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マック・セネットのすべて

マック・セネットは、カナダ出身のアメリカで活躍した映画監督、プロデューサー、脚本家、俳優です。
 
英語表記は、Mack Sennett、1880年1月17日に生まれて、1960年11月5日に亡くなっています。チャップリンより10歳近く年上で、グリフィスよりは5歳ほど年下ということになります。サイレント映画時代真っ只中ですね。
 
この人もパワフルな人で、生涯に700本以上をプロデュース、350本以上に出演、300本以上を監督、100本近い脚本を書いたということですからビックリですよね!
 
マック・セネットは、あのチャップリンをスカウトして映画の世界に引き込んだ張本人です。チャップリンはセネットが設立した映画会社キーストン・ピクチャーズ・スタジオに所属して多くのコメディ映画に出演し、監督も務めています。
 
もっともチャップリンの自伝映画「チャーリー」を見る限り、チャップリンとセネットは仲がこじれてしまい結局チャップリンが独立してしまっていますが、チャップリンにとってセネットは、映画の基礎を学ぶ機会を与えてくれて、映画界の扉を開いてくれた恩人であったことは間違いないでしょう。
 
ちなみにセネットはアメリカに移住してから製鉄所で働いていましたが、ニューヨークの舞台を経て俳優として活躍するようになり、D・W・グリフィスやメアリー・ピックフォード、メーベル・ノーマンドらと共演もしているんですね。すごいな~!
 
チャップリンがいたキーストン・ピクチャーズ・スタジオの頃には、所属俳優のハンク・マンが考案した警察ギャグ集団「キーストン・コップス」というキャラが人気だったようです。ちょっと太っちょの警官姿は、一度は見たことあるかも?
 
1917年にはマック・セネット・コメディーズという映画会社を設立し、「海水着美人」というサイレント映画で一躍有名になります。映像をみればわかるんですが、これだけ水着の美女たちがたくさん出演していれば誰だって気になりますよ(笑)
 
代表作としては、「キーストン・コップス」シリーズ、「海水着美人」、そして1914年の「醜女の深情け」ですかね。もちろんサイレント映画です。
 
「醜女の深情け」(読み方は、しこめのふかなさけ。原題は「Tillie’s Punctured Romance」)はチャップリンが出演していることから、日本では「チャップリンの醜女の深情け」というタイトルになっていますが、実はチャップリンは主役ではないです。
 
セネットが監督で、主演はマリー・ドレスラー。助演は詐欺師役のチャップリンとメーベル・ノーマンドというキーストン社の大スター・コメディエンヌ。余談ですがセネットとメーベルは交際していたとも言われています。
 
というわけで言わばこの作品は、当時のキーストン社のコメディアン達が勢ぞろいした、なんとも豪華な作品なんですね。
 
セネットは喜劇王と称されており、その名前は、歩道にスターや映画界に貢献した人の名前が星型のプレートに彫られていることで有名な、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにも刻まれています。
 
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スカパー

チャップリンのすべて

 

◆チャップリンは万能な天才映画人☆
 
チャップリンの有名さ、ファンの多さ、時代を超えた人気などは言うまでもないでしょう。
 
たとえチャップリン映画を観た事がない人でも、チャップリンという名前は1度は聞いたことがあるでしょうし、帽子にチョビひげ、そして杖を持ったあの格好を一度は見たことがあるのではないでしょうか☆
 
ちなみに、僕はチャップリン作品はおろか、チャップリンの生き方や考え方も大好きで、彼自身が書き残した自伝本や、その伝記に基づいて製作された映画「チャーリー」も大好きです♪
 
チャップリンの映画には、たとえ絶望的な気持ちの時に観ても、つい笑ってしまうような希望と勇気を与えてくれます。独特のエールが込められているんですね。それは彼自身の人生が、あまりにも波乱万丈だったからこそ語れるものだと考えて良いでしょう。チャップリンしか使えない魔法のようなものです。
 
 
さあ、それではそんな大好きなチャップリンについてお話していきましょう!
 
実は、チャップリンについては、いくつもの驚くべき事実があります。
 
まずは、自分の映画を作る時、監督をやるのはもちろんのこと、主演、脚本、編集、そして音楽の作曲までしてしまいます。
 
こんな離れ業を成し遂げるには、よほどの好奇心と集中力のカタマリのような人でないと、とてもじゃないけど出来ることじゃない気がしますよね(笑)並大抵の情熱では、とてもこなせません。

 

よく、チャップリンは完璧主義者だったと言われますが、たしかにそういうところがあったのかもしれません。完璧主義については、チャップリンの作品作りにも表れています。
 
それは残されたNGフィルムの数の多さが物語っているそうです。NGフィルムを見てみると、1つの短いシーンにつき何度も何度も撮り直していたんだそうです。チャップリンの作品へのこだわりが見受けられます。
 
ちなみに、このチャップリンのNGフィルムは以前、WOWOWのドキュメンタリー番組で公開されました。

WOWOW

さらに彼の作った曲の1つは、後に作詞家によって詞がつけられて有名なスタンダード曲となっています。
 
その曲は「モダン・タイムス」という映画で使われた「Smile」(スマイル)という曲です。
 
もともとは歌詞なしの曲でしたが、1954年に歌詞が付けられ、ナット・キング・コールの歌により大ヒットし、その後もマイケル・ジャクソンやエルヴィス・コステロらによって断続的にカヴァーされました。(チャップリンの「SMILE」



また面白いことに、「モダン・タイムス」の劇中、チャップリンが歌ったデタラメ語による「ティティーナ」という曲が、LAのラッパーJ-Fiveによってサンプリングされラップとしてカバーされています。
 
チャップリン版「ティティーナ」
 
ちなみに「ティティーナ」を歌うシーンは、ある酒場で歌を歌うように言われたチャップリンは歌詞がわからなくならないようシャツの袖にカンニング用の歌詞カードを丸めて入れておきます。

が、しかし舞台に踊りながら登場したとたん、腕を勢いよく振り回しすぎてカンニングカードがどこかへ飛んでいってしまいます。そこで仕方なくデタラメな歌詞で歌いはじめた歌なんですね(笑)

J-Five版ラップver「ティティーナ」

チャップリンは作曲を独学で学んだそうですが、それにしても、すごく美しい曲が多いです。これはとても驚きです。才能がどうのこうのと言って二の足を踏む前にやってしまっている、それがチャップリンなんですね(笑)
 
あと、チャップリンは若い頃は働きに働き、初期には膨大な数のコメディ短編映画を発表しています。この編の無声映画はスカパー!などでも放送されたことがあるみたいです。昔、たしかNHKでも深夜にやってたんじゃなかったかな?

さて、さらに興味深い事実があります。チャップリン映画と言えばコメディばかりと思っている方も多いと思いますが、実はチャップリン映画の中で、特に名作と呼ばれているのは、ほとんどが晩年につくられたものなんですね。

晩年の作品は、どれも、もちろん大笑いもできるけど、扱っているテーマは結構シリアスで、人間の幸福などについて情熱的に語りかけてくるような熱い作品が多いんですよ。

 

あの有名な浮浪者の格好で膨大な本数のコメディ映画を作ってきたチャップリンですが、40歳を超えた頃から変化が見られます。

名画「街の灯」は感動的な長編映画ですし、「モダン・タイムス」は失業者が増え機械が人間から職を奪っていく世の中に元気を与えたくて作ったエール映画になっていますからね。
 
蛇足ですが「街の灯」のプレミアイベントでは、あの相対性理論で有名な宇宙物理学者のアインシュタインを招待しており、なんと、チャップリンとアインシュタインのツーショット写真も残っています! 
 
さらに、それ以降の作品などでは、もう浮浪者の格好さえしておりません。例えば、「殺人狂時代」は僕的に一番好きなチャップリン作品なのですが、第二次世界大戦時代を生きたチャップリンが戦争や利己的な愛について強烈な警鐘を鳴らし、大切なメッセージをいくつも語っています。
 
例えば「1人を殺せば殺人者と言われ、大勢を殺せば英雄と呼ばれる。数が殺人を神格化するんだ」という戦争批判のセリフが登場しますが、奇しくも作家ドストエフスキーも「罪と罰」の中で同じセリフを書いています。
 
また作中「自分の家庭が幸せならば他人はどうでもよい」という行き過ぎた盲目的な愛の恐ろしさについても言及しています。参考までに、こちらは似たような真意をテーマにして、太宰治が「家庭の幸福」で「家庭の幸福は諸悪の根源」という、現代でも他に類をみないような独特なテーマを、わかりやすい物語で説いています。



また、「ライムライト」では、自殺未遂をした少女に対して人生についての考えを説いています。

人生に必要なのは、勇気と想像力と少しのお金だけ」というセリフは、あまりにも有名でしょう。さらに、この作品の中に出てくるチャップリンからのエール、生きる知恵は他にもたくさんあります。
 
ここではその中から2つだけ紹介しておきますね。
 
人生に意味を求めて何になるんだい?人生は願望だ!意味じゃない
 
宇宙の力が、地球を動かし木を育てる。君の中にも同じ力があるんだ。その力を使う勇気と意志を持つんだ
 
いずれの言葉も僕の大好きな座右の銘の1つです(´ー`)
 
ちなみに、「ライムライト」には、当時ライバルと呼ばれた喜劇俳優のバスター・キートンがチャップリンと夢の共演を果たしています。

これは当時バスター・キートンが経済的に困窮しているという噂を聞いたチャップリンが、何かの助けになればということで持ちかけた話だとか☆

 

そして後でも触れますがアメリカから国外追放されたチャップリンが痛烈に当時のアメリカの異常さを指摘してる「ニューヨークの王様」。これもかなり面白い作品です。

チャップリンは戦争や政治というタブーに正面から立ち向かい、素晴らしいエール映画を何本も残してくれているんですね。
 
余談ですが、「殺人狂時代」は、あの映画「市民ケーン」で有名な天才監督オーソン・ウェルズから持ちかけられた話だったようですよ!
 
余談ついでに、チャップリンの「独裁者」のラストでヒトラーと間違われたチャップリン扮する床屋の男が素晴らしいスピーチをします。



このスピーチは戦争ムード真っ只中にあって、かなり勇気がないと映画化できなかったであろう名シーンです!ぜひ知っておいてもらいたいシーンの1つですね。史上最高のスピーチとも称されています。

チャップリンの肉声による作中のスピーチ場面

全文の日本語訳はNAVERまとめに載ってますのでそちらをどうぞ。
 
 
チャップリンの驚くべき事実の最後としては、その人生があまりにも波乱万丈だったということです。
 
そもそもハリウッドで活躍したイメージがありますが、実は生まれはイギリスのロンドンです。若い頃にマック・セネットという喜劇映画人に誘われて渡米します。
 
それまでは母親とお兄さんの3人家族でとても貧しい生活を送っていました。やがてイギリスである程度舞台人として喜劇人として名前が売れてきた時にマック・セネットから映画をやらないかと声がかかった、という訳です。
 
あなたの周りの友人で、極貧から成功して外国へ招待された人が何人いますか?これだけでもすごいのに、なんと、ここからさらに波乱万丈な人生が始まります(笑)
 
チャップリンは、アメリカに渡った後とにかくよく働き、どんどんとスターダム街道を進んでいきます。たしか30才になる前には自分のスタジオを持って独立した成功者となっています。

 

しかし、仕事一筋だったこともあり、結婚しても長続きせず、生涯に4回(法的には3回という説もある)結婚しています。4人以上の子供を持っていた父でもありました。
 
ちなみに共演した女優すべてに手を出したという話も有名ですが、真偽の程はわかりません。ただ、当時のハリウッドにしてはチャップリンはおとなしい方だったという見方もあるそうです。
 
ただ、女性関係のスキャンダルや噂を利用されて赤狩りの時期に離婚訴訟や子供の父権認知訴訟などを起こされ、挙句の果てにはアメリカからの国外追放命令まで下されてしまいます。
 
このあたりの詳しいことは自伝本やロバート・ダウニーJr主演の伝記映画「チャーリー」などを見るとよくわかりますが、結果的に以後生涯をスイスに移住して過ごすこととなり、20年後にようやく混乱から落ち着いたアメリカからアカデミー名誉賞授与という形で事実上ハリウッドからチャップリンへ謝罪の申し出があり、アメリカの地を再び踏むこととなる。この時の様子はYoutubeにUpされていたりします。↓


また、親友のダグラス・フェアバンクスやアメリカの恋人と呼ばれた女優メアリー・ピックフォードなどと一緒に立ち上げた映画製作会社のユナイテッド・アーティスツという会社はメトロ・ゴールドウィン・メイヤーに吸収されてはいますが、今も残っており、2006年から2008年の間はトップにトム・クルーズが就任していました。
 
さて、チャップリンの人生についてお話するとままだたくさんあるのですが、その中でも特に僕らにとっては嬉しいことを1つ挙げるとすると、チャップリンは日本人の真面目さをとても評価していて自宅の執事を全員日本人にしたがっていたという話があるくらいです。実際に高野虎市さんという日本人を秘書として雇っていました。また、日本にも何度か来ていた親日家で天ぷらが好物の1つだったと聞きます。

 

さらにすごいエピソードとしてはのはあの映画解説で有名な淀川長治さんは「チャップリンさんあなたの大ファンなんです!」といってチャップリンが来日した際、彼の目の前で物まねを披露し気に入られて個室に呼ばれ、チャップリンとその妻と3人きりで談笑したというすごいエピソードを持っています。
 
チャップリンの話はたくさんのエピソードがあるのでつい、収集がつかなくなってしまいそうなのでこのへんで一度まとめますね(笑)
 
このように酸いも甘い知っているチャップリンだからこそ、深みのある作品からエールをもらえ、100年たってなおも人気が絶えないのだろうと思います。
 
本当にたくさんの勇気や愛情、そして笑いと希望をくれる、そんなチャップリンのオススメな代表作をいくつかご紹介します。

「ライムライト」  1952年
原題:Limelight
チャップリン ライムライト
「殺人狂時代」  1947年
原題:Monsieur Verdoux
チャップリン 殺人狂時代
「街の灯」  1931年
原題:City Lights
チャップリン 街の灯

少しだけどんなお話か紹介すると、

ライムライト」は、チャップリン扮する落ちぶれたコメディアンの老人が自殺未遂を図ろうとしたバレリーナを助けたところからはじまります。生きる希望を取り戻させるため、チャップリンが様々な話や情熱を少女に傾ける様は観ていて僕らもたくさんの勇気と希望をもらえます。

殺人狂時代」は、コミカルで早い展開ながら、愛やお金についての様々な英知がふんだんに盛り込まれています。一方、戦争や人生について考えさせられる深いテーマも盛り込まれた素晴らしい作品です。

街の灯」は、浮浪者スタイルの中でもベスト3に入る名作です。盲目の女性に恋をしたチャップリンが心機一転して働きだし、目の手術代を稼ごうと奮闘する物語です。

また、上記以外にも歴史に残る程の名作がたくさんあります。

「モダン・タイムス」  1936年
原題:Modern Times
チャップリン モダン・タイムス
「ニューヨークの王様」  1957年
原題:A King in New York
チャップリン ニューヨークの王様
「キッド」  1921年
原題:The Kid
チャップリン キッド

「黄金狂時代」  1927年
原題:The Gold Rush
チャップリン 黄金狂時代
「独裁者」  1940年
原題:The Great Dictator
チャップリン 独裁者
「伯爵夫人」  1967年
原題:A Countess from Hong Kong
チャップリン 伯爵夫人

ちなみに、最後の作品で唯一のカラー映画「伯爵夫人」の主演はソフィア・ローレンとマーロン・ブランドという豪華キャストになっています。ついこないだミュージカル映画「NINE」に出演していたソフィア・ローレンはチャップリン映画のヒロインだったのですね!そんな方がまだ生きていてしかも現役で映画に出演しているなんて・・・う~ん、すごいなぁ☆

チャップリン映画には人生を楽しく生きる英知で溢れています。僕は寂しくなったり、悩んだ時には必ずといってもいいくらいチャップリン監督の映画に癒してもらい、元気をもらっています。
 
 
◆チャップリン自身の人生を知りたい方へ☆
 
チャーリー作品それぞれの詳しい解説はそれぞれの個別作品解説ページに任せるとして、
 
さらにチャップリン自身の人生についてもっと知りたい!という方にオススメなのが「チャーリー」という映画で、これはチャップリンの自伝本に基づいた伝記映画です。主演はロバート・ダウニーJrで、チャップリンの人生を疑似体験できるうえに、物語として観てもすごく面白い映画になっています。
 
また晩年に出版した自伝「チャップリン自伝(上巻)」と「チャップリン自伝(下巻)」があります。日本語訳も出版されていますので、ぜひオススメです。裏話やチャップリンの愛や幸せについての考えが読めちゃいます。また、アルバート・アインシュタイン博士とのツーショット写真やガンジー、バーナード・ショーなど様々な偉人達とのエピソードなんかもすごい!と驚嘆しちゃいますよ♪
 
チャップリンのすべてそれともう1冊オススメなのが、毎日新聞社から出版された淀川長治さんが中心になってチャップリンを語っているマニアックかつ貴重な写真付ムック「チャップリンのすべて」があります。
 
この本では淀川さんが実際にチャップリンに逢って話た時のエピソードや、スティックがメイド・イン・ジャパンだった事実など面白い内容が盛りだくさんです。すごい内容ですよ。
 
山田洋次監督と淀川さんの対談なんかも入っています♪この2人でチャップリンを語っているなんて夢のビッグ対談ですね!
 
 
ちょこっとだけ目次を紹介すると、
 
・チャーリースタイルの誕生
・素顔のチャールズ・チャップリン
・愛する、食べる、働く
・作品カタログ
・チャーリーをめぐる美しき女性たち
・ビッグ対談 淀川長治×山田洋次
・チャップリン年表

などなど、他にも大変貴重な内容が目白押しです☆
 
チャップリン DVD-BOXまとめて作品を購入したい方は「チャップリン・メモリアル・エディション BOX」シリーズが1~4ぐらいまで発売されていますのでオススメです。
 
ちなみに、各BOXに収録されている内容は下記のとおりです。もちろん特典DISCも満載です!
 
・BOX1
「街の灯(2枚組)」
「ライムライト(2枚組)」
「ニューヨークの王様(2枚組)」
 
・BOX2
「殺人狂時代(2枚組)」
「黄金狂時代(2枚組)」
「チャップリン短編集I(1枚組)」
 
・BOX3
「独裁者(2枚組)」
「巴里の女性(2枚組)」
「チャップリン短編集II(1枚組)」
 
・BOX4
「サーカス(2枚組)」
「モダンタイムス(2枚組)」
「キッド(2枚組)」
 
さて、ざっと書いてきましたがチャップリンについてはまだまだ知りたいことが多いので、新しい発見があったら随時このページに追記していくつもりです。
 
———- ↓追記(09.10.’14)ここから↓ ———-
 
ああ、ついに!ついに!チャップリンの安いDVDが発売になったぁ~!!!

古典映画に関しては大部分の作品が500円とか300円で売られるようになっているのに、著作権の問題なのかなんなのか、チャップリン作品についてはなぜか50年以上経った作品も今までは高額でした。

しかし!ついにAmazonで1枚500円台で売られています!!!絶対買いだぜ!!待ってたぜぃ~!しかも、発売されたのは「これだけ観ればチャップリンは十分」というくらいの代表作ばかりです☆

 
 
街の灯

独裁者
 
ニューヨークの王様
 
黄金狂時代

モダン・タイムス
 
サーカス
 
キッド

———- ↑追記(10.09.’14)ここまで↑ ———-
 
また、各作品については1つ1つページを作成していく予定ですので、ぜひそちらもご覧下さい♪
 
これを機に、ぜひHulu(フールー)でもチャップリン作品をどんどん配信開始してほしいところですね!

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あ、そうだチャップリンは、チャールズ・チャップリンが正しい本名で、チャーリー・チャップリンと呼ぶのは別名というか愛称に近い呼び方です。まあ、どっちでも通じますけどね(笑)
 
 
◆チャップリンの作品年表と人生年表☆

・チャップリン作品年表


◆キーストン時代
1914年『成功争ひ』Making a Living
1914年『ヴェニスの子供自動車競走』Kid Auto Races at Venice
1914年『醜女の深情』Tillie’s Punctured Romance(監督マック・セネット、アメリカ映画初の長編コメディ)

◆エッサネイ時代
『チャップリンの拳闘』(1915)のオリジナル・ポスター
『チャップリンの移民』(1917)より1915年『チャップリンの拳闘』The Champion
1915年『チャップリンの駈落』A Jitney Elopement
1915年『チャップリンの失恋』The Tramp
1915年『チャップリンの掃除番』The Bank
1916年『チャップリンのカルメン』Burlesque on Carmen
1916年『チャップリンの悔悟』Police

◆ミューチュアル時代
1916年『チャップリンの替玉』The Floorwalker
1916年『チャップリンの消防夫』The Fireman
1916年『チャップリンの放浪者』The Vagabond
1916年『午前一時』One A.M.
1916年『チャップリンの伯爵』The Count
1916年『チャップリンの番頭』The Pawnshop
1916年『チャップリンの舞台裏』Behind the Screen
1916年『チャップリンのスケート』The Rink
1917年『チャップリンの勇敢』Easy Street
1917年『チャップリンの霊泉』The Cure
1917年『チャップリンの移民』The Immigrant
1917年『チャップリンの冒険』The Adventurer

◆ファースト・ナショナル時代
1918年『犬の生活』A Dog’s Life
1918年『公債』The Bond
1918年『担へ銃』Shoulder Arms
1919年『サニーサイド』Sunnyside
1919年『一日の行楽』A Day’s Pleasure
1921年『キッド』The Kid
1921年『のらくら』The Idle Class
1922年『給料日』Pay Day
1923年『偽牧師』The Pilgrim

◆ユナイテッド・アーティスツ時代
1923年『巴里の女性』A Woman of Paris(監督のみ、主演=エドナ・パーヴァイアンス)
1925年『黄金狂時代』The Gold Rush
1928年『サーカス』The Circus
1931年『街の灯』City Lights
1936年『モダン・タイムス』Modern Times
1940年『独裁者』The Great Dictator
1942年『黄金狂時代』サウンド版(1925年の『黄金狂時代』にチャップリン自身の作曲とナレーションを施したもの)
1947年『殺人狂時代』Monsieur Verdoux
1952年『ライムライト』Limelight

◆イギリスでの作品他
1957年『ニューヨークの王様』A King in New York
1959年『チャップリン・レヴュー』The Chaplin Revue
(「犬の生活」「担へ銃」「偽牧師」3本をまとめチャップリン自身の作曲とナレーションを施し再編集した映画)
1967年『伯爵夫人』A Countess from Hong Kong(監督のみ、唯一のカラー作品、主演=ソフィア・ローレン、マーロン・ブランド)

 
作品年表については、もうひとつ、なんとチャップリンが活躍した時期は偶然にもフランク・キャプラとエルンスト・ルビッチとビリー・ワイルダー監督という僕の大好きな、というか映画史上最も偉大な4人の天才が同時期に活躍したというすごい時期なんですね。
 
そういう意味でチャップリンだけでなく、キャプラ、エルンスト・ルビッチと、ワイルダーも合わせた4人の代表作品年表も作成しましたので興味のある方はぜひ参考に見てみて下さい。
 
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

 
 

・チャップリンの人生年表

 
(画像をクリックすると拡大します)

 
 
◆チャップリンに関するトリビア☆

・チャップリンの有名なステッキは、日本産で、滋賀県産の竹で作られており、しなりが強い。

・運転手(後に秘書)に高野虎市を採用し、家の使用人が一時期すべて日本人で占められていた時があった。2番目の夫人であるリタ・グレイはこの様子を「まるで日本人の中で暮らしているかのよう」と評したらしい。

・54歳の時、18歳のウーナ・オニール(劇作家ユージン・オニールの娘)と結婚し、8人の子供をもうけた。

・「独裁者」の最後の演説シーンは’世紀の六分間’とも呼ばれ、教科書に載った程素晴らしいとされている。

・亡くなる直前まで、ミュージカル映画を作ろうとしていた。題名は「フリークス」女性天使の羽が壊れて地球に落ちてくるという話だったらしい。

・淀川長治さんのお気に入りベスト1の映画は「黄金狂時代」だそうです。ちなみに黒澤明監督も「黄金狂時代」を「100本の名作」の中で4位としています。

・日本橋の「花長」では海老の天ぷらを36尾も食べたという。

・晩年誰とも会わずスイスに隠棲していたチャップリンに、幸運にも接する機会を得た日本人に、萩本欽一、前橋汀子がいる。

・2006年に日本チャップリン協会が設立された。名誉会長は黒柳徹子、最高顧問にジョゼフィン・チャップリン、名誉顧問に山口淑子が就任。呼びかけ人に大野裕之らが名を連ねており、本部は京都大学にある。

・手塚治虫は、生前「どうすれば、人々の記憶に残る漫画が描けるのですか?」という質問に対して「とにかくチャップリンの映画を観ろ。あれにすべての答えがある」と決まって答えている。自著においても、ウォルト・ディズニーと同等にチャップリンを敬愛している旨を述べている。

・チャップリンは晩年、自伝本(上巻)(下巻)にも載っていますが、世界の様々な偉人たちと会っています。その時の写真がすごすぎるんですね。例えば、チャップリンとアルバート・アインシュタイン、20世紀を代表する2人ですよね(笑)、そしてチャップリンとウォルト・ディズニーのツーショットなんかもエンタメ界のトップ2の夢の写真ですよ。他にもガンジーやバーナード・ショーなどとも会っていて写真も載っています。

・チャップリン自伝映画「チャーリー」でチャップリンの母親役を演じているのは、チャップリンの実の娘であるジェラルディン・チャップリンです。女優やってたんですね。実はチャップリンの「ライムライト」にも端役で出演していたり、1965年の映画「ドクトル・ジバゴ」などにも出演しています。

 
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フランク・キャプラのすべて

◆フランク・キャプラは、元気をくれる映画第1位に輝いた名画「素晴らしき哉、人生!」の監督☆
 
フランク・キャプラフランク・キャプラ監督はハリウッドの黄金期に活躍し、映画史上最も多くの人々に愛され続けている名画を残してくれた、イタリアはシチリア島出身の天才映画監督です。
 
代表作には、アメリカ映画協会(American Film Institute, AFI)が2006年に選出した「元気が出る映画(100 Cheers)」で第1位に輝いた「素晴らしき哉、人生!」など、以下3作が特にオススメです。
 
ちなみに、このドナ・リードとジェームズ・スチュワート主演の「素晴らしき哉、人生!」はアメリカで今でも毎年クリスマスになると流れる程定番の大人気映画となっています。(AFI選定の映画100選シリーズについてはこちら
 
僕は落ち込んだ時や寂しくなった時には必ずと言っていい程、不思議とフランク・キャプラ監督作品の映画を手にとって観ています。そのくらい、元気をくれる映画がたくさんあり、希望をくれる映画、勇気をくれる映画が多いです☆
 
すごく不思議なのは、映画ファンでもない限りは、日本ではあまりこの映画監督の名前が有名ではないのですが、世界的にキャプラ映画は愛されており、スピルバーグをはじめ、現代巨匠と呼ばれているの映画監督のほとんどが尊敬しており、ファンでもあると公言しているくらいです。

素晴らしき哉、人生!
「素晴らしき哉、人生!」
原題:It’s a Wonderful Life
スミス都へ行く
「スミス都へ行く」
原題:Mr.Smith Goes to Washington
群衆
「群衆」
原題:Meet John Doe

 
少しだけどんなお話か紹介すると、
 
素晴らしき哉、人生!」(1946)は、とある男が絶望のあまり自殺しようとしているところを2級天使と名乗る老人に助けられます。そして、仮に自分が存在していなかった場合の世界を見せられ、1人の人間がいかに世界に影響を与えているかを知ることになるという感動の1作です。

僕は一番のオススメ映画は何ですか?と聞かれると、この作品を挙げています。
 
ちなみに、「素晴らしき哉、人生!」は、以前スカパー!で放送されたようですね☆

スミス都へ行く」(1939)は、同じくジェイムズ・スチュワート主演にジーン・アーサーという女優が加わった、政治家になりたての青年の物語です。

突然穴埋めとして政治家にさせられてしまった青年が自分の守りたい正義を貫くために海千山千のベテラン議員達を相手に奮闘する物語で、信念を貫く大切さを描いているサクセスストーリーのお手本のような感動作です。
 
ちなみに、「スミス都へ行く」は一時期Hulu(フールー)で配信されていました☆今後もキャプラ監督作品が配信されるかもしれませんね♪

群衆」(1941)は、アメリカの映画史上これ程パワフルなシーンを描いた映画はないだろうと言われている集会のシーンなど大衆の持つパワーと怖さを描いた、勇気と希望をくれる、とってもあたたかい映画です。

主演はゲイリー・クーパーとバーバラ・スタンウィックです。
 
その他、アカデミー賞受賞作品の以下3作品などもあります。

「或る夜の出来事」(1934)
原題:It Happened One Night
或る夜の出来事
作品賞、監督賞、脚色賞
主演男優賞、主演女優賞受賞
「オペラハット」(1936)
原題:Mr.Deeds Goes to Town
オペラハット
監督賞受賞
「我が家の楽園」(1938)
原題:You Can’t Take It With You
我が家の楽園
作品賞、監督賞受賞

 
ちなみにAFI(アメリカ映画協会)が公開してる映像で、フランク・キャプラが上記3度のアカデミー監督賞を受賞した際の映像も残っていますので下に動画で紹介しておきますね。
 
あ、動画の最初の男性はキャプラでなく「或る夜の出来事」で主演男優賞を受賞したクラーク・ゲーブルですよ。
 
「オペラハット(Mr.Deeds Goes to Town)」で受賞した際には、司会者がタイトルを間違えるというハプニングも(笑)



また、後期の作品としてはフランク・シナトラ主演の「波も涙も暖かい」(1959)や、コロンボ役で有名なピーター・フォークや伝説の女優ベティ・デイヴィスら主演の「ポケット一杯の幸福」(1961)などもあります。

また、ゲイリー・マーシャル監督、リチャード・ギア主演で「愛の立候補宣言」というキャプラ監督作品をリメイクするという話も一時期ニュースになったことがあります。
 
上記のとおり、キャプラ監督はなんとアカデミー監督賞を3度も受賞しているだけでなく出世作の「或る夜の出来事」では5部門も受賞しています。

ちなみにこのクラーク・ゲーブルとクローデット・コルベール主演の「或る夜の出来事」はスクリューボール・コメディの元祖として多くの映画に影響を与えています。

また、キャプラ監督は1935年から4年間アカデミー会長も務めています。

映画「或る夜の出来事」は、以前WOWOWのアカデミー賞特集の中で放送されたことがあるようです。

WOWOW

ちなみに「オペラハット」は突然莫大な遺産を受け取ることになった破天荒な田舎暮らしの男が、その純粋さゆえにお金で世の中に貢献できることは何かないかと考え、ある壮大な思いつきを実行に移すというこれまた人間の心理と幸せを描いた最高の物語です。ゲイリー・クーパーとジーン・アーサーが主演です。
 
そして「我が家の楽園」はライフワークがテーマになっています。つまり、自分が愛して止まない、大好きなことを仕事にしよう!というのがテーマでお金と幸せについての面白い映画となっています。この映画でジェイムズ・スチュワートとジーン・アーサーそしてライオネル・バリモアが主演です。
 
フランク・キャプラの偉大さはその作品を観れば一瞬でとりこになってしまう人が多いでしょう☆もちろん、僕もそうでした(笑)すべてに一貫して観終わった後に元気や勇気、希望をくれる映画ばかりで、上記に挙げた作品では特にすべての作品が人間愛にあふれています。
 
第二次世界大戦中は兵士向けの戦争広告的なフィルムも作っていたり「毒薬と老嬢」というブラック・コメディ的な作品もありますが、それでも僕はやはりフランク・キャプラが大好きです。
 
寂しくなったり、悩んだ時には必ずといってもいいくらいフランク・キャプラ監督の映画に癒してもらい、元気をもらっています。
 
 
◆フランク・キャプラ自身の人生を知りたい方へ☆
 
フランク・キャプラのアメリカン・ドリーム作品それぞれの詳しい解説はそれぞれの個別作品解説ページに任せるとして、さらにフランク・キャプラ監督自身の人生についてもっと知りたい!という方にオススメなのが「フランク・キャプラのアメリカン・ドリーム」というドキュメンタリー番組です。
 
この番組では、ナレーター役にロン・ハワード、ゲストとして登場するコメンテーターにはマーティン・スコセッシ、オリヴァー・ストーン、ピーター・フォーク、ゲイリー・マーシャルなど超豪華な映画人達がキャプラ作品を称えています。
 
キャプラの私生活についてや、悩み、結婚そしてもちろん映画作品の撮影秘話についてのエピソードも聞けちゃうのですごく面白い番組ですよ♪
 
あとは、晩年に出版した自伝「The Name Above The Title」があります。これは残念ながら2011年1月現在では日本語翻訳版は発売されていませんが、原本ならAmazonでも売っています。また、インタビュー本も英語版ですが、あるようです。自伝は英語でもいいのでぜひ読みたいと考えています!
 
フランク・キャプラ DVD コレクターズBOXまた、日本版DVDとしてはフランク・キャプラ DVD コレクターズBOXというのが発売されています。
 
このBOXにはアカデミー賞受賞の3作品「我が家の楽園」「オペラハット」「或る夜の出来事」の他に「スミス都へ行く」「失われた地平線」、そしてレンタルや販売している店をほとんど見かけない、入手困難の貴重な作品「狂乱のアメリカ」「プラチナ・ブロンド」「陽気な踊り子」「風雲のチャイナ」なども収録されています。
 
加えて、未公開映像を収録した特典ディスク「フランク・キャプラ ボーナスディスク」もついているという、ぜひ購入したい貴重なDVDボックスの1つです♪
 
さらにもう一本、2012年に新しく「巨匠たちのハリウッド フランク・キャプラ傑作選 DVD-BOX」というものが発売されました♪この中には「其の夜の真心」「愛の立候補宣言」「花婿が来た」の3作品が収録されています。どの作品も他ではなかなか見ることができない作品だったのでコレは嬉しいですね☆
 
特に「愛の立候補宣言」は先程も触れましたがゲイリー・マーシャル監督がリメイクするなんて噂もあったくらいなので、ぜひ見ておきたい1本です。
 
さて、ざっと書いてきましたがフランク・キャプラ監督についてはまだまだ知らないことが多いので、新しい発見があったら随時このページに追記していくつもりです。また「素晴らしき哉、人生!」については特集ページを作成しましたのでぜひそちらもご覧下さい。
 
 
◆フランク・キャプラ監督の作品年表と人生年表☆

・フランク・キャプラ作品年表


  「当りっ子ハリー」 (1926年)
  「力漕一挺身」 (1927年)
  「初恋ハリイ」 (1927年)
  「Say It with Sables」 (1928年)
  「So This Is Love?」 (1928年)
  「サブマリン」 (1928年)
  「闇を行く」 (1928年)
  「呑気な商売」 (1928年)
  「陽気な踊子」 (1928年)
  「渦巻く都会」 (1928年)
  「空の王者」 (1929年)
  「ドノヴァン」 (1929年)
  「The Younger Generation 」(1929年)
  「Rain or Shine」 (1930年)
  「希望の星」 (1930年)
  「大飛行船」 (1931年)
  「奇蹟の処女」 (1931年)
  「プラチナ・ブロンド」 (1931年)
  「たそがれの女」 (1932年)
  「狂乱のアメリカ」 (1932年)
  「風雲のチャイナ」 (1933年)
  「一日だけの淑女」 (1933年)
  「或る夜の出来事」 (1934年)
  「其の夜の真心」 (1934年)
  「オペラハット」 (1936年)
  「失はれた地平線」 (1937年)
  「我が家の楽園」 (1938年)
  「スミス都へ行く 」(1939年)
  「群衆」 (1941年)
  「毒薬と老嬢」 (1944年)
  「素晴らしき哉、人生!」 (1946年)
  「愛の立候補宣言」(1948年)
  「恋は青空の下」 (1950年)
  「花婿来たる」 (1951年)
  「波も涙も暖かい」(1959年)
  「ポケット一杯の幸福」(1961年)

 
作品年表については、もうひとつ、なんとフランク・キャプラ監督が活躍した時期は偶然にもチャップリンとエルンスト・ルビッチとビリー・ワイルダー監督という僕の大好きな、というか映画史上最も偉大な4人の天才が同時期に活躍したというすごい時期なんですね。
 
そういう意味でキャプラ監督だけでなく、チャップリン、エルンスト・ルビッチ、ワイルダーも合わせた4人の代表作品年表も作成しましたので興味のある方はぜひ参考に見てみて下さい。
 
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

 
 
・フランク・キャプラの人生年表
 
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

 
 
◆フランク・キャプラ監督に関するトリビア☆

・貧しい家庭に育ち、6歳で家族と共にロサンゼルスに移住するも、バンジョー弾きや新聞の売り子、大学卒業後は詐欺まがいの職業など様々な職歴を経て映画監督への道へ歩みだす。

・フランク・キャプラ監督作品では、ハッピーエンドが多く甘い感じがするという特徴から、よく’キャプラ・コーン’などといって批判する人もいたそうです。

・まだあまりハリウッドで監督として有名でなかった頃に「或る夜の出来事」の主演女優クローデット・コルベールがキャプラを批判するようなことをクラーク・ゲーブルに話したところ、ゲーブルは非常にキャプラを買っていたらしく「何を言っているんだ!?あのイタリア人監督はなかなか素晴らしいよ!」と言い返したらしい。

・「或る夜の出来事」で使われたセリフに”ジェリコの壁”という単語が出てきますが、同じ単語がエヴァンゲリオンでも出てくる。まあ、もとは旧約聖書にも出てくる世界最古の町の名前で「絶対に崩れない物」の喩えとされているそうですので2つの作品に関連はないかもしれませんが。

・「素晴らしき哉、人生!」が登場する映画としてエディ・マーフィ主演「デイブは宇宙船」、三谷幸喜監督「ステキな金縛り」等がある。

・「或る夜の出来事」がアカデミー賞をとった際のことが話題として出てくる映画にアンジェリーナ・ジョリー主演、クリント・イーストウッド監督の「チェンジリング」がある。

・カリフォルニア工科大学時代にはエンジニアリングを学んでいる。

・息子さん(フランクキャプラJr)は映画プロデューサー。

・ジョージ・スティーブンス、ウィリアム・ワイラーらと共に製作会社リバティ・ピクチャーズを1945年に創設したが後にパラマウント映画に吸収された。

・戦後という時代の波長と合わなかったためか「素晴らしき哉、人生!」は実は公開当時、興行的には失敗という結果だった。

・1925年に、あのチャップリンの映画デビューにも関わった人物でコメディ映画の巨匠マック・セネットと出会っている。

・キャプラ作品の「失われた地平線」に出てくるシャングリ・ラという街の建物セットは、著名な建築家フランク・ロイド・ライトのコンセプトをもとにして作られたらしい。

・東京の帝国ホテルにて淀川長治さんと対談しているんですね。チャップリンとも個室で2人きりで逢ってたりしてるみたいだし、淀川さん凄すぎ(笑)

・フランク・キャプラの出生地であるイタリアのシチリア島は同じく映画監督のジュゼッペ・トルナトーレ(「ニューシネマパラダイス」「海の上のピアニスト」などの監督)の出生地でもある。

「黒澤明が選ぶ100本の名作」(文藝春秋の企画)の22位に「素晴らしき哉、人生!」がランクインしています。

・スティーブン・スピルバーグはあるインタビューの中で映画撮影に入る前に必ず4本の作品を観る。その4本とは「七人の侍」「アラビアのロレンス」「捜索者」そして「素晴らしき哉、人生!」だ、と言っていたそうです。

インタビューを受けるフランク・キャプラの動画はこちら

・第10回AFI功労賞(AFI’s Life Achievement Award)の受賞スピーチをするキャプラ↓


参考:WikipediaIMDb & more…

 
⇒「素晴らしき哉、人生!」特集ページへ
 
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古典から現代までの映画史をざっとみる☆

501映画監督―国際版・名匠501人オールカラーガイド古典映画、白黒映画、名作、クラシック映画・・・、呼び方は色々ありますが僕は古い映画が大好きです♪
このページではそんな大好きな古典映画から、現代までの映画史を作品中心にざっと観て行きましょう☆

まずは映画というものがいつ頃に発明されたのかを知っておきましょう。

映画というか映写機が発明されたのは1900年よりも数年前くらいです。アメリカのエジソンやフランスのリュミエール兄弟らがそれぞれ競い合うように開発に尽力していた時代です。
ちなみに最初はモノクロ(白黒)の映像だけで、音声はナシのいわゆるサイレンス映画(無声映画)というものでした。
それでも、リュミエール兄弟がパリで初めて行った試写会では、汽車が迫ってくる映像を見て観客達は逃げ出そうとしたくらい衝撃的だったそうです。

・1900年代
この時代に有名な映画と言えば、元マジシャンで世界で最初の職業映画作家でもあるジョルジュ・メリエスが作った初めてのSF映画「月世界旅行」です。1902年にフランスで公開されました。
また、アメリカではエドウィン・ポーター監督による物語性のある作品『大列車強盗』が制作・公開されました。これが初の西部劇です。
ちなみに、この頃にはニッケルオデオンという、映画館内で上映中に、映像と合わせてオルガンやピアノで伴奏をつけるという形式の庶民向けの安い映画館もたくさん出現しています。ニッケルとは5セント硬貨の意味で、オデオンとは屋根付劇場というギリシャ語です。最初はペンシルベニア州ピッツバーグにオープンしたと言われています。
また、映画の業界雑誌「VARIETY」誌が創刊されたのもこの時期です。
1908年にはトーマス・エジソンらが映画の撮影・上映・配給の特許を管理する会社モーション・ピクチャー・パテンツ・カンパニー(Motion Picture Patents Company:略してMPPC)を設立します。事業を統括して映画産業を独占しようとしたんですね。エジソンは発明王としてはすごいですが、ビジネスマンとしては少々強引な気配がありますな(汗)

・1910年代
さて、さらに1915年にはアメリカの映画監督D・W・グリフィスが「國民の創生」を製作します。この映画では初のクローズアップなど様々な映画技法を発明し「映画の父」と呼ばれるようになります。
何を隠そう、このグリフィスこそ、ダグラス・フェアバンクスとメアリー・ピックフォードの師匠であり、その後この3人とチャップリンの4人でユナイテッド・アーティスツという映画会社を設立した人物です。
また、グリフィス映画の俳優でアシスタントだったマック・セネットが、借金をしていた相手に「グリフィスの映画より儲かる映画が作れる」と話を持ちかけ、さらなる投資を得てキーストン撮影所をたちあげる。ここで「キーストン・コップス」や「水着美人」などのヒット・コメディ映画が生まれ「笑いの工場」と呼ばれるようになる。
このマック・セネットこそがチャップリンを発掘した人物であり、キーストン撮影所でチャップリンの有名な「浮浪者スタイル」も確立されました。

・1920年代
1920年代にはセルゲイ・エイゼンシュテインが、1つのシーンを複数の視点(カメラ)からとらえるというモンタージュ理論に基づき「戦艦ポチョムキン」を制作します。
1925年にはチャップリンの「黄金狂時代」が公開。
さらに1927年、アメリカで世界初のトーキー(音声付の映画)「ジャズ・シンガー」(アラン・クロスランド監督)が公開されます。1929年にはアカデミー賞が始まりウィリアム・A・ウェルマンの「つばさ」が初の受賞作品となりました。またF・W・ムルナウの「サンライズ」という作品が芸術作品賞を受賞しました。

・1930年代
1930年「嘆きの天使」が公開されマレーネ・ディードリッヒが衝撃的なハリウッド・デビューをします。
1932年オールキャスト映画「グランド・ホテル」が公開されて大ヒットする。翌年1933年には、最初のドライブイン・シアターがニュージャージ州カムデンにオープンします。
1934年にはフランク・キャプラ監督の「或る夜の出来事」を皮切りに、アメリカでスクリューボール・コメディが大流行します。
1937年ウォルト・ディズニーが3年を費やし製作した世界最初の長編カラーアニメ「白雪姫」が公開され、800万ドルもの興行成績を記録しました。
1939年エルンスト・ルビッチ監督の作品「ニノチカ」でめったに作中で笑うシーンを撮らなかったグレタ・ガルボの笑わうシーンを初めて盛り込む。
同年「風と共に去りぬ」が公開され大ヒットを記録します。大スターを起用して莫大な制作費と宣伝費をかけるといういいわゆる<ブロックバスター映画>のきっかけとなります。「オズの魔法使」が公開されて、ジュディー・ガーランドがMGMの看板スターとなります。

・1940年代
1940年には、チャップリンが「独裁者」を製作してナチズムを痛烈に批判します。1941年、オーソン・ウェルズが初の映画「市民ケーン」を発表。1942年「カサブランカ」が公開される。
1945年ニューロティック(精神異常)映画のはしりとなったビリーワイルダー監督の「失われた週末」が公開される。1946年アルフレッド・ヒッチコック監督「汚名」公開。同年MGM社製作のミュージカル「踊る大紐育」が公開される。
・1950年代
1952年サイレント時代にはライバルだった、チャールズ・チャップリンとバスター・キートンが「ライムライト」で初共演を果たす。同年ミュージカル映画の金字塔「雨に唄えば」が公開される。
1953年「ローマの休日」が公開され、オードリー・ヘプバーンがハリウッド・デビューを果たす。
1955年ビリー・ワイルダー監督、マリリン・モンロー主演の「七年目の浮気」が公開される。

・1960年代
1960年アフルレッド・ヒッチコック監督「サイコ」が公開される。1962年、48人ものスターを起用してノルマンディ上陸作戦を完全に再現した「史上最大の作戦」が公開される。
1965年「サウンド・オブ・ミュージック」が興行記録を塗り替える程の大ヒットを記録する。1968年「2001年宇宙の旅」が公開され、SF映画が一変するような衝撃を与える。

・1970年代
1977年ジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」が大ヒットする。

・1980年代
1980年大長編ドラえもん第1作「ドラえもん のび太の恐竜」が公開される。この年より大長編ドラえもんは25年連続で公開されました。

・1990年代
1993年、スティーブン・スピルバーグ監督が「ジュラシック・パーク」を公開する。

・2000年代
2000年代に入るとHD24Pというデジタル・ビデオカメラの登場に伴いデジタルシネマの動向が活発化しはじめ、
フィルムとビデオとの基本的な表示方式の違い(フィルムは24コマ/秒のプログレッシブで、ビデオは30コマ/秒のインターレース)によりテレシネという加工段階を経なければならずこれが大きな足枷になっていたのですが、HD24Pはフィルムと同じ形式での記録が可能であるためテレシネ加工が不要で、ダイレクトにデジタル加工(プルダウン)が可能という画期的な商品が発明されます。
2009年ジェームズ・キャメロン監督による「アバター」が公開され3D映画が大ヒットする。

ざっとこんなところでしょうか。
もっと細かく紹介していってしまうと、膨大な文字量になってしまい、読むのが大変になってしまうので割愛しましたが、世界的に人気を博していて、信頼に足るとの評価を得ている人気の映画厳選本としては
スティーヴン・ジェイ-シュナイダさんという方が書いた以下3冊がオススメです。

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チャップリン、キャプラ、ルビッチ&ワイルダー時代

大好きな映画監督TOP3を教えて下さいと言われたら、誰を挙げますか?
 
私は、チャールズ・チャップリン、 フランク・キャプラ、 エルンスト・ルビッチ、ビリー・ワイルダーの4人を挙げます。
 
TOP3なのに4人?と思われるかもしれませんが、迷いに迷った結果、ルビッチとワイルダーは師弟関係ということもありますので同率3位ということで、おおめに見て下さい<(_ _)>(笑)
 
古今東西、他にもたくさんの大好きな監督はいます。もちろん、日本の映画監督にだってお気に入りの監督はいます。
 
でも、映画の都、エンターテイメントの聖地と言えば、やはりアメリカ・ハリウッドで活躍してこそ本物だと思っていますし、ハリウッドの文化的ニオイが僕の好みに合っているんですね♪おおざっぱに言ってしまえば、娯楽的要素の強い文化かな☆
 
娯楽(エンタメ)色の強い映画はアメリカ、芸術性に富んだ映画はヨーロッパ、アニメは日本、こんな印象があります。
 
どれが良い悪いではなく、単純に相乗効果で、お互いが刺激し合いながら、ますます面白い作品がたくさん生まれてくれたら最高だなと思っています。
 
そして、そんな映画文化の中でも特にチャールズ・チャップリン、フランク・キャプラ、エルンスト・ルビッチ、ビリー・ワイルダー監督の4人は、エンタメの中心地ハリウッドから世界中に、すさまじい影響力を与えました。
 
今世紀に至ってもなお多くの人から愛され続けています。
 
アメリカで何年か前にアメリカ映画協会(American Film Institute:以下AFI)から選ばれた「元気をくれる映画(100 Cheers)」でNO1に輝いたのはフランク・キャプラ監督が1946年に撮った「素晴らしき哉、人生!」でした。
 
また、ビリー・ワイルダー監督については、今なおワイルダーファンであることを明言している映画監督も多く、マリリン・モンローやジャック・レモン、オードリ・ヘプバーン、マレーネ・ディートリッヒ、シャーリー・マクレーンなど数々のスターとコンビを組み、娯楽映画と呼ばれる分野を徹底して楽しませてくれました。中でもマリリン・モンローを一躍大スターに育て上げた監督と言っても過言ではないでしょう。
 
そんなワイルダーが師と仰いでいたのがエルンスト・ルビッチ。ワイルダーは仕事場の壁に「ルビッチならどうした?(How would Lubitsch have done it)」という文字を飾っている程ルビッチを敬愛していたようです。ルビッチの映画は今観ても他の監督の作品では味わえないようなポカポカしたあたたかさであふれています。
 
そして今なお、やはりリメイクされていますね。
 
チャップリンに至っては映画やコメディの代名詞ともいえ、今だに彼の伝記映画がつくられ、真似をするコメディアンが現れ、作曲した曲がカバーされ、そしてもちろん愛され続けている伝説的な人物です。彼の作品は今なお世界中の人に愛と勇気と夢を与えてくれています。
 
まさに、ハリウッド黄金期を盛り上げた歴史的な映画監督達と言えるでしょう。映画がなくならない限り忘れ去られることもない名作ばかりを残してくれた偉人達です。
 
そんな4人の監督ですが、さらにすごいのはこの4人が活躍した時代です。
 
なんと、ほぼ同時期に活躍しているんです!これはすごいことだと思います。初めて知った時にはすごくビックリしました。だって、僕の大好きな監督4人が同じ時代に生まれて活躍していたのですから!
 
1889年-1977年  チャーリー・チャップリン
1892年-1947年  エルンスト・ルビッチ
1897年-1991年  フランク・キャプラ
1906年-2002年  ビリー・ワイルダー
 
つまりチャップリンが45才の時、エルンスト・ルビッチは42才で、フランク・キャプラは37才で、ビリー・ワイルダーは28才だったということになります。
 
また面白いことに、4人ともハリウッドで活躍したにも関わらず、全員がアメリカ以外の生まれなんですね。
 
 
・チャップリンはイギリスはロンドンの生まれですが、アメリカの映画会社からスカウトされ渡米してきました。
 
・フランク・キャプラはイタリアはシチリア島生まれですが、小さい頃に家族と共にアメリカへ移住してきました。
 
・エルンスト・ルビッチはドイツ出身ですが、女優のメアリー・ピックフォードに招待されハリウッド入りしました。
 
・ビリー・ワイルダーはオーストリア生まれですが、戦争のためにアメリカへ亡命してきました。
 
 
そんな、言ってみれば外国人だった4人によって、アメリカのハリウッド黄金期が支えられることになるなんて面白いものですね。
 
せっかくなので4人の作品年表を作ってみました。
 
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大します)
 
chaplin_capra_wilder
 
 
彼らの作品の特徴は、どれも人間の普遍的な感情を表現しているということです。
 
だからこそ、もう半世紀以上も前に製作された映画が今なお時代を超え、国籍を超えて多くの人の心に響き、癒してくれる映画、元気をくれる映画として愛され続けているのだと思います。
 
彼らの作品の中には、興行的に失敗した作品もありますが(例えば、なんと「素晴らしき哉、人生!」は公開当時は以外にも興行的に失敗しています)、その作品が何年も経った後で見直され、あるいはリメイクされたりもしている。やっぱり良いものは良いんですね。
 
国が変わろうが、時代が変わろうが、人間である以上、本質的なことは変わらずに時を超越して映画を通して心が通じ合えているのが、とっても嬉しいですね☆
 
極論かもしれませんが、例えばチャップリン映画(特にサイレント作品)を見て原始人だって感動できるんじゃないかと想像してみたりします(笑)
 
そんなわけで、僕は白黒(モノクロ)だろうが、3Dだろうが、劇場で観ようがネットで見ようが、あまりこだわっていません。古い作品か新作か、デジタルかアナログか、ネオレアリズモなのかアメリカン・ニューシネマなのか、そんなことはどうでもいいと感じています。
 
大事なのは物語で描かれている人間の心の部分から何かを感じとって楽しむということ。それこそが映画を観る醍醐味じゃないかなと考えているからです。
 
みなさんも、古い映画を観てみたり、今まで観た事がなかった国の映画を観るなど、ぜひ様々な映画作品に触れて観て下さいね。
 
僕的にはまずは、フランク・キャプラチャールズ・チャップリンエルンスト・ルビッチ、そしてビリー・ワイルダーをオススメします♪
 
彼らの映画こそが映画の元を作っていると言っても過言ではないくらい、多くの映画監督に影響を与えているからです。
 
第二次世界大戦という悲劇的な激動の時代の中で生まれた、人類の希望、エール、まさに天才達です。
 
 
フランク・キャプラの映画で特にオススメな5本+α

素晴らしき哉、人生!  ・「素晴らしき哉、人生!
  ・「スミス都へ行く
  ・「或る夜の出来事
  ・「群集
  ・「我が家の楽園
  ※キャプラの生涯を描いたドキュメンタリー番組
  ・「フランク・キャプラのアメリカン・ドリーム
 
  → Re:playサイト内のフランク・キャプラ監督のページはこちら
 

チャーリー・チャップリンの映画で特にオススメな5本+α

殺人狂時代  ・「殺人狂時代
  ・「ライムライト
  ・「街の灯
  ・「ニューヨークの王様
  ・「モダンタイムス
  ※チャップリンの自伝本(上巻)(下巻)
  +自伝をもとに製作された映画「チャーリー
 
  → Re:playサイト内のチャーリー・チャップリン監督のページはこちら
 

エルンスト・ルビッチの映画で特にオススメな5本+α

街角 桃色の店  ・「街角 桃色の店
  ・「天国は待ってくれる
  ・「生活の設計
  ・「ニノチカ
  ・「結婚哲学
  ※エルンスト・ルビッチ傑作選 DVD-BOX
  ・「エルンスト・ルビッチ傑作選 DVD-BOX
 
  → Re:playサイト内のエルンスト・ルビッチ監督のページはこちら
 

ビリー・ワイルダーの映画で特にオススメな5本+α

七年目の浮気  ・「七年目の浮気
  ・「アパートの鍵貸します
  ・「お熱いのがお好き
  ・「情婦
  ・「麗しのサブリナ
  ※ワイルダーにキャメロンクロウ監督がインタビューした有名な本
  ・「ワイルダーならどうする?
 
  → Re:playサイト内のビリー・ワイルダー監督のページはこちら
 
 
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映画スター御用達のお店とファッション

ちょっとミーハーな話題とは思いましたが(笑)、美しいものやカッコイイものは共有したいということで♪
 
大好きな映画俳優や女優が愛用する食べ物やファッションを紹介しちゃいます。
 
 
まずは、時計編。

 
 

やっぱり腕時計はステータス的にカッコイイものを見につけたくなりますよね☆
※上の写真に映っている2つの腕時計のブランドは不明です。単にイメージとして紹介してます。お間違いなきよう<(_ _)>

ブラッド・ピットやレオナルド・ディカプリオ、タイガーウッズ等がアンバサダーを務めていたタグホイヤーの腕時計。
 
写真はニューアクアレーサー

 
タグホイヤー ニューアクアレーサー
 
ジョージ・クルーニーやニコールキッドマンもアンバサダーとしてCMしているオメガ。こち亀で大原部長も愛用(笑)
 
写真はスピードマスター

 
オメガ スピードマスター
 
ブラッド・ピットやベッカム、タイガーウッズ等もアンバサダーでしたね。まさに、高級時計の代名詞的存在ロレックス
 
写真はサブマリーナ デイト

 
ロレックス サブマリーナ デイト


タグホイヤーは、どうやらテニスプレーヤーの錦織圭 選手がアンバサダーを務めたモデルなんかも発売されているようですね☆

あと、ジョージ・クルーニーといえば、最近NespressoというコーヒーメーカーのCMに出演してますね☆このCMが、なかなか面白いんですよね♪



実際にネスプレッソのコーヒーメーカーを知り合いが買いましたが、毎朝コーヒーを買っている人にとっては家で作って飲めちゃうので大変助かるんだそうです(´ー`)

 
 

最近では、マット・デイモンもCMに出演していました。


Nespresso(ネスプレッソ)のコーヒーメーカー一覧はコチラ☆
 
 
お次は、スイーツ。

やっぱりチョコレートは全世界共通の嬉しいプレゼント!?ヽ(´▽`)/

「想いを届ける」青山の老舗☆
メリーチョコレート♪
 
 
北海道の元祖生チョコ!
ロイズ 生チョコ ビター
 
 
定番の高級チョコレート♪
やっぱり、ゴディバ
 

あと3つだけ女の子に人気の高級チョコレートを紹介しておきますね☆

バレンタインデーに本命の彼にあげたい&自分へのご褒美として食べたいチョコとしても上位にランクされるブランドばかりですよ♪

■ 1つ目は「ガレー」。ベルギー王室御用達ブランドに認定されている、添加物を使わないショコラ。アイスクリームの監修もやっているようです。

 


■ 2つ目は、ピエール・エルメ・パリ。パティスリー界のピカソと呼ばれている話題のショコラティエ、ピエール・エルメが作っています。マカロンなんかも出してます。

 

■ 3つ目は、デメル。創業200年以上の伝統を誇る、ウィーン王宮御用達のチョコ。

 


 
そして、ファッション。

なんといっても、クロムハーツは、数多くの芸能人が愛用しているようで、お店やテレビでも名前をよく見聞きしますね。

例えば、B’zの稲葉浩志、松本孝弘、向井理、香里奈、亀梨和也、氷室京介、中村俊輔、浜崎あゆみ、松本潤、小嶋陽菜、EXILEのAKIRA、益若つばさ、ダウンタウンの松本人志、ロンブー淳などの名前は、たしか見聞きした覚えがあります。

ご自身でも、ぜひ興味がある方は調べてみて下さい

スターにも大人気のクロムハーツ
日本の芸能人にもファンが多いですね♪
ベルトラインチノパン
ブラッド・ピット、ブルース・ウィリス、ベッカムなどが愛用している有名なジーンズ・ブランドPRPS
 

 
あと女性ものだと、エルメス(HERMES)のバッグとして有名なケリーバッグというものがあります。

このバッグ、実は元々の名前は「サック・ア・クロワ」という商品名でした。しかし、モナコ王妃となった映画女優のグレース・ケリーが、このカバンを使って娘の妊娠をマスコミに悟られないよう隠したことから有名になり、とうとう鞄の名前が「ケリーバッグ」になったんだそうです☆

 
 

高級カバンだけあって、中古でも数十万~100万円以上するんですね!

 


あと、香水に関しては、マリリン・モンローが記者から「夜は何を着て寝ますか?」と質問された際、「シャネルの5番よ」と答えたことも有名ですね☆(下の写真・左側)


ちなみにオードリー・ヘプバーンのために作られたというジバンシイの香水「ランテルディ」も有名。(下の写真・右側)

こちらは気に入ったオードリー自身が「私以外は使用禁止」と言ったことから、名前がフランス語の「禁止」という意味の「ランテルディ」になったという伝説があります。

 


■ おまけ ■

セレブっぽい部屋にするための観葉植物もご紹介(笑)

セレブのお家にはトロピカルな観葉植物を部屋に飾ってそうでしょ?(笑)
ブルーミングスケープという観葉植物専門店で僕も何度かヤシを買いました♪

観葉植物

ちなみに、NASAが発表した「子供にも無害でしかも、お部屋の空気をきれいにしてくれる観葉植物ベスト3」は、こちら↓

堂々の第1位はユリ科だけにユリのような小さい白い花を咲かせてくれる、オリヅルラン
見た目も可愛らしい☆育て方も比較的簡単です。
 
 
マイナスイオンをたくさん出す観葉植物ということで有名になったそうです。空気まできれいにしてくれるんですね!
2位はサンセベリア
 

 
ハワイの言い伝えで、家の前にドラセナを置いておくと良いことがあるといわれている別名「幸福の木」が第3位です。
ドラセラ・フラグランス
 


 
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あのスター同士が共演or結婚してたなんて!?


映画ファンなら「夢の共演」なんて聞くとワクワクして、つい気になってしまうキャッチフレーズですよね♪

あなたならどんなキャスト達の共演が実現して欲しいですか?
 
僕はなんとか一度でいいからブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオの共演が観てみたいです!

残念ながらまだ実現には至っていませんが、一度クエンティン・タランティーノ監督の映画「ジャンゴ」で、ディカプリオとブラピとケヴィン・コスナーの3人をキャスティング中というニュースが流れて「マジかーーー!?」とドキドキしたことがありました。

結局流れてしまい、ディカプリオとジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツの共演となりました。


あとは、マーティン・スコセッシ監督の「ディパーテッド」では、ディカプリオとマット・デイモン、そしてジャックニコルソンが共演。さらに製作にはブラッド・ピットも関わっていました。この3人の共演というだけでもかなり豪華ですよね。
 
でも、やっぱり出来ればブラピとディカプリオのラブコメが見てみたいな~(笑)2大イケメンだもん。
 
インタビュー・ウィズ・バンパイアちなみにブラッド・ピットと言えば「インタビュー・ウィズ・バンパイア」ではトム・クルーズと共演していますね。
 
また「スパイ・ゲーム」ではロバート・レッドフォードと共演を果たし、「新旧の2枚目共演」なんて言われました。
 
この映画は内容もすごく面白かったですね!アメリカのCIA工作員のお話です。
 
「セブン」ではモーガン・フリーマン、グウィネス・パルトロー、ケビン・スペイシーと共演しているし、「デビル」ではハリソン・フォードと共演しているんですね。なんとなく以外な組み合わせ☆

まあ、でも豪華キャスト共演といえば「オーシャンズ11」シリーズでジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモン、キャサリン・ゼタ・ジョーンズらと共演しているのがインパクト大でしょうね!
 
恋愛ものでは「ザ・メキシカン」でジュリア・ロバーツと共演。「ジョーブラックによろしく」では名優アンソニー・ホプキンスと共演しています。
 
おっと忘れちゃいけない、現在のパートナー、アンジェリーナ・ジョリーとは映画「Mr.&Mrs. スミス」で共演していますね。
 
こうやってみると結構いろんな人と共演してますね、ブラピ。さらに元妻のジェニファー・アニストンとも海外ドラマ「フレンズ」にゲスト出演して共演してます。
 
さて、ディカプリオの方はといえば、トム・ハンクスと共演したスピルバーグ監督作品の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」があります。

「タイタニック」ではケイト・ウィンスレットと共演、「ロミオ+ジュリエット」ではクレア・ディーンズと、また「ギャング・オブ・ニューヨーク」ではキャメロン・ディアスとダニエル・デイ・ルイスと共演しています。
 
「インセプション」では渡辺謙との共演もしていましたね。ディカプリオがまだ若い頃には「マイ・ルーム」でメリル・ストリープとロバート・デ・ニーロなんかとも共演しています。「ギルバート・ブレイク」ではジョニーデップと共演してますし、「クイック・アンド・デッド」ではラッセル・クロウやシャロン・ストーンとも共演しています。
 
他には、トムクルーズとブラピほどの強烈さはありませんが、ニコラス・ケイジとジョン・トラボルタの共演した「フェイス・オフ」という映画もありましたね。
 
ニコラス・ケイジは「ザ・ロック」でショーン・コネリーと共演してるし、「不機嫌な赤いバラ」ではシャーリー・マクレーンと共演しています。あ!ちなみに、このページで紹介した数多くの映画作品の中でもNo1に素晴らしいエール映画は、この「不機嫌な赤いバラ」だと思います。見たことがない方がいらっしゃいましたらぜひ☆


「60セカンズ」ではアンジェリーナ・ジョリーと、また「魔法使いの弟子」ではモニカ・ベルッチとの共演も果たしています。結構いろんな人と共演してるんですね♪
 
警察官同士のコンビとしては、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが組んだ「ボーダー」や、ウィルスミスとトミーリージョーンズが組んだ「メン・イン・ブラック」、刑事と犯人というコンビではケビン・コスナーとクリント・イーストウッド共演の「パーフェクト・ワールド」などもあります。
 
う~ん、どれも渋いぜっ!カッコいい~☆ヽ(´▽`)/
 
Mr.&Mrs.スミス プレミアム・エディションまだ豪華な共演作品はありそうですが、このへんで今度はスター同士の結婚について挙げてみましょう♪
 
今一番話題になるカップルと言えば、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーですね。彼らはまだ正式には結婚はしていませんが、パートナーとして子供ももうけています。
 
また、今は離婚してしまったけれど、ブルース・ウィリスとデミ・ムーアも元夫婦でしかもデミ・ムーアはその後アシュトン・カッチャーと結婚しましたね。で、離婚してアシュトンは今、女優のミラ・クニスと交際してます。
 
そしてトム・クルーズとニコール・キッドマンも元夫婦でした。その後トムはTVドラマに出演していた女優さんと結婚し、1女をもうけましたが離婚しています。
 
また、ちょっとビックリしたのはマドンナとショーン・ペンが結婚していたことですね。知ってました?
 
あとは、ニコラスケイジの元奥さんはあのエルヴィス・プレスリーの娘のリサ・プレスリーでした!ちなみにリサ・プレスリーの元夫の1人はマイケル・ジャクソンです。すごい結婚暦ですよね。
 
あまりゴシップに首を突っ込んでしまってもいけないですから、このへんで(笑)
 
 
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俳優・女優や監督達の自伝本は面白い!

ワイルダーならどうする?フランク・キャプラ、チャップリン、ビリー・ワイルダーなど、映画史上たくさんの名画を残してくれた天才監督の作品を観ると、いつも思うことがあります。
 
それは、なんでこの人達はこんなに人の気持ちがわかるんだろう?人間の喜怒哀楽を細かく繊細に描いていて驚かされたと思ったら、一方では大胆不敵なアイデアで笑わせてくれる。
 
こんな場面や気持ちを細かく覚えているなんて、きっと波乱万丈な人生を送ってきたに違いない。と想像してしまいます。
 
それは俳優や女優にしても同じです。どうしたらあんなに素晴らしい演技ができるんだろう?など今なお興味は尽きません。
 
同時に、それだけ魅力的な人が世界中に何人もいるというのはある意味幸せなことだとも思っています。知る楽しみがたくさんあるわけですからね♪
 
僕が自伝本や自伝映画について知りたいと考え出したのは、そんな理由からでした。
 
そして、チャップリンやワイルダーの生涯を知れば知るほど面白く、さらに好奇心をくすぐられました。
 
また、自伝を読み、その人の生きた時代背景や人生を知るとより作品に対する理解や想いが伝わってきて映画やドラマを今までの何倍も身近に感じながら堪能することができるようになりました。
 
実際、読み物としてもすごく面白くて「え~!そうだったのか?」とか、「なるほどそういうことか」とつい声に出してしまう程ハリウッドの当時の映画業界のことが見えてきたり、舞台裏が覗けるような、はたまたスターの楽屋にこっそり招待されたようなそんな特別な気持ちも味わえる作品ばかりですので、ちょっとでも興味を惹かれた映画監督や俳優・女優、ドラマの制作者などと出逢ったら、ぜひ一度自伝本を読んでみてはいかがでしょうか♪
 
 
◆オススメ&ぜひ読みたいと思っている自伝本・自伝DVD

ワイルダーならどうする?
ワイルダーならどうする?
著:キャメロン・クロウ
「チャップリン自伝」(上巻下巻
チャップリン自伝
著:チャールズ・チャップリン
チャップリンのすべて
チャップリンのすべて
著:淀川 長治
チャーリー」(映画)
チャーリー
主演:ロバート・ダウニーJr.
ラッキーマン
ラッキーマン
著:マイケル・J・フォックス
僕が大切にしている人生の知恵を
君に伝えよう

僕が大切にしている人生の知恵を君に伝えよう
著:デンゼル・ワシントン
ピーター・フォーク自伝
ピーター・フォーク自伝
著:ピーター・フォーク
「淀川長治自伝」(上巻下巻
淀川長治自伝
著:淀川 長治
The Name Above The Title」(洋書)
フランク・キャプラ自伝
著:フランク・キャプラ

 
 
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オールスターな豪華キャスト映画一覧


皆さんは<豪華キャスト勢ぞろい>な映画をどのくらいご存知でしょうか?
 
僕がオールスターと聞いてまず思い出すのは、21世紀以降の作品では、2001年に公開されたスティーブン・ソダーバーグ監督の「オーシャンズ11」です。一体どんな映画になるんだろう?と、すごくドキドキしたのを覚えています。
 
それもそのはず、キャストが本当に豪華で、みんながスターという感じでしたからね!オーシャンズ11のキャストは、
 
・ジョージ・クルーニー
・ブラッド・ピット
・マット・デイモン
・ジュリア・ロバーツ
 
と、映画が好きな人なら、この4人が共演するという時点でかなりテンションあがりますよね?(笑)
 
加えて、「アイアンマン2」や「クラッシュ」「再開の街で」などに出ているドン・チードル、
 
海外ドラマ「M★A★S★H マッシュ」や、「フレンズ」でのモニカとロスのお父さん役としても有名なエリオット・グールド、
 
アメリカで有名な人気映画監督ロブ・ライナーの父親カール・ライナー、
 
そして、敵役として選ばれた俳優がアンディ・ガルシアですよ!この人はケビンコスナー&ショーンコネリー&ロバート・デ・ニーロ共演の「アンタッチャブル」に出演していた俳優さんですね。
 
キャストが発表された時には嘘でしょ?と耳を疑いました。すごすぎです。
 
さらにこのオーシャンズはシリーズとして「オーシャンズ12」と「オーシャンズ13」もあります。
 
「オーシャンズ12」(2005年公開)では、上記メンバーに加えて、ブルース・ウィリスが特別出演していたり、
 
「クリムゾン・リバー」に出演していて、イタリアの女優モニカ・ベルッチの夫でもあるヴァンサン・カッセル、
 
「マスク・オブ・ゾロ」や「シカゴ」「ターミナル」などで有名なアカデミー賞受賞女優のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ
 
など豪華キャストが加わっているんですからスゴイ!
 
「オーシャンズ13」(2007年公開)では、キャサリンとジュリアは出演していないものの、アル・パチーノとエレン・バーキンが参加。さらに特別出演としてオプラ・ウィンフリーが出ていたりします。
 
ちなみに、実はスタッフや主演のジョージ・クルーニーらの呼びかけによって、役者の多くが出演料を普段の半額などでOKしたために実現した映画らしいです。
 
wikipediaによると、2011年1月現在では、製作費が$85,000,000で、興行収入は$450,717,150の大黒字となっています☆400億円って・・すごっ!
 
さて、その他にも思いつく限り下記のようなオールスター映画があります。
 
こういうオールスター作品ってワクワクしますよね☆
 

オーシャンズ11
ジョージ・クルーニー
ブラッド・ピット
マット・デイモン
ジュリア・ロバーツ
アンディ・ガルシア
オーシャンズ12
ジョージ・クルーニー
ブラッド・ピット
マット・デイモン
ジュリア・ロバーツ
アンディ・ガルシア
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ヴァンサン・カッセル
オーシャンズ13
ジョージ・クルーニー
ブラッド・ピット
マット・デイモン
アンディ・ガルシア
ヴァンサン・カッセル
アル・パチーノ
エレン・バーキン
バレンタインデー
アン・ハサウェイ
ジュリア・ロバーツ
ジェシカ・アルバ
シャーリー・マクレーン
クイーン・ラティファ
アシュトン・カッチャー
ブラッドレイ・クーパー
ヘクター・エリゾンド
ジェイミー・フォックス
ニューイヤーズ・イブ
ロバート・デ・ニーロ
サラ・ジェシカ・パーカー
アシュトン・カッチャー
リア・ミシェル
キャサリン・ハイグル
ジェシカ・ビール
ザック・エフロン
ジョシュ・デュアメル
ミシェル・ファイファー
ジョン・ボン・ジョヴィ
ラブ・アクチュアリー
ヒュー・グラント
リーアム・ニーソン
コリン・ファース
キーラ・ナイトレイ
エマ・トンプソン
そんな彼なら捨てちゃえば?
ジェニファー・アニストン
ドリュー・バリモア
スカーレット・ヨハンソン
ベン・アフレック
ブラッドレイ・クーパー
ジャスティン・ロング
世界中がアイ・ラヴ・ユー
ウディ・アレン
ティム・ロス
エドワード・ノートン
ジュリア・ロバーツ
ドリュー・バリモア
ゴールディ・ホーン
ナタリー・ポートマン
NINE
ダニエル・デイ=ルイス
マリオン・コティヤール
ペネロペ・クルス
ジュディ・デンチ
ケイト・ハドソン
ニコール・キッドマン
ソフィア・ローレン
ステイシー・ファーガソン
チャーリーズ・エンジェル
キャメロン・ディアス
ドリュー・バリモア
ルーシー・リュー
マット・ルブランク
ルーク・ウィルソン
ビル・マーレイ
チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
キャメロン・ディアス
ドリュー・バリモア
ルーシー・リュー
マット・ルブランク
ルーク・ウィルソン
ビル・マーレイ
バーニー・マック
デミ・ムーア
ホリデイ
キャメロン・ディアス
ケイト・ウィンスレット
ジュード・ロウ
ジャック・ブラック
イーライ・ウォラック
エドワード・バーンズ
今宵、フィッツジェラルド劇場で
ケヴィン・クライン
メリル・ストリープ
リンジー・ローハン
リリー・トムリン
ジョン・C・ライリー
ヴァージニア・マドセン
トミー・リー・ジョーンズ
エクスペンダブルズ
シルヴェスター・スタローン
ジェイソン・ステイサム
ジェット・リー
ミッキー・ローク
ブルース・ウィリス
アーノルド・シュワルツェネッガー
ディパーテッド
レオナルド・ディカプリオ
マット・デイモン
ジャック・ニコルソン
マーティン・シーン
マーク・ウォルバーグ
アレック・ボールドウィン
シン・シティ
ミッキー・ローク
カーラ・グギノ
ブリタニー・マーフィ
クライヴ・オーウェン
ブルース・ウィリス
ジェシカ・アルバ
RED
ブルース・ウィリス
モーガン・フリーマン
ジョン・マルコヴィッチ
ヘレン・ミレン
メアリー=ルイーズ・パーカー
クラッシュ
ドン・チードル
ジェニファー・エスポジート
マット・ディロン
ブレンダン・フレイザー
サンドラ・ブロック
ボビー
ヘザー・グラハム
ヘレン・ハント
シャロン・ストーン
デミ・ムーア
リンジー・ローハン
アンソニー・ホプキンス
アシュトン・カッチャー
シャイア・ラブーフ
マーティン・シーン
パルプフィクション
ティム・ロス
ジョン・トラボルタ
サミュエル・L・ジャクソン
ユマ・サーマン
ブルース・ウィリス
クエンティン・タランティーノ
ハーヴェイ・カイテル
アンタッチャブル
ケヴィン・コスナー
ショーン・コネリー
ロバート・デ・ニーロ
アンディ・ガルシア
JFK
ケヴィン・コスナー
トミー・リー・ジョーンズ
ケヴィン・ベーコン
ゲイリー・オールドマン
ジャック・レモン
ウォルター・マッソー
ドナルド・サザーランド
オリエント急行殺人事件
アルバート・フィニー
ショーン・コネリー
ローレン・バコール
イングリッド・バーグマン
ジャン=ピエール・カッセル
プレタポルテ
ソフィア・ローレン
キム・ベイシンガー
ジュリア・ロバーツ
マルチェロ・マストロヤンニ
ティム・ロビンス
ジャン=ピエール・カッセル
フォレスト・ウィテカー
ナオミ・キャンベル
グランド・ホテル
グレタ・ガルボ
ジョーン・クロフォード
ジョン・バリモア
ライオネル・バリモア
ザッツエンタテインメント(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)
フランク・シナトラ
エリザベス・テイラー
ジェームス・スチュワート
ジーン・ケリー
ドナルド・オコーナー
デビー・レイノルズ
フレッド・アステア
ライザ・ミネリ
遠すぎた橋
ロバート・レッドフォード
ジーン・ハックマン
ローレンス・オリヴィエ
エリオット・グールド
マイケル・ケイン
ショーン・コネリー
アンソニー・ホプキンス
史上最大の作戦
ジョン・ウェイン
ヘンリー・フォンダ
ショーン・コネリー
エディ・アルバート
エドモンド・オブライエン
トゥルーロマンス
クリスチャン・スレーター
パトリシア・アークエット
デニス・ホッパー
ブラッド・ピット
クリストファー・ウォーケン
ゲイリー・オールドマン
サミュエル・L・ジャクソン
シン・レッド・ライン
ショーン・ペン
ジョン・キューザック
ジョージ・クルーニー
ジョン・トラボルタ
ウディ・ハレルソン
タワーリングインフェルノ
スティーブ・マックイーン
ポール・ニューマン
ウィリアム・ホールデン
フェイ・ダナウェイ
フレッド・アステア
ショート・カッツ
アンディ・マクダウェル
ジャック・レモン
ジュリアン・ムーア
ティム・ロビンス
ロバート・ダウニー・Jr
トム・ウェイツ
マイ・ルーム
メリル・ストリープ
ダイアン・キートン
レオナルド・ディカプリオ
ロバート・デニーロ
THE有頂天ホテル
役所広司
佐藤浩市
香取慎吾
西田敏行
津川雅彦
唐沢寿明
伊東四郎
生瀬勝久
浅野和之
オダギリジョー
川平 慈英
松たか子
篠原涼子
戸田恵子
麻生久美子
YOU
ザ・マジック・アワー
佐藤浩市
妻夫木聡
深津絵里
西田敏行
綾瀬はるか
小日向文世
寺島進
戸田恵子
浅野和之
香川照之
HERO
木村拓哉
松たか子
大塚寧々
阿部寛
勝村政信
小日向文世
八嶋智人
角野卓造
児玉清
国仲涼子
綾瀬はるか
中井貴一
タモリ
イ・ビョンホン
香川照之
松本幸四郎
黒部の太陽
三船敏郎
石原裕次郎
宇野重吉
寺尾聰
志村喬
待ち伏せ
三船敏郎
石原裕次郎
勝新太郎
中村錦之助
浅丘ルリ子
北川美佳
有島一郎
座頭市と用心棒
勝新太郎
三船敏郎
若尾文子
寺田農
細川俊之

 
ちなみに、群青劇といって複数の物語がだんだんとつながっていく形式の映画は、たしか上記でも挙げた「グランドホテル」が最初で、それ以降よくこういった形式の映画作品のことをグランドホテル形式と読んでいるそうです。
 
グランドホテルはホテルを舞台にした映画でアカデミー賞作品賞も受賞しているとってもエールをくれる映画ですよ☆
 
(ちなみに三谷幸喜監督の「THE 有頂天ホテル」はこの映画へのオマージュ的なつくりとなっています。まあ、三谷さんはオマージュ好きなのでビリー・ワイルダー監督「あなただけ今晩は」の町並みをもとに「ザ・マジックアワー」のセットを作ったりしていて面白いです♪)
 
ちなみに「ムービー43」という映画をご存知でしょうか?2013年に公開されたインディペンデンス映画ですが、こんなお下劣で下品なオールスターのそろえ方もあるんですね(笑)↓


出演者は、
ケイト・ウィンスレット
ヒュー・ジャックマン
リチャード・ギア
ユマ・サーマン
ナオミ・ワッツ
エマ・ストーン
ハル・ベリー
クロエ・グレース・モレッツ
クリステン・ベル
ジェラルド・バトラー
エリザベス・バンクス
ジェレミー・アレン・ホワイト
ジャスティン・ロング
レスリー・ビブ
ケイト・ボスワース
キーラン・カルキン
ジョシュ・デュアメル
アンナ・ファリス
テレンス・ハワード
グレッグ・キニア
ジョニー・ノックスヴィル
クリストファー・ミンツ=プラッセ
クリス・プラット
リーヴ・シュライバー
ショーン・ウィリアム・スコット
ジェイソン・サダイキス

などなど、すさまじいメンバーが揃ってるでしょ?(笑)
 
 
 
最後に・・・番外編としてアニメ映画では、やっぱりコレがワクワクした☆↓

ルパン三世vs名探偵コナン



 
 
☆オマケのおまけ☆

2012年6月1日にパラマウントが100周年を迎えるということで、記念に116名のスターが写真撮影のために集まったのをご存知ですか?その舞台裏動画です。これぞまさにオールスター勢ぞろい!!!



 
 
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日本作品に影響を受けた洋画や海外ドラマ

意外かもしれませんが、日本のドラマや映画、そしてアニメやマンガで、世界中で大人気のものは結構あります。
 
例えば、黒澤明監督の「七人の侍」をリメイクした外国映画はいくつかありますし、山田洋次監督の「幸福の黄色いハンカチ」なんかも洋画化されています。
 
またスティーブン・スピルバーグの「E.T.」のヒントとなったのは日本のマンガ、ドラえもん大長編「のび太の恐竜」だったそうです。スピルバーグは黒澤ファンとしても有名で、新作を作る前にインスピレーションを得るためにみる映画の1本に挙げている程です。(他には「捜索者」「素晴らしき哉、人生!」「アラビアのロレンス」)
 
黒澤ファンは世界中にいて、ジョージ・ルーカスやフランシス・フォード・コッポラもその1人です。
 
マンガと言えば、韓国映画で「カンナさん大成功です!」という作品がありますが、これも原作は日本のマンガです。数年後に日本版の映画も制作されましたが、残念ながらそちらは駄作でした。
 
「ドラゴンボール」もハリウッドで「DRAGONBALL EVOLUTION」として映画化されました。亀仙人あたりのキャラ設定がイマイチでしたが、孫悟空役のジャスティン・チャットウィンと、ブルマ役のエミー・ロッサムは大好きな俳優・女優さんです。なんとあの2人は今(2014年現在)、「シェイムレス」という海外ドラマで恋人役を演じています(笑)
 
最近ではゴジラやアトムなんかもハリウッドで映画化されています。実写にしろ、アニメにしろ、日本のマンガファンは結構世界中にいるみたいで、レオナルド・ディカプリオなんかもその一人です。
 
日本でも大人気の「ワンピース」というマンガに至ってはヨーロッパでも大人気で、ドラゴンボールなどと一緒にマンガ喫茶的なお店まであって日本の漫画がそろっているそうです。
 
それとジャパニーズ・ホラーとして「リング」「らせん」なんかも一瀬隆重さんという映画プロデューサーがハリウッドに売り込み、成功を収めているようですね。
 
僕はホラーは苦手なのであまり知りませんが、千原ジュニアさんのCS番組「千原ジュニアの映画製作委員会」に一瀬さんが登場してきた際には、ハリウッドのチャイニーズシアターの裏あたりに建つプールつきの大豪邸の写真を披露してました。
 
ただ、その後2012年には一瀬さんが代表取締役を務める会社オズが経営不振のため法的手続きに入り事実上引退というニュースが流れていました。なかなかアップダウンが激しいですな(汗)
 
あとクエンティン・タランティーノ監督なんかも日本のアニメや映画・音楽に詳しいですよね。なにせ「キル・ビル」のように、作品の中で演歌をかけちゃうくらいですから(笑)
 
またアニメではスタジオジブリの作品も、ハリウッドでマット・デイモンとかリーアム・ニーソンなど豪華キャストが吹き替えを担当して上映されています。
 

「E.T.」
ET
「ドラえもん大長編」マンガ全巻
ドラえもん大長編
「カンナさん大成功です!(韓国映画)」
カンナさん大成功です!
「カンナさん大成功です!(日本マンガ)」
「荒野の七人」
荒野の七人
「七人の侍」
七人の侍
「アトム」
アトム
「鉄腕アトム」
鉄腕アトム

 
 
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