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ジェニファー・ローレンスのすべて



ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence, 1990年8月15日生まれ)は、アメリカのケンタッキー州出身の女優です。
 
ジェニファー・ローレンスは2014年現在、なんとまだ20代前半にしてアカデミー賞主演女優賞に輝いている若手No1の実力派 人気女優なんですね!
 
まず17歳で「あの日、欲望の大地で」に出演した際には、監督から「メリル・ストリープの再来」と評され、いきなり第65回ヴェネツィア国際映画祭にて新人俳優賞(マルチェロ・マストロヤンニ賞)を受賞します。
 
同じ2008年には「早熟のアイオワ」という作品に主役として出ていて、こちらの作品ではなんと「キック・アス」シリーズで人気のクロエ・モレッツのお姉さん役を演じています。夢の共演ですね☆そして、この役では、ロサンゼルス映画際でOutstanding Performance(最優秀パフォーマンス賞と訳せばいいかな?)を受賞しています。
 
さらに2010年19歳の時には「ウィンターズ・ボーン」で主演した際には、世界中から大絶賛されデトロイト映画批評家協会 主演女優賞や、サンディエゴ映画批評家協会 主演女優賞などIMDbを見る限り、実に11個以上もの賞に輝いています。
 
作品自体もすごくて、アカデミー賞に4部門ノミネートされたり、ベルリン国際映画祭で2つの賞受賞するなど、すべて合計すると92個の賞にノミネートされ35個受賞したそうです。これだけ世界が絶賛した作品、果たして日本ではどのくらいの人が見ているのでしょうね?
 
ジェニファー・ローレンスは、その後も「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」や「ハンガー・ゲーム」などにも出演し、快進撃を続けます。



そして2012年、とうとう「世界にひとつのプレイブック」でアカデミー主演女優賞を獲得!弱冠22歳ですよ!!すごいですね。ちなみに同じ授賞式で助演女優賞に輝いたのはアン・ハサウェイです。アン・ハサウェイですら、30歳でようやく助演女優賞なのに(笑)
 
2013年のアカデミー賞後、バックステージのインタビューに応えるジェニファーの動画を紹介しておきますが、登場するなり「これ、オスカー像のオークションじゃないわよね?」なんてジョークをかますあたり、いや~肝が据わってます(笑)



アカデミー賞では、緊張からかドレスの裾を踏んでしまい転んでしまうというハプニングも見られ、天然ぶりで沸かせました。トークショーなどに出演すると面白い話や顔をしてくれて、とってもキュートな女優さんです。
 
ちなみに転んだ際に、すかさず共演者のブラッドリー・クーパーと、「レ・ミゼラブル」主演のヒュー・ジャックマンが駆け寄ってきて手を差し伸べたのには感心しちゃいました。紳士だぁ~。
 
早く家に帰って、ジャンクフードを食べながらお気に入りのリアリティ番組を見たい普通の女の子だとも発言したりと、本当に飾らない女性として好感度も高いようです♪
 
インタビュー中にもかかわらずジェニファー・ローレンスに挨拶しにくるジャック・ニコルソン(笑)↓



その後「アメリカン・ハッスル」という作品では、アカデミー主演女優賞こそノミネートどまりでしたが、ニューヨーク映画批評家協会賞助演女優賞を受賞。とても23歳とは思えない貫禄の役作りでまたしても話題となりました。
 
アメリカン・ハッスル」では、英国アカデミー賞で助演女優賞、ゴールデングローブ賞でも助演女優賞に輝いています。ちなみに、共演した主演女優エイミー・アダムスがゴールデングローブで主演女優賞を獲得しています。
 
アメリカン・ハッスル」で詐欺師の妻役を演じた23歳のジェニファー・ローレンス↓


今後もますます活躍が期待ですね!ちなみに、ちょっと前(2014年3月頃)にジェニファーの公式サイトへ行ってみたら、トップページに「ジェニファーの強い意向により、直筆で直接ファンレターのお返しをしたいので大変遅れてますがよろしく」的なことが書いてあったと思ったのですが、2014年4月に再度おどすれてみたらサイトが見れなくなってました。早く復活させてほしいな~☆
 
あ、ジェニファーは映画のほかにもドラマ「名探偵モンク」や「コールドケース」、「ミディアム」などにもゲスト出演しています。

さらに1万本以上の映画・ドラマが見放題で人気のHuluで見たんですが「サタデー・ナイト・ライブ」のホストも務めたことがあります。とっても面白かったです♪

まさにマルチな活躍を見せてくれていますね!彼女がいると場が明るくなるんですよ☆さすがスターですヽ(´▽`)/

あ!あと海外ドラマ「名探偵モンク」のシーズン4第3話に、なんとなんとジェニファーがゲスト出演しています!!

「名探偵モンク」は爆笑できる推理ドラマとして僕も大好きなドラマの1つですが、嬉しいことにHulu(フールー)で全8シーン全話観れます!!(2014年10月現在)

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そんなジェニファーですが、実は2014年にAppleのiCloudがハッキングされ多数のセレブのプライベート写真が流出したと、米ゴシップサイトTMZなどで報道されました。

真偽の程はわかりませんが、中でもジェニファーとケイト・アプトンの名前は大々的に報じられ、日本でも大きな話題となりました。

ただ不思議なのは、ハリウッドのセレブ女性はナゼこれほど流出事件のニュースが話題になることが多いのに自分のヌード写真などを撮影し続けるのか?(笑)、そして、さらにはそれをオンライン上にデータとして保存してしまうのか・・・謎です(笑)
 
 
↓その他何枚かジェニファー・ローレンスの写真を探してみました♪

 
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メアリー・ピックフォードのすべて

メアリー・ピックフォード(Mary Pickford、1892年4月8日 – 1979年5月29日)は、カンダのトロント出身の女優です。
 
サイレント時代に「アメリカの恋人」と呼ばれた程ハリウッドで大人気だった女優で、D・W・グリフィスに認められて女優として開花しました。チャップリンとも親交があり、俳優ダグラス・フェアバンクスと結婚していた時期がありました。
 
また、上記4人でユナイテッド・アーティスツという映画会社を設立しています。チャップリンのページでも書きましたが、この会社はメトロ・ゴールドウィン・メイヤーに吸収されてはいますが今も残っており、2006年から2008年の間はトップにトム・クルーズが就任していました。
 
メアリー・ピックフォードは、小柄ながらとてもパワフルな女性で、初めて年100万ドルを稼いだ女優と言われています。
 
さらに「メアリー・ピックフォード・カンパニー」という自身のプロダクションを設立し、自分自身で自分の主演映画を製作した初めての女優でもあります。
 
もともとは子役として活躍していて、ニューヨークに来てからはブロードウェイの舞台にも出演していたようです。
 
今でいうところのダコタ・ファニングや芦田愛菜(あいだまな)ちゃんみたいな感じかな?(笑)
 
そしてなんといっても、メアリー・ピックフォードの一番の功績はエルンスト・ルビッチ監督を見出し、ドイツからハリウッドへ招いたということでしょう。ルビッチはビリー・ワイルダーの師匠でもあり、数々の名作を残してくれた天才監督です。
 
もちろんメアリー・ピックフォード自身も、ルビッチ監督作品「ロジタ」に出演しています。「ロジタ」は1924年度キネマ旬報「娯楽的に最も優れた映画」で第10位にランクインしたそうです。
 
また「コケット」という映画では、アカデミー主演女優賞に輝きました。他にも「」「小米国人」「小公女」「青春の夢」「じゃじゃ馬ならし」などに出演しています。
 
ただ、探したんですが「コケット」はAmazonにも楽天にもDVD売ってないみたいですね・・・。ぽすれんやツタヤ・ディスカ、楽天レンタルにもおいてない・・・。なぜなんでしょうね?もはやBSなどで放送されるのを見るしかないか。。
 
そして、83歳の1975年にはアカデミー名誉賞を受賞。引退後もプロデューサーとして活躍するなど精力的な一生を送りました。
 
彼女が残した言葉で、「”failure” is not the falling down, but the staying down.」というのがあります。(「失敗というのは、転ぶことではなく、転んだまま起き上がらないことです」)こちらも名言として有名な言葉ですね。
 
彼女の人気ぶりは、メアリー・ピックフォードというラムベースのカクテルがあったり、日本では作家の谷崎潤一郎が「痴人の愛」という小説で名前を取り上げていたりすることからも世界中で愛されていたことがわかります。
 
ちなみにチャップリンの自伝映画「チャーリー」の中でも、ちょこっと登場してます。もちろん本人ではなくピックフォード役の人が演じてますが。
 
生涯で3度結婚し、3度目の結婚は死ぬまで続いたようです。2度目の結婚がダグラス・フェアバンクスとだったのですが、こちらも離婚したとはいえ16年間も続いていたんですね。
 
メアリー・ピックフォードの写真は、Wikipediaに載ってる写真がかわいいです。(2014年4月現在)
 
あとはIMDbで何枚か見れます。チャップリンと一緒の写真やユナイテッド・アーティスツ設立時の4人の写真などもありますよ♪
 
↓その他何枚かメアリー・ピックフォードの写真を探してみました♪

 
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D・W・グリフィスのすべて

グリフィスD・W・グリフィスは、アメリカはケンタッキー州出身の映画監督です。
 
英語表記ではDavid Wark Griffith、1875年1月22日に生まれて1948年7月23日に亡くなりました。時代的にはチャップリンより15才近く年上ですね。よく「映画の父」なんて呼ばれます。
 
それもそのはず、映画が発明されたのが、だいたい1900年ですから本当に映画の歴史の初期に登場した監督ということになります。
 
もっともグリフィスは最初、旅役者であり脚本家であったようです。やがて生活が苦しくなり映画のエジソン社に役者として雇われます。監督デビューはその後バイオグラフ社というところにスカウトされてからです。
 
え?ウソでしょ?エジソン社?と思われた方もいるかもしれません。そうです、あの電球の発明で有名なエジソンは映画の発明にも深く関わっていたんですね。
 
19世紀の後半頃には、アメリカやフランスなどが写真技術を応用して映画につながる技術を研究・開発していましたが、1893年にエジソンが箱の中をのぞくと動画が見られるという映写機(キネトスコープ)を公開。
 
さらにフランスのリュミエール兄弟が箱の中の動画をスクリーンへ写すシネマトグラフ・リュミエールという機械を発表しました。これがいわゆる映画の起源と言われています。
 
その後、世界初の物語構成のある映画「月世界旅行」を、フランスの元マジシャンのジョルジュ・メリエスという人が制作しました。この人、実は手作業で色づけをするという荒業ではありますが、すでにこの時代にカラー映画の制作もしていました。ちなみに、「月世界旅行」の映像はWikipediaで見ることができます
 
さあ、話をグリフィスに戻しましょう。僕は大学で映画史の授業をとっていたのですが、その時に、まずグリフィスの「國民の創生」と、セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の「戦艦ポチョムキン」を学んだ記憶があります。
 
この2つがなぜ有名なのかと言うと、なにも映画の歴史の初期の段階の作品だからだけではありません。これらの作品は単なる動画ではなく、人の感情や場面の意味をカメラの撮り方で表現するという手法を使っていたものだったからなんですね。
 
クローズアップ手法だとか、モンタージュ理論といって1シーンを様々なアングルから撮るような手法が有名です。
 
映画史というからには、ハリウッドの全盛期にマリリン・モンローやシナトラが活躍した時代の映画が見られるのかな?なんて考えていた当時の僕は、いきなり「戦艦ポチョムキン」やらモンタージュ理論やらと聞かされて、だいぶ面食らった記憶がありますね。たしか単位はギリギリとれたかと思いますが(笑)
 
代表作としては、1915年の「國民の創生」、1916年の「イントレランス」、そして1919年に発表した「散り行く花」の3本でしょう。もちろんサイレント映画です。
 

 
特に当時のソ連の政治家ウラジーミル・レーニンは、「イントレランス」に感銘し、グリフィスをソ連の招待したといいます。
 
 
これでグリフィスが、映画の初期時代に貢献したのはわかっていただけたかと思いますが、それだけではありません。ここからが面白いところです。
 
グリフィスを師と仰いでいた人気俳優と女優がいます。それが、ダグラス・フェアバンクスとメアリー・ピックフォードです。
 
ダグラス・フェアバンクスといえば当時ハリウッドでNo.1のスター俳優でチャップリンとも交友関係にありました。また、メアリーもカナダ出身の人気女優で「アメリカの恋人」と親しまれ、初めて100万ドル稼いだ女優として有名です。ちなみに、この2人はお互いイロイロあった末、結婚して、離婚しています。
 
FAQページにも書きましたが、この4人、つまりグリフィスとダグラス、メアリ、そしてチャップリンで、なんと映画会社を設立するんですね。ユナイテッド・アーティスツという会社です。
 
まさにオールスター映画人が勢ぞろいして作った夢の会社ですね。
 
今でいうならスピルバーグとゲフィンとジェフリー・カッツェンバーグが作ったドリームワークス社みたいな感じ?そんなユナイテッド・アーティスツ社は現在パラマウントに買収されて傘下となっています。2006年にはトム・クルーズが実質的な経営者として映画製作を手がけていたりもしてました。
 
ユナイテッド・アーティスト設立時の写真はこちらのページで見ることができます。(左から、ダグラス、メアリー、チャップリン、グリフィスです)
 
先程、あげたグリフィスの代表作の1つ「散り行く花」はユナイテッド・アーティスツ時代に発表された作品です。なんとなんと、あの黒澤明監督が選んだ100本の名画のうち堂々第1位の映画として選出されております。ちょっと見たくなってきたでしょ?(笑)
 
映画解説でおなじみの淀川長治さんもグリフィス作品の中で一番と称しています
 
原題は「BROKEN BLOSSOMS」。直訳すると「壊れた花」ですね。主演は、リリアン・ギッシュという超美人女優と、俳優で映画芸術科学アカデミーを創立した36人の会員のうちの1人でもあるリチャード・バーセルメス。
 
リリアン・ギッシュは「國民の創生」にも「イントレランス」にも出演しています。メアリー・ピックフォードにグリフィスを紹介されて以来、一生涯グリフィスを敬愛していたといわれています。(リリアンの写真はこちら)
 
散り行く花」は、日本でも1922年に上映されていますが、配給は大正活動映画社というところが行ったらしいです。この会社は谷崎潤一郎さんなんかが関わっていたらしく、谷崎さん脚本・原作の映画が何本か公開されていますね。
 
ほかにもグリフィスに影響を受けた人は多く、Wikipediaによると、藤子・F・不二雄先生の「キテレツ大百科」にもグリフィスの「イントレランス」が登場してるみたいです。さすが。
 
2回女優と結婚して、2回とも離婚してますね。1936年には、アカデミー特別賞を受賞しています。
 
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フランク・キャプラのすべて

◆フランク・キャプラは、元気をくれる映画第1位に輝いた名画「素晴らしき哉、人生!」の監督☆
 
フランク・キャプラフランク・キャプラ監督はハリウッドの黄金期に活躍し、映画史上最も多くの人々に愛され続けている名画を残してくれた、イタリアはシチリア島出身の天才映画監督です。
 
代表作には、アメリカ映画協会(American Film Institute, AFI)が2006年に選出した「元気が出る映画(100 Cheers)」で第1位に輝いた「素晴らしき哉、人生!」など、以下3作が特にオススメです。
 
ちなみに、このドナ・リードとジェームズ・スチュワート主演の「素晴らしき哉、人生!」はアメリカで今でも毎年クリスマスになると流れる程定番の大人気映画となっています。(AFI選定の映画100選シリーズについてはこちら
 
僕は落ち込んだ時や寂しくなった時には必ずと言っていい程、不思議とフランク・キャプラ監督作品の映画を手にとって観ています。そのくらい、元気をくれる映画がたくさんあり、希望をくれる映画、勇気をくれる映画が多いです☆
 
すごく不思議なのは、映画ファンでもない限りは、日本ではあまりこの映画監督の名前が有名ではないのですが、世界的にキャプラ映画は愛されており、スピルバーグをはじめ、現代巨匠と呼ばれているの映画監督のほとんどが尊敬しており、ファンでもあると公言しているくらいです。

素晴らしき哉、人生!
「素晴らしき哉、人生!」
原題:It’s a Wonderful Life
スミス都へ行く
スミス都へ行く
原題:Mr.Smith Goes to Washington
群衆
「群衆」
原題:Meet John Doe

 
少しだけどんなお話か紹介すると、
 
素晴らしき哉、人生!」(1946)は、とある男が絶望のあまり自殺しようとしているところを2級天使と名乗る老人に助けられます。そして、仮に自分が存在していなかった場合の世界を見せられ、1人の人間がいかに世界に影響を与えているかを知ることになるという感動の1作です。

僕は一番のオススメ映画は何ですか?と聞かれると、この作品を挙げています。
 
ちなみに、「素晴らしき哉、人生!」は、以前スカパー!で放送されたようですね☆

スミス都へ行く」(1939)は、同じくジェイムズ・スチュワート主演にジーン・アーサーという女優が加わった、政治家になりたての青年の物語です。

突然穴埋めとして政治家にさせられてしまった青年が自分の守りたい正義を貫くために海千山千のベテラン議員達を相手に奮闘する物語で、信念を貫く大切さを描いているサクセスストーリーのお手本のような感動作です。
 
ちなみに、「スミス都へ行く」は一時期Hulu(フールー)で配信されていました☆今後もキャプラ監督作品が配信されるかもしれませんね♪

群衆」(1941)は、アメリカの映画史上これ程パワフルなシーンを描いた映画はないだろうと言われている集会のシーンなど大衆の持つパワーと怖さを描いた、勇気と希望をくれる、とってもあたたかい映画です。

主演はゲイリー・クーパーとバーバラ・スタンウィックです。
 
その他、アカデミー賞受賞作品の以下3作品などもあります。

「或る夜の出来事」(1934)
原題:It Happened One Night
或る夜の出来事
作品賞、監督賞、脚色賞
主演男優賞、主演女優賞受賞
「オペラハット」(1936)
原題:Mr.Deeds Goes to Town
オペラハット
監督賞受賞
「我が家の楽園」(1938)
原題:You Can’t Take It With You
我が家の楽園
作品賞、監督賞受賞

 
ちなみにAFI(アメリカ映画協会)が公開してる映像で、フランク・キャプラが上記3度のアカデミー監督賞を受賞した際の映像も残っていますので下に動画で紹介しておきますね。
 
あ、動画の最初の男性はキャプラでなく「或る夜の出来事」で主演男優賞を受賞したクラーク・ゲーブルですよ。
 
「オペラハット(Mr.Deeds Goes to Town)」で受賞した際には、司会者がタイトルを間違えるというハプニングも(笑)



また、後期の作品としてはフランク・シナトラ主演の「波も涙も暖かい」(1959)や、コロンボ役で有名なピーター・フォークや伝説の女優ベティ・デイヴィスら主演の「ポケット一杯の幸福」(1961)などもあります。

また、ゲイリー・マーシャル監督、リチャード・ギア主演で「愛の立候補宣言」というキャプラ監督作品をリメイクするという話も一時期ニュースになったことがあります。
 
上記のとおり、キャプラ監督はなんとアカデミー監督賞を3度も受賞しているだけでなく出世作の「或る夜の出来事」では5部門も受賞しています。

ちなみにこのクラーク・ゲーブルとクローデット・コルベール主演の「或る夜の出来事」はスクリューボール・コメディの元祖として多くの映画に影響を与えています。

また、キャプラ監督は1935年から4年間アカデミー会長も務めています。

映画「或る夜の出来事」は、以前WOWOWのアカデミー賞特集の中で放送されたことがあるようです。

WOWOW

ちなみに「オペラハット」は突然莫大な遺産を受け取ることになった破天荒な田舎暮らしの男が、その純粋さゆえにお金で世の中に貢献できることは何かないかと考え、ある壮大な思いつきを実行に移すというこれまた人間の心理と幸せを描いた最高の物語です。ゲイリー・クーパーとジーン・アーサーが主演です。
 
そして「我が家の楽園」はライフワークがテーマになっています。つまり、自分が愛して止まない、大好きなことを仕事にしよう!というのがテーマでお金と幸せについての面白い映画となっています。この映画でジェイムズ・スチュワートとジーン・アーサーそしてライオネル・バリモアが主演です。
 
フランク・キャプラの偉大さはその作品を観れば一瞬でとりこになってしまう人が多いでしょう☆もちろん、僕もそうでした(笑)すべてに一貫して観終わった後に元気や勇気、希望をくれる映画ばかりで、上記に挙げた作品では特にすべての作品が人間愛にあふれています。
 
第二次世界大戦中は兵士向けの戦争広告的なフィルムも作っていたり「毒薬と老嬢」というブラック・コメディ的な作品もありますが、それでも僕はやはりフランク・キャプラが大好きです。
 
寂しくなったり、悩んだ時には必ずといってもいいくらいフランク・キャプラ監督の映画に癒してもらい、元気をもらっています。
 
 
◆フランク・キャプラ自身の人生を知りたい方へ☆
 
フランク・キャプラのアメリカン・ドリーム作品それぞれの詳しい解説はそれぞれの個別作品解説ページに任せるとして、さらにフランク・キャプラ監督自身の人生についてもっと知りたい!という方にオススメなのが「フランク・キャプラのアメリカン・ドリーム」というドキュメンタリー番組です。
 
この番組では、ナレーター役にロン・ハワード、ゲストとして登場するコメンテーターにはマーティン・スコセッシ、オリヴァー・ストーン、ピーター・フォーク、ゲイリー・マーシャルなど超豪華な映画人達がキャプラ作品を称えています。
 
キャプラの私生活についてや、悩み、結婚そしてもちろん映画作品の撮影秘話についてのエピソードも聞けちゃうのですごく面白い番組ですよ♪
 
あとは、晩年に出版した自伝「The Name Above The Title」があります。これは残念ながら2011年1月現在では日本語翻訳版は発売されていませんが、原本ならAmazonでも売っています。また、インタビュー本も英語版ですが、あるようです。自伝は英語でもいいのでぜひ読みたいと考えています!
 
フランク・キャプラ DVD コレクターズBOXまた、日本版DVDとしてはフランク・キャプラ DVD コレクターズBOXというのが発売されています。
 
このBOXにはアカデミー賞受賞の3作品「我が家の楽園」「オペラハット」「或る夜の出来事」の他に「スミス都へ行く」「失われた地平線」、そしてレンタルや販売している店をほとんど見かけない、入手困難の貴重な作品「狂乱のアメリカ」「プラチナ・ブロンド」「陽気な踊り子」「風雲のチャイナ」なども収録されています。
 
加えて、未公開映像を収録した特典ディスク「フランク・キャプラ ボーナスディスク」もついているという、ぜひ購入したい貴重なDVDボックスの1つです♪
 
さらにもう一本、2012年に新しく「巨匠たちのハリウッド フランク・キャプラ傑作選 DVD-BOX」というものが発売されました♪この中には「其の夜の真心」「愛の立候補宣言」「花婿が来た」の3作品が収録されています。どの作品も他ではなかなか見ることができない作品だったのでコレは嬉しいですね☆
 
特に「愛の立候補宣言」は先程も触れましたがゲイリー・マーシャル監督がリメイクするなんて噂もあったくらいなので、ぜひ見ておきたい1本です。
 
さて、ざっと書いてきましたがフランク・キャプラ監督についてはまだまだ知らないことが多いので、新しい発見があったら随時このページに追記していくつもりです。また「素晴らしき哉、人生!」については特集ページを作成しましたのでぜひそちらもご覧下さい。
 
 
◆フランク・キャプラ監督の作品年表と人生年表☆

・フランク・キャプラ作品年表


  「当りっ子ハリー」 (1926年)
  「力漕一挺身」 (1927年)
  「初恋ハリイ」 (1927年)
  「Say It with Sables」 (1928年)
  「So This Is Love?」 (1928年)
  「サブマリン」 (1928年)
  「闇を行く」 (1928年)
  「呑気な商売」 (1928年)
  「陽気な踊子」 (1928年)
  「渦巻く都会」 (1928年)
  「空の王者」 (1929年)
  「ドノヴァン」 (1929年)
  「The Younger Generation 」(1929年)
  「Rain or Shine」 (1930年)
  「希望の星」 (1930年)
  「大飛行船」 (1931年)
  「奇蹟の処女」 (1931年)
  「プラチナ・ブロンド」 (1931年)
  「たそがれの女」 (1932年)
  「狂乱のアメリカ」 (1932年)
  「風雲のチャイナ」 (1933年)
  「一日だけの淑女」 (1933年)
  「或る夜の出来事」 (1934年)
  「其の夜の真心」 (1934年)
  「オペラハット」 (1936年)
  「失はれた地平線」 (1937年)
  「我が家の楽園」 (1938年)
  「スミス都へ行く 」(1939年)
  「群衆」 (1941年)
  「毒薬と老嬢」 (1944年)
  「素晴らしき哉、人生!」 (1946年)
  「愛の立候補宣言」(1948年)
  「恋は青空の下」 (1950年)
  「花婿来たる」 (1951年)
  「波も涙も暖かい」(1959年)
  「ポケット一杯の幸福」(1961年)

 
作品年表については、もうひとつ、なんとフランク・キャプラ監督が活躍した時期は偶然にもチャップリンとエルンスト・ルビッチとビリー・ワイルダー監督という僕の大好きな、というか映画史上最も偉大な4人の天才が同時期に活躍したというすごい時期なんですね。
 
そういう意味でキャプラ監督だけでなく、チャップリン、エルンスト・ルビッチ、ワイルダーも合わせた4人の代表作品年表も作成しましたので興味のある方はぜひ参考に見てみて下さい。
 
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

 
 
・フランク・キャプラの人生年表
 
(画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します)

 
 
◆フランク・キャプラ監督に関するトリビア☆

・貧しい家庭に育ち、6歳で家族と共にロサンゼルスに移住するも、バンジョー弾きや新聞の売り子、大学卒業後は詐欺まがいの職業など様々な職歴を経て映画監督への道へ歩みだす。

・フランク・キャプラ監督作品では、ハッピーエンドが多く甘い感じがするという特徴から、よく’キャプラ・コーン’などといって批判する人もいたそうです。

・まだあまりハリウッドで監督として有名でなかった頃に「或る夜の出来事」の主演女優クローデット・コルベールがキャプラを批判するようなことをクラーク・ゲーブルに話したところ、ゲーブルは非常にキャプラを買っていたらしく「何を言っているんだ!?あのイタリア人監督はなかなか素晴らしいよ!」と言い返したらしい。

・「或る夜の出来事」で使われたセリフに”ジェリコの壁”という単語が出てきますが、同じ単語がエヴァンゲリオンでも出てくる。まあ、もとは旧約聖書にも出てくる世界最古の町の名前で「絶対に崩れない物」の喩えとされているそうですので2つの作品に関連はないかもしれませんが。

・「素晴らしき哉、人生!」が登場する映画としてエディ・マーフィ主演「デイブは宇宙船」、三谷幸喜監督「ステキな金縛り」等がある。

・「或る夜の出来事」がアカデミー賞をとった際のことが話題として出てくる映画にアンジェリーナ・ジョリー主演、クリント・イーストウッド監督の「チェンジリング」がある。

・カリフォルニア工科大学時代にはエンジニアリングを学んでいる。

・息子さん(フランクキャプラJr)は映画プロデューサー。

・ジョージ・スティーブンス、ウィリアム・ワイラーらと共に製作会社リバティ・ピクチャーズを1945年に創設したが後にパラマウント映画に吸収された。

・戦後という時代の波長と合わなかったためか「素晴らしき哉、人生!」は実は公開当時、興行的には失敗という結果だった。

・1925年に、あのチャップリンの映画デビューにも関わった人物でコメディ映画の巨匠マック・セネットと出会っている。

・キャプラ作品の「失われた地平線」に出てくるシャングリ・ラという街の建物セットは、著名な建築家フランク・ロイド・ライトのコンセプトをもとにして作られたらしい。

・東京の帝国ホテルにて淀川長治さんと対談しているんですね。チャップリンとも個室で2人きりで逢ってたりしてるみたいだし、淀川さん凄すぎ(笑)

・フランク・キャプラの出生地であるイタリアのシチリア島は同じく映画監督のジュゼッペ・トルナトーレ(「ニューシネマパラダイス」「海の上のピアニスト」などの監督)の出生地でもある。

「黒澤明が選ぶ100本の名作」(文藝春秋の企画)の22位に「素晴らしき哉、人生!」がランクインしています。

・スティーブン・スピルバーグはあるインタビューの中で映画撮影に入る前に必ず4本の作品を観る。その4本とは「七人の侍」「アラビアのロレンス」「捜索者」そして「素晴らしき哉、人生!」だ、と言っていたそうです。

インタビューを受けるフランク・キャプラの動画はこちら

・第10回AFI功労賞(AFI’s Life Achievement Award)の受賞スピーチをするキャプラ↓


参考:WikipediaIMDb & more…

 
⇒「素晴らしき哉、人生!」特集ページへ
 
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映画賞や映画祭には どんなモノがあるの?

このページでは、映画やドラマにまつわる賞やイベント、協会などをざっと挙げてみましょう。
 
 
◆映画やドラマに与えられる賞
 
世界的に一番有名な賞は、やはりなんと言っても、アメリカのエンターテイメントに関わる賞でしょう。
 
現在、経済的にも名声的にも世界一影響力を持っているのがアメリカのエンタメ文化だからです。
 
もちろん映画監督や俳優・女優など影響力を持っているのは個々人で、国籍や賞は無関係なのですが、やはりアメリカの以下の賞を受賞するとしないでは評判や信用さらには俳優や監督の次回作のギャラにまで大きな差が生じると言われています。
 
ちなみに業界人の中にはこういった商業的なことを嫌い受賞拒否をする人もいれば、ひとつの憧れとして受賞を夢見ている人もいます。
 
僕個人としてはミーハーな性格なので(笑)こういう賞も好きですが、受賞したからといってそれがイコール素晴らしい作品だとは限りませんので、ひとつのお祭りとして楽しむという考え方をしています。
 
ということで、まずはアメリカの主な賞をご紹介します。
 
 
■アカデミー賞
 
世界一有名な映画の賞。世界中で生中継されます。日本ではWOWOWで中継されているようです。毎年一度、その年に公開された主にアメリカ映画を対象として行われますが外国映画に対する部門もあります。
 
11月の予備選考を通過したノミネートが翌年1月に発表され、2月か3月に授賞式が行われます。オスカー像が贈られる以外に賞金等はありませんが、受賞した場合の世界的な知名度UPや興行収入UPは確実でしょう。
 
主催は映画芸術科学アカデミーというところでアカデミーの会員によって選出される。歴史的には世界三大映画祭よりも古く、第一回は1929年に行われています。
 
毎年受賞者のスピーチはなにかと話題になることが多く見所のひとつでもあります。また、歴代の司会者は有名な俳優や女優が行っていて、各賞のプレゼンター(授与する人)は前年受賞した俳優や女優、監督が務めることが多いようです。
 
レッドカーペットが式場入り口からリムジンの下車場所まで引かれているのは有名で、招待客以外は会場に入れないため一般の映画ファン達が毎年たくさんレッドカーペット付近に見物にきています。
 
各賞は、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞までが特に有名かな?
 
それ以外にも、脚色賞、脚本賞、助演男優賞、助演女優賞、長編アニメ映画賞、美術賞、撮影賞、衣裳デザイン賞、長編ドキュメンタリー映画賞、短編ドキュメンタリー映画賞、編集賞、外国語映画賞、メイクアップ賞、作曲賞、歌曲賞、短編アニメ賞、短編映画賞、録音賞、音響編集賞、視覚効果賞があります。
 
さらに、特別賞として、チャップリンなどに贈られているアカデミー名誉賞、アカデミー特別業績賞、アカデミー科学技術賞、アービング・G・タルバーグ賞、ジーン・ハーショルト友愛賞、ゴードン・E・ソーヤー記念賞などもあります。
 
歴代のアカデミー賞 受賞一覧はこちらのページでどうぞ
 
 
■ゴールデングローブ賞
 
アメリカで行われている映画とテレビに与えられる賞でハリウッド外国人映画記者協会の会員が選考しています。
 
毎年1月下旬に発表されるため翌月か良く翌月に行われるアカデミー賞受賞式の前哨戦としても注目度が高い賞です。
 
設立は1944年で、最初は映画のみでしたが、1956年からテレビドラマが対象として加わりました。
 
映画部門の賞は、
 
ドラマ部門の作品賞、 主演女優賞、主演男優賞、ミュージカル・コメディ部門の作品賞、主演女優賞、主演男優賞、その他、外国語映画賞、助演女優賞、助演男優賞、監督賞、脚本賞、作曲賞、主題歌賞、セシル・B・デミル賞があります。
 
テレビドラマ部門では、
 
ドラマ部門の作品賞、女優賞、男優賞があり、ミュージカル・コメディ部門の作品賞、女優賞、男優賞があり、ミニシリーズ・テレビ映画部門の作品賞、女優賞、男優賞があります。
 
あとは助演女優賞、助演男優賞もあります。
 
歴代のゴールデングローブ賞 受賞一覧はこちらのページでどうぞ
 
 
■エミー賞
 
エミー賞は米国テレビ芸術科学アカデミーが主催するアメリカのテレビドラマを主な対象とした賞です。1949年に第一回が開催され、娯楽性を重視した賞として有名です。
 
プライムタイム・エミー賞(夜間の時間の番組対象)、デイタイム・エミー賞(昼間の時間帯番組)、スポーツ・エミー賞、技術・工学エミー賞、地域エミー賞、国際エミー賞、学生エミー賞などがあります。
 
歴代のエミー賞 受賞一覧はこちらのページでどうぞ
 
 
■MTVムービー・アワード
 
MTV主催の映画賞で1992年に設立されて、毎年1回6月に開催されています。一般の視聴者の投票によって決められるためコメディやアクション映画が多く、アメリカの若者の間でヒットした映画がわかります。
 
ちなみに、僕も大好きな「ウエディング・クラッシャーズ」(2005年)は日本未公開だったにも関わらず2006年に最優秀映画賞を受賞しています♪
 
賞には、最優秀映画、最優秀男優、最優秀女優、最優秀新人男優、最優秀新人女優、最優秀チーム、最優秀悪役、最優秀コメディ・パフォーマンス、ベスト・キス、ベスト・ファイト、最も優れたアクション・シーン、最優秀ミュージカル・シーケンス、名セリフ、最優秀カメオ出演、ベスト・ドレッサー、最優秀新人監督があります。
 
 
■全米映画批評家協会賞
 
全米映画批評家協会主催しているアメリカの批評家達が選考している映画の賞です。1966年から開催されていて、毎年1月のはじめに授与されるためアカデミー賞の前哨戦として注目されています。
 
 
■全米脚本家組合賞
 
全(東西)米脚本家組合によって、映画・テレビ・ラジオ作品に毎年贈られる賞で1949年から開催されています。
 
映画は前年にロサンゼルスで上映された作品が対象で、テレビは12月1日から翌11月30日のあいだに製作、放送された番組を対象としてるようです。
 
 
■インディペンデント・スピリット賞
 
NPO団体のFilm Independent主催のインディペンデント系映画に対する賞です。1984年に設立され、毎年アカデミー賞の前日に開催されています。
 
作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、新人作品賞などがあります。
 
 
■ニューヨーク映画批評家協会賞
 
各種批評家協会賞の中で最も古い1935年に設立された映画の賞です。他の映画賞と比べると娯楽性よりも芸術性や社会性を持った作品が選ばれることが多いです。
 
 
などが主たるところです。
 
 
さらにヨーロッパでの賞には、
 
・イギリスの英国アカデミー賞
・イタリアのダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞
・フランスのセザール賞
・スペインのゴヤ賞
・ドイツのドイツ連邦映画賞
 
などがあります。
 
 
ほかにアジア圏でも、韓国や日本、中国や台湾などで各自の賞を設けています。
 
 
次に有名な映画祭をあげてみましょう。
 
◆世界三大映画祭
 
ヴェネツィア国際映画祭
カンヌ国際映画祭
ベルリン国際映画祭
 
 
最後に組合や協会を挙げてみましょう。
 
■アメリカ映画協会(AFI)
 
アメリカン・フィルム・インスティテュート(American Film Institute)は、人気の映画や俳優・女優をよく発表しているところとして有名です。
 
1967年に設立されて、アメリカ映画100周年を記念して1998年から「AFIアメリカ映画100年」シリーズを始めています。
 
1998年:アメリカ映画ベスト100
1999年:映画スターベスト100
2000年:コメディ映画ベスト100
2001年:スリルを感じる映画ベスト100
2002年:情熱的な映画ベスト100
2003年:ヒーローと悪役ベスト100
2004年:映画主題歌ベスト100
2005年:映画の名セリフベスト100
2005年:映画音楽ベスト100
2006年:感動の映画ベスト100
2006年:ミュージカル映画ベスト100
2007年:アメリカ映画ベスト100(10周年エディション)
2008年:10ジャンルのトップ10
 
上記AFI選出の映画ランキングは こちらのページでどうぞ。
 
 
このほか、全米脚本家組合や全米映画批評家協会、俳優組合など多数の組合、協会がありますが誰が設立したのかや、歴代の会長などを調べてみると有名な伝説的俳優や女優、監督などが歴任しているので面白いですよ☆
 
また、ここではあげませんでしたが、音楽に対する賞としては、アメリカのグラミー賞、演劇及びミュージカルに対しての賞としては、アメリカのトニー賞(アントワネット・ペリー賞)などがあります。
 
ちなみに、世界にはすごい人がいるもので、このページで挙げてきた主要なエンタメ関連の賞であるエミー、グラミー、アカデミー、トニー賞の4つの賞すべてを受賞した人のことをEGOTと呼びます。2014年現在で歴代12人しかいません
 
オードリー・ヘプバーンやマイク・ニコルズなどが該当者で、ケイト・ウィンスレットなんかもトニー賞以外は受賞しているので舞台に出たらEGOTになる可能性もあるかも?なんて言われてます。
 
 
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