ああ、ついに!ついに!チャップリンの安いDVDが発売になったぁ~!!!
古典映画に関しては大部分の作品が500円とか300円で売られるようになっているのに、著作権の問題なのかなんなのか、チャップリン作品についてはなぜか50年以上経った作品も今までは高額でした。
しかし!ついにAmazonで1枚500円台で売られています!!!絶対買いだぜ!!待ってたぜぃ~!しかも、発売されたのは「これだけ観ればチャップリンは十分」というくらいの代表作ばかりです☆
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ジョン・タートルトーブ監督は、映画のキャンペーンで来日してイベントにも出席しているので、ご存知の方も多いかも知れませんね。
代表作で一番有名なのは、おそらくニコラス・ケイジ主演の大ヒット映画「ナショナル・トレジャー」シリーズでしょう。
「ナショナル・トレジャー」は、2014年現在、「ナショナル・トレジャー」(2004)と「ナショナル・トレジャー2 リンカーン暗殺者の日記」(2007)の2作が発表されています。
さらに2作目には、新たにヘレン・ミレンやエド・ハリスなども参加。Wikipediaによるとニコラス・ケイジが主演した映画史上、この「ナショナル・トレジャー2」が最も高い興行収入を記録したんだそうで、その額なんと約450億円です!
そんな「ナショナル・トレジャー」シリーズは、現在、嬉しいことに1も2もHulu(フールー)で配信されています☆
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ちなみに、来日した際には「次回作は日本で撮るぜ~!」なんていって観客を盛り上げてくれていたんですけどね(笑)残念ながら、まだ3は製作されていません。でも、トレジャーハンターなら、日本の場合、徳川埋蔵金なんてテーマもありますから本当にイケそうなものですけどね☆
主演ブルース・ウィリス、共演エミリー・モーティマーのディズニー配給コメディなんですが、この映画、実は見ているだけで自分の中のインナーチャイルドまで癒せちゃうんじゃないか?と思えてしまうくらい僕にとってはエールフルな映画でした♪
その男の子は、大人になった自分が夢だったパイロットでもなく、結婚もしておらず、犬も飼っていないことにショックを受け泣き叫びます。
さらに仕事で成功はしていたものの、イメージ・コンサルタントという自身の仕事のやり方を見て、あまり誇りを持てる仕事ではないと感じてしまいます。
そこで、なぜこのタイミングで幼かった頃の自分が会いにきたのか考え合い、そして純粋だった頃の気持ちで今の人生を見つめなおしてみることに・・・。
いや~癒されました~☆エミリー・モーティマーも可愛いし、8才の男の子役の俳優もカワイイです(笑)
まだ観たことがない方は、ぜひ一度ヽ(´▽`)/オススメです☆
さてさて、「キッド」ですっかりタートルトーブ監督にハマった僕は、他の作品も観てみようと次々に楽天レンタルやHulu(フールー)などで探してみました。
いろいろ観た結果、あと4本のオススメを紹介しておきます。
この映画の面白いところは、なんと冬季オリンピックの種目の1つ、ボブスレーという氷の上をそりで滑っていくタイムを競う競技に、なんと南国ジャマイカのチームが参加するという一見、無謀な話なんですね!
しかも、興味深いことに実話に基づく映画なんですね。もちろん内容の多くはフィクションだし人などの名前も架空のモノにしているらしいですが、実際に1988年にカナダで開催された冬季オリンピックでジャマイカがボブスレー競技に初参加した事実を元に製作したんだそうです。
コメディ映画になっているので、すっごく笑えるのでそれだけでも観ている人は元気になっちゃうと思うんですが、さらに仲間同士の友情や信じる力、そして無謀だといわれても目標を達成するために努力する、ひたむきな姿に勇気をもらえます。
たくさんの気づきをもらえた傑作でした☆
2本目は映画「あなたが寝てる間に…」(1995)。
本作はサンドラ・ブロックが主演。ほかにも海外ドラマ「The O.C.」や映画「アメリカン・ビューティー」に出演しているピーター・ギャラガー、映画「インディペンデンス・デイ」で大統領役を演じたビル・プルマンなどが出演しています。
内容は、サンドラ・ブロックが事故にあったイケメンを救けてあげたものの、その男性は意識不明の状態で病院へ担ぎ込まれる。
病室で彼の横にいるところをイケメン男性の家族から偶然見られ、彼のフィアンセではないかと勘違いされてしまうが・・・というお話。
普通のラブコメとしても、もちろん楽しめますが、タートルトーブのラブコメはとくかく温かい!ハート・ウォーミングとはまさにこのことだなと感じさせてくれるほど、心がほっこりしますよ☆ヽ(´▽`)/
「フェノミナン」は、主演のジョン・トラボルタが誠実で心の優しい男性を演じています。
ヒロイン役には、海外ドラマ「クローザー」で主演を務めたキーラ・セジウィックが出演。すごく若いです(笑)
内容は、なかなかユニークなお話になっていて、トラボルタが、ある日突然、頭の回転がものすごく速くなってしまうというんですね。
そして、その能力のために、国家から危険分子としてみなされてしまったり、普通の生活が送れなくなってしまうというストーリー。
単純にスゴイ能力が備わっただけじゃなくて、現実的に天才の生活や幸せを見つめるという独特な内容になってます。こちらもタートルトーブ特有の人間愛にあふれた作品になっています。
しかし、この映画のスゴいところは、何といっても音楽!
「チェインジ・ザ・ワールド」という大変有名な曲が使用されているんですが、ベイビーフェイスがプロデュースしたエリック・クラプトンがカバーしたバージョンは、この映画のサウンドトラック盤として発売されたんですね♪
クラプトンのカバーしたこの曲は、結局グラミー賞を受賞しました。ちなみにオリジナルはアメリカの女性カントリー歌手ワイノナ・ジャッドのアルバムに収録されていた1曲だったって知ってました?
調べてみると、オリジナル曲が1996年の2月に発売されて、すぐ半年経も経ってない同年7月にはエリック・クラプトンがカバーしてるようです。ちょっとカバーするの早すぎじゃないですか?変なの(笑)
さあ、そして映画「魔法使いの弟子」(2010)。
こちらは、またまたニコラス・ケイジ主演の映画です。大ヒットした「ナショナル・トレジャー」シリーズの続編第3弾がくるのかと思いきや、なぜかニコラス・ケイジが魔法使いの師匠という設定の映画が公開されて驚いた作品です(笑)
ただ、これはこれで好きだなぁ~♪面白いのでぜひ続編を待ちたいくらいの楽しい映画です。
ニコラス・ケイジは優秀な魔法使いなのですが強敵の魔法使いの前に歯が立たず、愛する人を救うため伝説の少年を探し続けて、たしか何百年も生きる続けている。
そこへ選ばれし少年として現れたのが、イケてない物理オタクの青年。この青年を偉大な魔法使いとしてニコラス・ケイジが鍛えることになるが。。。というお話。
魔法と科学を融合させた視点が面白いでしょ?たしかに現代に魔法使いがいるとしたら、それは物理学に精通している人物かもしれませんよね。なぜか現実味があって面白かったです。ニコラ・テスラのテスラコイルなんかも出てきて、ニコラス・ケイジだけにシャレかな?なんて笑っちゃいました(笑)
そしてかつては仲間だったライバルの魔法使いには、映画「スパイダーマン2」や「ダヴィンチ・コード」、さらにはTV映画で名探偵エルキュール・ポワロなども演じたことのあるイギリスの俳優アルフレッド・モリーナ。
ちなみに、ニコラス・ケイジの弟子になる少年役はカナダ出身の俳優が、そしてその少年が憧れている女性を演じるているのはオーストラリア出身の女優さんと、意図的なのか偶然なのか、英語圏の様々な国の役者が集まったキャスティングとなってます。
こちらも大人気でWikipediaには世界興行収入200億円以上と記載されています!大ヒット☆ヽ(´▽`)/
人気の大御所俳優が4人も揃ったということで話題になりました。いかにタートルトーブ監督が人気かということがうかがえますね。
もしかすると、あまり私生活は見せたくない人なのかもしれませんね。プライバシーを大切にしたいとか。
それはそうと、ジョン・タートルトーブ監督の作品はスカパー!でも時々放送しているみたいですので要チェックですね♪
が、しかし舞台に踊りながら登場したとたん、腕を勢いよく振り回しすぎてカンニングカードがどこかへ飛んでいってしまいます。そこで仕方なくデタラメな歌詞で歌いはじめた歌なんですね(笑)
チャップリンは作曲を独学で学んだそうですが、それにしても、すごく美しい曲が多いです。これはとても驚きです。才能がどうのこうのと言って二の足を踏む前にやってしまっている、それがチャップリンなんですね(笑)
あと、チャップリンは若い頃は働きに働き、初期には膨大な数のコメディ短編映画を発表しています。この編の無声映画はスカパー!などでも放送されたことがあるみたいです。昔、たしかNHKでも深夜にやってたんじゃなかったかな?
晩年の作品は、どれも、もちろん大笑いもできるけど、扱っているテーマは結構シリアスで、人間の幸福などについて情熱的に語りかけてくるような熱い作品が多いんですよ。
名画「街の灯」は感動的な長編映画ですし、「モダン・タイムス」は失業者が増え機械が人間から職を奪っていく世の中に元気を与えたくて作ったエール映画になっていますからね。
蛇足ですが「街の灯」のプレミアイベントでは、あの相対性理論で有名な宇宙物理学者のアインシュタインを招待しており、なんと、チャップリンとアインシュタインのツーショット写真も残っています!
さらに、それ以降の作品などでは、もう浮浪者の格好さえしておりません。例えば、「殺人狂時代」は僕的に一番好きなチャップリン作品なのですが、第二次世界大戦時代を生きたチャップリンが戦争や利己的な愛について強烈な警鐘を鳴らし、大切なメッセージをいくつも語っています。
例えば「1人を殺せば殺人者と言われ、大勢を殺せば英雄と呼ばれる。数が殺人を神格化するんだ」という戦争批判のセリフが登場しますが、奇しくも作家ドストエフスキーも「罪と罰」の中で同じセリフを書いています。
また作中「自分の家庭が幸せならば他人はどうでもよい」という行き過ぎた盲目的な愛の恐ろしさについても言及しています。参考までに、こちらは似たような真意をテーマにして、太宰治が「家庭の幸福」で「家庭の幸福は諸悪の根源」という、現代でも他に類をみないような独特なテーマを、わかりやすい物語で説いています。
「人生に必要なのは、勇気と想像力と少しのお金だけ」というセリフは、あまりにも有名でしょう。さらに、この作品の中に出てくるチャップリンからのエール、生きる知恵は他にもたくさんあります。
ここではその中から2つだけ紹介しておきますね。
「人生に意味を求めて何になるんだい?人生は願望だ!意味じゃない」
「宇宙の力が、地球を動かし木を育てる。君の中にも同じ力があるんだ。その力を使う勇気と意志を持つんだ」
いずれの言葉も僕の大好きな座右の銘の1つです(´ー`)
ちなみに、「ライムライト」には、当時ライバルと呼ばれた喜劇俳優のバスター・キートンがチャップリンと夢の共演を果たしています。
これは当時バスター・キートンが経済的に困窮しているという噂を聞いたチャップリンが、何かの助けになればということで持ちかけた話だとか☆
チャップリンは戦争や政治というタブーに正面から立ち向かい、素晴らしいエール映画を何本も残してくれているんですね。
余談ですが、「殺人狂時代」は、あの映画「市民ケーン」で有名な天才監督オーソン・ウェルズから持ちかけられた話だったようですよ!
余談ついでに、チャップリンの「独裁者」のラストでヒトラーと間違われたチャップリン扮する床屋の男が素晴らしいスピーチをします。
全文の日本語訳はNAVERまとめに載ってますのでそちらをどうぞ。
チャップリンの驚くべき事実の最後としては、その人生があまりにも波乱万丈だったということです。
そもそもハリウッドで活躍したイメージがありますが、実は生まれはイギリスのロンドンです。若い頃にマック・セネットという喜劇映画人に誘われて渡米します。
それまでは母親とお兄さんの3人家族でとても貧しい生活を送っていました。やがてイギリスである程度舞台人として喜劇人として名前が売れてきた時にマック・セネットから映画をやらないかと声がかかった、という訳です。
あなたの周りの友人で、極貧から成功して外国へ招待された人が何人いますか?これだけでもすごいのに、なんと、ここからさらに波乱万丈な人生が始まります(笑)
チャップリンは、アメリカに渡った後とにかくよく働き、どんどんとスターダム街道を進んでいきます。たしか30才になる前には自分のスタジオを持って独立した成功者となっています。
「ライムライト」 1952年 原題:Limelight |
「殺人狂時代」 1947年 原題:Monsieur Verdoux |
「街の灯」 1931年 原題:City Lights |
少しだけどんなお話か紹介すると、
「ライムライト」は、チャップリン扮する落ちぶれたコメディアンの老人が自殺未遂を図ろうとしたバレリーナを助けたところからはじまります。生きる希望を取り戻させるため、チャップリンが様々な話や情熱を少女に傾ける様は観ていて僕らもたくさんの勇気と希望をもらえます。
「殺人狂時代」は、コミカルで早い展開ながら、愛やお金についての様々な英知がふんだんに盛り込まれています。一方、戦争や人生について考えさせられる深いテーマも盛り込まれた素晴らしい作品です。
「街の灯」は、浮浪者スタイルの中でもベスト3に入る名作です。盲目の女性に恋をしたチャップリンが心機一転して働きだし、目の手術代を稼ごうと奮闘する物語です。
また、上記以外にも歴史に残る程の名作がたくさんあります。
「モダン・タイムス」 1936年 原題:Modern Times |
「ニューヨークの王様」 1957年 原題:A King in New York |
「キッド」 1921年 原題:The Kid |
「黄金狂時代」 1927年 原題:The Gold Rush |
「独裁者」 1940年 原題:The Great Dictator |
「伯爵夫人」 1967年 原題:A Countess from Hong Kong |
ちなみに、最後の作品で唯一のカラー映画「伯爵夫人」の主演はソフィア・ローレンとマーロン・ブランドという豪華キャストになっています。ついこないだミュージカル映画「NINE」に出演していたソフィア・ローレンはチャップリン映画のヒロインだったのですね!そんな方がまだ生きていてしかも現役で映画に出演しているなんて・・・う~ん、すごいなぁ☆
チャップリン映画には人生を楽しく生きる英知で溢れています。僕は寂しくなったり、悩んだ時には必ずといってもいいくらいチャップリン監督の映画に癒してもらい、元気をもらっています。
◆チャップリン自身の人生を知りたい方へ☆
作品それぞれの詳しい解説はそれぞれの個別作品解説ページに任せるとして、
さらにチャップリン自身の人生についてもっと知りたい!という方にオススメなのが「チャーリー」という映画で、これはチャップリンの自伝本に基づいた伝記映画です。主演はロバート・ダウニーJrで、チャップリンの人生を疑似体験できるうえに、物語として観てもすごく面白い映画になっています。
また晩年に出版した自伝「チャップリン自伝(上巻)」と「チャップリン自伝(下巻)」があります。日本語訳も出版されていますので、ぜひオススメです。裏話やチャップリンの愛や幸せについての考えが読めちゃいます。また、アルバート・アインシュタイン博士とのツーショット写真やガンジー、バーナード・ショーなど様々な偉人達とのエピソードなんかもすごい!と驚嘆しちゃいますよ♪
それともう1冊オススメなのが、毎日新聞社から出版された淀川長治さんが中心になってチャップリンを語っているマニアックかつ貴重な写真付ムック「チャップリンのすべて」があります。
この本では淀川さんが実際にチャップリンに逢って話た時のエピソードや、スティックがメイド・イン・ジャパンだった事実など面白い内容が盛りだくさんです。すごい内容ですよ。
山田洋次監督と淀川さんの対談なんかも入っています♪この2人でチャップリンを語っているなんて夢のビッグ対談ですね!
ちょこっとだけ目次を紹介すると、
・チャーリースタイルの誕生
・素顔のチャールズ・チャップリン
・愛する、食べる、働く
・作品カタログ
・チャーリーをめぐる美しき女性たち
・ビッグ対談 淀川長治×山田洋次
・チャップリン年表
などなど、他にも大変貴重な内容が目白押しです☆
まとめて作品を購入したい方は「チャップリン・メモリアル・エディション BOX」シリーズが1~4ぐらいまで発売されていますのでオススメです。
ちなみに、各BOXに収録されている内容は下記のとおりです。もちろん特典DISCも満載です!
・BOX1
「街の灯(2枚組)」
「ライムライト(2枚組)」
「ニューヨークの王様(2枚組)」
・BOX2
「殺人狂時代(2枚組)」
「黄金狂時代(2枚組)」
「チャップリン短編集I(1枚組)」
・BOX3
「独裁者(2枚組)」
「巴里の女性(2枚組)」
「チャップリン短編集II(1枚組)」
・BOX4
「サーカス(2枚組)」
「モダンタイムス(2枚組)」
「キッド(2枚組)」
さて、ざっと書いてきましたがチャップリンについてはまだまだ知りたいことが多いので、新しい発見があったら随時このページに追記していくつもりです。
———- ↓追記(09.10.’14)ここから↓ ———-
ああ、ついに!ついに!チャップリンの安いDVDが発売になったぁ~!!!
古典映画に関しては大部分の作品が500円とか300円で売られるようになっているのに、著作権の問題なのかなんなのか、チャップリン作品についてはなぜか50年以上経った作品も今までは高額でした。
しかし!ついにAmazonで1枚500円台で売られています!!!絶対買いだぜ!!待ってたぜぃ~!しかも、発売されたのは「これだけ観ればチャップリンは十分」というくらいの代表作ばかりです☆
⇒ Huluを今すぐチェック!今なら2週間 無料トライアル実施中!お早めに~☆
◆キーストン時代
1914年『成功争ひ』Making a Living
1914年『ヴェニスの子供自動車競走』Kid Auto Races at Venice
1914年『醜女の深情』Tillie’s Punctured Romance(監督マック・セネット、アメリカ映画初の長編コメディ)
◆エッサネイ時代
『チャップリンの拳闘』(1915)のオリジナル・ポスター
『チャップリンの移民』(1917)より1915年『チャップリンの拳闘』The Champion
1915年『チャップリンの駈落』A Jitney Elopement
1915年『チャップリンの失恋』The Tramp
1915年『チャップリンの掃除番』The Bank
1916年『チャップリンのカルメン』Burlesque on Carmen
1916年『チャップリンの悔悟』Police
◆ミューチュアル時代
1916年『チャップリンの替玉』The Floorwalker
1916年『チャップリンの消防夫』The Fireman
1916年『チャップリンの放浪者』The Vagabond
1916年『午前一時』One A.M.
1916年『チャップリンの伯爵』The Count
1916年『チャップリンの番頭』The Pawnshop
1916年『チャップリンの舞台裏』Behind the Screen
1916年『チャップリンのスケート』The Rink
1917年『チャップリンの勇敢』Easy Street
1917年『チャップリンの霊泉』The Cure
1917年『チャップリンの移民』The Immigrant
1917年『チャップリンの冒険』The Adventurer
◆ファースト・ナショナル時代
1918年『犬の生活』A Dog’s Life
1918年『公債』The Bond
1918年『担へ銃』Shoulder Arms
1919年『サニーサイド』Sunnyside
1919年『一日の行楽』A Day’s Pleasure
1921年『キッド』The Kid
1921年『のらくら』The Idle Class
1922年『給料日』Pay Day
1923年『偽牧師』The Pilgrim
◆ユナイテッド・アーティスツ時代
1923年『巴里の女性』A Woman of Paris(監督のみ、主演=エドナ・パーヴァイアンス)
1925年『黄金狂時代』The Gold Rush
1928年『サーカス』The Circus
1931年『街の灯』City Lights
1936年『モダン・タイムス』Modern Times
1940年『独裁者』The Great Dictator
1942年『黄金狂時代』サウンド版(1925年の『黄金狂時代』にチャップリン自身の作曲とナレーションを施したもの)
1947年『殺人狂時代』Monsieur Verdoux
1952年『ライムライト』Limelight
◆イギリスでの作品他
1957年『ニューヨークの王様』A King in New York
1959年『チャップリン・レヴュー』The Chaplin Revue
(「犬の生活」「担へ銃」「偽牧師」3本をまとめチャップリン自身の作曲とナレーションを施し再編集した映画)
1967年『伯爵夫人』A Countess from Hong Kong(監督のみ、唯一のカラー作品、主演=ソフィア・ローレン、マーロン・ブランド)
作品年表については、もうひとつ、なんとチャップリンが活躍した時期は偶然にもフランク・キャプラとエルンスト・ルビッチとビリー・ワイルダー監督という僕の大好きな、というか映画史上最も偉大な4人の天才が同時期に活躍したというすごい時期なんですね。
そういう意味でチャップリンだけでなく、キャプラ、エルンスト・ルビッチと、ワイルダーも合わせた4人の代表作品年表も作成しましたので興味のある方はぜひ参考に見てみて下さい。
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します)
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◆チャップリンに関するトリビア☆
・チャップリンの有名なステッキは、日本産で、滋賀県産の竹で作られており、しなりが強い。
・運転手(後に秘書)に高野虎市を採用し、家の使用人が一時期すべて日本人で占められていた時があった。2番目の夫人であるリタ・グレイはこの様子を「まるで日本人の中で暮らしているかのよう」と評したらしい。 ・54歳の時、18歳のウーナ・オニール(劇作家ユージン・オニールの娘)と結婚し、8人の子供をもうけた。 ・「独裁者」の最後の演説シーンは’世紀の六分間’とも呼ばれ、教科書に載った程素晴らしいとされている。 ・亡くなる直前まで、ミュージカル映画を作ろうとしていた。題名は「フリークス」女性天使の羽が壊れて地球に落ちてくるという話だったらしい。 ・淀川長治さんのお気に入りベスト1の映画は「黄金狂時代」だそうです。ちなみに黒澤明監督も「黄金狂時代」を「100本の名作」の中で4位としています。 ・日本橋の「花長」では海老の天ぷらを36尾も食べたという。 ・晩年誰とも会わずスイスに隠棲していたチャップリンに、幸運にも接する機会を得た日本人に、萩本欽一、前橋汀子がいる。 ・2006年に日本チャップリン協会が設立された。名誉会長は黒柳徹子、最高顧問にジョゼフィン・チャップリン、名誉顧問に山口淑子が就任。呼びかけ人に大野裕之らが名を連ねており、本部は京都大学にある。 ・手塚治虫は、生前「どうすれば、人々の記憶に残る漫画が描けるのですか?」という質問に対して「とにかくチャップリンの映画を観ろ。あれにすべての答えがある」と決まって答えている。自著においても、ウォルト・ディズニーと同等にチャップリンを敬愛している旨を述べている。 |