギリスへ向かっている途中にアメリカから国外追放されてしまったからです。FBI初代長官エドガー・フーヴァーとの対立のためですね。
 
そのためチャップリンにアメリカが謝罪した20年後になってやっと公開されたというわけです。日本やその他の国ではとっくに公開されていましたが、アメリカ公開に合わせて日本でも1973年にリバイバル上映をしたみたいです。このあたりのことについてもっと詳しく知りたい方は「チャップリンのすべて」ページに記載しておきましたのでご覧下さい。
 
ちなみに正確には、この前年の1971年度のアカデミー賞受賞式(1972年開催の第44回)にてチャップリンに名誉賞が授与されています。
 
アカデミー賞を運営している映画芸術科学アカデミーのYouTube公式チャンネルに、アメリカと和解したチャップリンがアカデミー賞に出席して名誉賞を受賞した時のスピーチ映像が公開されていますので紹介しときます。(プレゼンターを務めた俳優ジャック・レモンが約3分弱の紹介をしてから、チャップリンが登場します)

紹介がおくれましたが、ヒロイン役はクレア・ブルームという女優さんで、ものすごく美しい女性です。この方は2014年6月現在もご存命で、最近だとアカデミー作品賞に輝いた2010年公開の映画「英国王のスピーチ」で、コリン・ファースが演じた主人公のお母さん(メアリー王太后)役で出演していました。「ライムライト」が初めてのヒロイン役(主演)だそうです。これまでに結婚を3度、離婚も3度しているようです。
 
また「ライムライト」には、チャップリンの実の子供が4人出演しています。そのうち3人はオープニングにアパートの外で遊んでいる3人の子供たちを演じています。ジェラルディン・チャップリン、ジョセフィン・チャップリン、マイケル・チャップリンの3人です。このうちジェラルディンは後に女優となり、映画「ドクトル・ジバゴ」やチャップリンの自伝映画「チャーリー」でチャップリンの母親のハンナ役を演じました。2014年6月現在で69歳です。
 
さらに、もう1人の子供は準主役とも言うべき音楽家の青年を演じたシドニー・チャップリン。作中、この青年とヒロインのテリーは恋に落ちるという設定になっています。シドニー・チャップリンは残念ながら2009年に満82歳で亡くなっています。
左からクレア・ブルーム、バスター・キートン、ジェラルディン・チャップリン↓

 
 

そしてもう1人、「ライムライト」に出演した忘れてはいけない俳優がいます。それは当時チャップリンとライバル関係にあるとされてきた喜劇俳優バスター・キートンです。バスター・キートンといえば、チャップリン、ハロルド・ロイドと並んで「世界の三大喜劇王」と称されている1人です。
 
そんなバスター・キートンが当時、金銭的に困窮しているという噂を聞きつけたチャップリンが救いの手を差し伸べて作品への出演をオファーしたんだそうです。ライバルだった2人の豪華共演コメディ舞台が「ライムライト」の中に1つの見せ場として用意されていますが、おかしくてゲラゲラ笑えますよ(笑)
 
チャップリンの生きることへの希望、情熱、願望などが詰った名画中の名画「ライムライト」。大変オススメな元気が出る映画の1本です☆
 
 
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「チャップリンのすべて」ページはこちら
 

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IMDbユーザーが選ぶ人気映画TOP250


アメリカのサイトで、IMDbというサイトがあります。

Internet Movie Database(インターネット・ムービー・データベース)の略で、要はネット上で誰でも参照できる映画・TVドラマのデータベースです。

ほんとにスゴイ情報量で、アメリカの映画やテレビドラマはもちろん、日本の映画や俳優、監督、なんとTVドラマmで載っていたりします。

例えば、三谷幸喜さんは写真入りで載ってますし彼の映画作品も載ってます。

ちなみに、「ラヂオの時間」は英語のタイトルが「Welcome Back, Mr. McDonald」なんですね(笑)直訳すると「おかえりなさい、マクドナルド」になります。なるほど、映画を観た人はわかると思いますが、こりゃ面白いタイトルにしましたね。

あと、田村正和さんのページや出演ドラマである「警部補 古畑任三郎」「総理と呼ばないで」のページまでありました。ね、すごい情報量でしょ?

ちなみにアメリカの映画ならキャストやスタッフの名前、予告編、場面写真、地域別の公開日、レート、トリビア、セリフなど様々な情報が載っています。米テレビドラマなら、シーズン数やエピソードごとのタイトルや場面写真、放送日まで載ってます。すごすぎ&便利!

もちろん、俳優、女優、監督などの写真も、たくさん公開されています。すごいのはチャップリンなど古い写真もかなりの数載っていることですね。貴重ですよ。

ちなみに1990年から設立してますが、現在はAmazonが1998年に買収して運営しています。

IMDbは、会員になってログインすれば、自分の気になる作品をリスト化したり、評価レートをつけたり投票したりすることができます。無料会員と有料会員がありますが、僕は無料会員になっています。

IMDb Proという有料会員になると、たしか俳優や女優の所属事務所の連絡先や実年齢、本名などが見れたり見れなかったりするみたい。過去にたしか実年齢などを公開していなかった女優さんがIMDbにプライバシーの侵害として訴えを起こしたりも。

そんなIMDbの一般ユーザー(レギュラーユーザーなので、たぶん無料ユーザーのこと)が投票した人気の映画ランキングTOP250をこのページで紹介します。とはいうものの、250本は多すぎるので100本を紹介しておきます。

あなたも会員登録すれば、レートをつけて参加できますよ♪

あ、ランキング順位はユーザーが気まぐれでつけた評価レートの高い順になっているため、もちろん変動します。なので、この記事を執筆中の2014年6月現在でのランキングになります。あしからず<(_ _)>

最新版が見たい方は英語ですが、こちらのページで見られます

ランキング前の文章が長くなって恐縮ですが、僕的なランキングの感想は「え~?そうなの?ふーん」という感じ(笑) 男性ユーザーが多いのかな?自分の評価とはあんまりマッチしてないな(^^;

ちなみに、日本映画の1位は20位にランクインした黒澤明の「七人の侍」ですね!日本映画の2位は、なんとアニメで「千と千尋の神隠し」ですよヽ(´▽`)/

1 「ショーシャンクの空に」
The Shawshank Redemption (1994)
2 「ゴッド・ファーザー」
The Godfather (1972)
3 「ゴッド・ファーザー2」
The Godfather: Part II (1974)
4 「ダークナイト」
The Dark Knight (2008)
5 「パルプ・フィクション」
Pulp Fiction (1994)
6 「続・夕陽のガンマン」
The Good, the Bad and the Ugly (1966)
7 「シンドラーのリスト」
Schindler’s List (1993)
8 「十二人の怒れる男」
12 Angry Men (1957)
9 「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
The Lord of the Rings: The Return of the King (2003)
10 「ファイト・クラブ」
Fight Club (1999)
11 「ロード・オブ・ザ・リング」
The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring (2001)
12 「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」
Star Wars: Episode V – The Empire Strikes Back (1980)
13 「インセプション」
Inception (2010)
14 「フォレスト・ガンプ」
Forrest Gump (1994)
15 「カッコーの巣の上で」
One Flew Over the Cuckoo’s Nest (1975)
16 「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」
The Lord of the Rings: The Two Towers (2002)
17 「グッドフェローズ」
Goodfellas (1990)
18 「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」
Star Wars: Episode IV – A New Hope (1977)
19 「マトリックス」
The Matrix (1999)
20 「七人の侍」
Seven Samurai (1954)
21 「シティ・オブ・ゴッド」
City of God (2002)
22 「セブン」
Seven (1995)
23 「ユージュアル・サスペクツ」
The Usual Suspects (1995)
24 「羊たちの沈黙」
The Silence of the Lambs (1991)
25 「ウエスタン」
Once Upon a Time in the West (1968)
26 「素晴らしき哉、人生!」
It’s a Wonderful Life (1946)
27 「レオン」
Leon: The Professional (1994)
28 「カサブランカ」
Casablanca (1942)
29 「ライフ・イズ・ビューティフル」
Life Is Beautiful (1997)
30 「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」
Raiders of the Lost Ark (1981)
31 「アメリカン・ヒストリーX」
American History X (1998)
32 「サイコ」
Psycho (1960)
33 「裏窓」
Rear Window (1954)
34 「街の灯」
City Lights (1931)
35 「プライベート・ライアン」
Saving Private Ryan (1998)
36 「千と千尋の神隠し」
Spirited Away (2001)
37 「最強のふたり」
The Intouchables (2011)
38 「メメント」
Memento (2000)
39 「モダン・タイムス」
Modern Times (1936)
40 「ターミネーター2」
Terminator 2: Judgment Day (1991)
41 「サンセット大通り」
Sunset Blvd.(1950)
42 「戦場のピアニスト」
The Pianist (2002)
43 「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」
Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb (1964)
44 「地獄の黙示録」
Apocalypse Now (1979)
45 「グリーン・マイル」
The Green Mile (1999)
46 「ディパーテッド」
The Departed (2006)
47 「グラディエーター」
Gladiator (2000)
48 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
Back to the Future (1985)
49 「エイリアン」
Alien (1979)
50 「ダークナイト ライジング」
The Dark Knight Rises (2012)
51 「ジャンゴ」
Django Unchained (2012)
52 「プレステージ」
The Prestige (2006)
53 「善き人のためのソナタ」
The Lives of Others (2006)
54 「独裁者」
The Great Dictator (1940)
55 「シャイニング」
The Shining (1980)
56 「ニュー・シネマ・パラダイス」
Cinema Paradiso (1988)
57 「ライオン・キング」
The Lion King (1994)
58 「突撃」
Paths of Glory (1957)
59 「アメリカン・ビューティー」
American Beauty (1999)
60 「ウォーリー」
WALL・E (2008)
61 「北北西に進路を取れ」
North by Northwest (1959)
62 「アメリ」
Amelie (2001)
63 「市民ケーン」
Citizen Kane (1941)
64 「エイリアン2」
Aliens (1986)
65 「トイ・ストーリー3」
Toy Story 3 (2010)
66 「めまい」
Vertigo (1958)
67 「M」
M (1931)
68 「U・ボート」
Das Boot (1981)
69 「時計じかけのオレンジ」
A Clockwork Orange (1971)
70 「タクシードライバー」
Taxi Driver (1976)
71 「オールド・ボーイ」
Oldboy (2003)
72 「深夜の告白」
Double Indemnity (1944)
73 「もののけ姫」
Princess Mononoke (1997)
74 「レザボア・ドッグス」
Reservoir Dogs (1992)
75 「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」
Star Wars: Episode VI – Return of the Jedi (1983)
76 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」
Once Upon a Time in America (1984)
77 「アラバマ物語」
To Kill a Mockingbird (1962)
78 「レクイエム・フォー・ドリーム」
Requiem for a Dream (2000)
79 「ブレイブハート」
Braveheart (1995)
80 「アラビアのロレンス」
Lawrence of Arabia (1962)
81 「火垂るの墓」
Grave of the Fireflies (1988)
82 「エターナル・サンシャイン」
Eternal Sunshine of the Spotless Mind (2004)
83 「情婦」
Witness for the Prosecution (1957)
84 「フルメタル・ジャケット」
Full Metal Jacket (1987)
85 「雨に唄えば」
Singin’ in the Rain (1952)
86 「X-MEN: フューチャー&パスト」
X-Men: Days of Future Past (2014)
87 「スティング」
The Sting (1973)
88 「自転車泥棒」
Bicycle Thieves (1948)
89 「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」
Monty Python and the Holy Grail (1975)
90 「アマデウス」
Amadeus (1984)
91 「イヴの総て」
All About Eve (1950)
92 「スナッチ」
Snatch. (2000)
93 「羅生門」
Rashomon (1950)
94 「L.A.コンフィデンシャル」
L.A. Confidential (1997)
95 「黄金」
The Treasure of the Sierra Madre (1948)
96 「アパートの鍵貸します」
The Apartment (1960)
97 「お熱いのがお好き」
Some Like It Hot (1959)
98 「第三の男」
The Third Man (1949)
99 「夕陽のガンマン」
For a Few Dollars More (1965)
100 「イングロリアス・バスターズ」
Inglourious Basterds (2009)

 
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米No.1映画レビューサイトの歴代人気映画ランキング


このページでは、Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)というアメリカで評価の信頼性が高いと有名な映画レビューサイトの歴代人気映画ランキング(2014年6月時点)を紹介します。

1位が「市民ケーン」でも「素晴らしき哉、人生!」でもなく「オズの魔法使い」というのは、色んなランキングの中でも初めてみました。てか、なんと「素晴らしき哉、人生!」がランク外ではありませんか!そんなことある~?

なんとなく上位を見る限り男性のレビュアーが多いのかなという気もしますが(笑)結構最近の映画も入ってるな~「ゼロ・グラヴィティ」とか僕のめっちゃ良い映画だと思います☆チャップリン、スピルバーグ、ワイルダーあたりが複数ランクインしてますね。

邦画は、芥川龍之介原作、黒澤明監督作品「羅生門」(出演:三船敏郎、京マチ子)が22位にランクインしております。そして同じく黒澤映画「七人の侍」が24位に♪なんか嬉しいですねヽ(´▽`)/

上位に入っていて、まだ見たことがない作品ありましたか?もしあったらラッキーです!ぜひ新しい「好き」を発掘してみてくださいね☆

1 「オズの魔法使い」
The Wizard of Oz (1939)
2 「市民ケーン」
Citizen Kane (1941)
3 「ゴッド・ファーザー」
The Godfather (1972)
4 「第三の男」
The Third Man (1949)
5 「メトロポリス」
Metropolis (1927)
6 「イヴの総て」
All About Eve (1950)
7 「モダンタイムス」
Modern Times (1936)
8 「ローラ殺人事件」
Laura (1944)
9 「キングコング」
King Kong (1933)
10 「北北西に進路を取れ」
North by Northwest (1959)
11 「アルジェの戦い」
La Battaglia di Algeri (1966)
12 「ゼロ・グラヴィティ」
Gravity (2013)
13 「ロビンフッドの冒険」
The Adventures of Robin Hood (1938)
14 「雨に唄えば」
Singin’ in the Rain (1952)
15 「反撥」
Repulsion (1965)
16 「E.T.」
E.T. The Extra-Terrestrial (1982)
17 「フランケンシュタインの花嫁」
The Bride of Frankenstein (1935)
18 「裏窓」
Rear Window (1954)
19 「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」
A Hard Day’s Night (1964)
20 「マルタの鷹」
The Maltese Falcon (1941)
21 「サンセット大通り」
Sunset Boulevard (1950)
22 「羅生門」
Rashomon (1950)
23 「博士の異常な愛情
または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」

Dr. Strangelove Or How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb (1964)
24 「七人の侍」
Seven Samurai (1954)
25 「トイ・ストーリー2」
Toy Story 2 (1999)
26 「波止場」
On the Waterfront (1954)
27 「アラビアのロレンス」
Lawrence of Arabia (1962)
28 「大人は判ってくれない」
The 400 Blows (1959)
29 「カールおじさんの空飛ぶ家」
Up (2009)
30 「地獄の黙示録」
Apocalypse Now (1979)
31 「フィラデルフィア物語」
The Philadelphia Story (1940)
32 「ゴッド・ファーザー2」
The Godfather, Part II (1974)
33 「それでも夜は明ける」
12 Years a Slave (2013)
34 「トイ・ストーリー3」
Toy Story 3 (2010)
35 「めまい」
Vertigo (1958)
36 「或る夜の出来事」
It Happened One Night (1934)
37 「黄金」
The Treasure of the Sierra Madre (1948)
38 「欲望という名の電車」
A Streetcar Named Desire (1951)
39 「M」
M (1931)
40 「三十九夜」
The 39 Steps (1935)
41 「白雪姫」
Snow White and the Seven Dwarfs (1937)
42 「レベッカ」
Rebecca (1940)
43 「L.A.コンフィデンシャル」
L.A. Confidential (1997)
44 「自転車泥棒」
Ladri di Biciclette (1948)
45 「十二人の怒れる男」
12 Angry Men (1954)
46 「戦艦ポチョムキン」
Battleship Potemkin (1925)
47 「フランケンシュタイン」
Frankenstein (1931)
48 「怒りの葡萄」
The Grapes of Wrath (1940)
49 「ファインディング・ニモ」
Finding Nemo (2003)
50 「暴力脱獄」
Cool Hand Luke (1967)
51 「暗殺の森」
Il conformista (1970)
52 「ピノキオ」
Pinocchio (1940)
53 「或る殺人」
Anatomy of a Murder (1959)
54 「狩人の夜」
The Night of the Hunter (1955)
55 「黄金狂時代」
The Gold Rush (1925)
56 「トイ・ストーリー」
Toy Story (1995)
57 「ジョーズ」
Jaws (1975)
58 「レスラー」
The Wrestler (2008)
59 「捜索者」
The Searchers (1956)
60 「ゲームの規則」
La Regle du Jeu (1939)
61 「恐怖の報酬」
The Wages of Fear (1953)
62 「チャイナタウン」
Chinatown (1974)
63 「赤い靴」
The Red Shoes (1948)
64 「タクシードライバー」
Taxi Driver (1976)
65 「ラスト・ショー」
The Last Picture Show (1971)
66 「ローズマリーの赤ちゃん」
Rosemary’s Baby (1968)
67 「山猫」
The Leopard (1963)
68 「マン・オン・ワイヤー」
Man on Wire (2008)
69 「Wake in Fright」
Wake in Fright (1971)
70 「ローマの休日」
Roman Holiday (1953)
71 「アーティスト」
The Artist (2011)
72 「見知らぬ乗客」
Strangers on a Train (1951)
73 「メリー・ポピンズ」
Mary Poppins (1964)
74 「我等の生涯の最良の年」
The Best Years of Our Lives (1946)
75 「アニー・ホール」
Annie Hall (1977)
76 「ターミネーター」
The Terminator (1984)
77 「ビフォア・ミッドナイト」
Before Midnight (2013)
78 「Short Term 12」
Short Term 12 (2013)
79 「成功の甘き香り」
Sweet Smell of Success (1957)
80 「お熱いのがお好き」
Some Like It Hot (1959)
81 「MUD -マッド-」
Mud (2013)
82 「街の灯」
City Lights (1931)
83 「レイジング・ブル」
Raging Bull (1980)
84 「ぼくのエリ 200歳の少女」
Let the Right One In (2008)
85 「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」
The Discreet Charm Of The Bourgeoisie (1972)
86 「影なき狙撃者」
The Manchurian Candidate (1962)
87 「ミーン・ストリート」
Mean Streets (1973)
88 「ワイルドバンチ」
The Wild Bunch (1969)
89 「フレンチ・コネクション」
The French Connection (1971)
90 「フライング・ハイ」
Airplane! (1980)
91 「顔のない眼」
Eyes Without a Face (1960)
92 「地獄の逃避行」
Badlands (1973)
93 「Mr.インクレディブル」
The Incredibles (2004)
94 「ウエスタン」
Once Upon a Time in the West (1968)
95 「蜘蛛巣城」
Kumonosu Jo (1957)
96 「禁断の惑星」
Forbidden Planet (1956)
97 「ヒズ・ガール・フライデー」
His Girl Friday (1940)
98 「エイリアン2」
Aliens (1986)
99 「パットン大戦車軍団」
Patton (1970)
100 「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」
Invasion of the Body Snatchers (1956)

 
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映画「ニューシネマ・パラダイス」のキスシーン全タイトルを考えてみる

ついに、長年知りたい知りたいと思っていた、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の不朽の名作「ニューシネマ・パラダイス」に出てくるキスシーンのモンタージュに登場する映画達のタイトルをかなり詳しく調べているサイトを発見しました!
 
あ、本題に入る前に、このページは「ニュー・シネマ・パラダイス」についてネタバレを含んでいるので、まだ見てない方はちょこっと覚悟が必要です。
 
で、こちらがそのサイトページ(英語)ですが、色々調べた中でもかなり信頼性のある回答をしていると思いました。
 
キャプラの「素晴らしき哉、人生!」やチャップリン映画も登場してるんですよ~☆
 
ただ、まだ不明のところはあるみたい・・・なかなか全部は難しそうですね。
 
今度、自分でも再チャレンジしてみよっと☆
 
以下がそのデータです。ほとんど上記のサイトからの引用になっちゃいますが、僕なりに邦題も調べて付け加えてみました。番号はシーンが登場する順番です。
 
01.「にがい米」Riso Amaro (1949 伊) (Bitter Rice)
02.「ヒズ・ガール・フライデー」His Girl Friday (1940)
03.「ならず者」The Outlaw (1943)
04.「カルメーラ」Carmela(1942)
05.不明
06.「にがい米」Riso Amaro (1949 伊) (Bitter Rice)
07.「郵便配達は二度ベルを鳴らす」Ossessione(1943:伊ver)
08.「黄金狂時代」The Gold Rush (1925)
09.「ロビンフッドの冒険」The Adventures of Robin Hood (1938)
10.「にがい米」Riso Amaro (1949 伊) (Bitter Rice)
11.「年上の女」Room at the Top (1959)
12.「熱砂の舞」The Son of the Sheik (1926)
13.「素晴らしき哉、人生!」It’s A Wonderful Life (1946)
14.不明
15.不明(俳優はトト・ミニョネ?アントニオ・デ・クルティス?)
16.「ベリッシマ」Bellissima(1952)
17.「揺れる大地」La Terra Trema (1948 伊) (The Earth Trembles)
18.「白夜」Le Notti Bianche (1957 伊) (White Nights)
19.「道化の晩餐」La Cena Delle Beffe (1942 伊)
20.「道化の晩餐」La Cena Delle Beffe (1942 伊)
21.「どん底」Les Bas-fonds (1936, 仏)
22.不明
23.不明 (おそらく15と同じ。俳優はトト・ミニョネ?アントニオ・デ・クルティス?)
24.不明
25.不明
26.不明
27.「武器よさらば」A Farewell to Arms (1932)
28.「素晴らしき哉、人生!」It’s A Wonderful Life (1946)
29.「夏の嵐」Senso (1954 伊)
30.「どん底」Les Bas-fonds (1936, 仏)
31.不明
32.「神秘の騎士」Il Cavaliere Misterioso (1948 伊)
33.不明 (おそらく25と同じ作品)
34.不明
35.「自由の魂」A Free Soul (1931)
36.「夏の嵐」Senso (1954 伊)
37.不明 (おそらく34と同じ作品)
38.「熱砂の舞」The Son of the Sheik (1926)
39.不明
40.不明
41.「ベリッシマ」Bellissima (1952 伊)
42.不明
43.「ロビンフッドの冒険」The Adventures of Robin Hood (1938)
44.「グランドホテル」Grand Hotel (1932)
45.「ジキル博士とハイド氏」Dr. Jekyll and Mr. Hyde (1941)
46.不明
 
いや~イタリアの映画も結構入っていたりして、なかなか全部を知るには時間がかかりそうです。不明はあと12、3本あります。
 
ただ、これだけわかっただけでも、かなり嬉しいし、知らない映画は観てみるという楽しみがまた1つ増えました!
 
にしても、最後のキスシーンがよく見えないような傷まみれというか、水まみれというか、まるで噴水ごしに見ているような幻想的なキスシーンを持ってきたところにセンスを感じるじゃありませんか♪いつ見ても素敵な映画だなぁ~☆
 
仮にジュゼッペ・トルナトーレ監督が意図的にあの幻想的なキスシーンをラストに持ってきたとしたなら、皆さんは、なぜだと思いますか?
 
僕は主人公のトト(サルヴァトーレ)が青年時代にエレナに恋をして、雨の中でキスをしますよね。あの時の体験が忘れられないという意味合いを持たせているのだと思います。たとえ片思いでも最初の恋は忘れられないものですよね。
 
もしくは、大人になり2児の母となったエレナが久しぶりに再開したサルヴァトーレに告げたように、「あれは素敵な夢だったんだ」という淡い思い出として、よく見えないようなボケ味のかかったキスシーンにしたのかな。
 
それにしても、いつの世も、どこの国でも女性は男性よりも大人(現実的)だな~と思いませんか?(笑)
 
トトが町を出てから映画界で成功し有名になるまでの物語も、ぜひ見てみたいですね!
 
トリビアとして1つ、実はこのキスシーンのモンタージュを劇中で映写室から上映するよう支持された映写技師役として監督のジュゼッペ・トルナトーレさん自身がエキストラとして出演してます。
 
さて、そんなわけでラストのキスシーンについて見てきましたが、皆さんはいくつ知ってましたか?不明となっているところがわかっている方は、僕のホームページのお問い合わせフォームから、ぜひ教えてくださいませませ☆
 
余談ですが、山田洋次監督の「虹をつかむ男」と「虹をつかむ男2 南国奮闘編」は、この「ニューシネマ・パラダイス」のオマージュ的な要素を作品に取り入れていますよね☆
 
このラストシーンと同じような場面が「虹をつかむ男」にもあり、そこでは西田敏行さんが映画館で涙ぐみながら映画「男はつらいよ」の第1作を見ています。
 
そしてエレナと再開したトトが車の中で一夜を過ごすシーンは「虹をつかむ男2 南国奮闘編」で西田敏行さんと松坂慶子さんが船の中で一夜を過ごすシーンで表現されています。翌日にフラれるところまで忠実に(笑)
 
「虹をつかむ男」に登場した映画もいずれ全部ご紹介したいな~♪
 
 
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