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イングリッド・バーグマンのすべて

 


イングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman, 1915-1982)は北欧スウェーデン出身の女優です。

イングリッド・バーグマンといえば、何といっても有名なのは映画「カサブランカ」(1942)で演じたヒロインのイルザ役でしょう☆

可愛かったですねぇ~!あの頃のバーグマン、めっちゃ綺麗で好きです。

一応、説明しておくと名画「カサブランカ」はマイケル・カーティス監督の映画で、イングリッド・バーグマンのお相手をしたのはハンフリー・ボガートという俳優。

この方、日本で言うなら高倉健さんのように渋くてタフガイな感じの人気スターです。

 

この映画の中でハンフリー・ボガートが、イングリッド・バーグマンを見つめながらグラスを傾けてこう言うんですね。

「Here’s looking at you, kid」

そう、「君の瞳に乾杯」という意味です♪名セリフが生まれた作品なのであります。

ちなみに山田洋次監督の映画「虹をつかむ男」で、ヒロインの田中裕子がやってた喫茶店の名前も、「カサブランカ」でしたね。

映画「カサブランカ」は、アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞を受賞しました。

残念ながら「カサブランカ」ではイングリッド・バーグマンは受賞を逃しましたが、実は彼女、生涯でアカデミー主演女優賞を2回、助演女優賞を1回受賞しています。

さらにイングリッド・バーグマンは、ゴールデングローブ賞エミー賞、トニー賞なども授与されたことがある実力派女優なんです☆

これであとグラミー賞もらってたら、EGOT(イーゴット)ですよ!スゴイ!

 


では、イングリッド・バーグマンがアカデミー賞主演女優賞を受賞した2本の作品は何かというと・・・。

あ、その前に、まずスウェーデンにいたイングリッドは、1937年に21歳という若さで既に結婚しています。お相手は歯科医だったそうで、娘も1人生まれています。その後、単身渡米してきて1939年24才の年に初めてアメリカ映画「別離」に主演します。この映画はスウェーデン映画「間奏曲」のリメイクだそうです。


主演俳優は「風と共に去りぬ」や「ピグマリオン」で有名なレスリー・ハワード。この映画のヒットで、イングリッドはいきなりハリウッドで人気女優となります。

そして1941年には、「オズの魔法使」や「風と共に去りぬ」などを監督したヴィクター・フレミングの「ジキル博士とハイド氏」に出演。スペンサー・トレイシーと共演し、こちらもヒット作となりました。

ちなみに、イングリッドはこの頃から、「キング・コング」や「風と共に去りぬ」や「スタア誕生」などの製作を手がけた名プロデューサーのデヴィッド・O・セルズニックに評価され、女優としての彼女を支援してくれていたようです。

そして翌年1942年、「カサブランカ」に出演。

さらにその翌年の1943年には、米作家アーネスト・ヘミングウェイの小説「誰がために鐘は鳴る」が原作の映画「誰が為に鐘は鳴る」に主演します。

なんとこの時のお相手はゲイリー・クーパーです。アメリカのスーパースター的俳優ですね。

しかもIMDbによるとヘミングウェイに「ヒロインのマリア役をやるなら、髪の毛をショートに切らなければならないよ?」といわれ、イングリッドは迷わず「マリア役のためなら、髪だって切るわ!」とバッサリ切ったという逸話があるそうです。

 


で、1944年、いよいよアカデミー賞主演女優賞に輝いた作品、の1本目「ガス燈」(1944)に出演します。

実はイングリッド、「ガス燈」ではアカデミー賞のほかにもゴールデングローブ賞主演女優賞にも輝いています。

イングリッド・バーグマンは1915年生まれなので、「カサブランカ」が27才、「誰が為に鐘は鳴る」が28才、本作「ガス燈」は29才の時の作品になりますね。

 

「ガス燈」は夫が妻をジワジワと心理的に追い詰める策を講じるという、ちょっと怖いサスペンスなんですが、夫役はフランスの俳優シャルル・ボワイエが演じています。

そして監督は映画「マイ・フェア・レディ」や「フィラデルフィア物語」などで有名なジョージ・キューカーです。

あと、メイド役として出演している若い女優は、海外ドラマ「ジェシカおばさんの事件簿」でおなじみのアンジェラ・ランズベリーで、彼女にとって映画デビュー作だったそうです。

原作はイギリスの戯曲みたい。そのため舞台もロンドンですね。

 


さて、その後イングリッドは1945年、今度は名作「我が道を往く」の続編(もしくは前編)にあたる映画「聖メリーの鐘」に主演。監督はレオ・マッケリー。お相手の俳優は「我が道を往く」にも主演しアカデミー賞に輝いたビング・クロスビーです。

ビング・クロスビーという人は、俳優としても成功しましたが、さらに歌手としてもメチャクチャ有名です。

何せあのクリスマスソングの定番「ホワイト・クリスマス」(1942)、「サイレント・ナイト(きよしこの夜)」(1935)などを歌って大ヒットさせた歌い手さんですからね♪

イングリッドは「聖メリーの鐘」でゴールデングローブ賞主演女優賞に輝きます。

 


そして同じく1945年にアルフレッド・ヒッチコック映画「白い恐怖」に出演。製作は先ほど紹介した名プロデューサーのデヴィッド・O・セルズニック。お相手の俳優は「紳士協定」や「ローマの休日」のグレゴリー・ペックです!

それと、この映画の幻想シーンのイメージを画家のサルバドール・ダリが担当したことも話題になりました。

ちなみにヒッチコックはイングリッドを大変気に入っていたそうです。結局、イングリッドはヒッチコック映画に3本出演しています。

さらにヒッチコックお気に入りの女優はもう1人いて、グレース・ケリーがそうです。そのため、グレース・ケリーとイングリッド・バーグマンの2人は、「ヒッチコック映画の2大ヒロイン」「永遠の2大クール・ビューティ」などと呼ばれているみたい。

ちなみに、グレース・ケリーは後にモナコ王妃となりますし、イングリッド・バーグマンは、なんとスウェーデン語、ドイツ語、英語、イタリア語、フランス語の5ヶ国語を話せたというから知的な美女と謳われていたのもうなずけます。

下の動画は、1979年にヒッチコック(80歳の年)がアメリカ映画協会(AFI)より生涯功労賞を受賞した際に、お祝いのスピーチをしているイングリッド・バーグマン(64歳の年)です。ヒッチコックのことを「尊敬する天才」と称えています。



さて、そんなヒッチコック映画2本目は、翌年1946年の映画「汚名」。

こちらも製作は、やはりデヴィッド・O・セルズニック。ただし共演者は人気俳優のケイリー・グラントです。

この作品もイングリッド・バーグマンの代表的な作品の1つとなりました。

さらに1947年に舞台「ロレーヌのジャンヌ」でトニー賞主演女優賞に輝き、1949年には、ヒッチコック映画3本目の「山羊座のもとに」に主演します。

この映画「山羊座のもとに」で、イングリッドとヒッチコックは、演技や撮影方法に関してケンカをしていたそう。

ある時、「長回しが過ぎる!」とイングリッドが怒鳴ったのを聞いて、ヒッチコックが「イングリッド、たかが映画じゃないか」となだめたという逸話があります。

 


そして、1950年、イタリア映画「ストロンボリ/神の土地」に主演するのですが、なんと、この作品の監督ロベルト・ロッセリーニと、お互い既婚者ながら不倫。後にスキャンダルとなり、6年程ハリウッドから離れます。

結局、イングリッド・バーグマンとロベルト・ロッセリーニ監督はお互い離婚してから1950年に結婚。同年息子が生まれ、その後双子で女の子2人が生まれます。

なんと、この2人の女の子のうちの1人はイザベラ・ロッセリーニという女優です。え?知らないって?実は、イザベラ、あの「タクシードライバー」や「ディパーテッド」などで有名な映画監督マーティン・スコセッシの3番目の妻なんですね。結局離婚していますが。

イングリッド・バーグマンの娘がマーティン・スコセッシ監督の元妻ってのは、さすがに驚きました(笑)

ちなみに、その後イングリッド・バーグマンとロベルト・ロッセリーニ監督も1957年に離婚。イングリッドは、さらに翌1958年にスウェーデンの演劇関係者と3度目の結婚をします。こちらは約20年続きましたが、1975年、60才の年にイングリッドは熟年離婚をしています。

いやはや、情熱的ですよね。まさに恋愛と仕事に生きた女優ですね!

 


イングリッドのキャリアに戻りましょう。

1956年、不倫スキャンダルでハリウッドを離れてから約6年後に映画「追想」に出演します。いわばアメリカ映画復帰作だったのですが、なんとこの役で2度目のアカデミー主演女優賞を受賞しちゃいます(笑)ついでにゴールデングローブ賞主演女優賞も授与されています。

2度目の主演女優賞に輝いた瞬間の動画↓

残念ながら授賞式には出席できなかったようですが、代わりに共演もしていて親交のあった俳優ケイリー・グラントが受け取る役を代行してくれています。

「追想」は「さよならをもう一度」などで有名なアナトール・リトヴァクが監督。「王様と私」や「荒野の七人」で知られるユル・ブリンナーがお相手の俳優。

原作は、ロシアのアナスタシア皇女が革命で殺されたとされているが、実は生きているのでは?という有名な伝説を元にしているそうです。

この伝説はニコライ二世一家と、祈祷家ラスプーチンが関わっていて、日本でも「ルパン三世 ロシアより愛をこめて」や「名探偵コナン 世紀末の魔術師」などで扱われているテーマですね。

さてさて、翌年1957年にロッセリーニ監督とは離婚しますが、キャリアの方は再び順調になり、1959年にはテレビドラマ「ねじの回転」に出演し、エミー賞を受賞しています。

ちなみに、1982年のTVドラマ「ゴルダと呼ばれた女」で2度目のエミー賞を受賞しています。

そして、60歳の年1975年に3度目の離婚をする1年前の1974年に「オリエント急行殺人事件」に端役で出演。

なんとこの役で3度目のアカデミー賞(ただし今回は助演女優賞)に輝きます。

しかも受賞式でステージ上からイングリッド・バーグマンの名前を呼んだプレゼンターは、なんと海外ドラマ「刑事コロンボ」のピーターフォークと、「卒業」「明日に向って撃て!」で有名な女優キャサリン・ロスではないですか!豪華~ヽ(´▽`)/

助演女優賞を受賞した瞬間の公式動画↓

監督は「十二人の怒れる男」などで知られるシドニー・ルメット。原作はもちろんイギリスの推理作家アガサ・クリスティです。

この映画はキャスティングの豪華さも話題になるほどで、イングリッドのほかに「007」シリーズのショーン・コネリーや、ハンフリー・ボガートの妻ローレン・バコール。

さらに俳優ヴァンサン・カッセルの父ジャン=ピエール・カッセル、そして主人公の名探偵エルキュール・ポワロ役は「エリン・ブロコビッチ」の弁護士役でも知られるアルバート・フィニーが演じています。

ストーリーも好きだし、キャストも豪華なので、ぜひ一度見てみてください(´ー`)オススメ☆
 
 
イングリッド・バーグマンが出演した映画作品については面白いDVDセットが発売されています。

彼女が出た有名な作品ばかりを10本集めたDVDセットみたいです。なかなか斬新な売り方ですね♪

しかも10本もついてて、価格はAmazonでなんと1,944円(送料込み)でした。(2014年10月現在)

これは普通に買うよりかなりお得!チョットいいかも(笑)

ちなみに内容は、「カサブランカ」、「汚名」、「誰が為に鐘は鳴る」、「ガス燈」、「ジキル博士とハイド氏」、「ジャンヌ・ダーク」、「凱旋門」、「聖メリーの鐘」、「白い恐怖」、「山羊座のもとに」です。
 
 
最後に、イングリッド・バーグマンは1980年に自伝本を出版しています。

彼女が亡くなる2年ほど前になりますね。

もちろん、ロッセリーニ監督とのスキャンダルや、ヒッチコック監督とのエピソードなど、イングリッドの情熱的な、恋愛に生きた女優としての波乱万丈な人生を垣間見ることができる、貴重な著書と言えるでしょう☆
 
 
ちなみにイングリッド・バーグマンの出演作は、残念ながらHulu(フールー)では見つけることができませんでしたが、WOWOWスカパー!で何度か放送されているようです。要チェック!

WOWOW

 
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ドリュー・バリモアのすべて

 


ドリュー・バリモア(Drew Blythe Barrymore, 1975年2月22日生まれ)は、アメリカのカリフォルニア州出身の女優です。
 
最近は女優だけでなく、映画監督やプロデューサーなんかもやってるみたいですね。制作会社「フラワー・フィルム」やコスメブランドの「フラワー」などを立ち上げたりもしています。きっとフラワー好きなんですね♪
 
大伯父がライオネル・バリモアという超大物俳優です。大伯父というのは、祖父母の兄弟のことですね。ライオネル・バリモアは「グランドホテル」やフランク・キャプラ監督の「我が家の楽園」「素晴らしき哉、人生!」などの名作に出演しているアカデミー俳優です。
 
そんなドリュー・バリモアは小さい頃からCMなどに出演していて、映画ではスピルバーグ監督の「E.T.」(1982)に主人公エリオットの妹役で出演し一躍脚光を浴びます。その後「ボディヒート」という映画では、まだ十代だったディカプリオとも共演してたりします。
 
その後「バッド・ガールズ」や「バットマン・フォーエヴァー」に出演、さらにウディ・アレン監督の「世界中がアイ・ラヴ・ユー」ではニュージカル映画にも挑戦。「スクリーム」ではホラー映画に登場しています。
 
しかしドリュー・バリモアと言えばやはりラブコメでしょう♪一時期はラブコメの女王といわれたほど人気でした。そのきっかけとなったのは、アダム・サンドラーと共演した「ウェディング・シンガー」、そして再び共演した「50回目のファースト・キス」なども大ヒットしました。



ほかにも「エバー・アフター」や「25年目のキス」、「サンキュー、ボーイズ」「デート・ウィズ・ドリュー」、さらにヒュー・グラントと共演した「ラブソングができるまで」や自ら出演に加えプロデューサーとしても参加した「そんな彼なら捨てちゃえば?」などに出演しています。
 
そして「チャーリーズ・エンジェル」シリーズは2作製作された大ヒット映画シリーズとなりました。この作品は同名のTVドラマシリーズの映画リメイクになります。
 
主演はドリュー・バリモアとキャメロン・ディアス、そしてルーシー・リューで脇を固めるのはビル・マーレイ、サム・ロックウェル、ルーク・ウィルソン、マット・ルブランクという豪華キャストです。



「チャーリーズ・エンジェル」シリーズで共演したキャメロン・ディアスとは私生活でも仲が良いらしく、よく2人で出かけているところをパパラッチされていましたね。

ちなみに2014年10月現在、Hulu(フールー)で映画「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」が配信されています。


ドリュ・バリモア、2004年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれ、2007年にはアメリカの有名芸能雑誌「People」で「最も美しい人」第1位に選ばれました。
 
また2009年にはテレビ映画「グレイ・ガーデンズ 追憶の館」に出演し、ゴールデングローブ賞主演女優賞に輝きました。また同年「ローラーガールズ・ダイアリー」という映画で監督デビューも飾っています。
 
そんなドリュー、実は波乱万丈な人生を送ってきました。子役デビューしてからは学校でいじめられるようになり不登校に。9歳にして両親が離婚したこともあってか、10歳前後にもかかわらず不登校に加え、夜遊びや飲酒、喫煙、ドラッグをはじめリハビリ通いを繰り返していたようです。
 
両親とも不仲になるなど大変な時期もあったようです。現在は両親とも和解しており、結婚し、出産も経験していますが、恋愛遍歴も結構、派手なほうですね。
 
弱冠19歳の頃(1994年)にバーのオーナーの一般男性と結婚するも1ヶ月で離婚。その後1995年には『プレイボーイ』誌などでヌードにもなっていますね。また「チャーリーズ・エンジェル」で共演もしているルーク・ウィルソン(オーウェン・ウィルソンの弟)と交際が噂に。そして2001年にはコメディアンのトム・グリーンと結婚するも半年持たず離婚。
 
2007年からは俳優ジャスティン・ロングと「そんな彼なら捨てちゃえば?」で共演したのをきっかけに交際をスタートさせるも結局は破局。この頃には海外ドラマ「ゴシップガール」でブレイクした年下の俳優チェイス・クロフォードやエド・ウェストウィックらと噂になったりもしていました。
 
そして2012年にシャネルの元CEOアリエ・コペルマンの息子で美術コンサルタントの3歳年下男性と結婚。同年第一子の女の子オリーブちゃんが生まれています。

妊娠についてや、アダム・サンドラーと一緒にアメリカのトーク番組に出演している公式動画あったので紹介しておきます♪ エレンの部屋に結構出てるみたいですね!








イロイロあったドリューですが、おちゃめで元気な姿は世界中の多くの人に元気をくれます♪ママになってからも、ぜひ変わらずに女優業を続けてほしいですね☆
 
ちなみに以前、WOWOWでドリュー・バリモア特集をしていました☆WOWOWや、スカパー!に加入しているとお得なことがイッパイヽ(´▽`)/

WOWOW

↓その他何枚かドリュー・バリモアの写真を探してみました♪

 
 
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ケイト・ウィンスレットのすべて

ケイト・ウィンスレット(Kate Elizabeth Winslet 1975年10月5日生まれ)は、イギリスのバークシャー州出身の女優です。
 
アカデミー賞、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、エミー賞、グラミー賞などほとんどの主要な賞を総なめにしています。あとはミュージカルのトニー賞くらいでしょうか。
 
ちなみに、アメリカでは、エミー、グラミー、アカデミー、トニーの4つを制した人のことを、頭文字をとってEGOT(Emmy、Grammy、Oscar、Tony)といいます。オードリー・ヘプバーンなんかがその1人です。たしか2014年現在のところ歴代で12人くらいしかいないはず。ケイト・ウィンスレットもあと一歩ですね。
 
さて、ケイト・ウィンスレットは何と言っても「タイタニック」(1997)で大ブレイクしましたよね。日本でも大ヒットして社会現象にまでなった映画です。共演したレオナルド・ディカプリオもこれで一気に名前が知れ渡りましたね。
 
ケイト・ウィンスレットはこの映画でヌードになっています。女優魂というか、ケイトはヌードになることをあまり厭わないことで有名で、ほかにも「乙女の祈り」「日陰のふたり」「ハムレット」「アイリス」「リトル・チルドレン」「愛を読むひと」などでヌードになっています。
 
2013年のアカデミー賞で司会をつとめたセス・マクファーレンが「We saw your boobs(私達はあなたのオッパイを見た)」という、おふざけのミュージカルソングを歌ったのをご存知でしょうか?
 
この歌の歌詞の中で色んな女優さんの名前とヌードになった作品名を挙げていくのですが、ほとんどの女優さんが1作のみなのに対して、ケイトの部分だけはたくさん作品名がありすぎて曲が途中で止まるという(笑)そんなパロディまでつくられる程、多いというわけですね。
 
一応その動画を紹介しておきます♪すごく面白いからぜひ見てみてください♪
 
 
ここで、ケイト・ウィンスレットの代表作と受賞歴をざっと挙げてみましょうか、細かい賞までいれていくととてもすべてはカバーできませんが、アカデミー主演女優賞は2008年公開の「愛を読むひと」でとりました。「タイタニック」は作品賞や監督賞に輝き、興行収入が当時の歴代一位となりギネスにも載りましたが、主演女優賞や主演俳優賞は獲得できませんでした。
 
エミー賞主演女優賞は「ミルドレッド・ピアース」(2011)で獲得しました。ゴールデングローブ賞主演女優賞はディカプリオとタイタニック以来、再びタッグを組んだ「レボリューショナリー・ロード」(2008)で受賞。この作品の監督はケイトの元夫のサム・メンデスです。ゴールデングローブ賞に至っては映画部門だけでなく、先程の「ミルドレッド・ピアース」でテレビ部門の主演女優賞まで受賞しています。
 
そしてグラミー賞ですが、2000年に「Best Spoken Word Album for Children」という賞を受賞しているそうです。これは子供向けの朗読オーディオブック等に対する賞みたいです。ケイト・ウィンスレット色んなことしてるな~。この賞は以前クリントン大統領なんかも獲ってました。
 
大きな賞を受賞した作品としては「愛を読むひと」「レボリューショナリー・ロード」「ミルドレッド・ピアース」の3つです。あと「いつか晴れた日に」(1995)という作品が英国アカデミー賞助演女優賞と全米映画俳優組合賞助演女優賞に輝いています。
 
ケイトは、上記以外にもたくさんの有名な作品に出演しています。そしてたくさんのスターと共演を果たしています。「タイタニック」もその1つですが、僕が一番好きなのはナンシー・マイヤーズ監督の「ホリデイ」というラブコメですね。キャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウとジャック・ブラックという豪華キャストなエールフルな映画でした。
 
その他「アイリス」ではジム・ブロードベントやジュディ・デンチと、「エターナル・サンシャイン」ではジム・キャリーと、「ネバーランド」ではジョニー・デップらと共演しています。
 
また、コメディが好きなのか海外ドラマ「The Office」で有名なリッキー・ジャーヴェイスの「エキストラ:スターに近づけ!」というコメディドラマにゲストとして登場していたり、お下劣な内容が話題を呼んだインディペンデンス映画「ムービー43」にも参加するなどしています。以外な一面ですね(笑)
 

私生活では、かなりハッキリとモノを言うタイプではないかと思います。アクターズ・スクールにゲスト講師として登場した際には、ヌードについてしつこく聞かれてキレそうになっていたり、今だに「タイタニック」のテーマソング(セリーヌ・ディオンの「My Heart Will Go On」)を聞くと吐き気がすると言ったとマスコミに書かれたりしています(笑)
 
そんなキャラのせいかどうかはわかりませんが、結婚は2014年4月現在までに3回しています。1人目はケイトも出演した「グッバイ・モロッコ」の助監督と1998年11月に結婚。長女を出産しましたが、2001年に離婚しています。2人目は2003年に映画監督のサム・メンデスと。長男を出産しましたが、2010年に離婚。そして2012年12月にヴァージン・グループの創業者リチャード・ブランソンの甥にあたる男性と3度目の結婚をしています。1年後の2013年12月には2人の間に子供が誕生しています。
 
ちなみに、「タイタニック」で共演しお互いに一躍世界的なスターとなったディカプリオとは今でも親友で、一緒に食事に行ったりもするそうです。
 
私生活はともかく、ケイトのキャリアは素晴らしく2012年には大英帝国勲章第三位CBEを叙勲されており、2014年3月にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星を獲得しています。
 
2014年には「Divergent」というSFアクション映画にも出演するそうで、ますます今後の活躍が楽しみですね☆
 
下に「愛を読むひと」でアカデミー賞主演女優賞に輝いた時の公式YouTube動画を紹介しておきますね。
 
映ってるスター達が豪華すぎるんですけど(笑)ケイトのスピーチも「8歳の頃にシャンプーをオスカー像代わりにして、お風呂場で鏡に向かって主演女優賞を受賞した時の真似をよくしてました」という感動的なものです。

 
↓その他何枚かケイト・ウィンスレットの写真などを探してみました♪

 
 
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ジェニファー・ローレンスのすべて



ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence, 1990年8月15日生まれ)は、アメリカのケンタッキー州出身の女優です。
 
ジェニファー・ローレンスは2014年現在、なんとまだ20代前半にしてアカデミー賞主演女優賞に輝いている若手No1の実力派 人気女優なんですね!
 
まず17歳で「あの日、欲望の大地で」に出演した際には、監督から「メリル・ストリープの再来」と評され、いきなり第65回ヴェネツィア国際映画祭にて新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)を受賞します。
 
同じ2008年には「早熟のアイオワ」という作品に主役として出ていて、こちらの作品ではなんと「キック・アス」シリーズで人気のクロエ・モレッツのお姉さん役を演じています。夢の共演ですね☆そして、この役では、ロサンゼルス映画際でOutstanding Performance(最優秀パフォーマンス賞と訳せばいいかな?)を受賞しています。
 
さらに2010年19歳の時には「ウィンターズ・ボーン」で主演した際には、世界中から大絶賛されデトロイト映画批評家協会 主演女優賞や、サンディエゴ映画批評家協会 主演女優賞などIMDbを見る限り、実に11個以上もの賞に輝いています。
 
作品自体もすごくて、アカデミー賞に4部門ノミネートされたり、ベルリン国際映画祭で2つの賞受賞するなど、すべて合計すると92個の賞にノミネートされ35個受賞したそうです。これだけ世界が絶賛した作品、果たして日本ではどのくらいの人が見ているのでしょうね?
 
ジェニファー・ローレンスは、その後も「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」や「ハンガー・ゲーム」などにも出演し、快進撃を続けます。



そして2012年、とうとう「世界にひとつのプレイブック」でアカデミー主演女優賞を獲得!弱冠22歳ですよ!!すごいですね。ちなみに同じ授賞式で助演女優賞に輝いたのはアン・ハサウェイです。アン・ハサウェイですら、30歳でようやく助演女優賞なのに(笑)
 
2013年のアカデミー賞後、バックステージのインタビューに応えるジェニファーの動画を紹介しておきますが、登場するなり「これ、オスカー像のオークションじゃないわよね?」なんてジョークをかますあたり、いや~肝が据わってます(笑)



アカデミー賞では、緊張からかドレスの裾を踏んでしまい転んでしまうというハプニングも見られ、天然ぶりで沸かせました。トークショーなどに出演すると面白い話や顔をしてくれて、とってもキュートな女優さんです。
 
ちなみに転んだ際に、すかさず共演者のブラッドリー・クーパーと、「レ・ミゼラブル」主演のヒュー・ジャックマンが駆け寄ってきて手を差し伸べたのには感心しちゃいました。紳士だぁ~。
 
早く家に帰って、ジャンクフードを食べながらお気に入りのリアリティ番組を見たい普通の女の子だとも発言したりと、本当に飾らない女性として好感度も高いようです♪
 
インタビュー中にもかかわらずジェニファー・ローレンスに挨拶しにくるジャック・ニコルソン(笑)↓



その後「アメリカン・ハッスル」という作品では、アカデミー主演女優賞こそノミネートどまりでしたが、ニューヨーク映画批評家協会賞助演女優賞を受賞。とても23歳とは思えない貫禄の役作りでまたしても話題となりました。
 
アメリカン・ハッスル」では、英国アカデミー賞で助演女優賞、ゴールデングローブ賞でも助演女優賞に輝いています。ちなみに、共演した主演女優エイミー・アダムスがゴールデングローブで主演女優賞を獲得しています。
 
アメリカン・ハッスル」で詐欺師の妻役を演じた23歳のジェニファー・ローレンス↓


今後もますます活躍が期待ですね!ちなみに、ちょっと前(2014年3月頃)にジェニファーの公式サイトへ行ってみたら、トップページに「ジェニファーの強い意向により、直筆で直接ファンレターのお返しをしたいので大変遅れてますがよろしく」的なことが書いてあったと思ったのですが、2014年4月に再度おどすれてみたらサイトが見れなくなってました。早く復活させてほしいな~☆
 
あ、ジェニファーは映画のほかにもドラマ「名探偵モンク」や「コールドケース」、「ミディアム」などにもゲスト出演しています。

さらに1万本以上の映画・ドラマが見放題で人気のHuluで見たんですが「サタデー・ナイト・ライブ」のホストも務めたことがあります。とっても面白かったです♪

まさにマルチな活躍を見せてくれていますね!彼女がいると場が明るくなるんですよ☆さすがスターですヽ(´▽`)/

あ!あと海外ドラマ「名探偵モンク」のシーズン4第3話に、なんとなんとジェニファーがゲスト出演しています!!

「名探偵モンク」は爆笑できる推理ドラマとして僕も大好きなドラマの1つですが、嬉しいことにHulu(フールー)で全8シーン全話観れます!!(2014年10月現在)

Huluで今すぐ視聴!今なら2週間 無料トライアル実施中!お早めに~☆

そんなジェニファーですが、実は2014年にAppleのiCloudがハッキングされ多数のセレブのプライベート写真が流出したと、米ゴシップサイトTMZなどで報道されました。

真偽の程はわかりませんが、中でもジェニファーとケイト・アプトンの名前は大々的に報じられ、日本でも大きな話題となりました。

ただ不思議なのは、ハリウッドのセレブ女性はナゼこれほど流出事件のニュースが話題になることが多いのに自分のヌード写真などを撮影し続けるのか?(笑)、そして、さらにはそれをオンライン上にデータとして保存してしまうのか・・・謎です(笑)
 
 
↓その他何枚かジェニファー・ローレンスの写真を探してみました♪

 
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メアリー・ピックフォードのすべて

メアリー・ピックフォード(Mary Pickford、1892年4月8日 – 1979年5月29日)は、カンダのトロント出身の女優です。
 
サイレント時代に「アメリカの恋人」と呼ばれた程ハリウッドで大人気だった女優で、D・W・グリフィスに認められて女優として開花しました。チャップリンとも親交があり、俳優ダグラス・フェアバンクスと結婚していた時期がありました。
 
また、上記4人でユナイテッド・アーティスツという映画会社を設立しています。チャップリンのページでも書きましたが、この会社はメトロ・ゴールドウィン・メイヤーに吸収されてはいますが今も残っており、2006年から2008年の間はトップにトム・クルーズが就任していました。
 
メアリー・ピックフォードは、小柄ながらとてもパワフルな女性で、初めて年100万ドルを稼いだ女優と言われています。
 
さらに「メアリー・ピックフォード・カンパニー」という自身のプロダクションを設立し、自分自身で自分の主演映画を製作した初めての女優でもあります。
 
もともとは子役として活躍していて、ニューヨークに来てからはブロードウェイの舞台にも出演していたようです。
 
今でいうところのダコタ・ファニングや芦田愛菜(あいだまな)ちゃんみたいな感じかな?(笑)
 
そしてなんといっても、メアリー・ピックフォードの一番の功績はエルンスト・ルビッチ監督を見出し、ドイツからハリウッドへ招いたということでしょう。ルビッチはビリー・ワイルダーの師匠でもあり、数々の名作を残してくれた天才監督です。
 
もちろんメアリー・ピックフォード自身も、ルビッチ監督作品「ロジタ」に出演しています。「ロジタ」は1924年度キネマ旬報「娯楽的に最も優れた映画」で第10位にランクインしたそうです。
 
また「コケット」という映画では、アカデミー主演女優賞に輝きました。他にも「」「小米国人」「小公女」「青春の夢」「じゃじゃ馬ならし」などに出演しています。
 
ただ、探したんですが「コケット」はAmazonにも楽天にもDVD売ってないみたいですね・・・。ぽすれんやツタヤ・ディスカ、楽天レンタルにもおいてない・・・。なぜなんでしょうね?もはやBSなどで放送されるのを見るしかないか。。
 
そして、83歳の1975年にはアカデミー名誉賞を受賞。引退後もプロデューサーとして活躍するなど精力的な一生を送りました。
 
彼女が残した言葉で、「”failure” is not the falling down, but the staying down.」というのがあります。(「失敗というのは、転ぶことではなく、転んだまま起き上がらないことです」)こちらも名言として有名な言葉ですね。
 
彼女の人気ぶりは、メアリー・ピックフォードというラムベースのカクテルがあったり、日本では作家の谷崎潤一郎が「痴人の愛」という小説で名前を取り上げていたりすることからも世界中で愛されていたことがわかります。
 
ちなみにチャップリンの自伝映画「チャーリー」の中でも、ちょこっと登場してます。もちろん本人ではなくピックフォード役の人が演じてますが。
 
生涯で3度結婚し、3度目の結婚は死ぬまで続いたようです。2度目の結婚がダグラス・フェアバンクスとだったのですが、こちらも離婚したとはいえ16年間も続いていたんですね。
 
メアリー・ピックフォードの写真は、Wikipediaに載ってる写真がかわいいです。(2014年4月現在)
 
あとはIMDbで何枚か見れます。チャップリンと一緒の写真やユナイテッド・アーティスツ設立時の4人の写真などもありますよ♪
 
↓その他何枚かメアリー・ピックフォードの写真を探してみました♪

 
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