アメリカでは不朽の名作としてクリスマスになると毎年のようにテレビ放映される定番のクリスマス映画。日本で言うところのお正月の寅さんみたいなものです(笑)
さらに、半世紀以上も前の映画なのに未だに好きな映画ランキングで上位に、元気が出る映画では1位になったりもするスゴすぎる作品なんですね!
原題は「It’s a Wonderful Life」。日本公開は、なぜか8年後の1954年だったみたい。しかもクリスマス映画なのに2月公開(笑)
■ 監督は天才映画人のフランク・キャプラで、主演は、僕の大好きなジェームズ・スチュアートという俳優さんと、ドナ・リードという女優さんです。
ライオネル・バリモアは映画「自由の魂」でアカデミー主演男優賞に輝き、フランク・キャプラ監督のアカデミー賞受賞映画「我が家の楽園」にも出演。さらにオールキャスト映画として有名な「グランド・ホテル」でも主要キャストとして出演しています。
一方、トーマス・ミッチェルという俳優は、海外ドラマ「刑事コロンボ」シリーズが始まる前の舞台劇「殺人処方箋」で刑事コロンボ役を好演したことで有名です。TVドラマ・シリーズが始まった時には既に亡くなっていたため結局ピーター・フォークがコロンボ役に選ばれました。
ジェームズ・スチュワートは「アメリカの良心」とまで言われた誠実さを絵に描いたような俳優さんですね。人柄が役にも出ていて好青年を演じることが多いです。生涯で悪役を1度も演じませんでした。
また、フランク・キャプラ監督は、ハリウッドではビリー・ワイルダー監督と並んで、現在ハリウッドで活躍中の映画監督たちからも愛され続けている映画監督の神様的存在です。
スティーブン・スピルバーグ監督なども、映画を撮る前にインスピレーションをもらうため何本かのお気に入り映画を観ると語っていて、その中の1本がフランク・キャプラ監督の「素晴らしき哉、人生!」とのことです。
日本でも、黒澤明 監督は雑誌の企画で行った「黒澤明が選んだ100本の映画」の中で本作を挙げています。
■ ちなみに「素晴らしき哉、人生!」は、フランク・キャプラが友人の映画監督2人(ウィリアム・ワイラー、ジョージ・スティーブンス)と設立した製作会社リバティ・フィルムズの記念すべき第1作目にあたります。
原作としては、アメリカの小説家フィリップ・ヴァン・ドーレン・スターンの短編小説「The Greatest Gift」にインスパイアされて作られた作品とのことです。
■ キャストの話に戻ると、ヒロインのドナ・リードも最高の女優さんです。
彼女はアカデミー女優なので演技力ももちろんあり、そのうえ綺麗でセクシーな一面と、母親のような母性あふれる優しさや可愛らしさも兼ね備えた、完璧な美貌の持ち主でもあります。
本作「素晴らしき哉、人生!」の12年後には、1958年にTVドラマ「うちのママは世界一」(原題:The Donna Reed Show)に主演。なんと1966年のシーズン8まで続いた人気の長寿番組となりました☆
実は、公開されてから60年以上が経った今でも、人気が下がるどころか、ますます注目され続け、
⇒ AFIが選ぶ「元気が出るアメリカ映画ベスト100」第1位!
⇒ アメリカ人に最も影響を与えた映画 第1位! (AFI調べ)
⇒ イギリス人が最も愛するクリスマス映画第1位! (UK Amazon)
など時を経た現在なおファンを増やし続けているんです。だからアメリカでは不朽の名作としてクリスマスに毎年テレビ放映されているんですね☆
それもそのはず、この映画を見た後は自分を愛せるようになっているし、明日からの人生に希望と勇気をもらえるんですよね。幸せな気持ちや人間愛で胸いっぱいになっている自分に気づくはずですヽ(´▽`)/
あらすじは、ある青年が自殺をしようとしているところに2級天使だと名乗る老人が現れます。そして、どうせ死ぬ気なら、その前に自分が存在しなかったら世界がどのように変っていたか、知り合いの人生が、どんなふうになっていたかを特別に見せてあげよう、と言ってきます。
半信半疑で家に戻ってみると、本当に自分が生まれなかった世界に変っていた・・・。そこで自分1人が存在しなかっただけで、ここまで世界が変るものかと驚くことに・・・というお話。形式はSFですが、そんなこと、どうでもよくなるくらい内容が素晴らしいんです。
静かな水面を想像してみてください。そこに、ほんの小さな石を落としただけで、どこまでも ゆっくりと波紋が広がっていきますよね。そんなふうに1人の人間が投げた善意や愛が、どれほど他人の幸せに影響を与えているか実感できる映画なんです。
友情や家族愛、人間と人間の絆、小さな善意が与える影響力の強さなどなど、フランク・キャプラ監督の最高傑作といっても過言でないくらいエールフルな映画です。
あなたの大事な人が落ち込んでいて、
どんな言葉をかけたらいいのかすらわからない・・・
そんな時、僕なら迷わずこの映画を贈ります。
大切な人だからこそ、みせたい映画がある―――
それが「素晴らしき哉、人生」という映画です。
○この映画を観た人から寄せられた感想をちょこっとご紹介します☆
「素晴らしき哉人生」見させて頂きました。
まきちゃん 女性
なんだか心がほっこりして「生まれてきてよかった、今の人生でよかった」と 改めて“今”に感謝できました。 そのあと、ちょっと落ち込み気味の友人にDVDを貸したらすごく喜ばれて 「元氣が出てきた」といううれしい感想ももらえました。 素敵な映画を紹介してくれて本当にありがとう!感謝します! |
感動、涙、涙。
じーこさん 男性
「素晴らしき哉、人生!」観ました。 むちゃくちゃ、感動しました。涙しました。 主人公のように誠実に生きたいと思いました。 自分も誠実に生きていきます。 ありがとうございました。 |
「素晴らしき哉、人生!」を借りて昨日観ました
Tさん 女性
とっても素敵なお話で、ラストでは私も泣いてしまいました。 いつか友達の家で目にした、 「あなたがいなくても世界は変わらないが、あなたがいることで世界はどれ程変わるだろうか」 という内容の言葉を思い出しました。 |
素晴らしき哉人生!
白井さん 女性
モノクロ映画を観るのはローマの休日ぶりくらいでとても久しぶりだったのですが、 観ているうちにすっかりストーリーに引き込まれてしまいました。 ラストにジョージの家に人々が集まる場面では涙が流れてきました。 普段は感謝することすら忘れてしまっているような失って初めて こんなにも古い映画に人生の真理みたいなものが語られていることに改めて驚きました。 |
「感動しました!」
やじまっちさん 男性
こんなに涙がとめどもなく流れたのは本当に久しぶりでした。 (ポロッとはよくあるのですが・笑) 主人公の生き方が素晴らしく、彼が本当に心の底から(父親から受け継いだ)自分と周りの人の境目がないんだなあ、と |
「この映画には思い出があります。」
なごみさん 女性
アメリカのホームスティ先に2年ぶりに訪ねたときのことです。 敬虔なクリスチャンの家族で、小さな貸家に住んでいました。 その年のクリスマスはいつもよりも質素でした。 さて、クリスマスの朝。 ビデオつきの小さなテレビ(テレビデオ)でした。 二人は次に大の仲良しのベスに尋ねました。 その晩、子どもたちが寝静まった後、夫婦とそして私はベットに入って映画を観ました。 |
素晴らしき哉、人生は素晴らしい
いわちゃん 男性
出だしは淡々とした物語なのだが、後半になると、これでもかと山場があり、 こんなに心を揺さぶられた映画は今まで見たことないです。 こんなにいい映画を紹介していただいてありがとう。 |
早速観ました~!
わんちゃんの癒し人ドッグセラピストあやこさん 女性
ひとことではまとめられないのですが・・ ジェームズ・スチュアート演じる主人公の誠実さと思慮深さと勇敢さ。 ドナ・リードの演じる女性の人間としての強さと美しさ。 お金をたくさん持ちながら、ハピサクでないポッターの行為。 死んでしまったほうが価値がある。生まれなければよかったと思いつめてしまうシーン。 ありえない世界での経験を通しての焦燥感。 生きることを懇願するシーン。 共に生きる人々との交流。 守護天使の存在。 最後に『トム・ソーヤの大冒険』に書かれていた言葉。 |
動かされた心!!
似顔絵作成していただいた、みかんさん 女性
素晴らしき哉、人生。 タイトルだけを見てよくあるストリーだろうな~と半信半疑で見始めました。 ストリーが始まった数分後、懐かしさがありました。 最後は涙、涙です。笑いながら泣いてました。笑いながら泣く(T^T)なんてあまりないことです。 一人で見るのもいいですが、夫婦で見るのも幸せ度が違います。恋人や家族で見るのもいいと思いました。 |
温かい作品でした
カイさん 男性
ずっと他人優先の人生だったジョージ、最後には恩返しがあるわけですが、 作品中では結局旅行できていないのが気になります。 事業は(ちょっと心配ではありますが)叔父さんにまかせて、 少しのんびりさせてあげたいですね。 キャラとしては ハピサクレッスンの終わりに「私は○○さんから○○をもらいました」 「あなたに会えて良かった」と思ってくれる人がいるのって あわただしく過ぎる毎日に最近映画を観る機会も減りましたが、 |
スピルバーグも同じ感性
がんちゃん 男性
数年前、S.スピルバーグがインタビューの中で映画撮影に入る前に必ず4本の作品を観る。それが 「七人の侍」、「アラビアのロレンス」、「捜索者」、そして「素晴らしき哉、人生!」だと言ってました。 何気なくレンタルビデオ店で「素晴らしき・・・」を見かけて観たところ言葉に出来ないくらいの感動でした。 ジェームズ・スチュアートの誠実さ、ドナ・リードの可愛さ、2級天使のおじさんも良い味だしていて、 私の生涯でこの作品を超える作品には、巡り合えないと思います。 |
ご感想をいただいた皆さん、どうもありがとうございます!
みなさんおっしゃっているように、本当に
この映画を観ることによってあなたへ贈られるギフトは計り知れません。
⇒ 人生に感謝できるようになる
⇒ 現在を心から楽しめるようになる
⇒ 誠実に生きていくことに対して希望を見出せる
⇒ 落ち込んでる友達や恋人にプレゼントして元気をあげられる
そして重要なことなので、あえてもう1度言わせてください。
もしも、あなたの大事な人が落ち込んでいて、
どんな言葉をかけたらいいのかわからないとします。
そんな時、私なら迷わず「この映画を観て!」と言って
DVDを手渡します。
大切な人だからこそ、みせたい映画がある―――
それが「素晴らしき哉、人生」という映画なんです。
※在庫切れになってしまう前に※
名画とはいえ「素晴らしき哉、人生!」は、いかんせん古い映画なため、いつ入手困難になっても不思議じゃありません。
なるべく多くの方に、この映画の良さを受け取ってもらいたいと願っておりますので購入される方は在庫切れになる前に!お早めに入手されることをオススメします。
⇒ 今ならAmazonで、まさかの400円台にて購入できます☆ (2014年現在)
僕はエンタメ・エールをテーマに、このサイトRE:PLAYを運営しています。
すべてのエンターテイメントはあなたの人生を応援してくれるエールだと考えていますが、それを理解していただくために「素晴らしき哉、人生!」のDVDを大量に購入しておいて、よく初対面の方へプレゼントしていました。
そのくらい「エールをくれる映画」として心のサプリメントになってくれる代表的な作品の1つだと考えています。
この作品をきっかけに皆さんの人生がますます、エンタメ・エールに包まれて豊かになっていくことを願っています。
⇒ 「素晴らしき哉、人生!」はこちらから購入できます。
蛇足ですが、1924年公開D・W・グリフィス監督の映画「素晴らしい哉人生(Isn’t Life Wonderful)」という名画も存在していますが、そちらと本作は別物ですので、ご参考までに。この映画も実は素晴らしいんですけどね(笑)
おめでとうございます!
下記の、本作を観た方々と、ぜひ感動を分かち合ってみてください♪
そして、映画に限らず本や音楽などもそうだと思いますが、私達は常に現在の自分に必要な気づきやエールを作品から読みとるものです。
面白いことに、素晴らしい作品であるほど再度観てみるとまた違ったレベルのエールをもらえます(^-^)
寂しくなった時や不安になった時など、ふとこの映画のことを思い出したら、そんな時はぜひ、2度3度と観なおして新しい発見をしてみてくださいね。その時が自分のハートからのサインかもしれません。
さぁ!「素晴らしき哉、人生!」を観たあなたは、いよいよフランク・キャプラ監督というエール映画の宝庫への扉を開きました。
「素晴らしき哉、人生!」は最高の映画ですが、それ以外にもフランク・キャプラ監督はいくつかの素晴らしいエール作品を後世の私達に残してくれています。
それらをオンラインレンタルで観てもいいでしょう♪はたまたオンライン動画配信サービスのHulu(フールー)で探してみるのもいいでしょう☆
⇒ Huluで今すぐ視聴!今なら2週間 無料トライアル実施中!お早めに~☆
また、フランク・キャプラ監督の映画をまとめたDVD-BOXも2つ発売されています。
なかなか他では手に入らないような貴重なラインナップになっていますよ☆
もう1つは、「其の夜の真心」「愛の立候補宣言」「花婿が来た」を収録したこちらの傑作BOXです。
収録されている作品は、どれも甲乙つけがたく素晴らしいですよヽ(´▽`)/
実は「素晴らしき哉、人生!」よりも、「スミス都へ行く」の方が好き♪という方もいるくらいです。
他にもDVD-BOXに収納されてる作品の中ではゲイリー・クーパー主演の「群衆」やライフワークと仕事とそして幸せについて描かれている「我が家の楽園」など、アカデミー賞受賞作品など、最高の映画ばかりで、とってもオススメのエール作品ぞろいです☆
ご興味のある方はぜひフランク・キャプラ監督からよりたくさんの応援メッセージを受けとってみてください。
ちなみに「素晴らしき哉人生」および、このDVD-BOXを観たあなたは、既に立派なフランク・キャプラ・マニアです(笑)
フランク・キャプラ監督をまだ知らない方に、ぜひ当サイトフランク・キャプラ特集ページや、この「素晴らしき哉、人生!」特集ページを、ページ下部のSNSボタンからツイートやFacebook投稿して、ご紹介くださると嬉しいです☆
⇒ フランク・キャプラ特集ページへ
⇒ 「人生を変える映画」一覧ページへ戻る
〓関連記事