「洋画」タグアーカイブ

食べたくなる☆おいしい映画&ドラマ

 

映画やドラマを観ていると、ついついヨダレが出ちゃうような美味しそうな食べ物が登場してくることって、よくありますよね?ヽ(´▽`)/

このページでは、そんなグルメな映画・ドラマをご紹介しています。

夜中に見ると危険かもしれませんが、一緒に映画やドラマの中の雰囲気に浸りながら美味しく食べられるという喜びもありますよん♪

あ、ちなみにHulu(フールー)で「まいうーな作品集」という特集をやっています(2014年12月現在)

こちらでは、洋画では、

 

ジョニデ主演の「ショコラ」、

西田敏行とブリタニー・マーフィが共演した「ラーメンガール」、

その他、「マーサの幸せレシピ」や「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

などが配信されています。

また、邦画では、

 

大泉洋と原田知世が主演の「しあわせのパン」、

コミック原作で小西真奈美が主演の「のんちゃんのり弁」

などが配信されています☆

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■ ちなみに、僕が一番先に思いついたグルメ映画は、アメリカの女優ケリー・ラッセル主演の「ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた」かな~♪

主人公はオリジナリティあふれるパイを焼く天才女性なんですが、自分に自信を持てず、男運にも恵まれずに田舎のさびれたレストランでウェイトレスをしています。

そんな彼女が、ある人との出逢いをきっかけに自分の意志で人生を切り開いていこうとする、おいしそうなだけじゃなく物語としてもスゴく勇気をもらえる作品です。



あとは海外ドラマ「刑事コロンボ」シリーズで、イタリアンレストランの主人が殺されるという事件のエピソード「美食の報酬」も、とっても美味しそうでしたね。

このエピソードには日本食も登場し、刺身盛りとともに芸者なども登場していました。

同じくコロンボ・シリーズでは「別れのワイン」も、食べ物というよりはワインが美味しそうに見える回でした(笑)

あとそー言えば、コロンボの大好物はチリビーンズでしたね。劇中でも、よく注文しています。

 

日本のドラマだと、「警部補 古畑任三郎」シリーズには意外とパフェとか肉とか食べ物がたくさん登場しています。観てるとむしょうに食べたくなる時があります。

同じく三谷幸喜さんの作品では、「王様のレストラン」というドラマもありましたね!こちらはフレンチ・レストランのお話。でも人間ドラマが素晴らしすぎて、あまりグルメなイメージが残ってはいませんが(笑)

そして、韓ドラの「パスタ 恋が出来るまで」は、もう毎日パスタが食べたくなります!そして、自分でもパスタが作りたくなってきますよ(笑)僕も、このドラマ大好きです☆

物語としても、とっても面白くて、サクセスストーリーとラブコメの要素が詰った感じで、日本ドラマでいうなら「王様のレストラン」、マンガなら「美味しんぼ」や「ミスター味っ子」「焼きたて!!ジャぱん」「クッキングパパ」などを実写化したような感じかな?

 

映画では他にも、キャサリン・ゼタ=ジョーンズとアーロン・エッカート主演の「幸せのレシピ」や、

ピクサーが制作したディズニー・アニメ映画「レミーのおいしいレストラン」などもありましたね。

 

日本のドラマでは、

倉本聰が脚本を担当した「前略おふくろ様」、二宮和也主演の「拝啓、父上様」、「優しい時間」などが思い浮かぶかな。

 

また、ワインが登場する映画だと、

リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ&マリオン・コティヤール主演の「プロヴァンスの贈りもの」や、

ポール・ジアマッティやヴァージニア・マドセンらが出演して、アカデミー脚本賞やコールデングローブ賞作品賞を受賞した「サイドウェイ」などが有名ですかね。

 

あと日本だとおしゃれなイメージがあるのか、パティシエが主人公のドラマが結構多いです。

滝沢秀明、椎名桔平、藤木直人、小雪、阿部寛らが共演した「アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~」や、

石原さとみ&松本潤、水川あさみ、溝端淳平などが出演した「失恋ショコラティエ」などが人気でしたね。

 

あと、ドキュメンタリーや料理番組としては、オバマ大統領が来日した際、安倍総理と会食したことでも話題になった寿司屋「すきやばし次郎」の85歳の店主・小野二郎を追いかけたドキュメンタリー映画なんてのもありますね。アメリカ人の監督が撮ったというところが面白いですよね。

あと、わりと最近WOWOWで観て、すごく感銘を受けたのは、イギリスの人気有名シェフのジェイミー・オリバーの番組「ジェイミー・オリヴァーの給食革命!」ですね。

ファスト・フードで使用されている肉の話や、お菓子の着色料に何が使われているかなど、衝撃的な内容ばかりでビックリしました!特に、アメリカの小学校でいかに多くの砂糖が使用されていたかというシーンは印象に残っています。

この番組の素晴らしいところは、問題点を挙げるだけでなく、じゃあ、どう改善するのかというアイデアを出し、さらにそれを実際の店舗や教育委員会や学校に呼びかけて変えていくところです。

シーズン1はイギリスが舞台で、その後はアメリカのL.Aでも給食を変えようとするも様々な障害にぶつかっていく様子をドキュメンタリー形式で描いた番組です。

ジェイミーは「育ち盛りの子供達に健康的な食事を」というテーマのもとTEDなどでも食育についての重要性を演説していて注目されていますね。

大人の私たちにとっても、すごく重要で勉強になる内容ばかりでした。

あと、地上波でもTOKYO MXでジェイミーの30分クッキングという、手軽にできて栄養価の高い、おいしい料理の作り方を紹介している番組もあります。こちらは、DVDにもなっているようですよ☆

まだまだ他にも「かもめ食堂」「ホノカアボーイ」などなど、食べたくなるおいしそうな映画・ドラマはあるかとは思いますが、キリがないのでこの辺で<(_ _)>
 
 
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カンヌ国際映画祭歴代のパルム・ドール受賞作品一覧

 

このページでは、世界三大映画祭の中でも、フランスで毎年5月に開催されているカンヌ映画祭の最高賞パルム・ドールを受賞した歴代映画を一覧にまとめています。

■ 世界三大映画祭というのは、

ヴェネツィア国際映画祭

カンヌ国際映画祭

ベルリン国際映画祭

のこと。

最も古い歴史を持つのはイタリアのベネチア国際映画祭ですが、フランスのカンヌ国際映画祭は何といっても同時開催される国際見本市で有名です。

実はこの見本市も、世界三大マーケットのうちの1つに数えられる大規模なものなんですね。見本市というのは、映画プロデューサーやバイヤーが何千人も集まり、新作の買い付けに来ている映画配給会社の人間に作品をアピールする場所です。

まだ作品が完成していなくても売買されるそうで、プレゼンテーションが行われたり、パーティーが開かれ、資料が配られ、役者や製作者などが出席する華やかな場でもあります。

世界三大マーケットのうち残りの2つは、ミラノ国際映画見本市と、アメリカン・フィルム・マーケットです。

余談ですが、見本市と言えば海外ドラマやリアリティ・ショーなどTV番組のお披露目会で有名なのは、LAスクリーニングというアメリカのテレビ局大手6スタジオが主催する試写会で毎年5月頃にアメリカのロサンゼルスで行われています。

 

ちなみにカンヌ国際映画祭は1946年から開始され、予算の関係で1948年と1950年は開催中止になりましたが、それ以外の年は毎年行われています。

パルム・ドールというのは、「黄色いシュロ」という意味で、シュロというのはヤシ科の植物の総称を指す言葉らしいです。

というのも、パルム・ドールのトロフィは黄金に輝くヤシのデザインになっているからです。デザインしたのは、フランスの有名な詩人で小説家で映画監督でもあったジャン・コクトーなんだとか。

■ 日本映画では、

衣笠貞之助の「地獄門」、

黒澤明の「影武者」、

今村昌平の「楢山節考」、

今村昌平の「うなぎ」

が2014年現在までのところ受賞しています。

初期の頃はパルム・ドールと呼ばずにグランプリと呼んでいたそうですが、ここではグランプリもパルム・ドールと同じ最高賞として一覧に挙げています。

授与年 「タイトル」(国名) 監督
2014年 「K1_ Uykusu」(トルコ、ドイツ、フランス) ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
2013年 「アデル、ブルーは熱い色」(フランス) アブデラティフ・ケシシュ
2012年 「愛、アムール」(オーストリア、フランス、ドイツ) ミヒャエル・ハネケ
2011年 「ツリー・オブ・ライフ」(アメリカ) テレンス・マリック
2010年 「ブンミおじさんの森」(タイ) アピチャッポン・ウィーラセタクン
2009年 「白いリボン」(オーストリア) ミヒャエル・ハネケ
2008年 「パリ20区、僕たちのクラス」(フランス) ローラン・カンテ
2007年 「4ヶ月、3週と2日」(ルーマニア) クリスチャン・ムンギウ
2006年 「麦の穂をゆらす風」(アイルランド) ケン・ローチ
2005年 「ある子供」(ベルギー、フランス) ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
2004年 「華氏911」(アメリカ) マイケル・ムーア
2003年 「エレファント」(アメリカ) ガス・ヴァン・サント
2002年 「戦場のピアニスト」(ポーランド) ロマン・ポランスキー
2001年 「息子の部屋」(イタリア) ナンニ・モレッティ
2000年 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(デンマーク) ラース・フォン・トリアー
1999年 「ロゼッタ」(ベルギー、フランス) ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ
1998年 「永遠と一日」(ギリシャ) テオ・アンゲロプロス
1997年 「桜桃の味」(イラン)
「うなぎ」(日本)
アッバス・キアロスタミ
今村昌平
1996年 「秘密と嘘」(イギリス) マイク・リー
1995年 「アンダーグラウンド」(ユーゴスラビア) エミール・クストリッツァ
1994年 「パルプ・フィクション」(アメリカ) クエンティン・タランティーノ
1993年 「さらば、わが愛/覇王別姫」(中国、香港)
「ピアノ・レッスン」(ニュージーランド)
チェン・カイコー
ジェーン・カンピオン
1992年 「愛の風景」(デンマーク、スウェーデン) ビレ・アウグスト
1991年 「バートン・フィンク」(アメリカ) コーエン兄弟
1990年 「ワイルド・アット・ハート」(アメリカ) デヴィッド・リンチ
1989年 「セックスと嘘とビデオテープ」(アメリカ) スティーブン・ソダーバーグ
1988年 「ペレ」(デンマーク、スウェーデン) ビレ・アウグスト
1987年 「悪魔の陽の下に」(フランス) モーリス・ピアラ
1986年 「ミッション」(イギリス) ローランド・ジョフィ
1985年 「パパは、出張中!」(ユーゴスラビア) エミール・クストリッツァ
1984年 「パリ、テキサス」(西ドイツ) ヴィム・ヴェンダース
1983年 「楢山節考」(日本) 今村昌平
1982年 「ミッシング」(ギリシャ、アメリカ)
「路」(トルコ)
コスタ・ガヴラス
ユルマズ・ギュネイ
1981年 「鉄の男」(ポーランド) アンジェイ・ワイダ
1980年 「オール・ザット・ジャズ」(アメリカ)
「影武者」(日本)
ボブ・フォッシー
黒澤明
1979年 「地獄の黙示録」(アメリカ)
「ブリキの太鼓」(西ドイツ)
フランシス・フォード・コッポラ
フォルカー・シュレンドルフ
1978年 「木靴の樹」(イタリア、フランス) エルマンノ・オルミ
1977年 「父 パードレ・パドローネ」(イタリア) パオロ・タヴィアーニ、ヴィットリオ・タヴィアーニ
1976年 「タクシードライバー」(アメリカ) マーティン・スコセッシ
1975年 「小さな火の歴史」(アルジェリア) モハメッド・ラクダル=ハミナ
1974年 「カンバセーション…盗聴…」(アメリカ) フランシス・フォード・コッポラ
1973年 「雇い人」(イギリス)
「スケアクロウ」(アメリカ)
アラン・ブリッジス
ジェリー・シャッツバーグ
1972年 「労働者階級は天国に入る」(イタリア)
「黒い砂漠」(イタリア)
エリオ・ペトリ
フランチェスコ・ロージ
1971年 「恋」(イギリス) ジョゼフ・ロージー
1970年 「M★A★S★H マッシュ」(アメリカ) ロバート・アルトマン
1969年 「If もしも・・・」(イギリス) リンゼイ・アンダーソン
1968年 中止 中止
1967年 「欲望」(イギリス、イタリア) ミケランジェロ・アントニオーニ
1966年 「男と女」(フランス)
「蜜がいっぱい」(イタリア、フランス)
クロード・ルルーシュ
ピエトロ・ジェルミ
1965年 「ナック」(イギリス) リチャード・レスター
1964年 「シェルブールの雨傘」(フランス) ジャック・ドゥミ
1963年 「山猫」(イタリア) ルキノ・ヴィスコンティ
1962年 「サンタ・バルバラの誓い」(ブラジル) アンセルモ・デュアルテ
1961年 「かくも長き不在」(フランス)
「ビリディアナ」(スペイン)
アンリ・コルピ
ルイス・ブニュエル
1960年 「甘い生活」(イタリア、フランス) フェデリコ・フェリーニ
1959年 「黒いオルフェ」(フランス、イタリア、ブラジル) マルセル・カミュ
1958年 「鶴は翔んでゆく」(ソビエト連邦) ミハイル・カラトーゾフ
1957年 「友情ある説得」(アメリカ) ウィリアム・ワイラー
1956年 「沈黙の世界」(フランス、イタリア) ジャック=イヴ・クストー、ルイ・マル
1955年 「マーティ」(アメリカ) デルバート・マン
1954年 「地獄門」(日本) 衣笠貞之助
1953年 「恐怖の報酬」(フランス) アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
1952年 「オーソン・ウェルズの オセロ」(アメリカ)
「2ペンスの希望」(イタリア)
オーソン・ウェルズ
レナート・カステラーニ
1951年 「令嬢ジュリー」(スウェーデン)
「ミラノの奇蹟」(イタリア)
アルフ・シェーベルイ
ヴィットリオ・デ・シーカ
1950年 中止 中止
1949年 「第三の男」(イギリス) キャロル・リード
1948年 中止 中止
1947年 受賞作なし 受賞作なし
1946年 「もだえ」(スウェーデン)
「失われた週末」(アメリカ)
「地球は赤くなる」(デンマーク)
「下層都市」(インド)
「逢びき」(イギリス)
「マリア・カンデラリア」(メキシコ)
「偉大な転換」(ソビエト連邦)
「田園交響楽」(フランス)
「最後のチャンス」(スイス)
「翼のない男たち」(チェコスロバキア)
「無防備都市」(イタリア)
アルフ・シェーベルイ
ビリー・ワイルダー
ボディル・イプセン、ラウ・ラウリッツェン
チェタン・アナンド
デヴィッド・リーン
エミリオ・フェルナンデス
フリードリッヒ・エルムレル
ジャン・ドラノワ
レオポルト・リントベルク
フランチシェク・チャープ
ロベルト・ロッセリーニ

 
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ヴェネツィア国際映画祭歴代の金獅子賞受賞作品一覧

 
 

このページでは、世界三大映画祭の中でも一番歴史が古い、ヴェネチア国際映画祭の最高賞、金獅子賞の歴代映画作品を一覧にまとめています。

■ 世界三大映画祭というのは、

ヴェネツィア国際映画祭

カンヌ国際映画祭

ベルリン国際映画祭

のこと。

そのうちヴェネチア国際映画祭は、毎年イタリアで8月下旬~9月上旬に開催され1932年から始まっています。

そんなベネチア国際映画祭の最高賞が、金獅子賞 (きんじししょう)。金獅子賞はライオンの形をしているトロフィーを授与されるのですが、ヴェネツィアの守護聖人である聖マルコを表すシンボルがライオンというところから由来しています。

1週間から10日間ほどの期間開催されて、その間に100本程もの映画作品が上映されるんですよ!

ちなみに、ベネチアというのはイタリア語読み。英語ではヴェニス(ベニス)という発音になります。

日本語でもベネチアと呼ばれたり、ベニスと呼ばれたりして混乱しますが、実は同じ都市の名前を意味しています。つまり「ベニスの商人」の舞台も、ベネチア国際映画祭の舞台も、同じ都市ということですね(笑)

なお、第二次世界大戦やフランスの五月革命の影響で開催できなかった年があります。(1943年~1945年)(1969年~1979年)

一般客でもチケットを購入すれば入場できるみたい☆審査員は映画監督はじめ業界関係者。

最初はイタリアの独裁者だったムッソリーニ首相のプロパガンダ(政治活動の一種)として映画祭が開催されていたようです。だから初期の頃はムッソリーニ賞が最高賞だったとか。金獅子賞という名前になったのは、1949年からです。

■ 日本人監督の作品は、

黒澤明の「羅生門」、

稲垣浩の「無法松の一生」(三船敏郎主演版)、

北野武の「HANA-BI」

の3つの邦画が、金獅子賞に輝いています。(2014年現在)

 

また、特別賞的な栄誉金獅子賞というのもあるのですが、そちらはチャールズ・チャップリン、フランク・キャプラビリー・ワイルダーなどが輝いており、日本人でも黒澤明宮崎駿の2人が受賞しています。

授与年 「タイトル」(国名) 監督
2014年 「実存を省みる枝の上の鳩」(スウェーデン) ロイ・アンダーソン
2013年 「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」(イタリア) ジャンフランコ・ロッシ
2012年 「嘆きのピエタ」(韓国) キム・ギドク
2011年 「ファウスト」(ロシア) アレクサンドル・ソクーロフ
2010年 「SOMEWHERE」(アメリカ) ソフィア・コッポラ
2009年 「レバノン」(イスラエル、フランス、ドイツ) サミュエル・マオス
2008年 「レスター」(アメリカ) ダーレン・アロノフスキー
2007年 「ラスト、コーション」(台湾、アメリカ、香港、中国) アン・リー
2006年 「長江哀歌」(中国) ジャ・ジャンクー
2005年 「ブロークバック・マウンテン」(アメリカ) アン・リー
2004年 「ヴェラ・ドレイク」(イギリス、フランス、ニュージーランド) マイク・リー
2003年 「父、帰る」(ロシア) アンドレイ・ズビャギンツェフ
2002年 「マグダレンの祈り」(イギリス、アイルランド) ピーター・マラン
2001年 「モンスーン・ウェディング」(インド、アメリカ、フランス、イタリア) ミーラー・ナーイル
2000年 「チャドルと生きる」(イラン) ジャファル・パナヒ
1999年 「あの子を探して」(中国) チャン・イーモウ
1998年 「いつか来た道」(イタリア) ジャンニ・アメリオ
1997年 「HANA-BI」(日本) 北野武
1996年 「マイケル・コリンズ」(アイルランド、イギリス、アメリカ) ニール・ジョーダン
1995年 「シクロ」(ベトナム、フランス、香港) トラン・アン・ユン
1994年 「愛情萬歳」(台湾)
「ビフォア・ザ・レイン」(マケドニア、イギリス、フランス)
ツァイ・ミンリャン
ミルチョ・マンチェフスキ
1993年 「トリコロール/青の愛」(フランス、ポーランド、スイス)
「ショート・カッツ」(アメリカ)
クシシュトフ・キェシロフスキ
ロバート・アルトマン
1992年 「秋菊の物語」(中国) チャン・イーモウ
1991年 「ウルガ」(ソビエト連邦、フランス) ニキータ・ミハルコフ
1990年 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」(イギリス) トム・ストッパード
1989年 「悲情城市」(台湾) ホウ・シャオシェン
1988年 「聖なる酔っぱらいの伝説」(イタリア、フランス) エルマンノ・オルミ
1987年 「さよなら子供たち」(フランス、西ドイツ) ルイ・マル
1986年 「緑の光線」(フランス) エリック・ロメール
1985年 「さすらう女」(フランス) アニエス・ヴァルダ
1984年 「太陽の年」(ポーランド、西ドイツ、アメリカ) クシシュトフ・ザヌーシ
1983年 「カルメンという名の女」(フランス、スイス) ジャン=リュック・ゴダール
1982年 「ことの次第」(西ドイツ、ポルトガル、アメリカ) ヴィム・ヴェンダース
1981年 「鉛の時代」(西ドイツ) マルガレーテ・フォン・トロッタ
1980年 「グロリア」(アメリカ)
「アトランティック・シティ」(カナダ、フランス)
ジョン・カサヴェテス
ルイ・マル
1968年 「サーカス小屋の芸人たち 処置なし」(西ドイツ) アレクサンダー・クルーゲ
1967年 「昼顔」(フランス、イタリア) ルイス・ブニュエル
1966年 「アルジェの戦い」(イタリア、アルジェリア) ジッロ・ポンテコルヴォ
1965年 「熊座の淡き星影」(イタリア) ルキノ・ヴィスコンティ
1964年 「赤い砂漠」(イタリア、フランス) ミケランジェロ・アントニオーニ
1963年 「都会を動かす手」(イタリア) フランチェスコ・ロージ
1962年 「僕の村は戦場だった」(ソビエト連邦)
「家族日誌」(イタリア、アメリカ)
アンドレイ・タルコフスキー
ヴァレリオ・ズルリーニ
1961年 「去年マリエンバートで」(フランス、イタリア) アラン・レネ
1960年 「ラインの仮橋」(フランス) アンドレ・カイヤット
1959年 「ロベレ将軍」(イタリア)
「戦争・はだかの兵隊」(イタリア、フランス)
ロベルト・ロッセリーニ
マリオ・モニチェリ
1958年 「無法松の一生」(日本) 稲垣浩
1957年 「大河のうた」(インド) サタジット・レイ
1956年 該当なし 該当なし
1955年 「奇跡」(デンマーク、ベルギー) カール・テオドール・ドライヤー
1954年 「ロミオとジュリエット」(イギリス) レナート・カステラーニ
1953年 該当なし 該当なし
1952年 「禁じられた遊び」(フランス) ルネ・クレマン
1951年 「羅生門」(日本) 黒澤明
1950年 「裁きは終りぬ」(フランス) アンドレ・カイヤット
1949年 「情婦マノン」(フランス) アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
1948年 「ハムレット」(イギリス) ローレンス・オリヴィエ
1947年 「Sirena」(チェコスロバキア) カレル・シュテクリー
1946年 「南部の人」(アメリカ) ジャン・ルノワール
1942年 「Bengasi」(イタリア王国)
「偉大なる王者」(ドイツ国)
アウグスト・ジェニーナ
ファイト・ハーラン
1941年 「La corona di ferro」(イタリア王国)
「世界に告ぐ」(ドイツ国)
アレッサンドロ・ブラゼッティ
ハンス・シュタインホフ
1940年 「L’assedio dell’Alcazar」(イタリア王国)
「白夜の果てに」(ドイツ国)
アウグスト・ジェニーナ
グスタフ・ウィッキイ
1939年 「Abuna Messias」(イタリア王国) ゴッフレード・アレッサンドリーニ
1938年 「空征かば」(イタリア王国)
「オリンピア」(ドイツ国)
ゴッフレード・アレッサンドリーニ
レニ・リーフェンシュタール
1937年 「シピオネ」(イタリア王国)
「舞踏会の手帖」(フランス)
カルミネ・ガローネ
ジュリアン・デュヴィヴィエ
1936年 「リビア白騎隊」(イタリア王国)
「Der Kaiser von Kalifornien」(ドイツ国)
アウグスト・ジェニーナ
ルイズ・トレンカー
1935年 「おもかげ」(イタリア王国)
「アンナ・カレニナ」(アメリカ)
カルミネ・ガローネ
クラレンス・ブラウン
1934年 「Teresa Confalonieri」(イタリア王国)
「アラン」(イギリス)
グイド・ブリニョーネ
ロバート・J・フラハティ
1932年 「自由を我等に」(フランス) ルネ・クレール

 
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淀川長治が選んだ名作映画(究極のベスト100)

 

テレビ朝日で放送していた「日曜洋画劇場」の映画解説者として有名だった淀川長治(よどがわ ながはる)さん。

彼の独特な語り口調と、最後に言う決まり文句「サヨナラ、さよなら、サヨナラ」も日本で知らないくらい有名ですね。

チャップリンや、フランク・キャプラと言った伝説的なハリウッド映画人たちともインタビューをしたり交流があったというから驚きですよね。

このページでは、そんな淀川長治さんと30年来の付き合いがあったという映像作家の岡田喜一郎という人が、淀川さんの許可を得て完成させた「淀川長治 究極の映画ベスト100」という本で紹介している名画100本を参考に、何本かピックアップして一覧にしています。

 

岡田さんは淀川さんに晩年、これまで淀川さんが解説してきた名画の辞典のようなものを出版できたらいいなと思っているんですよ的な話を持ち込んだことがきっかけで、まず「淀川長治映画ベスト1000」を淀川さんの死後数年経ってから出版。

その後、さらにその中から淀川さんだったらこれを選ぶんじゃないかなという考えのもと、1,000本から100本を厳選して「淀川長治 究極の映画ベスト100」を発表しました。

スゴイのは、この2冊の本には、1作品ごとにきちんと淀川さんの解説がついているんですね!まさに名画辞典としてオススメの1冊です(´ー`)
 
 
それでは、以下がピックアップした一覧表になります。

もちろん全100本をここで紹介はしていませんので、淀川さんの解説+100本が知りたい方は、ぜひ「淀川長治 究極の映画ベスト100」をご購入くださいね☆

作品名 監督名
キッド」 (1921) チャールズ・チャップリン
黄金狂時代」 (1925) チャールズ・チャップリン
街の灯」 (1931) チャールズ・チャップリン
独裁者」 (1940) チャールズ・チャップリン
ライムライト」 (1952) チャールズ・チャップリン
或る夜の出来事」 (1934) フランク・キャプラ
イントレランス」 (1916) D・W・グリフィス
散り行く花」 (1919) D・W・グリフィス
大いなる幻影」 (1937) ジャン・ルノワール
セブン・チャンス」 (1925) バスター・キートン
嘆きの天使」 (1930) ジョセフ・フォン・スタンバーグ
」 (1932) ルイス・マイルストン
駅馬車」 (1939) ジョン・フォード
風と共に去りぬ」 (1939) ヴィクター・フレミング
市民ケーン」 (1941) オーソン・ウェルズ
レベッカ」 (1940) アルフレッド・ヒッチコック
疑惑の影」 (1943) アルフレッド・ヒッチコック
大人は判ってくれない」 (1959) フランソワ・トリュフォー
太陽がいっぱい」 (1960) ルネ・クレマン
エデンの東」 (1955) エリア・カザン
七人の侍」 (1954) 黒澤明
死刑台のエレベーター」 (1958) ルイ・マル
」 (1954) フェデリコ・フェリーニ
甘い生活」 (1959) フェデリコ・フェリーニ
「かくも長き不在」 (1961) アンリ・コルピ
西鶴一代女」 (1952) 溝口健二
禁じられた遊び」 (1952) ルネ・クネマン
サンセット大通り」 (1950) ビリー・ワイルダー
我が道を往く」 (1944) レオ・マッケリー
コックと泥棒、その妻と愛人」 (1989) ピーター・グリーナウェイ
ニュー・シネマ・パラダイス」 (1988) ジュゼッペ・トルナトーレ
シザーハンズ」 (1990) ティム・バートン
テルマ&ルイーズ」 (1991) リドリー・スコット
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」 (1993) ヘンリー・セレック

 
 

やはり淀川さんは、チャップリンがお好きなんですね~♪

特に「黄金狂時代」を絶賛しているのを、このサイトで見たのを覚えています。

黄金狂時代」は黒澤明監督も名画の1つに数えていましたね☆

ちなみに、上記で挙げた映画のうち「ニュー・シネマ・パラダイス」や、黒澤明監督の数本の作品などはHulu(フールー)で観る事ができますよ☆

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黒澤明が選んだ100本の映画

 

黒澤明監督が生前、「文藝春秋」の企画で100本の映画を選んでいます。

そして、その記事に黒澤明の娘である黒澤和子が、父親から伝え聞いたことや写真などを加え新書「黒澤明が選んだ100本の映画」として発売されているんですね!

このページでは、黒澤明さんが選んだ映画100本のうち、25本を紹介しておきます。(参考:NAVERまとめ【巨匠】黒澤明が選ぶ100本の名作

ちなみに、「黒澤明が選んだ100本の映画」は、ここで挙げる作品の他にも名作ばかりを取り上げているので読み物としてだけでなく「色んな映画を洋画・邦画わけ隔てなく観てみたいけど何から見ればいいのかわからない」という方にもオススメです。

作品名 監督名
散り行く花」 (1919) D・W・グリフィス
カリガリ博士」 (1919) ロベルト・ヴィーネ
ドクトル・マブゼ」 (1922) フリッツ・ラング
黄金狂時代」 (1925) チャールズ・チャップリン
アッシャー家の末裔」 (1928) ジャン・エプスタイン
アンダルシアの犬」 (1928) ルイス・ブニュエル
モロッコ」 (1930) ジョゼフ・フォン・スタンバーグ
会議は踊る」 (1931) エリック・シャレル
三文オペラ」 (1931) G・W・パプスト
未完成交響楽」 (1933) ヴィリー・フォルスト
影なき男」 (1934) W・S・ヴァン・ダイク
隣の八重ちゃん」 (1934) 島津保次郎
百萬両の壷」 (1935) 山中貞雄
「赤西蠣太」 (1936) 伊丹万作
大いなる幻影」 (1937) ジャン・ルノワール
ステラ・ダラス」 (1937) キング・ヴィダー
「綴方教室」 (1938) 山本嘉次郎
「土」 (1939) 内田吐夢
ニノチカ」 (1939) エルンスト・ルビッチ
イワン雷帝」 (1946) セルゲイ・エイゼンシュテイン
荒野の決闘」 (1946) ジョン・フォード
素晴らしき哉、人生!」 (1946) フランク・キャプラ
三つ数えろ」 (1946) ハワード・ホークス
自転車泥棒」 (1948) ヴィットリオ・デ・シーカ
青い山脈」 (1949) 今井正

 
ちなみに、吉永小百合が女子高生役を演じたバージョンの「青い山脈」であれば、Hulu(フールー)で観ることができますよ☆(2014年現在)

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スカパー

結局スカパー!は、何チャンネルがいくらで観れるのか?

日本の衛星放送といえば、やっぱりスカパー!WOWOWの2つが有名ですよね☆

WOWOWについては、こちらのページで紹介していますので、参考にしていただくとして、このページではスカパー!についてご紹介したいと思います。
 
 
前から気にはなっていたんですが、一体、スカパー!に加入すると、

・何チャンネルが何円で観れるようになるのか?

・どんな番組内容を放送しているのか?

などについて調べてみましたヽ(´▽`)/
 
 
● そもそもスカパーって何?

スカパー!は、有料の衛星放送サービス。加入すれば、複数の専門チャンネルを視聴できるようになります。
 
 
● チャンネル数は、どのくらいあるの?

なんと、約70chもあるみたい!(2014年10月現在)

ジャンルもスポーツ、映画、ドラマ、音楽、舞台、ニュース、教養、ドキュメンタリーなど様々♪

昔、誰かが将来テレビは夢の100チャンネルになる!なんて言ってたけど、本当にそんな時代が来たんですね(笑)

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● どんな番組内容のチャンネルがあるの?

約70chあるうちの有名なチャンネルを紹介しておきますと、

【映画・ドラマ系】

 
 

イマジカBS・映画
IMAGICAと言えば映画やTV番組の制作会社としても有名。

BS日本映画専門チャンネル
スカパー!は、もちろん洋画だけでなく邦画も充実。

FOX
海外ドラマ「glee/グリー」や「ウォーキング・デッド」などアメリカで話題の作品が勢ぞろいの有名チャンネル。

スーパー!ドラマTV
こちらも、海外ドラマが得意なチャンネルで過去に「スピン・シティ」「ハーパー★ボーイズ」など人気作品多数。

 
 

AXN
海外ドラマはもちろん、ゴールデングローブ賞やエミー賞の授賞式を独占生中継している貴重なチャンネル☆

TBS、日テレ、フジテレビ、テレ朝のCS放送
地上波と連携した企画番組や、番組の裏側など貴重な特典映像はもちろん、名作ドラマや音楽ライブ、アイドル、アニメなどを放送。

女性チャンネル♪LaLa TV
いわゆる華流、韓国ドラマなどを放送している女性向けチャンネル。
 
 
【音楽系】

 
 

スペースシャワーTV
音楽系の番組で有名ですね。たしか千原ジュニアなど芸能人が司会する音楽番組などもある。

MTV
PV・MVはもちろん、洋楽にも強い世界的な会社ですね。音楽チャンネルの代名詞的存在。
 
 
【アニメ系】

 
 

ディズニー・チャンネル
言わずと知れたディズニー関連のアニメ・番組を放送している人気チャンネル♪

キッズステーション
子供向けのアニメなどを放送。小さいお子様がいる家庭には嬉しいチャンネル☆
 
 
【その他】

 
 

ディスカバリーチャンネル
いろんな発見がある世界最大級のドキュメンタリーチャンネル。かなり有名です。

ナショナル ジオグラフィック
こちらも世界的に人気がある地球サイズのドキュメンタリーチャンネル。調査・検証・アドベンチャーなどが得意。

アニマルプラネット
世界最大級の動物エンターテイメントチャンネル。「もっと家族に、動物力を。」がテーマ。

BBCワールドニュース
イギリスの超有名ニュース局。世界の最新ニュース、ビジネス情報などをお届け。

CNNj
アメリカの超有名ニュース局。英語の勉強用として観ても面白いかも♪

旅チャンネル
世界中の魅力溢れる旅の映像をお届けしている日本で唯一の旅専門チャンネル。


● 気になる価格は?

スカパー!は基本料金421円/月です。

プラス、見たいチャンネル数ごとの料金が追加されていきます。例えば、「スーパーシャワーTV」なら756円。

1番組が結構高いな~と思うかもしれませんが、実はお得なセット・プランというものがあります。

それは、「スカパー!新基本パック」というおまかせプランなら、なんと37chも観放題で、月額3672円です!

しかも、この37chには上で挙げた有名な人気チャンネルは全て含まれています!

つまり、映画(洋画&邦画)もドラマも音楽も舞台もスポーツもTVアニメもニュースも教養番組なんかも入って月額3672円+基本料金421円/月ということですね♪

ということは、1番組100円しないということ☆これはメチャクチャお得です!

 
 

参考までに言うと、WOWOWは3チャンネル固定です。それに比べれば37チャンネルも観放題というのは、夢のようなエンタメ・ライフを送れること間違いないでしょうヽ(´▽`)/

地上波では放送していないような貴重な番組が、たくさんたくさん録画できちゃいますね☆

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● スカパー!でしか観れないモノがある

FOXやスーパードラマTVで放送されている最新の海外ドラマなどはもちろん、ゴールデングローブ賞の受賞式や、エミー賞の授賞式は、たしかスカパー!のチャンネルの1つであるAXNが毎年、日本 独占生中継しています。

毎年ドレスアップした世界中のセレブ俳優・女優・監督らが集結して行われるイベントを生ハプニングもそのままに観れちゃうなんて、海外ドラマや映画ファンにはたまらないですね♪

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スカパー

スタンリー・キューブリックのすべて

 

スタンリー・キューブリック(1928-1999)は、米ニューヨーク州出身の映画監督です。

まず、上の写真は別人ではありません(笑)両方ともキューブリック監督です。

若い頃と、年とってからの写真とはいえ、なかなかルックスに変化が現れてますな。

ただし、作品は生涯通して変わることなく、ピカいちな傑作ばかりを発表しつづけた奇才です。

 


■ 代表的な映画作品は、

「現金に体を張れ」、
「ロリータ」、
「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」、
「2001年宇宙の旅」、
「時計じかけのオレンジ」、
「シャイニング」、
「フルメタル・ジャケット」、
「アイズ ワイド シャット」

などがあります。

どれも強烈な印象を残す映画ばかりですが、その理由は映像美であり、未来的なシーンであり、エグい性描写であり、そしてゾッとする狂気を描いているからです。

見るのにちょっと覚悟がいります(笑)

でもなぜか好きな作品が多い。いや~実に不思議です。
 
 
■ 特にオススメなのは、

上記の中でも「現金に体を張れ」「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」の4作ですね。

 

まず「現金に体を張れ」(1956)は、競馬場から現金を強盗する計画を立てた数人の男たちが、皮肉にも他人からの愛情や善意によって狂わされていく姿を描いている映画・・・ってワケでもないか(笑)

でも、なぜだか観るたびに、そんなインスピレーションをもらうんですよね。

理由もなく、たまに、観たくなる、不思議な魅力をもっている映画。

強盗メンバー1人1人が背負っている様々な人生が交差する作品です。

弱き心が強き力に勝ち、無垢が欺瞞を暴き、知恵が心情に蹴散らされるという練りに練られた展開は「スティング」や「ペーパー・ムーン」さながら☆
 
 
2作目は「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(1964)で、これ、たしか僕が始めてみたキューブリック映画。

長いタイトルが目立ちますよね。博士の異常な愛情というタイトルも、なかなかマッドな感じがするでしょ?(笑)

でも「シャイニング」みたいな狂気を描いているわけでは決してないと思いますね。僕は。

むしろトコトン究極まで利己的になったら、こういう思想を持つのも、ごく当たり前だと思うし、至極、論理的な結論だとさえ考えますね。僕は。

なんだろうコメディみたいで、ホラーみたいで、やっぱりサクセスストーリー?結構、好きです。僕は。

観たことない人は、ぜひ見てみて下さい。たぶん一回は「は?」となりますから(笑)

 

3本目の「2001年宇宙の旅」(1968)は、もう名作中の名作ですね。山田洋次監督の映画「虹をつかむ男」でも名画の1つとして挙げられていました。

あの時代にこの映画がよく撮れたな!と思わされる映像美です。どうやって撮ったの?とも思いますよ。

ああ、キューブリックほどのセンスを持った人が、もしも現代で3DやCGを駆使して宇宙映画を撮ったらどんな感じだったのかな~?とも思います。

そんな、えいが☆

↓「2001年宇宙の旅」予告編


4本目は「時計じかけのオレンジ」(1971)。ああ、これはスゴイ映画ですよ。一見、狂った映画に思えますが、これはすごい。特に思春期に見てしまったら、ちょっとドキドキするかも。

そんな、えいが☆

むずかしいんですよね、キューブリックを解説するとヤボになるから(笑)観てちょ。

ちなみに、本作で主演を務めた俳優マルコム・マクダウェルは、映画「タイム・アフター・タイム」でH・G・ウェルズを演じたのですが、その時に共演した女優メアリー・スティーンバージェンと結婚していました。

メアリー・スティーンバージェンは「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」でドクの恋人クララ役を演じたあの女性ですね。

結局は離婚してメアリー・スティーンバージェンは、その後、人気シットコム「チアーズ」に主演したテッド・ダンソンと再婚しています。

↓マルコム・マクダウェルがキューブリックを語ってます

で、マルコム・マクダウェルに戻ると、彼、海外ドラマ「メンタリスト」では、ほらあの教祖役をやってる人ですよ。

あとは海外ドラマ「名探偵モンク」では、カリスマ・ファッション・デザイナーとして登場してますし、「フレイジャー」「HEROES」なんかにも登場しているので、一度くらいは見たことあるかも。
 
 
■ 残りの作品と遺作

 

キューブリックの映画といえば、まだまだ有名ものがあって例えばジャック・ニコルソン主演の狂気の恐ろしさを描いた「シャイニング」(1980)。

あとは、ロリコンなどの派生語を生んだほどセンセーショナルな同題小説が原作の映画「ロリータ」(1962)などもあります。

そして、キューブリックがベトナム戦争を描いた「フルメタル・ジャケット」(1987)。

最後に遺作となったのは、トム・クルーズと当時トムの妻であったニコール・キッドマン主演の映画「アイズ・ワイド・シャット」(1999)。

本作はエロスと秘密結社的な内容を描いた話題作。本作を撮り終えた後すぐにスタンリー・キューブリックは心臓発作で死去してしまいました。

さらに翌々年の2001年にはトム・クルーズとニコール・キッドマンも離婚しています。

 


■ 完璧主義

スタンリー・キューブリックは完璧主義だったため、撮影が長引くことも多く、たくさんの作品が途中で頓挫してしまっています。「アイズ・ワイド・シャット」など撮影後の編集から予告編に至るまで自分が必ず関わったそうです。

また、1962年には「ロリータ」の撮影のためにイギリスへ移住しています。その後、死ぬまでイギリスに居続けました。

ちなみにキューブリックは生涯で3回結婚しているようで、お相手はダンサーや女優です。また映画監督をする前は雑誌の見習いカメラマンでした。

意外にも、その頃よく見てたお気に入りの映画はチャップリン映画だったそうです。

 

そして、あのスティーブン・スピルバーグ監督とは親友だったようで、よく電話などで話していたみたい。

キューブリックは自身が企画していた映画「A.I.」の制作についてスティーヴン・スピルバーグとよく話をしていたらしいです。

ただし結局は制作する前に死去してしまったために、遺族の希望もあってスピルバーグが2001年に「A.I.」を完成・公開しました。

今となっては叶わぬ夢ですが、もっとキューブリック映画をたくさん観たかったなぁ。
 
 
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ロブ・ライナーのすべて

 

ロブ・ライナー(1947-)は、米ニューヨーク出身の映画監督です。

代表作は、映画「スタンド・バイ・ミー」、「恋人たちの予感」、「ア・フュー・グッドメン」、「アメリカン・プレジデント」、「ストーリー・オブ・ラブ」、「あなたにも書ける恋愛小説」、「迷い婚」、「最高の人生の見つけ方」などなど多数です。

本当に素晴らしい作品をイッパイ作っていて感心しちゃいます☆

 

ちなみに結婚は2度していて、最初の奥さんはペニー・マーシャルという映画監督で「ビッグ」や「レナードの朝」などの傑作映画を何本か撮っている実力のある女性です。

さらにペニー・マーシャルは、映画「プリティ・ウーマン」などで有名なゲイリー・マーシャル監督の実妹でもあります。

 

それと、ハロルド・ライミス監督のように俳優としても何本かの作品に出演しています。

代表的な作品ではトム・ハンクスとメグ・ライアン主演の「めぐり逢えたら」や、レオナルド・ディカプリオ、マシュー・マコノヒーらが出演したマーティン・スコセッシ監督の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などに出ています。

ロブ・ライナー監督の作品で僕が特にオススメしたいのは、「アメリカン・プレジデント」、「ストーリー・オブ・ラブ」、そして「最高の人生の見つけ方」ですね。

他の作品も、もちろん素晴らしいですが、この3本に関しては必ず観ておきたい映画です☆

軽く紹介しておきましょう♪

まずは「アメリカン・プレジデント」ですが、こちら主演はマイケル・ダグラスとアネット・ベニング。

アネット・ベニングという女優さんは映画「心の旅」や「アメリカン・ビューティー」のヒロイン役を演じている実力派女優ですね。

それと、脇を固めている俳優陣も豪華で、チャーリー・シーンの実父マーティン・シーンや、マイケル・J・フォックス、その他、海外ドラマ「フレイジャー」でフレイジャーの父親役マーティン・クレインを演じたジョン・マホーニーなんかも出てます♪

ストーリーは、なんというか「これぞハリウッド映画!」とでも言いたくなるようなカッコ良さがあります。

大統領が政治的にも戦いながら、家族や恋愛を両立させようとするのを、周囲の仲間や恋人が懸命に支えあう姿を描いた、とっても粋な作品です。

2分程度の場面CLIPが公開されてました↓

2本目は「ストーリー・オブ・ラブ」。こちらはブルース・ウィリスとミシェル・ファイファーが主演を務めています。

ロブ・ライナー自身も主人公の親友ということで出演。ほかにもトム・ハンクスの妻で女優のリタ・ウィルソンや、海外ドラマ「バーン・ノーティス」ラリー役で有名なティム・マシスンなんかも出演しています。

あと音楽は、あのエリック・クラプトンが関わっているという贅沢なキャスティング。

ストーリー内容は、離婚の危機にある夫婦の、長年の歴史を振り返りながら互いの絆を取り戻そうとする愛情物語。

誰にでも起こり得るような身近な視点から描かれていて、ユーモアあり、涙ありの感動作です。

最後に3本目の「最高の人生の見つけ方」ですが、ロブ・ライナー作品の中でも一番好きかもしれません。

主演は、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンという、これ以上ないくらい豪華な大御所同士がタッグを組んだ作品。

末期ガンを宣告された2人が、世界中を旅しながら「死ぬまでにやりたいことリスト」を作り実行していきます。

人生において、何が一番大切なことなのか、幸せとは?という問いにロブ・ライナーが答えた映画です。圧巻!

主演の2人以外では、海外ドラマ「ウィル&グレイス」のショーン・ヘイズなどが出演しています。

また、主題歌はジョン・メイヤー。彼はケイティ・ペリーやジェニファー・ラブ・ヒューイット、ジェニファー・アニストン、ミンカ・ケリー、ジェシカ・シンプソンら多数のセレブ女優と交際しているプレイボーイとしても有名です。

「最高の人生の見つけ方」予告編↓

ちなみに、ロブ・ライナーのお父さんは、映画監督で俳優のカール・ライナー。カール・ライナーは、俳優として映画「オーシャンズ11」シリーズに主要キャストの1人ソウルとして出演してるのが一番有名かな。

あと、ロブ・ライナー監督の映画音楽のセンスが大好きで、先ほどのエリック・クラプトンや、「恋人たちの予感」で音楽を担当したジャズシンガーのハリー・コニック・Jr「It Had To Be You」や、「スタンド・バイ・ミー」のベン・E・キングが歌った同名主題歌などは楽曲としても大ヒットしていますね☆


■ オマケ

最近のロブ・ライナー作品をいくつか紹介しておきます。

2010年にはナゼか日本未公開の映画「Flipped」(原題)を監督しています。とっても面白そうです☆

映画「そんな彼なら捨てちゃえば」や「2012」で観たことがある美人子役のモーガン・リリーちゃんが主演!

映画「スタンド・バイ・ミー」と「マイ・ガール」を足して2で割ったような、古き良きアメリカを描いた感じの作品かな?

海外ドラマ「フレイジャー」のジョン・マホーニーも出てます。

↓「Flipped」予告編(英語)

2012年には映画「最高の人生のはじめ方(The Magic of Belle Isle)」で再びモーガン・フリーマンが主演。

お相手のヒロイン役は僕も大好きな女優ヴァージニア・マドセンです。

素敵な大人の恋でした。たしか「君は雨上がりの風のように心地よい気持ちにしてくれる」みたいなセリフがあったと思うんですが最高だったなぁ~☆

↓「最高の人生のはじめ方」予告編


そして2014年7月にアメリカで公開した「And So It Goes」。主演はマイケル・ダグラスとダイアン・キートンです。

↓「And So It Goes」予告編(英語)

↓ロブ・ライナーのインタビュー動画もありました

あと、俳優として最近ではズーイー・デシャネル主演の海外ドラマ「New Girl ダサかわ女子と三銃士」にもシーズン2を皮切りに複数話でているんですね!知らなかった☆

「New Girl」は2014年11月よりHulu(フールー)にて配信スタートしています。2014年11月現在は、まだシーズン1のみの配信ですが、すでに12月にはシーズン2の配信も予定されているようですヽ(´▽`)/

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そうそう、最後に、ロブ・ライナー監督は俳優として映画「アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち」には出演していません。なぜかサイトによっては結構有名どころまでこの映画のキャストにロブ・ライナー監督をリストインしていますが、人違いです。

ロブ・ライナー監督は「Rob Reiner」というスペルですが、「アンヴィル!」に出演しているドラマー役のミュージシャン・俳優は「Robb Reiner」。「b」が1つ多いんですね。紛らわしいけど、まったく別人です(笑)
 
 
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手塚 治虫のすべて

 

手塚治虫(てづか おさむ)は1928年生まれの、日本は大阪府出身の漫画家、アニメーター、医学博士です。

よく手塚治虫はマンガの神様なんて呼ばれ方をしますが、本当に数多くの傑作を残していて、藤子不二雄や石森章太郎はじめ多くの漫画家の憧れであると同時に、芸能人などの有名人にもファンが多いですよね。

落語家の立川談志なんかも、その1人で手塚先生は神様だとTVなどでよく語っていました。また夏目漱石の孫でマンガ評論家の夏目房之介は「手塚治虫はどこにいる」という有名な著書を発表しています。

手塚治虫は、まず、経歴からしてスゴイ!なんたって医学博士ですからね。大阪大学の医学部附属病院で1年インターンを経験した後、国家試験を受けて医師免許を取得しているそうです。

しかし小さい頃からマンガを書くのが好きだった手塚治虫は、結局、医者の道ではなく漫画家の道を歩むことを決意します。

 

さて、ここからは年表的な感覚で書いていこうかな♪

まずは、中高時代に戦争を経験し、戦後「幽霊男」という長編マンガを毎日新聞に応募するんですが、なんと落選しています。

■ 1946年1月~3月 デビュー

しかしその後、近所に住んでいた毎日新聞社に務めていた女性の紹介で、子供向けの「毎日小学生新聞」(当時は「少国民新聞」という名前)に「マアチャンの日記帳」という4コマ漫画を連載します。

これが20才の時にデビューした初の作品となります。ちなみに本名は手塚治ですが、昆虫好きがこうじてペンネームは治虫となります。最初は「おさむ」ではなく「おさむし」と読ませていたそうです。

さらに実は「ドラえもん」で有名な藤子不二雄もデビュー作「天使の玉ちゃん」を「毎日小学生新聞」に連載しています。

これは、藤子不二雄の2人が手塚治虫のファンだったことから、毎日小学生新聞に宛てて手塚治虫のファンであることと、現在は手塚治虫の作品が連載されていないので、その代わりに僕らの漫画を載せて下さいという手紙を送ったことがきっかけだったようです。

 
 

そして同年、酒井七馬という漫画家から「新宝島」という漫画の合作を持ちかけられます。原作・構成は酒井七馬で、作画が手塚治虫です。

この作品は、手塚治虫の長編デビュー作であると同時に、40万部以上も売れるという大ヒットを記録しました。

当然、この作品に影響を受けてマンガ家を志した漫画家もたくさんいて、藤子不二雄や石ノ森章太郎、ちばてつや、さいとう・たかをなどが挙げられます。

さらに落語家の立川談志や宮崎駿なども、大変感銘を受けたと語っています。

 

■ 1948年~ SF三部作

「新宝島」で人気が出た手塚治虫は次々と新作を発表。

1948年には「ロストワールド」、1949年「メトロポリス」、1951年「来るべき世界」という手塚治虫の初期の代表的なSF三部作を発表しています。

またこの時期、ゲーテの「ファウスト」をマンガにしています。(1950年)

 

驚くのは、この時期にはまだ医学生でもあったわけで、マンガを描きながらも1953年に国家試験に合格して医師免許を取得しているんですね!

さらに、この頃から大阪だけでなく東京へも原稿を持ち込みはじめ、最初は講談社に断られているんですね。

しかし1950年には東京の出版社で初の連載マンガをスタートします。タイトルは「タイガー博士の珍旅行」です。

 
 

さらに東京の別の複数の出版社で「ジャングル大帝」や、1951年には「アトム大使」(鉄腕アトムの前身)、さらに1953年には「リボンの騎士」を発表します。

特にリボンの騎士は、手塚治虫が少年時代に影響を受けた宝塚やディズニーの影響が強く現れていますね。

そして1954年には「火の鳥」の連載をスタート。

 

特に「火の鳥」シリーズは、手塚治虫が初期の頃から晩年まで書き続けた、まさにライフワークと言える作品。

過去、未来、地球、宇宙を舞台に人間の業を描いている壮大なシリーズで、レオナルド・ダヴィンチでいうところの「モナリザ」のような存在かも?

こうして手塚治虫は一躍、全国区的に人気漫画となるワケですね☆

 

■ 1952年~ 上京

東京の出版社での連絡が多くなると、いよいよ上京。1953年に伝説のトキワ荘14号室に入居します。

このトキワ荘は東京都豊島区にあった木造アパートで、他にも石ノ森章太郎や赤塚不二夫など、たくさんの漫画家が住んでいたことで有名です。1954年に手塚治虫が引っ越した後、14号室には藤子不二雄が住んでいました。

現在は老朽化を理由に取り壊されてしまいました。

ちなみにWikipediaによると、1953年の段階で手塚治虫はすでに関西の長者番付で画家の部門の1位になっていたそうです。

また、手塚治虫はトキワ荘にいた若いマンガ家たちに映画をたくさん観るよう勧めていたそうです。自身も年に365本観ていたとか(笑)

映画といえば、「博士の異常な愛情」や「時計じかけのオレンジ」などで有名なスタンリー・キューブリック監督から、映画「2001年宇宙の旅」の美術担当者として参加してくれないかという連絡をもらったらしいです。

結局、忙しい&養うべきスタッフや家族が大勢いるため断ったということですが、もし実現していたらハリウッド映画に手塚治虫が進出していたかなしれませんね。

 

■ 1955年~ 大人向けのマンガ執筆

そして1955年頃から、いよいよ大人向けの雑誌にも作品を執筆し始めます。

まずは1956年に、SF短編シリーズ「ライオンブックス」、「漫画生物学」「漫画天文学」などを発表しています。

■ 1959~ 週刊誌ブーム到来

1959年には、それまで主流だった月刊誌にかわり週刊誌ブームに。講談社の「少年マガジン」や小学館の「少年サンデー」が創刊されます。

両方から声がかかった手塚治虫は、少年サンデーに「スリル博士」を連載、少年マガジンには自分が下書きだけした「快傑ハリマオ」を石森章太郎に描かせ連載したようです。

さらに、この1959年という31才の年には、幼馴染の女性と結婚しています。忙しすぎて2回しかデートできなかったらしく、式にも直前まで仕事をしていたため遅刻したらしいです(笑)

■ 1961年 手塚治虫プロダクション動画部の設立

1961年には、ついにディズニー狂いと自称していたほどアニメ好きだった手塚が、手塚治虫プロダクション動画部を設立します。

翌1962年には「株式会社 虫プロダクション」として法人化。さらに1966年には子会社の「虫プロ商事 株式会社」を設立。版権・出版・営業などの業務を行うための会社だったようです。

ちなみに1968年には漫画の制作を行う株式会社 手塚プロダクションを設立しています。

つまり、アニメ制作は虫プロで行い、マンガは手塚プロが行うという体制を整えたようです。

ただ、虫プロ商事、そして虫プロで労働紛争が起こり、次々に社員が辞めていき、1971年には結局、社長職を退任。映画の失敗や受注が減ったことなどにより、1973年には2社が連続して倒産します。労働環境が苛酷だったようです。手塚治虫も個人的に1億5000万円ほどの借金を背負うことになったそうです。

ただし、1977年には元々は虫プロの労働組合だったメンバーが大部分を出資して「虫プロダクション株式会社」という会社を設立します。

手塚治虫は、この会社にアニメ作品などの著作権を譲渡しつつ、共同でアニメ作品を制作していきます。

■ 1966年~ 雑誌創刊

1966年には、当時流行っていた雑誌「ガロ」に対抗する形でマンガ雑誌「COM」(コム)を創刊します。自身も「火の鳥」を連載。

翌1967年には、水木しげるが起こした妖怪ブームに対抗して「どろろ」などを発表。

さらに1968年には青年漫画「きりひと讃歌」「空気の底」などをスタートさせます。

 
 

またこの頃、再びゲーテ「ファウスト」を原案としたマンガ「百物語」や、「ハレンチ学園」のヒットに対抗して描かれた性教育マンガ「やけっぱちのマリア」や「アポロの歌」などを発表しています。

■ 1973年~ 冬の時代を乗り越えて

さて、ついに経営難や人気のかげりなどを乗り越えて、1973年に連載をスタートした「ブラック・ジャック」が大人気になります。



1977年には、その他「三つ目がとおる」「ブッダ」「火の鳥」「ユニコ」「MW(ムウ)」を同時に連載していたそうです。

50才代となった1980年代には、「陽だまりの樹」や「アドルフに告ぐ」などを完成させています。

 


■ 1988年~ 晩年

1988年に胃がんとなり、翌1989年に死去。

遺作として未完の「グリンゴ」「ルードウィヒ・B」「ネオ・ファウスト」などがありました。これらは未完のまま出版・発売されています。

ちなみに「ネオ・ファウスト」は、またまたゲーテ「ファウスト」が原案の作品です。この小説がよほど好きだったんですね。

僕的のオススメは、なんと言っても「ブラック・ジャック」、「ファウスト」を原案とした作品、「火の鳥」、「アドルフに告ぐ」ですね。

特に、医師免許を持っていないながらも天才的な医師として多くの命を救う主人公を通して、人間の生死に関わる姿を描いた「ブラック・ジャック」。



そしてヒトラーにまつわる戦争物語を通して、正義の相対性を描いている「アドルフに告ぐ」。

 


この2つは、青年期に読んで、物事には見えていない違った側面もあるんだなと、ものすごく考えさせられました。

今でも行き詰った時には読み返して、生きるヒントやエールをたくさんもらってます。
 
 
手塚治虫の作品は今なお、単発ドラマとしての「ブラック・ジャック」実写版や、邦画「MW-ムウ-」、洋画「アトム」などとして映画化されていますし、舞台でも乃木坂46の生田絵梨花が出演した「虹のプレリュード」などが上演されています。

手塚治虫は、マンガ界、そしてアニメーションの世界でも偉大な功績を残した天才だったと言っていいでしょうね☆

なお嬉しいことに、今挙げた映画「MW -ムウ-」、「ATOM」、そして単発ドラマ「ブラック・ジャック」は、2014年11月現在Hulu(フールー)にて3本とも観れますよ♪

Huluで今すぐ視聴!今なら2週間 無料トライアル実施中!お早めに~☆

ちなみに手塚治虫に密着したテレビ番組や対談、インタビューなどは結構たくさん放送されていたようです。

僕も昔、密着番組かなにかで、フランス旅行に行く直前に成田空港でタクシーに乗りながらも原稿を書き続ける手塚治虫を、外で出版社の担当者が待っている姿を見て、大変驚いたのを記憶しています(笑)

最後に手塚治虫文庫全集 (全200冊)が発売されていますので紹介しておきます。

 


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スカパー

藤子・F・不二雄のすべて

 


藤子・F・不二雄は日本の富山県出身の漫画家です。

手塚治虫と並び、日本でトップ2の天才漫画家でしょう☆テレビアニメ化もされているマンガ「ドラえもん」は今なお世界中で大人気です。

ライフワークでもあった「大長編ドラえもん」シリーズは、映画化もされて僕が小学生の頃は、毎年夏休みに上映されていました。

科学や文学、歴史・考古学などをもとにして創作されているので、他のアニメとはまたちょっと違った胸躍るアイデア満載の映画となっています。

これを藤子・F・不二雄さん自身は、SF(SUKOSHI FUSHIGI)(= 少し・不思議)と呼んでいたそうです。オシャレ~♪



大長編ドラえもんシリーズは藤子・F・不二雄の生前、17作品が映画として公開されたようです。

これらを子供の頃に読んだり観たりした人が将来、宇宙物理学者、ロボット工学の研究者、探検家、博物館員、文化人類学者になった人も絶対に何人もいると思います。それくらい読んでいて本当にワクワク・ドキドキしたものです。

というのも、作品の原案が歴史や昔話などに基づいて、現実と空想の間をうまく描いてくるんですね。

わかりやすく説明すると・・・

例えば「のび太の恐竜」では、未来人がタイムマシンに乗って太古の昔、恐竜時代の地球へきます。

 

そこでは、なんとタイムトラベルしてティラノザウルスなどを猟銃で狩るというレジャーが裏ビジネスになっているんですね。そこへ時空を取り締まるタイムパトロールがやってきて、、という、そういう設定。

もしもタイムマシンが実用化されたら、いかにもありそうでしょ?そもそも、マンガでタイムマシンがこれほど活躍するなんて、他の作品では見かけなかったので、子供ながらにスゴく面白くて興味をそそられました。

まるっきり空想の世界じゃないんです。もしもタイムマシンが発明されたら・・・という非常に現実的な夢物語なんですね。




ちなみに、いきなり話が脱線しますが(笑)、「ドラえもん」には、タイムマシンを使ったパラドックスの話が何回か出てきます。

一応説明しておくと、パラドクスというのは、矛盾のことで、「どんな盾(たて)も貫くことができる矛(ほこ=ヤリのようなもの)」と、「どんな矛からの攻撃に対してもビクともしない盾」があると言う商人に、「では、その2つを戦わせてみたらどうなるのだ?」と問えば、どんな説明をもってしても結局、論理のつじつまが合わなくなりますよね。コレが矛盾です。

「ドラえもん」では、タイムマシンで時間を行き来できるために、様々なタイムパラドクス的なストーリーも描かれています。タイム・パラドックスを理解するには、よく例に出される下記のような感じの話があります。

例えば、

2030年にタイムマシンを発明した40才の男が、

30年ほど過去へタイムトラベルして2000年の世界に行ったとします。

その世界には、まだ10才の子供だった自分が存在しているわけです。

その10才の自分のことを、もしもタイムスリップしてきた40才の自分が殺してしまったらどうなるでしょうか?

10才の自分を殺したということは30年後の自分は存在しないことになるハズ。

しかし、ココで考えてみてください。

そもそも40才まで生きていた自分が存在したからこそ、タイムマシンを発明し10才の自分を殺せたはず。

とすれば、10才の自分が死ぬための条件は、自分が40才まで生きて過去にタイムトラベルしてこなければなりません。それが絶対条件です。

あれれ?ということは、10才で死んでしまっては、10才の自分を殺すことはできないことになってしまいます。

つまり、10才で死ぬためには、10才以上生きなければならない、というタイム・パラドックスが生じているわけですね。
 
 
実際に作中に登場したエピソードとしては、ドラえもんが、のび太に宿題を頼まれたため、タイムマシンを使って2時間後、4時間後、6時間後、8時間後の自分に手伝ってもらおうとしてエラい目にあう「ドラえもんだらけ」というエピソードなどもあったりして面白いですよ(笑:コミック5巻に収録)

他にもドラえもん大長編シリーズに、こういったタイムマシンの不思議を扱った作品がいくつも存在しています!

 

僕などは「ドラえもん」を読んで、宇宙物理学や理論物理学、量子論、素粒子などの本を小学生の頃から読み漁っていたものです。今でも時々、物理学者の佐藤勝彦さんの著書を手に取ることがあるくらい。

当時はドラえもん効果で、アインシュタインが好きとか、ホーキング博士に会いたいとか言ってた、そんな理系小学生が日本にはゴロゴロいたハズ(笑)だから今でも、タイムマシンを発明するのは、絶対、日本人だろうなと確信しています(笑)
 
 
さて映画の話に戻りますと、そんなワケでドラえもんの面白さは科学や歴史をちょこっとかいつまんで、「夢物語とされていることが本当だったとしたら・・・?」という描き方をしているから妙に現実味をおびていて面白いんですね。空想力や想像力を刺激されるというか、鼓舞されるというか。

 

例えば、「のび太と竜の騎士」では、地球に隕石が衝突したことが原因となって恐竜が絶滅してしまったお話を、なんと地底人説と結びつけています。

「もしも地底人がいるとしたら、どんな文明を持っていて、なぜ今まで見つからずにいられたんだろう?」「もしかしたら、地上人のことをこんなふうに考えているかもしれない」なんてことを、真剣に、極力科学的に仮説を創造しながら、物語として作り上げているんですね。

さらに、本作にはノアの箱舟的なエピソードまで登場します。聖書の内容も、取り入れて伝説の証明に科学をチョコっと織り交ぜて空想してみる。。。ストーリーを生み出す天才でしょ?ヽ(´▽`)/

ちなみに、どういう風にノアの箱舟的なストーリーが登場するかというと、タイムマシンで恐竜絶滅の時代にやってきたドラえもんたちは、隕石が地球に衝突した直後、未来の道具で広大な広さの地下室を作ります。そこに、できるかぎりの種類の動物を集めて避難させる、そして地底人たちと一緒にそこで暮らすよう促すんですね。

ああ、なるほど、未来人が隕石衝突を何とか防ごうとしてタイムマシンで過去へやってくる。そして地底でも暮らせるような設備を未来の技術を使って整えてあげて、地底人と一緒に地底で暮らすようかくまったのが地底人説が古来から生まれたきっかけなんじゃないかというワクワクする仮説をたてた訳ですね。

そして、これは、つまり聖書に登場するノアの箱舟は、実は未来人のノア一家が大洪水になる地球を哀れんでタイムマシンでやってきて未来の文明の道具を使ってなんらかの形で守ってくれたのではないか?なんて想像までできちゃうワケです!

もちろん本当かどうかは知りませんよ?ただ、こういうふうに色々と想像してみるのはスゴク面白いですよね。

エジプトの壁画に宇宙船のようなものが描かれていたとか、月や火星にピラミッドのような形の人工物があるなど古代の伝説と宇宙がつながることは、近年よくされていますが、あながち調べてみると面白い発見があってもおかしくはないんじゃないかと、ドラえもんを観ているとよく思います☆
 
 
その最たる例は、次の2作でしょう♪

のび太と鉄人兵団」と、「のび太の創世日記」です。

両方の共通点は何だと思います?ズバリ、神様が登場する点です。

 

まず「のび太と鉄人兵団」ですが、この作品、実は僕は大長編ドラえもんの中で一番感動した作品でもあります。

戦隊ロボットものに特にそんなに興味はないのですが、リルルに感動したんですね。リルル、そうあのロボットの女の子です。

詳細は「のび太と鉄人兵団」詳細ページをご覧いただくとして、実は本作のあらすじは、遠い未来に、戦争を繰り返し、憎み合ってばかりいる人類に嫌気がさしたある科学者が、争いのない世の中をつくるために、異星で心優しいアダムとイブ的なロボットを作ったんですね。

しかし、実はそのロボたちは失敗作で、結局は人間と同じように遠い未来において争いや戦争を始めてしまう。そのことを知らせにタイムマシンで科学者に会いにいくというお話なんです。

考えてみれば、私達人間も、自分たちが何者でどこからきたのか知りません。

ドラえもん のび太と鉄人兵団」は藤子・F・不二雄先生の想像の産物かもしれませんが、実は人間の起源は、遥か昔にどこかの星で絶望した宇宙人が地球に不時着して創造したアダムとイヴだったのかもしれません。。そんな風に考えたこともありませんでした。

余談ですが、リドリー・スコット監督の映画「プロメテウス」観ましたか?まだ観ていない人はこれからネタバレを語りますので、以下は読まないようにして下さいね。

「プロメテウス」でも、人間の起源は、実はエイリアンだったのではないかというのがテーマになっているようですし、最近は古代人と宇宙人の関係などもよく話題にのぼります。

「のび太の鉄人兵団」では、人間がやがてロボットを作り出し、ロボットの星を生み出しても、全然おかしくないという未来予想を描いてもあるんですね。

すごくすごく面白いと思いません?ヽ(´▽`)/

あ、ちなみに、ロボットが気持ち(意識)を持つということなんてあるのだろうか?と小学生ながらに僕は当時思っていたのですが、実は最近、脳科学の研究で意識についての仮説を唱えている博士がいるという話を聞きました。

その方は神経科学の分野では結構、有名な方でジュリオ・トノーニ博士という方なんですが、たしか、意識というのは、脳が発する電気信号が、クモの巣のように幾重にも複雑に重なりできた層のようなものだという説明だったと記憶しています。うろおぼえ&素人なので正確ではありませんが(^^;

しかし、意識がもし電気信号が作り出すものであるなら、構造を解明できたならロボットにも、電気を使って意識を持たせることができなくはないという話でした。これはスゴイ話ですね。まさに、ロボットがハートを持つことが可能だということです。

さらに人間の感覚とロボットをつなげて、感覚だけを共有したアバターと呼ばれている「入れ物」をつくる研究なんかもされているとか。つまり体は部屋にいるけど、外を歩いている感覚を体験できてしまうということらしい。。。いやはやスゴイ時代になってきましたね。

あ、ちなみに、もう1つ。エジプトにあるスフィンクスは、人間の顔と動物の体を持ちあわせていますよね。あれって何であんな格好をしているのでしょうか?

顔は当時の王で、ライオンのような体は強さを象徴しているなんて話を聞いたことがありますが、それ以外にも、一説には、宇宙人が大昔、犬の雑種などと同じように例えば猿と魚の遺伝子を組み合わせて人間を作ったとか、宇宙人のDNAの一部とサルのDNAを組み合わせたとかいう仮説もあるようなんですね。

そして、その実験段階なのか何なのかわかりませんが、スフィンクスは、生物をDNA操作したことに関連した意味を持っている建造物なんじゃないかという説も聞いたことがあります。

なかなか面白い説ですよね。

 

もう1作の、「のび太の創世日記」は、なんと、のび太が神さまになっちゃう話。ドラえもんの道具の「創世セット」だったかな?で、宇宙空間で、まだチリやガスの状態から地球を気長に作り上げていくんですね。

やがて地球のような星が出来上がったら、そこに生物を放ち様子を見るんです。「神様キット」としておもちゃになってるんですね(笑)

まあ、それはいいとして、この作品の中で特に面白かったのは、のび太の作った地球では人類のほかに、昆虫も独自の進化をとげて発展します。

で、この昆虫の進化した生き物たちが、実は昔話に出てくる「スズメのお宿」や「浦島太郎」「鬼が島」などのもとになっているのではないかというんですね。

つまり、のび太が訴えていたように、「昔の人はみんなウソつきだったのか?そうじゃないだろう?」「何か根拠や噂が、あったからこそ、それらを基にして昔話を作ったに違いない」と考えたわけですね。

例えば、鬼というのは、おそらく日本人が初めて西洋人を見た際の驚きや噂や怖れから生み出されたものだろうという説を聞いたことがあります。たしかに、何の知識もなく突然、昔の日本人が金髪に青い目をした背の高い白人や、黒人をみたらビックリするでしょうね。織田信長は、その運動能力の高さをかって黒人の家来をつけていたというくらいですからね。

それが、「のび太の創世日記」では、さまざまな昔話は実は高度な文明と知性を持って進化した昆虫の仕業だったという物語にしているわけです。スゴイ想像力というか、創造力ですよね。

いろんな資料や科学や歴史・考古学などから、自由に発想して様々な仮説をストーリー化してしまうという才能は、本当に素晴らしいと思います。これがまさに「すこし・不思議」ということなのでしょう。

この辺の話は、本当言うともっと深い話をしたいところなのですが、インターネット上でする話でもないので、この辺で大長編「ドラえもん」の話に戻りましょうかね。
 
 
あと「のび太の魔界大冒険」なんかも結構好きですね♪

魔法についても、科学同様、藤子・F・不二雄さんは相当勉強されていたんじゃないかというくらい、結構ストーリーに出てきましたよね。

まさに好奇心いっぱいの漫画家だったと言えるでしょうね。
 
 
好奇心といえば、「ドラえもん」に登場した時空法を守るために存在しているタイムパトロールを題材にしたいわばスピンオフ作品「T・Pぼん」(タイムパトロールぼん)という作品もあります。

 
 

この作品では、実に多くの歴史を学べます。タイムトラベラーが歴史を書き換えてしまわないよう見張るのがタイムパトロールの仕事なんですね。

様々な国の、いろんな時代の背景を面白く描いてくれているので、すごく楽しく読めますよ。

藤子・F・不二雄さんは、本当に勉強家だと思いますねぇ~ヽ(´▽`)/

それも楽しみながら調べているような感じがヒシヒシと伝わってくるから、読んでいるこっちも楽しくなっちゃいます♪
 
 
あとは、SF・異色短編ということで、大人向きの少しブラックな話を集めた短編集も発表しています。

 

これめずらしく、主人公が中年のサラリーマンとか青年なんですね。さらに、扱っているテーマも愛憎劇や成功争いなど。老いと若者をテーマにしたものなど、藤子・F・不二雄のエッセイ集を読んでいるようですよヽ(´▽`)/

で、この短編シリーズのなかには、タイムトラベルの話も何話か登場します。

実は、先ほどのタイム・パラドックスの話にも関係してくる、パラレル・ワールドというものが語られています。たしかエピソード名は「パラレル同窓会」だったかな?

パラレル・ワールドは、時の流れというものが、川の流れと同じように本流以外にもいくつかの支流をもって枝分かれしているという仮説に基づいた平行世界とか並行宇宙とか呼ばれる説のことですね。

平行世界という字のごとく、未来は幾通りものパターンが存在しているということ。例えば、先程のタイム・パラドックスの話でいえば、10才以上生きて40才でタイムマシンを発明する世界も存在しているし、それとは別に10才で40才の時の自分に殺されるという世界も存在しているということです。

ちょうど、時間の流れを川の流れのようなものに例えれば、川の真ん中に堤防を作ってしまったために、川が1つの流れから2つの流れに分かれ、別々の潮流として平行して流れていくという感覚です。

いやはや不思議な話です。ちなみに「パラレル同窓会」ではすべての時流の自分が一同に会して情報交換するというもの。中には人生を交換しようという自分も登場します。

あの時、アノ人と結婚していたら。別れていたら。あの仕事を請けていたら。あの決断をしていなかったら・・・なんて中年になれば誰しも思い出すようなことを書いているんですね。タイムマシンが発明されたら、たしかにみんな乱用しそうですよね(笑)

 


ちなみに、藤子・F・不二雄は、本名、藤本 弘(ふじもと ひろし)で、デビュー当初は、安孫子素雄(藤子不二雄カ$)という小学校からの同級生とともに、「藤子不二雄」というコンビを組んで、なんと17歳から漫画家デビューします。

最初は、新聞へ投稿した「天使の玉ちゃん」を執筆しつつ、高校卒業後、製菓会社へ就職するも3日で辞めて上京したそうです(笑)

ちなみに、藤子不二雄カ$のほうは当時、親戚が社長を務めていた新聞社の社員として働いていたそうです。が、藤子・F・不二雄が半ば強引に東京へ行くよう誘ったとのこと。

その後、2人は「オバケのQ太郎」というヒット作を生み出しテレビアニメ化もしました。

ちなみに、コンビ解消は1988年で、相棒の藤子不二雄カ$は、「笑ゥせぇるすまん」など、どんどん大人向けのダークな作風になっていく一方で、藤子・F・不二雄は「ドラえもん」を中心に子供向けの漫画を描き続けました。

藤子・F・不二雄は「ドラえもん」の他にも「パーマン」「キテレツ大百科」「エスパー魔美」などヒット作を生み出しています。




かく言う僕も小さい頃にパーマンのマスク+バッチ+マントのセットを買ってもらって遊んでいた記憶がうっすらとあります(笑)

あの頃は友達の誰しもがコピーロボットを欲しがっていたハズ(笑)






ちなみに、「ドラえもん」は最初こんな感じでした(笑)


ドラえもんには、楽しいエピソード以外にも、号泣しちゃうような感動エピソードや道徳教育になるようなストーリーなんかもあります。

僕が今パッと思い浮かぶものでは、以下3つのエピソードがあります。

1つ目は、「おばあちゃんの思い出」。(4巻に収録)
これは、のび太がタイムマシンで今は亡くなってしまった、優しいおばあちゃんに会いにいくというお話。いつも泣いてばかりいたのび太にむかって、おばあちゃんは、おきあがりこぶしをくれるんですね。そして「いくら泣いても、つまずいてもいいけど、そのたびに必ず起き上がる、このオキアガリコブシのような強い人間になるんだよ」と言ってくれるんですね。そのことを想い出して、明日からまた頑張ろうという気持ちになるのび太の成長を描いています。

2つ目は「どくさいスイッチ」。(15巻に収録)
これも、とっても良い話。スネ夫とジャイアンに相変わらずいじめられた のび太は、ドラえもんに自分がイヤだと思う人間をこの世から消してしまえるという道具を渡されます。そして、ちょっとしたことでも気に入らない人間を次々に消していったのび太は最終的には、世界で1人ぼっちになってしまっているというストーリー。独裁者になる前に、多少の迷惑も孤独から救ってくれるつながりの1つとして、俯瞰して見れるようになっていくお話です。

そして、3つ目は「ぼくの生まれた日」。(2巻に収録)
このお話は、いつもガミガミ怒られてばかりで、勉強する気もなくなっちゃうよ!と、ふてくされるのび太がタイムマシンで自分の生まれた日を訪れるというもの。そこで、自分がいかに両親に期待されて生まれてきたのかを知り、勉強でもするかな、と思い直すエピソード。

よかったら読んでみて下さい♪

あと、番外編としては「のび太の創世日記」と同時上映された、「2112年 ドラえもん誕生」も面白かったなぁ~。

本作にはナレーションで藤子・F・不二雄本人も登場しています。

ドラえもんが製造され、いかにしてセワシくん(のび太の子孫)のもとで雇われることになるかを描いた物語。

また、このお話の中では、ドラえもんは、セワシ君へのクリスマス・プレゼントとして、セワシくんの先祖の中でも最も出来の悪かった のび太を幸せにすることで、セワシ君の生活をより明るいものにしよう!と思い立ち、20世紀の野比家へタイムトラベルしてきたと語られています。
 
 
余談ですが、誕生の話がでたので、ついでに触れておきますと「ドラえもん」は未完の作品ですよ。藤子・F・不二雄先生が1996年にドラえもんの大長編「のび太のねじ巻き都市冒険記」を執筆中に亡くなってしまったため未完結なんですね。

でもですね「ドラえもん」は当初連載されていた雑誌が小学生向けの雑誌だったため、3月の卒業号には便宜上、毎回、最終話を書いていたそうで、いくつかの公式な最終回エピソードが存在しているそうです。

ただ、この最終回の翌月の4月号からは、また1つ下の学年用に連載がスタートしますので、本当の意味での最終回とはいえないと言えば言えませんが。(詳細はWikipedia参照)

その一応の公式最終エピソードは2本あって、「ドラえもん未来へ帰る」と「ドラえもんがいなくなっちゃう!?」。この2話については、唯一「藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 1」巻にのみ掲載されているそうです!
 
 
ちなみに、ドラえもんのテレビアニメ放送は、まず日テレ版が1973年より放送されるもアニメ制作会社が解散したため、わずか半年で終了。その後に、現在も続いているテレビ朝日版が1979年から始まりました。

日テレ版が一度終了になる時に最終回として放送されたのは、この「ドラえもんがいなくなっちゃう!?」をアニメ化したエピソードだったとか。

さらに、テレ朝版もドラえもんの声優が1979年から2005年3月までの放送では、大山のぶ代さんが務めていましたが、こちらも2005年4月より声優陣を一新して放送がスタートする際には、一度、最終話を放送しています。

タイトルは「45年後…」というエピソードで、原作は1985年9月号の「小学六年生」に掲載された公式なエピソードです。50代後半ののび太が登場するストーリーで、現在は、コミック未収録の話を集めた「ドラえもん プラス」(全5巻)シリーズの第5巻に収録されているので読むことができます。

ちなみに、このエピソードの翌週には特番として「ドラえもんに休日を?!」というドラえもんのオールキャラが大集合するエピソードも放送されたようです。この放送が大山のぶ代さんバージョンのドラえもん最終話となります。このエピソードの原作はコミック35巻で読めます。

あとは、普通に単行本の6巻に掲載されている「さようならドラえもん」というエピソードがありますが、こちらは本当の最終回にしようとして描かれたものみたい。

というのも当時、日テレ版のアニメも一旦終了したこともあって本当に「ドラえもん」を連載終了させようと考えた藤子・F・不二雄が発表したものの、その後も「ドラえもん」の事が頭から離れずに結局、連載を再開させたという経緯があったようです。



ちなみに再開第1弾のエピソード「帰ってきたドラえもん」は、コミック第7巻に連載されています。



あと番外編として(?)ちょこっと述べておくと、未来の のび太が出てくるものとして「のび太の結婚前夜」というエピソードもあります。こちらも公式なもので、のび太が将来、誰とどのようにして結婚するのかが描かれています。コミックの25巻に収録されています。



蛇足ですが、上記以外に、あたかも公式エピソードであるかのように「のび太植物人間説」や「ドラえもんの開発者はのび太だった説」などが都市伝説として出回っているようですが、これらは全て藤子・F・不二雄さんとは無関係の、ファンなどが作り上げた話なんだそうです。紛らわしいですね(^^;僕も一時期、聞いたことがあって大変混乱しました。間違えないようにしましょう☆
 
 
藤子・F・不二雄のすべてというページにもかかわらず、やっぱり、どうしても「ドラえもん」中心になってしまった感もありますが(笑)、藤子・F・不二雄先生の作品は、毎日の世界を面白くするアイデアが満載!

しかも愛情やエール、人間愛、友情の素晴らしさ、夢・希望などを与えてくれる人生のチアリーダー的な作品が本当に多いです☆

ぜひ未読のコミックや、まだ見ていない映画などにも手を伸ばしてみてください☆オススメのエール作品ばかりです♪



ちなみに「ドラえもん」は、全45巻が発売されています。
漫画全巻ドットコムなどで全巻セット販売されていますので、興味のある方は、ぜひコチラからどうぞ~ヽ(´▽`)/

また、「大長編 ドラえもん」は、全24巻が発売されています。
こちらも漫画全巻ドットコムで全巻セット販売されていますので、興味のある方は、ぜひコチラからどうぞ~ヽ(´▽`)/

あと、「藤子・F・不二雄セット (全96冊)」というセットも販売されています。

内容は、

「ドラえもん(1-45巻 全巻)」、
「大長編ドラえもん(1-24巻 全巻)」、
「キテレツ大百科(1-2巻 全巻)」、
「21エモン(1-3巻 全巻)」、
「パーマン(1-5巻 全巻)」、
「エスパー魔美(1-6巻 全巻)」、
「ポコニャン(1-3巻 全巻)」、
「バケルくん(1-5巻 全巻)」、
「T・Pぼん(1-3巻 全巻)」

など。詳しくは、コチラでどうぞ~ヽ(´▽`)/

そして、なんと藤子・F・不二雄の著作を収録した個人全集「藤子・F・不二雄大全集」も公式発売されています!(全4期)

※内容等の詳細はリンク先で確認してみてねん♪(漫画全巻ドットコム)

藤子・F・不二雄大全集 第1期 全33巻セット

藤子・F・不二雄大全集 第2期 全33巻セット

藤子・F・不二雄大全集 第3期 全34巻セット

藤子・F・不二雄大全集 第4期 全14巻セット

 
 
また、映画DVDに関しても嬉しいことに全巻セットが発売されていますので、ご紹介しておきますね☆

「のび太の恐竜」(1980)から「のび太のワンニャン時空伝」(2004)までの25作品と、併映作を収録した永久保存版DVD-BOX↓


ほかにも、ドラえもんは今でも世界中で大人気のため、様々なグッズが発売されていますね。

 


 


 


 


 

「ドラえもん」のような素晴らしい作品がいつまでも何世代にもわたって引き継がれていくのは、現役世代だった僕としても嬉しい限りですヽ(´▽`)/

ドラえもんが誕生するとされている2112年まで、なんとか生きていたいなぁ~☆
 
 
【おまけ】
テレビアニメの「ドラえもん」の主題歌は、僕なんかはコチラがおなじみですが、初期の頃はこのように面白くて元気いっぱいな歌でした♪
 
 
【おまけのオマケ】
「ドラえもん」に登場する、大好物のドラ焼きは、新宿にある「時屋」という店のどら焼きがモデルじゃないかと言われているそうです。

というのも、藤子・F・不二雄先生は、ここのどら焼きが大好きだったそうなので☆

栗入りや生クリーム入りのドラ焼きなんかも販売しているそうです!おいしそう(´ー`)



時屋のどら焼きは、残念ながら楽天やAmazonでは販売していませんが(2014年10月現在)、クリーム入りや栗入りはもちろん、テレビで紹介されたプリンどら焼きや、バタどら、チョコレートどら焼き、はちみつドラ焼きなど巷で人気になっている色んなドラ焼きを探してみましたので、ご紹介してきます。

ドラえもんなら大喜びすることでしょう(笑)

純生クリームどら焼き↓

 


ぷりんドラ焼き(左)と、バタどら(右)↓

 


はちみつドラ焼き(左)と、栗入りドラ(右)↓

 


バタどら(左)と、粒アンたっぷりドラ(右)↓

 


1日に1000個売れる人気のあんこタップリどら焼き(左)と、チョコどら(右)↓

 





最後に、藤子・F・不二雄のざっくり作品年表+ドラえもん大長編一覧表を書いておきますね☆

↓作品年表は、全タイトルは多すぎるので、代表作のみを挙げています。

天使の玉ちゃん (1951年~)デビュー作。共作。「藤子・F・不二雄大全集」第100巻に収録。
オバケのQ太郎 (1964年~)共作。全巻セットはこちら。(全12巻)
パーマン (1966年~)全巻セットはこちら。(全8巻)
SF短編 (1968年~)藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編1~4。
21エモン (1968年~)藤子・F・不二雄大全集 21エモン1~2
ウメ星デンカ (1968年~)藤子・F・不二雄大全集 ウメ星デンカ1~4
モジャ公 (1969年~)単行本はコチラ
ドラえもん (1970年~)藤子・F・不二雄大全集ドラえもん全1-20巻セット
キテレツ大百科 (1974年~)藤子・F・不二雄大全集 キテレツ大百科1~2。
みきおとミキオ (1974年~)単行本はコチラ
バケルくん (1974年~)単行本はコチラ
エスパー魔美 (1977年~)藤子・F・不二雄大全集 エスパー魔美1~5。
T・Pぼん (1978年~)藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん1~3。
チンプイ (1985年~)藤子・F・不二雄大全集 チンプイ1~2。
未来の想い出 (1991年~)単行本はコチラ。(「中年スーパーマン左江内氏」と収録)

↓ドラえもん大長編シリーズ25作(単行本、および映画)

のび太の恐竜 (1980年)F大全集 大長編ドラえもん1に収録。映画DVDはコチラ
のび太の宇宙開拓史 (1980年)F大全集 大長編ドラえもん1に収録。映画DVDはコチラ
のび太の大魔境 (1981年)F大全集 大長編ドラえもん1に収録。映画DVDはコチラ
のび太の海底鬼岩城 (1982年)F大全集 大長編ドラえもん2に収録。映画DVDはコチラ
のび太の魔界大冒険 (1983年)F大全集 大長編ドラえもん2に収録。映画DVDはコチラ
のび太の宇宙小戦争 (1984年)F大全集 大長編ドラえもん2に収録。映画DVDはコチラ
のび太と鉄人兵団 (1985年)F大全集 大長編ドラえもん3に収録。映画DVDはコチラ
のび太と竜の騎士 (1986年)F大全集 大長編ドラえもん3に収録。映画DVDはコチラ
のび太のパラレル西遊記 (1988年)体調不良により連載はなく映画のみ公開。映画DVDはコチラ
のび太の日本誕生 (1988年)F大全集 大長編ドラえもん4に収録。映画DVDはコチラ
のび太とアニマル惑星 (1989年)F大全集 大長編ドラえもん4に収録。映画DVDはコチラ
のび太のドラビアンナイト (1990年)F大全集 大長編ドラえもん4に収録。映画DVDはコチラ
のび太と雲の王国 (1991年)F大全集 大長編ドラえもん5に収録。映画DVDはコチラ
のび太とブリキの迷宮 (1992年)F大全集 大長編ドラえもん5に収録。映画DVDはコチラ
のび太と夢幻三剣士 (1993年)F大全集 大長編ドラえもん5に収録。映画DVDはコチラ
のび太の創世日記 (1994年)F大全集 大長編ドラえもん6に収録。映画DVDはコチラ
のび太と銀河超特急 (1995年)F大全集 大長編ドラえもん6に収録。映画DVDはコチラ
のび太のねじ巻き都市冒険記 (1996年)連載スタート1ヶ月足らずで藤子・F・不二雄さん死去。
F大全集 大長編ドラえもん6に収録。映画DVDはコチラ
のび太の南海大冒険 (1997年)単行本はコチラ映画DVDはコチラ
のび太の宇宙漂流記 (1998年)単行本はコチラ映画DVDはコチラ
のび太の太陽王伝説 (1999年)単行本はコチラ映画DVDはコチラ
のび太と翼の勇者たち (2001年)単行本はコチラ映画DVDはコチラ
のび太とロボット王国 (2002年)単行本はコチラ映画DVDはコチラ
のび太とふしぎ風使い (2003年)単行本はコチラ映画DVDはコチラ
のび太のワンニャン時空伝 (2004年)単行本はコチラ映画DVDはコチラ

あと、「藤子・F・不二雄 大全集」の別冊で「藤子・F・不二雄の異説クラブ」というものも出版されています。

これは、Amazonにある説明によると1988年10月「ワンダーライフ」誌創刊号から1年半に渡り、藤子・F・不二雄が科学とSFをじっくりと語りおろした連載「藤子・F・不二雄の異説クラブ入門」をまとめた幻の著書だそう。

「タイムマシンの秘密」、「ロボットは人間を超えるか」などの話題や、藤子・F・不二雄のSF的好奇心や発想が、さまざまな作品へと展開された実例を、「ドラえもん」はもとより「エスパー魔美」「T・Pぼん」「モジャ公」「SF短編」などから豊富に引用紹介しているらしいです。

最高に面白そう~!ヽ(´▽`)/♪

 

さらに別冊として、「藤子・F・不二雄 まんがゼミナール/恐竜ゼミナール」という本も出版されています。

こちらは、Amazonの説明によると、藤子・F・不二雄のまんが&恐竜入門決定版で、藤子・F・不二雄先生がまんが作法について本格的にまとめた唯一の書と、「恐竜」への熱い想いをまとめた姉妹書をカップリングしているそうです☆
 
 
【おまけのオマケのおまけ】
 
ドラえもんチャンネルに、藤子・F・不二雄先生へのインタビュー記事が掲載されていますよヽ(´▽`)/

⇒ インタビュー前編はコチラ
⇒ インタビュー後編はコチラ

ちなみに、東京都豊島区南長崎三丁目に1952年1982年まで存在した「トキワ壮」という伝説の木造アパートがあったのをご存知でしょうか?

なにが有名って、そのアパートには、手塚治虫をはじめ、「サイボーグ009」の石ノ森章太郎や、「天才バカボン」の赤塚不二夫など、今や著名な漫画家となった人たちが、まだ若手だった頃に集まって住んでいたんですね。

そして、このトキワ壮に、藤子・不二雄の2人も住んでいました。今は老朽化により壊されてしまいましたが、当時のトキワ壮では若いマンガ家たちが夢や情熱を語り合いつつ互いに切磋琢磨していたそうです。

当時の様子は、藤子不二雄Aの「まんが道」などに詳しいそうなので興味のある方は読んでみるのも面白いかもしれません♪

最後に藤子・F・不二雄の生涯を20分にまとめた動画なんかもあるみたいです。
 
 
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