「英語」タグアーカイブ

イングリッド・バーグマンのすべて

 


イングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman, 1915-1982)は北欧スウェーデン出身の女優です。

イングリッド・バーグマンといえば、何といっても有名なのは映画「カサブランカ」(1942)で演じたヒロインのイルザ役でしょう☆

可愛かったですねぇ~!あの頃のバーグマン、めっちゃ綺麗で好きです。

一応、説明しておくと名画「カサブランカ」はマイケル・カーティス監督の映画で、イングリッド・バーグマンのお相手をしたのはハンフリー・ボガートという俳優。

この方、日本で言うなら高倉健さんのように渋くてタフガイな感じの人気スターです。

 

この映画の中でハンフリー・ボガートが、イングリッド・バーグマンを見つめながらグラスを傾けてこう言うんですね。

「Here’s looking at you, kid」

そう、「君の瞳に乾杯」という意味です♪名セリフが生まれた作品なのであります。

ちなみに山田洋次監督の映画「虹をつかむ男」で、ヒロインの田中裕子がやってた喫茶店の名前も、「カサブランカ」でしたね。

映画「カサブランカ」は、アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞を受賞しました。

残念ながら「カサブランカ」ではイングリッド・バーグマンは受賞を逃しましたが、実は彼女、生涯でアカデミー主演女優賞を2回、助演女優賞を1回受賞しています。

さらにイングリッド・バーグマンは、ゴールデングローブ賞エミー賞、トニー賞なども授与されたことがある実力派女優なんです☆

これであとグラミー賞もらってたら、EGOT(イーゴット)ですよ!スゴイ!

 


では、イングリッド・バーグマンがアカデミー賞主演女優賞を受賞した2本の作品は何かというと・・・。

あ、その前に、まずスウェーデンにいたイングリッドは、1937年に21歳という若さで既に結婚しています。お相手は歯科医だったそうで、娘も1人生まれています。その後、単身渡米してきて1939年24才の年に初めてアメリカ映画「別離」に主演します。この映画はスウェーデン映画「間奏曲」のリメイクだそうです。


主演俳優は「風と共に去りぬ」や「ピグマリオン」で有名なレスリー・ハワード。この映画のヒットで、イングリッドはいきなりハリウッドで人気女優となります。

そして1941年には、「オズの魔法使」や「風と共に去りぬ」などを監督したヴィクター・フレミングの「ジキル博士とハイド氏」に出演。スペンサー・トレイシーと共演し、こちらもヒット作となりました。

ちなみに、イングリッドはこの頃から、「キング・コング」や「風と共に去りぬ」や「スタア誕生」などの製作を手がけた名プロデューサーのデヴィッド・O・セルズニックに評価され、女優としての彼女を支援してくれていたようです。

そして翌年1942年、「カサブランカ」に出演。

さらにその翌年の1943年には、米作家アーネスト・ヘミングウェイの小説「誰がために鐘は鳴る」が原作の映画「誰が為に鐘は鳴る」に主演します。

なんとこの時のお相手はゲイリー・クーパーです。アメリカのスーパースター的俳優ですね。

しかもIMDbによるとヘミングウェイに「ヒロインのマリア役をやるなら、髪の毛をショートに切らなければならないよ?」といわれ、イングリッドは迷わず「マリア役のためなら、髪だって切るわ!」とバッサリ切ったという逸話があるそうです。

 


で、1944年、いよいよアカデミー賞主演女優賞に輝いた作品、の1本目「ガス燈」(1944)に出演します。

実はイングリッド、「ガス燈」ではアカデミー賞のほかにもゴールデングローブ賞主演女優賞にも輝いています。

イングリッド・バーグマンは1915年生まれなので、「カサブランカ」が27才、「誰が為に鐘は鳴る」が28才、本作「ガス燈」は29才の時の作品になりますね。

 

「ガス燈」は夫が妻をジワジワと心理的に追い詰める策を講じるという、ちょっと怖いサスペンスなんですが、夫役はフランスの俳優シャルル・ボワイエが演じています。

そして監督は映画「マイ・フェア・レディ」や「フィラデルフィア物語」などで有名なジョージ・キューカーです。

あと、メイド役として出演している若い女優は、海外ドラマ「ジェシカおばさんの事件簿」でおなじみのアンジェラ・ランズベリーで、彼女にとって映画デビュー作だったそうです。

原作はイギリスの戯曲みたい。そのため舞台もロンドンですね。

 


さて、その後イングリッドは1945年、今度は名作「我が道を往く」の続編(もしくは前編)にあたる映画「聖メリーの鐘」に主演。監督はレオ・マッケリー。お相手の俳優は「我が道を往く」にも主演しアカデミー賞に輝いたビング・クロスビーです。

ビング・クロスビーという人は、俳優としても成功しましたが、さらに歌手としてもメチャクチャ有名です。

何せあのクリスマスソングの定番「ホワイト・クリスマス」(1942)、「サイレント・ナイト(きよしこの夜)」(1935)などを歌って大ヒットさせた歌い手さんですからね♪

イングリッドは「聖メリーの鐘」でゴールデングローブ賞主演女優賞に輝きます。

 


そして同じく1945年にアルフレッド・ヒッチコック映画「白い恐怖」に出演。製作は先ほど紹介した名プロデューサーのデヴィッド・O・セルズニック。お相手の俳優は「紳士協定」や「ローマの休日」のグレゴリー・ペックです!

それと、この映画の幻想シーンのイメージを画家のサルバドール・ダリが担当したことも話題になりました。

ちなみにヒッチコックはイングリッドを大変気に入っていたそうです。結局、イングリッドはヒッチコック映画に3本出演しています。

さらにヒッチコックお気に入りの女優はもう1人いて、グレース・ケリーがそうです。そのため、グレース・ケリーとイングリッド・バーグマンの2人は、「ヒッチコック映画の2大ヒロイン」「永遠の2大クール・ビューティ」などと呼ばれているみたい。

ちなみに、グレース・ケリーは後にモナコ王妃となりますし、イングリッド・バーグマンは、なんとスウェーデン語、ドイツ語、英語、イタリア語、フランス語の5ヶ国語を話せたというから知的な美女と謳われていたのもうなずけます。

下の動画は、1979年にヒッチコック(80歳の年)がアメリカ映画協会(AFI)より生涯功労賞を受賞した際に、お祝いのスピーチをしているイングリッド・バーグマン(64歳の年)です。ヒッチコックのことを「尊敬する天才」と称えています。



さて、そんなヒッチコック映画2本目は、翌年1946年の映画「汚名」。

こちらも製作は、やはりデヴィッド・O・セルズニック。ただし共演者は人気俳優のケイリー・グラントです。

この作品もイングリッド・バーグマンの代表的な作品の1つとなりました。

さらに1947年に舞台「ロレーヌのジャンヌ」でトニー賞主演女優賞に輝き、1949年には、ヒッチコック映画3本目の「山羊座のもとに」に主演します。

この映画「山羊座のもとに」で、イングリッドとヒッチコックは、演技や撮影方法に関してケンカをしていたそう。

ある時、「長回しが過ぎる!」とイングリッドが怒鳴ったのを聞いて、ヒッチコックが「イングリッド、たかが映画じゃないか」となだめたという逸話があります。

 


そして、1950年、イタリア映画「ストロンボリ/神の土地」に主演するのですが、なんと、この作品の監督ロベルト・ロッセリーニと、お互い既婚者ながら不倫。後にスキャンダルとなり、6年程ハリウッドから離れます。

結局、イングリッド・バーグマンとロベルト・ロッセリーニ監督はお互い離婚してから1950年に結婚。同年息子が生まれ、その後双子で女の子2人が生まれます。

なんと、この2人の女の子のうちの1人はイザベラ・ロッセリーニという女優です。え?知らないって?実は、イザベラ、あの「タクシードライバー」や「ディパーテッド」などで有名な映画監督マーティン・スコセッシの3番目の妻なんですね。結局離婚していますが。

イングリッド・バーグマンの娘がマーティン・スコセッシ監督の元妻ってのは、さすがに驚きました(笑)

ちなみに、その後イングリッド・バーグマンとロベルト・ロッセリーニ監督も1957年に離婚。イングリッドは、さらに翌1958年にスウェーデンの演劇関係者と3度目の結婚をします。こちらは約20年続きましたが、1975年、60才の年にイングリッドは熟年離婚をしています。

いやはや、情熱的ですよね。まさに恋愛と仕事に生きた女優ですね!

 


イングリッドのキャリアに戻りましょう。

1956年、不倫スキャンダルでハリウッドを離れてから約6年後に映画「追想」に出演します。いわばアメリカ映画復帰作だったのですが、なんとこの役で2度目のアカデミー主演女優賞を受賞しちゃいます(笑)ついでにゴールデングローブ賞主演女優賞も授与されています。

2度目の主演女優賞に輝いた瞬間の動画↓

残念ながら授賞式には出席できなかったようですが、代わりに共演もしていて親交のあった俳優ケイリー・グラントが受け取る役を代行してくれています。

「追想」は「さよならをもう一度」などで有名なアナトール・リトヴァクが監督。「王様と私」や「荒野の七人」で知られるユル・ブリンナーがお相手の俳優。

原作は、ロシアのアナスタシア皇女が革命で殺されたとされているが、実は生きているのでは?という有名な伝説を元にしているそうです。

この伝説はニコライ二世一家と、祈祷家ラスプーチンが関わっていて、日本でも「ルパン三世 ロシアより愛をこめて」や「名探偵コナン 世紀末の魔術師」などで扱われているテーマですね。

さてさて、翌年1957年にロッセリーニ監督とは離婚しますが、キャリアの方は再び順調になり、1959年にはテレビドラマ「ねじの回転」に出演し、エミー賞を受賞しています。

ちなみに、1982年のTVドラマ「ゴルダと呼ばれた女」で2度目のエミー賞を受賞しています。

そして、60歳の年1975年に3度目の離婚をする1年前の1974年に「オリエント急行殺人事件」に端役で出演。

なんとこの役で3度目のアカデミー賞(ただし今回は助演女優賞)に輝きます。

しかも受賞式でステージ上からイングリッド・バーグマンの名前を呼んだプレゼンターは、なんと海外ドラマ「刑事コロンボ」のピーターフォークと、「卒業」「明日に向って撃て!」で有名な女優キャサリン・ロスではないですか!豪華~ヽ(´▽`)/

助演女優賞を受賞した瞬間の公式動画↓

監督は「十二人の怒れる男」などで知られるシドニー・ルメット。原作はもちろんイギリスの推理作家アガサ・クリスティです。

この映画はキャスティングの豪華さも話題になるほどで、イングリッドのほかに「007」シリーズのショーン・コネリーや、ハンフリー・ボガートの妻ローレン・バコール。

さらに俳優ヴァンサン・カッセルの父ジャン=ピエール・カッセル、そして主人公の名探偵エルキュール・ポワロ役は「エリン・ブロコビッチ」の弁護士役でも知られるアルバート・フィニーが演じています。

ストーリーも好きだし、キャストも豪華なので、ぜひ一度見てみてください(´ー`)オススメ☆
 
 
イングリッド・バーグマンが出演した映画作品については面白いDVDセットが発売されています。

彼女が出た有名な作品ばかりを10本集めたDVDセットみたいです。なかなか斬新な売り方ですね♪

しかも10本もついてて、価格はAmazonでなんと1,944円(送料込み)でした。(2014年10月現在)

これは普通に買うよりかなりお得!チョットいいかも(笑)

ちなみに内容は、「カサブランカ」、「汚名」、「誰が為に鐘は鳴る」、「ガス燈」、「ジキル博士とハイド氏」、「ジャンヌ・ダーク」、「凱旋門」、「聖メリーの鐘」、「白い恐怖」、「山羊座のもとに」です。
 
 
最後に、イングリッド・バーグマンは1980年に自伝本を出版しています。

彼女が亡くなる2年ほど前になりますね。

もちろん、ロッセリーニ監督とのスキャンダルや、ヒッチコック監督とのエピソードなど、イングリッドの情熱的な、恋愛に生きた女優としての波乱万丈な人生を垣間見ることができる、貴重な著書と言えるでしょう☆
 
 
ちなみにイングリッド・バーグマンの出演作は、残念ながらHulu(フールー)では見つけることができませんでしたが、WOWOWスカパー!で何度か放送されているようです。要チェック!

WOWOW

 
この女優がスゴイ!一覧ページへ戻る
 

[PR] 映画・TV・エッチな動画まで見放題!
unext ユーネクスト 動画配信
[PR] 映画・TVドラマをDVDに録画できる♪
スカパー

英語マスターで映画を10倍楽しめる☆

皆さんは、映画や海外ドラマを観る時、音声と字幕をどうしてますか?
 
・吹き替え(字幕なし)
・英語音声&日本語字幕
・英語音声&英語字幕
・英語音声(字幕なし)
 
一番多いのは2番目の「英語音声&日本語字幕」でしょうか?
 
もしかすると「字幕を目で追うのが疲れる」という理由から、吹替で洋画や海外ドラマを観ているという方も結構いらっしゃるかもしれませんね。
 
ちなみに、僕は断然!<英語音声+日本語字幕>派です。
 
 
なぜかというと、俳優や女優さんの立場から考えてみてほしいのですが、例えば映画「男はつらいよ」の寅さん役を渥美清さんが演じてはいるものの、声だけ違う人だったらと考えると、やっぱりちょっと違うなと思うんです。
 
あのジェスチャーやあの顔に(笑)、あの声があってこそ渥美清さんの良さが出るんじゃないかと。
 
 
当然、声色(こわいろ)も演技のうちですから、できれば英語を勉強して字幕なし。無理ならせめて字幕で見られる人は観たほうが本物を味わえます。
 
さらに言えば、その国の文化や習慣や歴史を1つでも多く知っておくと監督の意図したことがより理解できて楽しめますよ。
 
 
もっとも、吹き替えが悪いといっているわけではありません。
 
僕も目が疲れている時や、どうしても吹替で観たい!という時があります。
 
さらに海外ドラマなどで、もはや吹き替えが定番となってしまっている作品もありますよね。「刑事コロンボ」なんかはそのよい例でしょう。
 
「うちのカミさんがね・・・」なんてセリフは吹き替えじゃないとイヤだという人も結構いたりしますからね(笑)つまり声優さんに固定ファンがついているという。。
 
 
あと、字幕を目で追っている間に登場人物の表情の変化などを見逃してしまった!なんてこともありますよね?
 
そう考えると字幕を読みつつ映画をみると、見逃してしまうシーンなどもあるかもしれません。
 
そして、これが一番大きい問題だと思うのですが、
 
実は俳優や女優がしゃべっていることと字幕の内容が微妙に違っていたりすることがものすごくたくさんあるんですね。
 
細かいニュアンスが違っていたり、文字数の関係で意訳されていたり・・・
 
これはチョットいただけません。
 
 
そこで、やはり洋画や海外ドラマをそのままの面白さで味わえる方法としては、音声をそのままヒアリングして理解できるようになるのが一番です。
 
世界的に人気があり、実力と才能のある俳優・女優が演じている生の声、選んだ言葉遣いでそのままに聞いて、目で追うのは役者の表情などに集中する。
 
そうすれば、世界最高レベルのままのセリフ、演技、構図を満喫できるうえ、字幕を追う必要もないので楽です♪
 
海外ドラマを見る場合などは特に顕著で、その国の文化や雰囲気がわかるだけでなく、その時の流行の言い方や声のトーンなどで吹き替えとはまったく違った世界を楽しめるんです。
 
 
感情と声は密接につながっています。同じ内容でも言い方ひとつで微妙にニュアンスが変わってきます。
 
そういう意味でも英語が理解できるようになれば、楽しめる作品の数も増えるし、享受できる深さも倍増します。
 
特に個人的にはシットコムが大好きなので、吹き替えと字幕ではまったく別ドラマになってしまいます。
 
そんなわけでここ1、2年、少しずつですが英語を学んでいます。言い回しを知れば知るほど外国のスター達が近く感じられ、より感情移入できるようになりました。
 
まだまだ語彙力、ヒアリング力が弱いものの、それでも自分の覚えたフレーズなどを彼らを演じながら発声しているのを聞けた時は、すごく嬉しいものです♪
 
100~200のよく使うフレーズを覚えてしまえば、意外と何を言っているのかわかってくるものです。
 
そして、ビジネスや旅行先、友人、インターネット上で読める情報量などもグンと増えて、おおげさでなく人生の幅まで広がります。
 
 
ですので、ぜひ楽しみながら英語をマスターすることをオススメします。
 
英語はアメリカの3歳児でも笑いながら数年で覚えられるくらいの難易度ですよ(笑)とにかく聞いてしゃべってみているうちに覚えられます☆

 
 
1日1フレーズでもいいですし、英語で書かれた絵本を読むことから入ってもいいでしょう。
 
英語を身につけるコツは、楽しみながら習慣にしてしまうことです。
 
僕は毎日1時間くらいは英会話の勉強をしています。
 
あとは映画やドラマを字幕なしでひたすら観たり、英語の字幕を表示しながら観たり、時々英語のサイトを見たり。
 
 
英語に慣れてきて思うのは、まず1つの教材をとことん繰り返して身につけるというのが良い気がします。
 
あまりいろんな教材に手を出さずに1つの教材を集中してやり続けるというほうが記憶が定着しやすいと感じますね。
 
そして僕的には、ただ単語だけ機械的に覚えるのではなく、Z会の速読速聴シリーズのような文章を読みながら文脈の中で単語と熟語を覚えていくやり方や、NHK Eテレでやっているおとなの英会話や、はやりシチュエーションで覚えるドラマ仕立てのものなどが覚えやすいのではないかと思います^^
 
 
文化や習慣や流行は色んなドラマや、ドキュメンタリー、ニュース、本(苫米地英人さん、池上彰さん、町山智浩さんなどがオススメ)に触れることです♪
 
衛星放送のDlifeでやっている「エレンの部屋」とか、シットコムなんかは日常生活が舞台なので結構「素のアメリカ」がわかりますよ☆
 
 
もう少し勉強を続けて、一番の楽しみは日本未発売で観ることができなかったシットコム(チアーズやフレイジャーの後半シーズンなど)を堪能できるようになること♪
 
すでにAMAZONで輸入版DVDを購入してあるんですよね~結構たくさん(笑)。
 
がんばるぞ~!&楽しみ~☆
 
アリアナ・グランデだって日本語の勉強をがんばっているじゃないですか^^
 
みなさんもぜひ英語をマスターしてみてください。モチベーションがなくなりそうになったら赤ちゃんがものすごい集中力と体当たり精神で学んでいる姿を見るといいですよ。僕も当時、幼稚園児だった姪が海外に住んでいた際に、堂々と英語をしゃべっているのを見て勇気をもらいました。いやこれが結構きくんです(笑)
 
ジミー・キンメルの番組でよく子供にドッキリをしかけていたりするので、その動画を見るのもいいでしょう♪

 
 
◆英語を学ぶためのオススメツール
 
英語やニュースで映画が楽しく学べちゃう♪

 
 
ハワイで楽しみながら実践的英会話を身につける【Hawaii Palms English School】



 
 
カウンセラーに無料で留学の個別面談できる♪ 日本最大級の留学予約サイト



 
 
学研プラスの家族で分けあえるオンライン英会話【クラウティ】



 
 
女性限定・初心者専門【わたしの英会話b】



 
 
 
↓英語がわかるようになるとこんなに楽しいことが増える!
 
・観れる映画や海外ドラマが増える!
・恋人や友達が世界中で作れる!
・英語サイトからも楽々情報収集!
・海外旅行に行った時の楽しさ倍増!
・最新のビジネスチャンスにも恵まれる♪
 
So Let’s enjoy English!!
 
 
⇒エンタメ豆知識の一覧ページへ戻る
 

[PR] 映画・TV・エッチな動画まで見放題!
unext ユーネクスト 動画配信
[PR] 映画・TVドラマをDVDに録画できる♪
スカパー

笑える邦題と洋画の原題

邦題をつけているのは映画配給会社の宣伝担当者の方達だと思いますが、時々、本編の内容とはかけ離れてしまっているような邦題がつけられていますよね(笑)

「愛の~」とか「恋の~」とか似たり寄ったりの題名になっていたり、その時の日本の流行に合わせるように無理やり原題を変更してしまったりと、結構、短絡的というか、あまり内容や原題タイトルの意味を理解しないままつけてしまっているような印象を受けてしまいます。

そこで、原題とは違う邦題がつけられているけれど、とっても意味深だったりハイセンスな原題をご紹介&解説しようと思います♪

洋画を観る際には、できるだけ原題とその意味もチェックして、どういう意図でつけられたのかな?なんて考えて見るとさらに深く映画を楽しめますよ☆
 
 
恋愛小説家ジャック・ニコルソンとヘレン・ハント主演の「恋愛小説家」という映画の原題は「AS GOOD AS IT GETS」です。

直訳すると「出来る限り最高の」とか「これ以上にないくらい良い」とかそういう意味ですが、内容から考えるとおそらくは「僕なりに出来る限り」なんて意味じゃないでしょうか?

内容を知っている人なら題名だけで笑っちゃいませんか?(笑)

でもさらに、僕なりに勝手に想像したのは、as good as it getsを「得るのと同じくらい良い」という意味ととらえてみると

もしかしたら映画の内容のように自分本位に奪うのではなく、親切や善意を与えてみたら”得るくらい良いものだった”という意味にもとれないかな~なんて考えたりもしました。

まあ、監督のインタビューなんかを見るときっとどこかでタイトルの意味にも触れているかもしれませんね。

結局、こうやってあれこそ憶測で考えている過程も楽しかったりします♪
 
 
人生は奇蹟の詩ロベルト・ベニーニ監督主演作品「人生は、奇跡の詩」という映画の原題は「the tiger and snow」、直訳すると「虎と雪」という意味です。まったく違う意味ですね。

ちなみに、人生をつけたのは、おそらく前回日本でもヒットした同じロベルト・ベニーニ監督作品の「ライフ・イズ・ビューティフル」にあやかってのことでしょう・・・。

どちらも最高の映画なんですが、特にこの「虎と雪」はすごく映像が綺麗で、悲劇の中に喜劇があるような甘美な映画で、観るといつも元気をくれる、大好きな1本です。

<雪の中に虎がいる>なんて景色が想像できますか?なんかミスマッチな気がしますが、これがまた内容的にはミソだったりするわけで(笑)

なかなか粋で美的センスのある原題だと思います。さすがイタリアのチャップリンと呼ばれるだけのことはあります。
 
 
街角 桃色の店少し昔の映画で「ユーガットメール」なんかの元になった名画、

エルンスト・ルビッチ監督、ジェームズ・スチュワート主演の「街角 桃色の店」という映画の原題は「The Shop Around The Corner」です。

直訳すると「あの角ににある店」という意味です。

どうして桃色(ピンクと読むらしい)という単語をつけてしまったのか・・・(涙)

女の子チックな映画みたいな感じのタイトルですが、内容は実はウィットに富んだ、あたたかく、とっても真剣な恋愛映画です。

原題もなんとなくあの角のあの店なんてちょっとノスタルジーな感じがしていいですよね。
 
 
悪いことしましョ!ハロルド・ライミス監督、主演ブレンダン・フレイザーの「悪いことしましョ!」という映画の原題は「Bedazzled」です。

直訳すると「魅了された状態」とか「目がくらんでしまっている状態」のことです。

まあ、心が惑わされて混乱した主人公が奮闘する物語なので原題の意味はよくわかるのですが、邦題の方は買いたくてもレジに持っていくのがちょっと恥ずかしくて買えないような題名ですね(笑)

内容はゲーテのファウストがベースになっているいたってまじめなテーマで、心が混乱してしまっている人にとってはとってもためになる応援歌のような、笑えて感動できる、暖かいエールをくれる最高の映画ですよ。
 
 
わすれた恋のはじめかたジェニファー・アニストンとアーロン・エッカート主演の「わすれた恋のはじめかた」という映画の原題は「Love Happens」です。

直訳すると「突然の恋」とか「偶然の愛」、はたまた「恋は突然やってくる」でしょうか?

どちらにしても「わすれた恋のはじめかた」とはちょっとニュアンスが違います。

この映画を観て僕はおお泣きして感動しました。結構重い内容なのに何度も観たくなってしまう、暖かくて優しいロマコメです。マーティン・シーンがいい役してるんですよまた!(笑)

まだ観ていない方はぜひみてみてください。きっと泣きますよ☆
 
 
カールじいさんの空飛ぶ家そういえば、最近の映画ですごくインパクトがあったのは「UP」という原題のピクサー映画です。

ただ「UP」が原題です(笑)

シンプルすぎて逆に目を惹かれました。邦題は「カールじいさんの空飛ぶ家」ですが、これだと絵本の題名みたいで子供むけ映画と思いますよね?

ところがこの映画は大人が観ても深い!僕なんて映画館で観たのですが、最初の数分で泣きそうになっちゃいましたよ、いやほんと(笑)

すごく感動できるデリケートで楽しい映画ですよ☆ぜひ♪
 
 
不機嫌な赤いバラなかなか粋な邦題をつけましたな、と思ったものももちろんあります。
 
例えばニコラス・ケイジとシャーリー・マクレーン主演の「Guarding Tess」の邦題は「不機嫌な赤いバラ」です。内容を見た人ならわかると思いますが、これはなかなかオシャレな邦題タイトルだと思いますね♪
 
ちなみに、映画自体も最高に面白くて感動できるお気に入りの作品です。オススメですよ☆
 
 
まだまだ題名で粋なものがたくさんありますので、機会があればご紹介したいと考えています。

ですが、やはり英語を学べば学ぶほど、またアメリカの文化や習慣を知れば知る程、題名からいくつもの意味が考えられたり、監督やタイトルをつけた人の意図がよくわかるようになり楽しみが増えます☆

やはり行きつく所は文化と言語を知ることに、いかに興味を持てるか、だと思いますが、異文化や言語を学び、新しい世界を知るということは、元来とっても楽しいことです♪ぜひチャレンジしてみて下さい。
 
 
⇒エンタメ豆知識の一覧ページへ戻る
 

[PR] 映画・TV・エッチな動画まで見放題!
unext ユーネクスト 動画配信
[PR] 映画・TVドラマをDVDに録画できる♪
スカパー