「グッド・ウィル・ハンティング」は最高のエール映画でSHOW?

 


グッド・ウィル・ハンティング」は、1997年公開のアメリカ映画です。
 
監督は、映画「小説家を見つけたら」や「エレファント」のガス・ヴァン・サントで、主演・脚本は、この作品で大ブレイクすることになった幼馴染の2人。マット・デイモンとベン・アフレックです。
 
本作は見事、アカデミー賞とゴールデングローブ賞で脚本賞に輝きました。また、ロビン・ウィリアムズも出演しアカデミー助演男優賞を受賞しました。
 
めずらしく、日本版もアメリカ版も公式サイトやYouTubeの公式チャンネルで予告編が公開されていました。アメリカ版の予告はこちら。日本版は↓。


ヒロイン役には映画「オペラ座の怪人」や海外ドラマ「ザ・リッチズ」のミニー・ドライヴァー。イギリス出身のこの女優さん、シットコム「ウィル&グレイス」にもゲスト出演しているんですね。
 
また、ロビン・ウィリアムズ演じる心理学者の旧友として、スウェーデン出身の俳優ステラン・スカルスガルドが出演しています。ステラン・スカルスガルドは、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや「マンマ・ミーア!」、「天使と悪魔」「アベンジャーズ」などに出演している近年、大活躍の俳優さんです。

左がロビン・ウィリアムズ、右がミニー・ドライヴァー↓

 


本作「グッド・ウィル・ハンティング」の舞台はハーバード大学。実はマット・デイモンの母校でもあるんですね。あらすじは、大学の掲示板に書かれた学生への課題である難解な数式の答えを、学内で清掃のアルバイトをしていた青年がいとも簡単に書き込んでしまう。
 
驚いた教授はケンカばかりの毎日を送っていた素行の悪い、しかし天才的な頭脳を持つ、この青年をなんとか更正させようとする。
 
しかし青年は過去の体験から精神に深い傷を負っていたため、なかなか心を開いてくれない。そこで旧友の心理学者を紹介し、マンツーマンのカウンセリングを行ってもらうことになるが・・・というお話。



本作で、一番、印象に残っているシーンは、なんといってもこのカウンセリングの時間に行われたロビン・ウィリアムズとマット・デイモン2人の会話です。特にロビン・ウィリアムズがマット・デイモンに向かって、しつこいくらい目を凝視しながら「君のせいじゃない」と何度も何度も言うくだり。あのシーンを観た時の感動は忘れられませんね。
 
あのシーンを見て、セラピストやカウンセラー、心理学者になろうと持った若者も多いんじゃないでしょうか。
 
配給は当時ディズニーの子会社だったミラマックスという映画会社が担当しましたが、この会社は今はフィルムヤード・ホールディングスという会社が親会社です。日本では当時、松竹の子会社だった松竹富士という会社が行いました。現在は解散して存在していません、というか松竹本体が行っています。ただ、日本の場合、予告編はなぜかワーナー・オンデマンドの公式YouTubeチャンネルで公開されていましたので、DVDの版権はワーナーが買ったのかもしれませんね。
 
さて、タイトルの意味ですが主人公の名前がウィル・ハンティングなので、ウィル・ハンティングが良いという意味でもありますが、Good=良い、Will=意志や未来にという意味、Hunting=獲得する、から考えるに、名前にかけて『良き者は何かを得るだろう』とか『素晴らしい意志を持つ者が未来を得る』などの意味も持たせていると思います。

 


僕の知り合いの中で、本作「グッド・ウィル・ハンティング」が1番好きな映画だという人は少なくありません。
 
また、このホームページでも「人生を変える映画」の1つとして紹介しようか、それとも「人間関係を癒してくれる」映画として紹介しようか非常に悩んだ作品です。それくらい素晴らしいエール映画なんです。
 
グッド・ウィル・ハンティング」は、観れば癒されるし、心がリセットされて勇気と元気をもらえる映画ですよ☆
 
 
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